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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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549:是清も「カネよりモノ」だと言っていた - 【金(かね)本位から物質本位の思想へ】:高橋是清『随想録』より

2012/09/22 (Sat) 13:23
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「国の借金」カバー表面

「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る

(技術評論社 刊)



消費税、ユーロ問題、TPP、
国の借金、破綻と繁栄の世界史、将来への展望etc…



図表が全部、短い説明文付きの「プレゼン形式」など、
分かりやすくする工夫がいっぱい! 

◯日本の財政余裕度は世界一。世界で一番「破綻」と縁遠い国!
◯そもそも「破綻」した国は、むしろその後、急成長している場合が多い! 


という、「究極の二段構え」の“新常識”で、あなたと日本を元気にします!




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《「国の借金」アッと驚く新常識》の一部をPDFでご覧頂けます!
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その他詳細な内容紹介:
1.“章別の内容紹介”→こちら
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私の著書、「『国の借金』新常識」のアマゾン・レビューで興味深い現象が起きています。


「国の借金」大丈夫だ派の急先鋒である三橋さんの本(「グロ韓」)については、

―――
三橋さんの本はいろいろ読んできました。きちんとデータを示してくれて、説得力のある論理展開がいつも素晴らしいです
―――
というレビューを書いているのと同じ人が、

「国の借金」大丈夫だ!と書いている私の著書については、全否定のレビューを書いているという現象です。


しかも、そのレビューの内容が何とも、破綻論者の皆さんによって今まで使い古されたような内容のオンパレード(=三橋氏がこれまでさんざんそれと戦ってきたような内容)だったりします。


ここまで矛盾した行動を取られるのは、何か余程の、人知ではうかがい知れないような深遠な事情があるのか、とも思われます。

しかし、どうやらこの方がこの「全否定レビュー」を書いたきっかけである、当ブログへのコメント

---
その本を買えば、きちんと説明が有るのかもしれませんが、政府の借金を国の借金と言ってるのは財務省の手先のような悪質なミスリードに感じます。
---

を書き込んだ方のドメインが、全く得体の知れないプロバイダー住所等非公開【訂正】その後住所が公開されているのを発見しました)であるため、これらを総合すると

積極財政派に対する何らかの分断工作

の可能性も出てきました。


分断工作であるならば、なかなか良い線行ってるような気もしますが、いかんせん、スケールが小さすぎるようにも思えます。


それはさておき、以前、当ブログで「批判レビューがあれば、ご質問があったものとして回答を当ブログで掲載します」と宣言していたので、その通りにしたいと思います。


ただ、普通に回答を書くだけだと、本の内容をおうむ返しするだけで終わってしまい、常連読者の皆様には実につまらない内容になってしまうかと思います。よって、できるだけこれまで本やブログで書いて来なかった、新しいネタを盛り込んでおきたいと思います。

―――

新常識など書かれていません。奇をてらったトンデモ本です。
http://www.amazon.co.jp/review/R12IIY9WTE1PNI/ref=cm_cr_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=4774151491&linkCode=&nodeID=&tag=
By アイアンフルーツ 2012/9/16

 

面白く読ませていただきました。タイトルおよび内容に矛盾と誤謬がありますので、あえてレビューを書かせていただきます。



何をもって「トンデモ」、「矛盾」、「誤謬」とするかは、主観的問題であり、人によって違うものと思われます。アイアンフルーツさんにとってはこれが正しいのであり、私にとっては、残念ながら違います。




著者自身がよーくご存じのはずなのに、はじめにタイトルありきで、こんな明るい未来の展望みたいな結論にしたのはなぜでしょう。



結論は「おわりに」に書かせて頂いております。
その内容はネット上でもPDFファイルにて公開させて頂いておりますが、かなりの制約条件を付けさせて頂いております。だから、単純に「こんな明るい未来の展望」となっているものではありません。

例えば、

「アメリカ大統領に重大な影響を与えているような『大金持ち』の人々に、何が彼らの本当の利益となるかということを理解してもらい、納得してもらうこと」

と書いてます。これ、読む人が読めば、かなりきわどいことを書いていることがお分かりだと思います。


また、

 私が皆さんと共有したい「夢」の実現にはそれこそ50年、100年以上の長い歳月がかかるかもしれません。

としています。これは、決して簡単ではない、という認識を示しています。




本が売れないと困るから、こういう趣旨の内容にしたのでしょうが、それが理由としたら、無責任で欺瞞的で不誠実の印象はぬぐえません。



もしこの本のタイトル程度で「無責任で欺瞞的で不誠実」だとすれば、世の中の大半の書籍について、その著者や出版社は「無責任で欺瞞的で不誠実」ではなかろうかと思います。

もっともこの問題についても、主観的問題であり、相対的な問題であると思われますが。



著者が指摘しているように、日本国民の預貯金がなくなりつつあるのですから、国債を消化できなくなる日が来ますよ。



残念ながら著者である私は、「日本国民の預貯金がなくなりつつある」と指摘している事実はありません。

例えば、p.107のプレゼン32で以下のようなグラフを提示していますように、民間の金融純資産は政府の金融純負債以上に増えていることを指摘しています。

日本対外純資産


この事実は「国債を消化」する余裕がむしろ増え続けているということを示すものです。




日本は、外国から借金をほとんどしていないから安心などというのは、現在、GDPの2倍の累積債務があるのに円高という説明にはなっても、

将来安心という根拠にはなりません。





事実として、本書ではそのような将来リスクがあることをしっかり示しております。

p.187において
「少子高齢化で働き手が減ることにより、モノやサービス――食べ物、飲み物、電気・ガスなどのエネルギー、医療・介護サービス、医薬品等々、衣食住を維持するために必要なモノやサービス――が足りなくなってしまうことは十分にあり得ます。」

というリスクを指摘し、

「モノやサービスが不足し、国民の生活が成り立たなくなる、という『物流上の破綻』を防ぐことこそ、政府が果たすべき役割です。」

という対策の方針を明確に示しています。

また、この「物不足を防ぐための対策」については、p.189からp.217で29ページというかなりのページ数を割いて説明しておりますので、お手元にある本書を是非お読みください。

また、p.90のプレゼン28、鳥取城包囲戦の「城内はお金だけがうず高く積み上がり、食べ物がない状態に」も併せてご覧ください。


ところで、経済は「カネではなくモノの充実こそ重要」という考え方について、実は高橋是清「随想録」に以下のように書いています

―――
金(かね)本位から物質本位の思想へ



金(かね)さへあれば力を以て弱いものを征服して行った。
しかるに持って帰った金はいつの間にやら余所(よそ)へ取られて仕舞った。
何故に取られたかと云ふとスペインやポルトガルの国は一時金銀の洪水が漲(みなぎ)ったやうなもので、国民は自分が作る絹で満足しないで他国で作ったものを無闇(むやみ)に買入れたためにその代わりに金銀がドンドンと出て行った。

そこへアダム・スミスと云ふ有名な経済学者が百五十年程前に一国として尊ぶべきは金だと云ふが金ではないといった。
金は前に言ふ通り他の国に取られて仕舞へば無くなるのである。
してみれば金よりは品物が大切である。
物資こそ国富の元だから盛んに物資を作らなければならぬ。
物資は即ち金を取るゆゑんであり金ばかり溜めたって役に立たぬから物を作らなければならぬ、如何にして生産を盛んにするかと云ふことが国富の元であると云ふのがアダム・スミスの経済論の骨子である。

それから五十年も後にアメリカのビリュウスと云ふ学者が同じことを唱へてアダム・スミスの言ひ足らなかったところを補って居る。
物資が大切である、物資を作るところの国民の生産力を作らなければならぬ、これが元であると説いたが、その生産力を増進すると云ふことが今日いよいよ各国共に必要を感じて来た時代になって来たのである。

―――

モノが足り続けることこそ、経済の根本であり、生存の根源であります。カネではありません!



著者は、お金を刷ればよいとの言説ですが、民間金融機関に国債買い入れの資金(銀行にとっての借金・国民にとっての預金)がなくなれば、

法改正して日銀に直接国債を引き受けさせるしかありません。そうなっても大丈夫と言えますか? そこが最大の問題でしょう。

お金を刷っても、ハイパーインフレで、国債を保有している個人や金融機関が大損した敗戦直後の繰り返しになりますよ。




「お金を刷ればよいとの言説」ということが著者である私の言説ではありません。上記のようにモノ不足に陥らないようにカネを使わなければ意味がありません。カネだけあってもモノが無ければ人間は生きていけません。


また、法改正しなくても日銀の国債直接引受けは可能です。

財政法第5条では

特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内

で認めています。

ちなみに、借り換え国債であれば、実際の実務上、すでに特例として認められています。

つまり、

1.通常の金融調節の範囲内で市中銀行に日銀が資金貸付

2.市中銀行が「1」の資金を利用して国債を政府から買い付け

3.日銀が「2」の国債を市中銀行から通常の金融調節として買入れ

4.「3」で買入れた国債の借り換え国債を直接引受け

という手順を踏めば、
特に新しく国会決議を要することなく、直接引受けは可能となります。

要はやる気、意志の問題です。

また、現在の財政法が成立し、戦後の強烈なインフレが終息した後も、しばらくの間、実は日銀は政府に直接貸し付けをしたり、低利で発売されていた短期国債の売れ残りの直接引受けをやっていましたが、ハイパーインフレにはまったくなっていません。

終戦直後は2発の原爆を食らったのを始め、全国主要都市が爆撃で破壊されていたのですから、激しいインフレにならない方が不思議です。


さて、私の知る範囲で国債直接引受けの代表的な例を挙げると

①第1次大戦のドイツ

②第1次大戦のアメリカ

③第2次大戦の日本

④第2次大戦のアメリカ


となります。

①と③は激しいインフレを引き起こしましたが、②、④、つまりアメリカはちっともハイパーインフレのハの字も起こっていません。

要は、モノが足りるかどうかです。本土の破壊をほとんど受けず、供給能力が毀損しなかったアメリカは、国債の直接引受けをしようが何だろうが、激しいインフレになどならなかったのです。
(この辺り、いずれ参考資料付きでもっと正式な文章を書きます)


よって、

「国債を中央銀行が直接引受ければ必ずハイパーインフレになる」

というのは幻想に過ぎません。



江戸時代は中央銀行が存在せず、通貨は中央政府たる幕府が直接発行していました。
しかし、残念ながら江戸時代にハイパーインフレは起こっていません。

ただし、局地的には飢饉、つまり、物流上の破綻は起こっていましたが。




超円安で輸出代替化効果に望みを托すみたいな単純な復活論理は、国民窮乏の中で起こることなんですよ。。

著者は、論理をすり替えて、破たんした国々は、みんな元気に甦っているかのように言いますが、元気に甦ってはいませんよ。

国民は塗炭の苦しみを味わっています。著者はこれぐらい調べていて、よく知っているのに、これはないでしょう。




理論のすり替えとは何を指すのか分かりかねますが、事実として、ほとんどの国は何度かの「財政破綻」を経験しながら、今日の人類史上空前の豊かさを享受するに至っています。

―――
ケネス・ロゴフ ハーバード大学教授らの著書『国家は破綻する』には、「対外債務危機は新興市場経済が先進的な経済へ成長する過程で避けて通ることのできない通過儀礼のようなものである」
―――

とあり、また同書に

―――
「国家としての初期段階では、あのフランスでさえ、すくなくとも八回は対外債務のデフォルト(債務不履行)を起こしている。スペインは一八世紀末までは六回で済んでいたが、一九世紀に入ってから八回を記録して、フランスを追い抜いた。このように今日のヨーロッパの大国が新興段階からのし上がる過程では、今日の多くの新興市場国と同じく、対外債務のデフォルトを繰り返している
―――
という記述もあることは、p.30に引用したとおりです。


また、

「破綻→通貨安→回復→破綻前以上の成長」

というのは世界中でお決まりのパターンです。

本書第1章のグラフをすべてお読みかえし頂いた上で、

当ブログ記事

【経済破綻と回復】
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-83.html

も併せてご参照ください。


もちろん、その過程で過度の格差拡大が生じ、それによって破綻を来たしてしまうこともあるでしょう。

格差拡大を防ぎながら成長するための方策については、

お手元にある本書のp.218からp.240をご覧ください。




ただでさえ、財政規律が緩みっぱなしで、自己保身だけの政と官は、これが怖いからこそ増税に走って自分たちの保身と延命に走っているわけです。



増税は財政規律の緊縮化です。



ならば、さっさと破綻したほうがマシという結論なら、納得できますが、どうしてバラ色の未来に結論付けしたいのですか?



上記のように結論はかなり厳しい条件付きです。
とは言え、第6章および「おわりに」でその対策を詳細に書いていますので、ご参照ください。



超円安の貧乏国家になったら、海外からエネルギー資源も、輸入食品も調達できなくなりますよ。

円を闇雲に印刷するということは、円の価値を暴落させることであって、国民生活は地獄絵になります。




それを防ぐための方策は、前述のとおり第6章に50ページ以上のページ数を割いて詳細に書いておりますので、もう一度お手元の本書をお読みください。



そうなれば連続世界一の債権国家の日本といっても、そのお金もあっというまに枯渇します。これが常識ですよ。

常識に「新常識」などと付けて、煽ったタイトルにしていますが、どうして著者のような見識ある人が、こんなトンデモ本を出すのか、不思議です。




何をもって「常識」とするか、これもまた主観的、相対的問題であると思われます。
もしあなたが、本書の内容をあなたの「常識」と異なると感じられるのであれば、それはまさにあなたにとって常識とは異なる「新常識」であることに他なりません。
著者としてこれ以上の喜びはありません!
心より感謝申し上げます!!






 
 高橋是清のみならず、

 アダム・スミス「国富論」も

 経済は『カネではなくモノ!』

 だったか!



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「国の借金」新常識 バーチャル立ち読みコメント(9)トラックバック(0)|

523:Q&A銀行や国民が国債を買わなくなったら…「銀行が個人預金700兆円を払い戻そうとすると、日銀がカネを刷って銀行から国債等を700兆円買い取る以外方法がありません」

2012/07/21 (Sat) 17:23
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お仕事の依頼その他、廣宮へのご連絡にご利用下さいませ。

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本題の前に、緊迫するイラン情勢について。


どうやら日本語ソースではまだ報じられていない、この重大ニュースから


Hormuz Strait closure bill backed by more than half of Iranian MPs
ホルムズ海峡封鎖法案、イラン国会議員の過半数が支持
http://www.rt.com/news/iran-parliament-hormuz-strait-bill-707/
RT.com 20 July, 2012

Just over half of Iran's parliament has backed a draft law to block the Strait of Hormuz, threatening to close the Gulf to oil tankers in retaliation against European sanctions.
イラン国会の過半数がホルムズ海峡を封鎖する法案を支持しており、欧州の制裁に対する報復として石油タンカーの通り道であるペルシャ湾が閉鎖される恐れが高まっている。

­Lawmaker Javad Karimi Qodoosi, who drafted the document, said 150 of parliament's 290 members had signed the bill, describing the strait as "the world's lock" to which Iran holds the key, the lawmaker said.
法案をまとめた Javad Karimi Qodoosi議員は、290人のうち150人の国会議員が法案に署名したと言っている。
彼は、海峡を「世界の錠前」と表現し、イランがその鍵を握っていると述べた。

And even though the final decision lies with Supreme Leader Ayatollah Khamenei, and the parliament does not really get to influence foreign policy, the move would lend significant political support to a possible decision to close the Strait.
最終決定は最高指導者ハメネイ師次第であり、国会が外交政策を左右することは実際にはないが、この動きは海峡封鎖への決定に重要な政治的支援を与えることになるだろう。

A heavy Western naval presence in the Gulf and surrounding area is a big obstacle for any attempt to block the vital shipping route through which 40 percent of the world's seaborne oil exports passes. Qodoosi dismissed this obstacle.
西側海軍の湾岸周辺地域における重厚なプレゼンスは、世界の海上石油輸出の40%の通過する航路の決定的な閉鎖の大きな障害である。
Qodoosi議員はこの障害を意に介さなかった。

"From a military standpoint, the power to close the Strait of Hormuz is 100 percent there … if we close the Strait of Hormuz, no country will be able to open it", the lawmaker said.
「軍事的観点から言えば、ホルムズ海峡を閉鎖するだけの力は100%ある。もし我々がホルムズ海峡を封鎖すれば、それを開くことのできる国は存在しないだろう」と彼は述べた。





イラン側のこの自信はどこから来るのか、というのは興味深いところですが、今のところ、とにかく緊張がどんどん高まる一方のようです。


米国側の見方が↓こちら




イランが原油施設やタンカー攻撃を計画=米当局者
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_480834
ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版(WSJ) 2012年 7月 20日

米政府当局者らは19日、新たな軍事情報として、イランが原油プラットホームやタンカーへの攻撃などで国際原油取引を妨害する計画を策定していると述べた。

これら当局者によれば、この情報ではイランは公然たる武力攻撃でなくても、ペルシャ湾内外で石油施設に対する攻撃を行う可能性がある。




アナリストらによると、イランは国際的な圧力が高まっている上、同盟国のアサド・シリア政権が内戦で存続の危機にあることから、反転のためのオプションを検討している可能性がある。

 米国防総省はイランがホルムズ海峡を封鎖する恐れがあると警告しているが、米政府当局者やアナリストは、イランは同海峡を機雷で封鎖しようとすれば米国の攻撃に遭うと判断しているようだとみている。

 しかし、米当局者によれば、イラン政府内では革命防衛隊の特殊部隊や外部の代理勢力を使ってペルシャ湾外も含め石油施設を攻撃すれば、米軍による直接の反撃を避けることができるとの見方もある。

 ある米高官は、「イランは予測不可能だ」と語る。米国防総省当局者は、イランがタンカーの航行を妨害したり、石油関連施設を攻撃したりできる態勢をとっている証拠は何もないとしながらも、同国の意思ははっきりしているようだと警告する。

 米政府当局者は、軍事情報の出所などは明らかにしていないが、アナリストによると、イラン国内の報道や国会議員の発言からみて、イラン原油の禁輸 という新たな国際制裁を受けて、イランはペルシャ湾でこれまでよりも攻撃的な行動に出る可能性がありそうだという。米欧の原油禁輸措置によりイランの原油輸出が落ち込む一方、原油価格は相変わらず低迷しており、同国政府は厳しい状況にある。

 米政府がこの軍事情報を受けて対応を協議することにしたのには、イランの暴発を未然に抑えたいという意向もある。ある高官は「イランが石油施設を攻撃すれば何らかの反応を引き起こすことを、イランに分からせておく必要がある」と語った。

 米国の軍事問題シンクタンクである戦争研究所の上級海軍アナリストで第5艦隊の作戦担当だったクリストファー・ハーマー氏は、「最悪のシナリオは、イランが原油市場を動揺させるために船舶を攻撃すると決め、強力な反撃を受けない形で実行することだ」との考えを示した。






このWSJ記事の注目点は、前回の当ブログのエントリーで書いたような

シリア情勢がイランの行動に影響を及ぼす可能性

・イランがアメリカの同盟国の石油施設攻撃などを直接・間接に実行する
可能性(協力者によるテロ含む)

を指摘
していることになります。



「孫子」では戦争は始まった時点で勝負が付いており、始めるまでの準備が勝敗を決める、というようなことを書いています。

両陣営とも着々とその準備を進めている
というのが現状と言えるでしょう。

つまり、もはや「戦争はいつ始まるか」の段階ではなく、「完全に進行中」という段階であるわけであります。



原油は「原油価格高騰」の問題はあるにせよ、日本には官民合わせて200日の備蓄があるので、まだ良いですが、原発がほとんど動いていない今、電力供給の45%を占める天然ガスは法律による備蓄の規定がなく、2~3週間程度しか持たないとされています。

よって、原発再稼働問題(少なくとも再稼働に向けた安全投資や準備)や、
いざというときの対処のためには政府による大幅の歳出増加が避けれられないのですから「国の借金問題」は、
いやが上にも喫緊の重大課題
と言えるでしょう。






ちょっと前置きが長くなりましたが、本題です。

前回ご紹介した「らばQ」をお読み頂いた方からコメント欄


「銀行や国民が国債を買ってくれなくなった場合はどうなるでしょう?」


ご質問を頂きました(本もお読み頂けるとのことで、ありがとうございますm(_ _)m)


ということで、これについて簡単なモデルを使って検討してみましょう。


まず、銀行について。



ですが、まず日本を取り巻くマクロの環境についておさらいです。


現在、日本の国全体の負債は97年以降、横ばい、ないし、微減傾向にあります。

その中で民間負債が減少し、政府の負債が増加、という状況です。

つまり、政府の負債が増えるのと入れ替わりで民間の負債が減っている状況です。

これが15年にわたって続いている、ということが、日本経済の世界における特異点であります。



blog_import_4c51872256dd4.gif
日本銀行「資金循環統計」より作成 (負債は株式・出資を除く)



これは、

デフレ、物価下落の傾向が続き、国全体として売上や粗利(売上総利益)が伸び悩むなか、企業が借金をしてまで新規投資をすることが減っていることや、個人も給料の伸び悩みで借金を控えている、というようなことが原因です。

それゆえ、政府が借金を増やしながら経済を維持している状態、ということになります。


なお、政府支出は96年ごろから横ばいまたは減少であり、政府支出の伸び率は世界最低であり、

GDP=民間消費+民間投資+政府支出+純輸出

の足し算に従い、どの項目も伸び悩む中で、名目GDPも、その伸び率は世界最低です(過去10年でも過去15年でも、政府支出も名目GDPも伸び率は世界最低。IMF WEOデータ参照)。


なお、

政府支出が伸びないのに政府の借金が増えるのはなぜか


というのは、それは積分の問題です。






要は、毎年の積み重ねということですが、詳細は3年前のエントリー

【支出抑制でも借金増のナゾ】
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-209.html

をどうぞ。



さて、

「デフレ不況の中で、民間が借金をどんどん減らしている」という状況を前提にして、

以下のような銀行のモデルを考えます。


まずは、デフレ不況前、民間への貸付が盛り上がっていた時期の状況の模式図です。

※かなり単純化していますよ!


銀行は、預金者から預かっている預金(もちろん、借金!)と自己資本の合計100兆円を、まるごと民間への貸付に回している、とします。


銀行1


民間貸付の受取金利が5%

預金の支払金利が3%


とすると、

利ざやが、

100兆円×5% - 90兆円×3% = 5兆円-2.7兆円 = +2.3兆円

となります。


次に、デフレ不況の進行に伴い、

民間が借金を減らし、銀行の民間貸付が50兆円減り、銀行が回収した現金50兆円をそのまま持っているケースを考えます。

(もちろん、現実には1200兆円の預金があるのに預金取扱銀行の現金保有はわずか8兆円です。銀行が50兆円もの大量の現金を持つことはあり得ませんが、あくまでも簡単のため。)




銀行2
 

現金はの受取金利はゼロです。

一方、預金の金利は支払う必要がありますから

利ざやがマイナスとなりました。

これ以外にも、銀行は従業員への給料支払いや光熱費その他もろもろの経費が掛かるので、もっと赤字がかさみます。


そこで、救世主、ザ・日本国債の登場、となります。


民間部門で借りてくれないおカネを、政府が借りて利息を支払ってくれることで、

銀行経営が成り立つ
ようになりました。




銀行3


また、もっと言うと、

銀行の信用度を左右する自己資本比率の計算上、国債の保有は民間向け貸付よりも有利になります。

自己資本比率= 自己資本÷リスクアセット

で、リスクアセットとは文字通り「危険性のある運用資産」です。

そして、国債はリスクがゼロとみなされており、国債で運用している部分はリスクアセットに入りません。

金融庁資料参照≫


民間向けのリスクアセットのウェイト付はモノによってまちまちですが、

とりあえず平均を100%としましょう。

国債はウェイトがゼロ%です。また、現金もウェイトはゼロ%。


最初のケース(銀行が民間貸付のみ)では

自己資本比率 = 自己資本10兆円 ÷ 民間貸付100兆円×100% = 10%

2番目(現金半分)と3番目(国債半分)のケースでは

自己資本比率 
= 
自己資本10兆円 ÷ (現金または国債50兆円×0% + 民間貸付50兆円) 
= 20%

となります。

なお、
自己資本比率が高くなると、信用力が高まり、預金の金利を下げることができる可能性も出てきます。

その場合、国債保有の比率を高めると、銀行は運用利回りが減りますが、預金に対する支払利息が減り、その分、利ざやが稼げるようになります。

このような観点からも国債保有のメリットは高いのです。
 
これに加えて、民間の借金が減って日本円建ての運用先探しに苦慮している、という側面もあります。


銀行としては、民間から回収して有り余っている資金を遊ばせておくことはできませんので、為替リスクがゼロであり、安定的な収入源である国債を買わざるを得なくなります。


但し、預かっている預金の構成が長期預金が多いか、短期預金が多いかによって、銀行の国債運用の短期、長期の配分が影響を受けるでしょう。


例えば、10年定期で預かっている預金であれば、銀行は安心して10年物の国債を買うことが出来ます。
しかし、長期といっても金利が低すぎて、長期預金などやってられるか、という預金者が多ければ、短期の預金、特に、いつでも払い戻しに応じなければならない普通預金や当座預金(要求払い預金)の割合が増えます。

そうなると、銀行は価格変動リスクのある長期国債の買い入れを減らし、価格変動リスクの小さい短期国債の買い入れを増やすことになります。

そうなると、政府は長期国債の発行が難しくなり、短期国債や変動金利国債の発行を増やす必要が高まり、事務処理や資金繰りに関して「面倒」なことが増えることになります(短期だと借り換えの頻度が増えるので何かと面倒)。


銀行に関してはこんなところでしょうか。



次に、個人が国債を買わなくなる、というよりは、個人が銀行を信用しなくなって、預金からタンス預金にシフトしたケースを考えましょう。

個人は銀行に預金を預けることを通じて、間接的に国債を買っています。

しかし、個人が預金をごっそり引き出し、タンス預金に切り替えるとそうは行かなくなります。


個人の預金は700兆円ですが、これがまるごとタンス預金になることを考えてみましょう。


もちろん、日本円の現金は80兆円程度しかないので、これは完全なる“SF(サイエンス・フィクション)映画”的物語ですが、まあ、簡単のために、やってみましょう。


さきほど、預金取扱金融機関は8兆円しか現金を保有していないと書きました。


となると、700兆円の銀行預金の払い戻しを実現するには、

日銀が700兆円のお札を増発する必要性があります。

でなければ、銀行は預金の払い戻しができません!

(ちなみに、戦前の預金保険機構など存在しなかった時代は、しょっちゅう銀行の取り付け騒ぎが起きていましたが、日銀は取付騒ぎで銀行がバタバタ倒れるのを防ぐためにそういった際には日銀券(お札)をバンバン増発しました。
「昭和金融恐慌」のときに裏面が真っ白のお札を発行したのはそのためです。

まあ、今回の極端な事例もあながち完全な絵空事とは言えないわけです。昔、普通にやっていたことの大規模版、と考えて良いでしょう。)


さて、日銀は700兆円のお札を増発しました。

それは具体的にはどういう手続が必要でしょう?

一般銀行は、個人の預金者から700兆円の払い戻しを請求されているので、700兆円の現金を調達する必要があります。

そのお札を用意する権限を与えられているのは日銀だけです(もちろん、政府でも「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の規定に従って用意できるかもしれませんが)。

すると、日銀は700兆円のお札の印刷を、独立行政法人・国立印刷所に発注し、それをタダ同然の金額(細かいことを言うと1枚当たり16円程度)で買い取り、その700兆円分のお札を銀行に渡します。

そしてその時、日銀は銀行から国債を中心とした700兆円分の資産を買い取ることになります。

そうです、

日銀が国債を買うことになるわけです!





個人が「銀行も政府も信用ならん!タンス預金deゴーゴー」となって、700兆円もの預金を全部引き出したとしても、その700兆円を物理的に用意する過程で日銀が国債をその分買い取らなければならない、ということになります。


ギリシャ国民の不幸は、このような「ギリシャ銀行がギリシャ国債をタダ同然で増やしたお札で買い取る」ことが全く出来ないことにあります。


なぜなら、ギリシャ国債はユーロ建ての借金であり、ギリシャ銀行はユーロを勝手に発行する権限を持たされていないからです。





なお、「民間個人がすべて、金融機関に預金などせずタンス預金にした」となると、それはすなわち、どんな家にもまとまった現金が存在する確率が極めて高い、ということになります。

そうなると、「いっちょ押し込み強盗でもやったろか」という犯罪者が国内外から押し寄せ、日本国中が阿鼻叫喚の地獄と化すことになるでしょう。

その観点からも、「700兆円まるごとタンス預金モデル」は現実的ではありません。





以上から、

・ほぼ100%日本円建てである日本国債を、日本の銀行や個人など民間部門が買わなくなる、ということは考えにくい。(ただし、短期預金の比率が高まることで、短期国債の比率が高まり、それによって財務省の仕事が増える、ということはあり得る)

・ほぼ100%日本円建てであるため、日本国債は、最終的には日銀が無限に買うことが可能であり、政府が資金繰りにほんとうに困ってしまう、ということは考えにくい


ということになります。


最終的な問題はインフレだけです。

もっと本質的には生活に必要な物資の欠乏です。

カネは日銀が無限に作れます。しかし、エネルギーや食糧などのモノは無限ではありません。

無限に作れるカネを有効に使うことを通じて、生活を維持・向上させ続けることが「国の借金問題」の本質であり、政府の本当の役割です。


また、最近当ブログで集中的に取り上げているイラン問題もその観点から非常に致命的で重要な問題なのであります。




 そうか。

 700兆円の個人預金を全部払い戻そうとしたら、

 手続き上、

 日本銀行が国債を700兆円買うほかない、か



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1.“章別の内容紹介”→こちら
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517:世界史上空前の大復活:アメリカのわずか30分の1から始まった戦後日本経済の奇跡  《「国の借金」新常識》バーチャル立ち読みコーナー開設しました+「企画こぼれ話」も

2012/07/12 (Thu) 15:42
新著 「『国の借金』新常識」

お陰さまで、書店での売れ行きはかなり好調(!)なのだそうです。
(出版社の担当者から興奮気味に電話で連絡を受けました!)

皆様、ありがとうございます!!



「『国の借金』新常識」

バーチャル立ち読みコーナー



① はじめに、特徴、目次
http://www12.plala.or.jp/YNHiromiya/1_はじめに+特徴+目次_国の借金新常識.pdf

② 第1章(前半10ページのみ)
http://www12.plala.or.jp/YNHiromiya/2_第1章(前半10ページのみ)_国の借金新常識.pdf

③ おわりに ~著者が読者の皆さんと共有したい夢~
http://www12.plala.or.jp/YNHiromiya/3_おわりに_国の借金新常識.pdf


その他、詳細な内容紹介:
1.“章別の内容紹介”→こちら
2.“5つのことわざで分かる、簡単マクロ経済入門”→こちら







私も個人的に近所の本屋さんを見て参りましたが、


ある書店さんではあまり人の流れのない「財政論」のコーナーに平積み
→平積みの山が減っていなかった

別の書店さんでは人通りの多い一般経済書のコーナーに平積み
→平積みの山が明らかに減っていた


という具合でした。

この”比較サンプル”からしますと、おそらく、

少しでも「立ち読み」して頂ければ、
「いっちょ、買ってみたろか」と思われる方が多い

のではないか、と感じました。



また、出版社からも、

より多くの皆さんに「立ち読み」して頂きましょう、てな具合
になりまして、

当ブログにて”バーチャル立ち読み”用のPDFを公開させて頂くこととなりました。

上のリンクです)





そして、今回はオマケとして

第1章の「プレゼン2」の3Dバージョンを掲載します。


他でもない日本国民が起こした

「世界史上空前の奇跡」を、

ビジュアル的に表現してみました。




では、どうぞ!



プレゼン2_3Dバージョン

※データ出典は「『国の借金』新常識」の巻末p.253に記載しています。







そして、オマケ その2

企画こぼれ話みたいなことも書いておきます。


今回の本、ことの起こりは去年の8月、ほぼ1年前ですが、技術評論社の編集の方から、当ブログに内緒コメントでちょっとした熱いメッセージを頂いたのがきっかけでした。

それで色々とやり取りするうち、

私の方からは↓こんな提案をしてみました:


基本コンセプト:

・とにかく、
 「国の借金」に関する、できる限り正確な話を、
 できる限り幅広い皆さんに知って頂きたい


基本方針:

・従来の経済本の主要購読層はビジネスマン、40代以上の男性
 →これを、特に若年の男女にまで広げたい


内容の方針:

・可能な限り分かりやすく、読みやすくする。

・なおかつ、経済に詳しい40代以上の男性の皆さんにも読みごたえがある内容
 にしたい。



表紙デザインの方針:


若い女性に訴求する(少なくとも拒絶されない)、かつ、40代以上男性にも好まれる
 →従来の購読層を弾き出さない。
  かつ、従来の購買層以外の人々が経済本を読む上での
  心理的障壁を取り除くようなデザイン

・つまり、「スタイリッシュなデザイン」
 望ましくは
 「スターバックスでコーヒーしながら読める、いや、
  むしろ積極的に読みたくなるようなデザイン」



ということで、実際に打ち合わせは、私の住んでいるところの近所、新神戸駅から徒歩15分のところにある、異人館を改装したスターバックスで行わせて頂きました。




スターバックス 神戸北野異人館店



新幹線の新神戸駅に迎えに行った私から

北野町の名前は、平清盛が神戸に遷都した際、
 京都の北野天満宮の分社が作られたことに由来するんです

とか

・オシャレな雰囲気は私も好きですが、
 これはある意味では不平等条約の爪あとであるのです

とか、

・この近くの生田神社は南北朝の争いのとき、
 南朝方の新田義貞が本陣をおいたのです

などの歴史ウンチクを聞かされながら、大汗をかきながら”異人館スターバックス”にたどりついた編集氏なのでした…



いや、脱線してしまいやしたが、

さて、上記のコンセプトで出来上がったのが、

↓これです。


「国の借金」カバー表面


これを「オシャレでスタイリッシュ」と言えるかどうかは、読者の皆様のご判断にお任せしますが、


文字で書くと

「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る


という、

あまりにもコテコテなタイトルを、

ここまでソフトタッチなデザインにして下さったデザイナーさんと、

このコンセプトをずっと大切に心のうちに留めてデザイナーさんにしっかり伝えて下さった編集者の方には、

私としては本当に心から感謝!!!

といったところなのであります。



なお、表紙に登場する「白と黒のオウム」

編集氏いわく、


 ちなみに白・黒のオウムは
 『世上白といわれていることが実は黒のこともあり、その逆もしかり』
 という二面性のメタファー(比喩)
のつもりです。

 白・黒の2色があってかわいめの動物を
 ということでオウムをチョイスしました。


とのことであります。




さて、最後にもう一つのオマケ(その3)。

企画段階で私のほうで書きました、

「この本を手にした40代男性の課長と20代女性部下の会話シーン」です。




[想定場面] 40代男性とその会社の部下・20代女性との会話


部下:
「課長、それ何の本ですか?なんかそのデザインが気になります」



課長:
経済の本だよ。分かりやすくて面白い



部下:
「えええ!?その表紙で経済の本なんですか?全然そんな風に見えないですね。どんな内容なんですか?」



課長:
国の借金が大変という思い込みのせいで、俺たちの給料が減っている、ということを分かりやすく書いている。」


部下:
「でも、国の借金って大変なんじゃないんですか?」



課長:
「それがどうやら違うらしい。
そもそも国の借金が増えないことには俺たちは貯金を1円も増やせないというのが経済の仕組みだということなんだ。

無理に国の借金を減らすと会社の売上も俺達の給料も貯金も減る。
図とかデータで言われてみると確かにそのとおりなんだよなあ。」



部下:
「へー?でも日本もギリシャみたいになるって、よくテレビなんかで言ってますけど、それはどうなんでしょう?」

課長:
「それも違うんだよ。
ギリシャなんかは海外からどんどん借金しているから大変だが、
逆に日本は海外にどんどんカネを貸している
それに国の借金が増える以上に民間、つまり俺たちの貯金が溜まり続けている。
まあ、俺の貯金はほとんどカミさんと子どもに消えちまってるけど、持ってるやつは持ってるんだな。
だから全然違うんだ。

その考えで行くと、年金も本当は大丈夫ってことになる。
国の借金を気にし過ぎてちっとも景気対策できない、
ってなると震災や原発事故からの復興もできないし、
日本がモノ作りできなくなってしまう。

そっちのほうがよっぽど怖い…。

お金なんて日銀がいくらでも刷れる。
そのお金の価値というのはモノが足りるかどうかで決まる。
だから、お金の価値を支えているのは極端な話、俺たちサラリーマンてことなんだ。確かにその通りだよ。

日本はもうダメかも知れんと思っていたけど、そんなことはない。
「モノ作りは俺たちに任せろ!日銀や政府はどんどんカネを刷ったり国債を発行したりしてろ!」ってことだ。
とにかく、希望を持たせてくれる本なんだ。

君が俺くらいの年になるころには、日本がジリ貧になっているどころか、
景気が良すぎて仕方がない、なんてことになってることもあり得る。

そう思わせてくれる、元気になれる本だよ。

それに、俺たちビジネスマンは単なる思い込みでなく、
事実に基づいて自分の頭で物事を考えるのが基本。

それを改めて思い出させてくれる、本当にいい本だ」



部下:
「デザインもカワイイし、なんだか面白そうですね。
私も読んでみようかな。タイトルどおり、課長も癒されているみたい(※注)ですし!」


※注: 
当初は「経済セラピー(経済の本なのに、なぜか読んでいると癒される本)」というコンセプトのタイトルを提案していました。
なお、各章の冒頭に書いている「処方箋」というコーナーは、そのときの名残りだったりします。






とりあえず、

『日本人が起こした

 世界史上空前の奇跡

 敗戦日本の大復活!!!』

の3Dバージョンのグラフを見て

元気が出たぜ!



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512:ことわざで分かる経済入門 - 「『国の借金』アッと驚く新常識」、本日発売です♪

2012/07/04 (Wed) 13:15

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※このエントリーの内容紹介の他、
 
内容紹介の
前編(章別の内容紹介)
 本の一部をPDFで読める
「バーチャル立ち読みコーナー」
も是非、
 御覧ください!




まずは、昨日の補足です。

例の消費税増税の前提条件の附則十八条のところで

---
平成二十三年度から平成三十二年度までの平均において名目の経済成長率で三パーセント程度かつ実質の経済成長率で二パーセント程度を目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施その他の必要な措置を講ずる。
---

とあった件です。

これに関してコメントを頂いて気づきましたが、

平成23年度すなわち2011年度の実績
は、

内閣府の国民経済計算によりますと

名目 -2.0%
実質 -0.0%


です。

完全に平均成長率の目標を下回っています。


つまり、この目標達成には、いやが上にもアクセルを踏み込まなければなりません。

ということは、
仮にこの法案が成立すると、以降の政権は、消費税の税率を8%と10%に引き上げ、あるいは維持するためには、このキツい成長目標を背負わされ、常にプレッシャーを掛けられ続けることになります。

もちろん、忘れていたとしたら、しっかり思い出させて差し上げましょう♪


ついでに書いておきますと、日本経済は少々アクセルを踏み込んだからといって、そう簡単にオーバーヒートなどしません

最高に景気が良かった1990年と比べて、世の中、どれだけ便利で、効率的になったでしょう?

20年前、パソコンなど貴重品でした。

20年前、インターネットなどありませんでしたはごくごく限られた人々のものでした(1992年には日本で初の商用インターネット・サービス・プロバイダーが設立されていたのだそうです。当時高校生の私は全く存在を知りませんでしたが!)

20年前と比べて、ガソリン車の燃費効率は2割程度、改善しています参考資料1参考資料2)。



現代なら、
「ネットで一番安い値段で最新型のハードディスク・レコーダーを売っている業者を探し出し、東京から発送してもらって翌日には鹿児島に届けてもらった」

というようなことは当たり前のように出来ますが、
20年前にはそんなことは完全に不可能事
です。



この世界、過去数十年でどれだけ効率的になったでしょうか?

我々は、一体どれだけ「アホみたいに」恵まれた環境に生きていることでしょう?

我々が更なる豊かさを享受できるかどうか、
それは、いま既に手に入れているこの史上空前の豊かさ、
史上空前の効率の高さを活用できるかどうかにかかっています。


そしてそれは、我々がそれを活用する意思を持つかどうかという選択に掛かっています。


私の意見ではこれはもはや、経済学の問題ではなく、心理学の問題です。




といったところで、今回の本題です。


【5つのことわざで分かる、超簡単マクロ経済入門】


先般からご案内しております、私の新著ですが、

日本において古来から馴染みのある、5つのことわざで「マクロ経済の基礎の基礎を理解できる」ということも重要なコンセプトになっています。


その5つのことわざとは


1.「金は天下の回りもの」(第4章)
  →あなたの財布から消えたおカネは世の中から消えずに、世の中を駆け巡る

2.「人を呪わば穴二つ」(第6章)
  →人の不幸を望めば、あなたが不幸になる(他人を貧乏にすれば、
    自分もいずれ貧乏に…)

3.「情けは人のためならず」(第6章)
  →人の幸せを望めば、あなたも幸せになる(他人が裕福になれば、自分も裕福になれる可能性が高まる)

4.「人間万事、塞翁(さいおう)が馬」(第1章)
5.「禍福はあざなえる縄のごとし」(第1章)
  →人も、国も、何が幸いするか分からない→「破綻=終わり」ではありません!



1~3
は、マクロ経済でいうところの「乗数効果」のことです。

富を独占しようとして自分以外の人々をひたすら貧乏にしてしまうと、誰もあなたの商品を買えなくなるので、いずれ自分も貧乏になります。

自分の繁栄
を永続的なものにするためには、自分と自分以外の全ての人々が同時に繁栄するのが最も効率的、ということが、マクロ経済が教えてくれる最も重要なこと、というのが私の意見です。



4、5は、これは廣宮独特の見解で、破綻した国がむしろそれを契機にその後急速に成長することが多いということを指しています。

ある国の「破綻」を見て、「やあ、おかわいそうになあ」と高をくくっていると、のちのちになって「ありゃ、本当にかわいそうだったのは、ワシ自身だった」と思うハメになりかねません。

それは、「第二次大戦後50年において、最も繁栄したのはどこの国だったか?」ということを考えることによってリアルに体感できるでしょう。
その国がどこ国かと言えば、もちろん、皆さんが最も良く知っている、あの国のことです。


このような形で、ことわざとか格言を各章の冒頭の「処方箋」コーナーに配し、経済について親しみを持って頂き、分かりやすくしようと試みたのがこの本の大きな特徴です。



【読みやすさについて】

ちなみに、私の親戚のおばちゃん、いや、親戚のおばさま がいまして、
私のこれまでの本、「さらば、デフレ不況」とか「国債を刷れ!」は
ほとんど1ページも読まなかった
(というか、読む気が起こらなかった)のでした。
それが、今回の「『国の借金』新常識」は、少なくとも第4章まではスラスラ読めた、と言っています。


確かに、第5章「国連報告書」に出てくる5つの「財政余裕度の指標(Fiscal Capacity Indicators)の解説や分析などをガッツリ書いているので、少々とっつきにくいかもしれません。(それでも、かなり分かりやすくする努力を費やしてはいますが^^;)

「ここはちょっと」と思われた場合は、第5章は、最初の処方箋だけ読んでいただいて、本体は読み飛ばし、第6章に飛んで頂ければと思います。

第6章と、そのあとに続く「おわりに」読み物的な内容になっていますので、再び読みやすくなるのではないかと思います。


また、ちなみにですが、
今回の「『国の借金』新常識」でものすごく分かりやすい文章を心がけて書いていたあとで私自身、「さらば、デフレ不況」を読むと、自分が過去に書いた本なのに、何とも小難しいものに思えるくらいでした。

何せ、4ヶ月かけて最初に一度原稿を書き上げてから、再び4ヶ月かけて分かりやすい文章に変換する作業をしたくらいなので、私の以前の著書と比べると、かなりスイスイ読めるように仕上がっているのではないかと思います。


そのことは、少なくとも
私の親戚のおばちゃん、いや、親戚のおばさまによって”証明”されています(サンプル数が少ないですが!)




【「批判」をできる限りひかえ、「利益誘導」型の呼びかけを心がけました】

以前の当ブログでも書きましたが、近頃の私は、

人を否定したり、批判するのはできる限り、しないようにしています。

とはいえ、ある程度はやっちゃっていますが^^;、それでもかなり意識的に減らしています。

今回の本もその方針でして、まあ、分かりやすさのために最低限の批判的な書き方の箇所はいくつかありますが、それは「そのような考え方は、このような根拠から正しいとは言えない」という形にして、出来るだけ個人批判とならないような形になるよう心がけました。

その背景にあるのは、「孫子」に出てくる

(1)智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う
 →知恵のある者は、何事も必ず利害計算に基いて判断する

(2)囲師(いし)は必ず闕(か)け
 →”囲師”とは包囲する軍隊の意。相手をすき間なく包囲し、
   追い詰め過ぎると却って自分が痛い目にあう。
   相手の逃げ道を用意しておいたほうが結局はこっちも得ですよ、
      という意味合いになります。
   類義語は「窮鼠(きゅうそ)猫を噛(か)む」

という二つの言葉であります。


(1)は利益誘導でこちらの考えを納得してもらう、ということです。

(2)は自分と考えが違う相手を追い詰め過ぎない、ということです。



この二つの言葉は、今回の本には直接出てきませんが、「おわりに」には、その思想が
とくに色濃く反映されています。



(1)の利益誘導でこちらの考えを納得してもらう、という発想については、以下のような感じです。

上で書きましたマクロ経済の本質を表すことわざ

「人を呪わば穴二つ」

「情けは人のためならず」


に基いて考えれば、富を独占しすぎたりすることなく、格差拡大はほどほどにしておいたほうが、大企業も大金持ちも、結局は長期的にお得ですよ、と呼びかけています。



強欲、すなわち、富を失う恐怖は、「不足」に基づいています。

これが間違いの元です。

「世の中の富は限りがある」という「不足」の概念こそ、

「富を独占したい」という強欲の根源です。



しかし、これはマクロ経済の基本概念をしっかり理解することによって回避することが可能です。

「不足」を「充足」に変えるには、

1.カネは無限であることを理解すること

2.本当のとはカネでは無く、モノの充足であるということをしっかり認識すること

3.モノを充足させ続け、つまり、富を増大させるためには、
  無限であるカネを有効に使って不断の技術開発を効率良く行うことが鍵
  になる、ということを、しっかり理解すること


これが、今回の新著で最も重要なメッセージとなっています。


すなわち、

「不足」に基づく強欲資本主義の経済論

から

「充足」に基づく安定的継続的繁栄の経済論

への転換の提案


であります。






そして、私は最近、次のようなことを考えています。


「ある人のある時点での考えというのは、
 その人にとってその時点で完全に正しい」



例えば、

「国の借金が大変だ!日本はギリシャのようになる!」

と考えている人がいるとしたら、それは、現時点でその人にとって、完全に正しい、ということです。


ある人が、ある時点において、ある考えを抱くに至る、ということは

・先天的要因:  遺伝による影響など

・後天的要因:   親、親族、友人、教育、メディア報道その他、
             生まれた後に接した情報による影響

によって、
その時点までにその人の内部に形成された価値観によって
決定づけられます。



それゆえ、ある人が現時点で、「国の借金が大変だ!日本はギリシャのようになる!日本終了!」と考えるのは、その人にとっては完全に正しい、ということになるのではないかと思うわけです。


逆に、

私が現時点で、今回の新著に書いているように、

「日本はギリシャとは何から何まで正反対。そう簡単に破綻しませんし、がんがんアクセルを踏み込んでもそう簡単にオーバーヒートしませんぜ!」

と考えているのは、



・先天的要因:遺伝による影響など

・後天的要因:親、親族、友人、教育、メディア報道その他、生まれた後に接した情報による影響

によって、現時点までに私の内部に形成された価値観によって決定づけられており、

私にとって、完全に正しい、ということになります。


このように捉えると、考えが違う人がいても、あまりイライラせずに済むように思います。

といいつつ、先日、「こら、IMFのおっさん」などと口走ってしまいましたが、それはそれで、「その時点での私にとって完全に正しい」考えであったということで^^;

(もちろん、この発想を刑事犯罪の擁護に使ったりすべきではありません!


いずれにしましても、ある人の考えを、他の人が強制的に変えることはできません。

仮に、ある人々を「国の借金は大丈夫なんじゃー!」と、無理に押さえつけることが出来たとしても、そのようなアプローチ(直接的アプローチ)では何かのきっかけでより大きな反発、より大きな抵抗が生まれることになるかも知れません。

それよりは、利益誘導で、「こっちの考えのほうが、あんさんにとっても得なんやでー」というジワジワっと広げて行くようなアプローチ(間接的アプローチ)でやったほうが、より広範囲の人々に、より長期的な利益をもたらすのではないかと思う、今日この頃です。





最近、友人がやたらに薦めるので、

心を空にする―中村天風「心身統一法」の真髄

という、

中村天風元陸軍特務機関員。結核で死を宣告されたあとインドにわたってヨガの修行をつみ、帰国後、事業家として太成功するも、思うところあって私財を投げ打ち、波瀾万丈の人生体験から確立した自らの思想を広める活動に専念)の思想を簡単にまとめた本を読んだのですが、

その中で、

「人の心はこの広大無辺な宇宙よりもさらに広い」という考えに接しました。

大自然に接すると、「俺はなんてちっぽけなんだ!」という感想を抱く人が多い(何を隠そう、私もその一人でした!)ですが、

この天風流で行けば、

大自然に接して「我が心はこの大自然よりもさらに広大である」

という、極めて愉快な発想をすることになります。


今後、本を書くときには、このような発想を可能な限り反映したような本を書きたいなあ、と思っております。




さて、



「 

 なるへそ、

 マクロ経済は

 『人を呪わば穴二つ』

 『情けは人のためならず』

 か!



 『公共工事はバラマキだ!』
 
 と言っていると、

 いつか自分が”死ぬほど”痛い目にあうだろうし、


 「災害対策は素晴らしい!」

 と言っていれば、

 いつか自分も”死ぬほど”感謝すべき恩恵を受ける

 こともある(色々な意味で)・・・。


 そういうことですな!



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506:新著”国の借金 新常識” ― アマゾンで予約開始しました♪

2012/06/27 (Wed) 12:48
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企画開始から、ほぼ1年。ようやく出ます…


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・図表がすべて「プレゼン形式」
  グラフや表は全部、短い説明文を付けたプレゼン形式になっています。
  プレゼンのページを見るだけで、本の内容を素早く把握できるようにする
  工夫です。

・「処方箋」のページ
  日ごろ経済になじみのない方でもごく気軽に読める経済コラムという趣きの
  ページです。
  "日本元気化"のための本書独特の仕掛け。
  各章の扉ページのすぐあとにあります。



内容:

第1章 
「破綻国家」は飛躍する

→過去、「破綻」した国の多くが、その後、むしろ急成長している!
 という数多くの事例を示します。
 「破綻したから何だってのよ」、という具合です。
 「破綻」という言葉の固定観念を徹底的に打ち壊す”新常識”を提示します。


第2章
あなたを苦しめ続ける
「国の借金が大変だ」という終末信仰

「11年連続財政黒字の国が、あの人類史上空前の大惨事を引き起こした」
 などの事例から「財政黒字神話」を徹底的に破壊する”新常識”を提示します。


第3章
「お金の本質」を知れば少しも恐くない
「国の借金900兆円」


「カネは無限、モノは有限」というお金の根本的な基本原理から、
 「国の借金は単なる手段に過ぎない」という”新常識”を提示します。


第4章
バフェットを世界第2位の大金持ちにした
「お金の根本原理」


「あなたが1万円を使えば、あなた以外の貯金が1万円増える」
 「誰かが借金を増やさなければ、あなたの貯金は増えない」

 という「おカネは消えない論」に基づき、
 「皆の貯金を増やせば『国の借金』が増えるのが当たり前」、
 という”新常識”
を提示します。

 また、
 「株や土地の時価総額が激しく増減しても、
  世の中全体でおカネが減らない理由」

 についても解説。


第5章
日本の「財政余裕度」は世界一!
~「ギリシャは明日の日本」のフィクション~


国連の報告書に列挙された「財政余裕度の指標」を独自に評価し、
 さらに、廣宮が独自に選出した指標を加えて
 「これぞ『国の借金』余裕度の決定版」と言える4つの指標を選び出しました。

 ちなみに、よくある「政府負債GDP比」とか「家計純貯蓄率」など、私が前から
 無意味と言ってきた役に立たない指標は、
 国連報告書でも全く出てきていません!

 「日本はギリシャとは正反対で、財政余裕度 世界一!」という”新常識”
 
を提示します。



第6章
いま、日本と世界経済に施すべき「経済セラピー」

国家経済の安定的成長を脅かす2つの最大の要因

 ・格差拡大(貧困の深化)
 ・インフレ(モノ不足→物流上の破綻)


 を防ぎながら、平和的、調和的、安定的に繁栄を続けるための具体策

 
を提示します。

 国連の報告書

   新自由主義的な政治改革(neo-liberal policy reforms)が
   近年の格差拡大の原因


 と指摘している、という「痛快」な話も紹介しています。

 ※なお、国連報告書の当該の箇所では、「発展途上国における」
  という限定が入りますが、他の部分の記述を精査して、あえてその限定に
  ついては割愛しました(本ではページ数に限りがあるし、本質的ではないと
  判断
したため)。
  というのは、アメリカにおける80年代以降の金融の規制緩和(=新自由主
  義政策の代表格!!)が格差拡大と密接に関係がある
、とか、近年の格
  差拡大の最たる要因が金融の規制緩和や財政出動なき金融緩和(=これ
  ぞ、まさしく新自由主義!!)、と指摘しており、これは後進国のみならず、
  先進国にも完全に当てはまる記述が多々見られるからです。


 また、国連報告書の内容を参考にして作った、
 「金融緩和・金融の規制緩和による、格差拡大のメカニズム」
 の説明図プレゼン
 
も、きっと興味深く見て頂けるのではないかと思います。



ということで、

本書
「国の借金、大丈夫だ」論は、


◯日本の財政余裕度は世界一。世界で一番「破綻」と縁遠い国!

◯そもそも「破綻」した国は、むしろその後、急成長している場合が多い!

という、究極の二段構えになっているのが、最大の特徴です。

※「破綻」なんてしちまった日にゃ、余計に急成長しちまって、困っちゃうよ~
 という話です。




それから、以前のエントリーで取り上げた


ロゴフ教授らの著書「国家は破綻する」


「国内債務のデフォルト」事例ですが、


そのほとんどは、
・国内債務とはいえ「外貨建て債務の破綻」、
・「共通通貨など実質外貨建て債務の破綻」、
・「内戦など情勢不安」

であり、残り少数
・「インフレ対策としての破綻」
ということを確認しました。

はっきり言って、全部、今の日本とはまったく程遠い状況の事例ばかりです。

この話題に決着をつけるべく、
1970~2008の42件について、
本書巻末に一覧表を付けておきました。

・北ベトナム軍が南に大攻勢をかけて破綻(ベトナム、75年)とか、
100万人大虐殺の発生で破綻(ルワンダ、95年)とか、
アメリカ軍に占領されて破綻(パナマ、89年)とか、
イラクに侵攻されて破綻(クウェート、90年)とか、
そんなのばかりです。

これ、今の日本で起こるんですか?

という笑い話みたいな話
です。

はい。

それは、そもそも財政破綻ではなく、政治的・軍事的な破綻です。



そして、本書における、

廣宮が世の中の皆さんにお伝えしたい、最も重要なメッセージ

「おわりに」に織り込みました。

---
 筆者の夢は、資本といえば自らの身体だけという貧者から、
 巨万の富を抱える大富豪まで、
 あらゆる人々が平和と繁栄を享受
し続けられるようにし、
 
この世界からあらゆる種類の対立、あらゆる種類の争いを
 終わらせること
です。
---



↓メディア関係者向けキャンペーンは終了となりました。ありがとうございました!

メディア関係者の皆さまへ:

《「国の借金」新常識》広報キャンペーン(先着10名様に各1冊贈呈)


本書《「国の借金」新常識》出版の最大の目的は、
「世の中の全ての人々の利益を増大させること」

です。

この《「国の借金」新常識》の考えを世の中に広く伝えたいという趣旨のもと、
先着10名様に限り、メディア関係者の皆さまにサンプル(見本誌)を進呈
させて頂きたいと思います。

対象メディア:
・テレビ/ラジオ
・新聞
 (
第三種郵便認可を受けておられる新聞に限らせて頂きます。
  なお、フリーペーパー等でも第三種郵便認可を受けておられる
  場合は奮ってご応募いただければ幸いです
・雑誌
・インターネット・メディア
 (
ただし、企業体として事業運営されているメディアに
  限定
させて頂きたいと思います。
  悪しからずご了承のほどをm(_ _)m

お申込みは下記リンクのメールフォームにて、どうぞよろしくお願い致します。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
メディア関係者向け《「国の借金」新常識》サンプルお申込み
http://form1.fc2.com/form/?id=773197

ただし、各メディアにつき1冊とさせて頂きます。
また、発送は出版元である技術評論社からとなります。
メールフォームにお書き頂いた項目は技術評論社の担当者に転送されること、予めご了承下さいませ。
(なお、メールフォームにお書き頂いた情報については、サンプル発送以外のことに使用することはありません。)





昨日も書きましたが、

今年後半から、来年にかけて、世界中で日本経済を大きく揺さぶりかねない”重大イベント”が目白押しになる可能性、大です。


消費税がとりあえず決着(するかどうかは、まだ未確定ですが)、となれば、

あとはこれから年末にかけての半年間

「国の借金、本当は大丈夫」ということの世論喚起
政局がどうなろうと積極財政をやりやすい環境作り
に努めることは、
マスコミの皆さん自身の生活と老後の安泰のために、非常に重要です。


ここで、「究極の私益」というものを、検討してみましょう。


自分の商品がたくさん売れるには、皆が貧乏な状態が良いか、皆が裕福な状態が良いか、という問題です。


自分が継続的に裕福であるためには、世の中の皆が全体として継続的に裕福である、というのが一番良いのであります。


長期的には、「公益が増大しない限り、私益も増大しない」のです。


メディア関係者の皆さまには、

そのような観点から

しっかりと利害計算を行った上で、

適切な行動を取られることを強力に推奨致します。






さて、最後に、

本書「おわりに」の最後の部分を引用

しておきたいと思います。


---
 歴史を振り返れば足利家は尊氏を生むまで9代、松平家(徳川家)は家康を生むまで7代、100年単位の時間をかけています。

 始皇帝を輩出し、中国大陸を初めて統一した秦の王室に至っては800年もの永きにわたり、先祖累代、その野望を引き継ぎました。

 私が皆さんと共有したい「夢」の実現にはそれこそ50年、100年以上の長い歳月がかかるかもしれません。しかし、それだけの価値はあると私は固く信じ、少しも疑うことはありません。

 この「夢」を日本国民の過半数が共有するようになったとき、そして世界の過半数の人々が共有するようになったとき、この世界は真に幸せに満ちあふれたものになっていることでしょう。

 子や孫、あるいは後輩たちにこの理想を語り継ぎ、そして、その子やその孫、その後輩たちには、理想的になった世界そのものを、胸を張って引き渡しましょう!
---

※このエントリーの内容紹介の他、
 
内容紹介の
続編(「5つのことわざで分かる経済入門」)
 本の一部をPDFで読める
「バーチャル立ち読みコーナー」
 も是非、御覧ください!


「 

 あらゆる種類の対立、

 あらゆる種類の争いを終わらせ、

 あらゆる人々が平和と繁栄を享受する世界

 を実現したい、ですね\(^o^)/

 (それを可能にするのが日本!)



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