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さて、
先週の木曜日、
KTNテレビ長崎の番組収録に行って参りました。
2月12日(土) 27:35から 約70分
長崎元気推進番組 長崎燈論会~スポーツで長崎を元気にしよう~ http://www.ktn.co.jp/ktn/timetable.html ん?サブタイトルが違うぞ・・・
今回はスポーツではなく、
商店街
であります。
「商店街で長崎を元気にしよう」
司会の川田金太郎さん(ミュージシャン、司会業、その他いろいろ。さだまさしさんの弟子。NHK大河ドラマ「炎立つ」への出演歴も)のリードで、
長崎各地の商店街で頑張っている4人の商店主さんと私が商店街の活性化の話を
座談会風に語り合っているという内容ですが…
すみません。長崎ローカルかつ深夜番組です^^;
ということで長崎の皆さま、どうぞよろしくお願い致します^^
さて、今回はそのままこの内容の話を少々させて頂きます。
収録は諫早のアエル商店街の中にあるウナギ料理屋さんだったのですが、
こちらの商店街、実は、中小企業庁の「がんばる商店街77選」に選ばれているという商店街です。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/shoutengai77sen/idea/8kyuushuu/2_kyuushuu_27.html さて、その中小企業庁のHPでは例えば
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事業の概要
(1)不足業種公募型共同店舗及び駐車場の設置
街区に不足する業種を公募することによって、商店街に不足する業種の充足を図り、地域商業者で共同店舗と消費者からの要望の強い無料(時間制限)駐車場を設置する。
事業の効果
大型店の撤退により、街区に不足することとなった業種が充足されるほか、待ち望まれた無料(1時間)駐車場の設置や市民のまちづくり活動の拠点が創出され、商店街の賑わい再生効果が期待できる。
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のようなことが紹介されています。
これじゃイメージがつかみにくいですので、
実際にこれに関わったアエル商店街の
原田楽器の原田さんから伺ったお話を紹介しますと、
・大型店を運営する会社が倒産した
・生鮮食品を売る店がなくなり、商店街にお客さんが全く来なくなった
・絶体絶命の危機の中で、商店街の中の多くの商店主が団結した。
・大型店の跡地を商店主15人で連帯保証人となって買い取り、新しく駐車場付きの商業施設を立て直した
・その商業施設には地元のスーパーに入ってもらうとともに、駐車場は一定時間無料とした。
生鮮食品のお店が再びできたことと、無料駐車場が出来たことの相乗効果で、この商店街は見事復活を果たしたということなのです。
ちなみに、駐車場の無料時間は商店街の売り上げと駐車料金の売り上げの合計が最も大きくなる絶妙な時間を試行錯誤で探り出したそうです。
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この話になったとき、ほかの商店街の皆さんが一様に感心していたのは、
よくそれだけ団結できましたね ということでした。商店街というのは個々の商店の皆さんの意思統一というのが非常に難しいというのが、活性化にとって一つの大きな課題であるということです。
そして、もうひとつ面白いのは、
「商店街にとって大型店は本来、敵ではない」
と皆さんがおっしゃっていたことでした。
実際、アエル商店街では大型店とは共存共栄が出来ていた、と。
何が困るか、というのは「郊外型の大型店」だと。
商店街の中にある大型店は、人を集めることで商店街全体を潤すのですが、郊外型では人の流れそのものを変えてしまうからなんですね。
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このように商店主の皆さんがリスクを取り、創意工夫で盛り返したアエル商店街でした。
めでたしめでたし
で終わるかと思いきゃ、そうも行かないのです。
前出の原田楽器さん、
「初売りセール。去年も売り上げは厳しかったのですが、今年は厳しいどころかさっぱり売れませんでした」
他の皆さんも異口同音に「商売、本当に厳しいですね」
出演者のひとり、佐々町のメガネ・時計屋さん
尚時堂の中村さん、オプトメトリストという特殊な資格を持ち、あのイチロー選手の眼も見たことがあるというすごい方なのですが、こういう技能のある方でも「出来ることは何でもやり尽くすくらいにやっていますが、いまは坂道をおちる勢いを何とか緩めるくらいしか出来ないです」という具合です。
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商店街の活性化。
非常に興味深く重要なテーマであり、私も調査・研究を深めて取り組んで参りたいと思っているのですが、
個人の努力だけではやはり難しい面があるのだな、とつくづく思ったのであります。
行政(地方自治体)はどのように取り組むのが効果的か、ということもありますが、
最終的にはマクロ経済政策もやはり重要だと改めて思う長崎での一泊二日でありました。
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個人商店の魅力。
いろいろあるとは思いますが、その大きなものの一つは
専門性の高さ
にあると思います。
番組中、私が
「最近、自転車を近所の自転車屋さんで買ったのですが、自転車で道路を走るときは左側通行でないと道交法違反になりますよ、と教えて頂きました。量販店だとここまでは絶対に教えてもらえないと思うんです。こういうところが個人商店の面白いところですね」
と話したところ、司会の金太郎さんが
「そうそう、そうなんですよね。(私の隣に座っていた国見町多比良「塚野米穀」の)塚野さんの米研ぎもすごいですよ。同じ魚沼産のコシヒカリでも、研ぎ方ひとつで味が全然違うんですよ」。
すると、塚野さん
「個人商店は自分たちの良さを発信するところが弱いんですよね」
ちなみに、これに関連する話として、
大村の仏具店、村田神仏堂の村田さんが
地元の商店街での「一店逸品」運動への取り組みの話をされていました。
一店舗ごとに、目玉商品を打ち出すという活動なのですが、
これが何十店ともなると、やってみるとなかなか大変なのだそうです。
このような個々のお店の得意技や魅力を分かりやすく打ち出す、というのは非常に興味深い取り組みですね。
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さてさて、話は尽きませんが、詳しくは番組をご覧ください(といっても長崎県民の皆さん限定でありますが^^;)。
最後に、
とりあえず、今回の番組収録を通して私が知ったり考えたりした商店街活性化のポイントをまとめてみます。
1.商店街に来てもらう工夫をする
地域の状況によってさまざまだと思いますが…
・中核となる施設の誘致または自ら設置(無料駐車場やスーパーなど生鮮食品売り場)
・子供の一時預かり所の設置
・イベントの定期的開催
・ベンチを設置するなど、用がなくとも商店街に来てもらう工夫
etc
2.商店街の端から端まで歩いてもらう工夫
全体としては活性化できたとしても、端のほうにはなかなかお客さんが回らない
という悩みがある場合も。
→端から端まで歩かないとそろわないスタンプラリーなんかしてみると
良いかもしれませんね…
3.来てもらったお客さんに個々の店の良さを理解してもらう
「一店逸品」運動など
それはそれとして、
「
菅さん、
子ども手当は評判も悪いしもうあきらめて、
さっさと素直に景気対策しましょう♪
それと、これをやったらタダでさえしんどい地方経済が
もっとしんどくなりそうな雰囲気で一杯のTPPも
頑張って先延ばしにしてくださいね♪
」
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