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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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102:図説 バランスシート不況

2009/09/09 (Wed) 17:50

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これからも
「国が財政危機と考えることこそ日本の危機」という考えを広めるため、
どうぞご協力クリックを賜りますよう、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ありがとうございますm(_ _)m





今年2月、河村たかしさん(現名古屋市長。当時は衆院議員)にお会いしたとき、
廣宮さんの本(「国債を刷れ!」)は、リチャード・クー氏の考え方と似ていますね。彼の本は読みましたか?

と言われていたし、


三橋さんのブログでも何度か「バランスシート不況」のことを読んでいたので


一度は読まないと、


と思いつつなかなか読んでいなかったのですが…

今更ながら、読んでいます:





10年も前から

バランスシート不況

と言う言葉は知っていましたが、


実は今年になってからやっとその内容(大雑把に言えば、企業が借金を減らそうとしてばかりで支出が減り、不況になること)を三橋さんのブログで知りました。


つまり、「国債を刷れ!」の執筆中は知らなかったのですが、

実は、日銀「資金循環統計」を詳しく見て行く中で、独自になんとなくはつかんでいたのでした。

それを反映しているのが、「国債を刷れ!」p.24の、下記の記述です:

要は企業が支出を減らした(場合によっては、減らさざるを得なかった)のだ。

そのため、政府は経済を維持するために支出を増やさざるを得ず、

それゆえに、政府の借金が増え続ける。

そういう構図になっていると言える。


ただ、これは「なんとなくはつかんでいた」だけです。

企業が支出を減らした(減らさざるを得なかった)

ということの原因にまでキチンと触れているのが、

クー氏の「バランスシート不況」ということになります。


ちなみに、
麻生さんが首相になる前からご自身のホームページで

「日本の不況はこの程度で済み、
 GDPもこれだけのデフレ不況下で500兆円を維持できました」

と書いていたことは、「国債を刷れ!」でも紹介しました。


クー氏が麻生さんのブレーンの一人とされていたわけですから、

いわずもがな、というところですね。



ということで、

今回を含めて何回かに分けて

「バランスシート不況」特集

です。


この「バランスシート不況」の考え方は非常に重要であると感じていますので、

今更ながらですが、

そんなことは分かっているよ、という人にはおさらいのため、

知らなかった人には是非知って頂きたいと思うのです。




とりあえず今回は

バランスシート不況そのものを図説してみます(私の理解において)。








上の図で、

【1】はバブル崩壊前の状態です。

まず、前提の説明として、

このバランスシートは普通のバランスシートです。

いつもの日銀資金循環統計のような、資産は金融資産のみ、というものではなくて、

資産には、不動産など有形資産もがっつり入っています。



【1】の状態は、

資産>>負債

で、純資産が十分に大きい、安定した状態ですね。



さて、

バブル崩壊しました。

それで、不動産や株式が暴落で資産が大きく減った状態が【2】です。



資産は暴落で激減、しかし、負債はそのまま変わらずです。

となると、

純資産が激減するわけですね。



純資産が小さくなり、経営危機状態になったのが【3】です。

純資産がゼロを通り越してマイナスになると、これは債務超過です。

ヤバイです。

放っておくと、倒産の危機です。



企業は景気低迷の中、業績が急拡大は望めません。

ただし、

純資産が激減した原因は株や不動産の暴落であって、

本業の業績が大幅に悪化したわけでもありません。



そうなると、

ここは、本業で稼いだお金でひたすら借金返済にいそしむ事で、借金を減らし、それによって'純資産を回復させよう

という動きにならざるを得ません。



そうなると、

借金をしてまで設備投資とか不動産投資ということはどんどん先細りになります。


このために、

それまでGDPを支えていた「民間投資」がバブル崩壊直前と比べて30兆円以上減るような事態にもなったわけです。


さて、

このような

民間が支出を減らし、借金を減らしているときには、

政府が財政支出を増やし、借金を増やすことで、景気を下支えすることになります。


そして、ようやく民間企業のバランスシートが回復(純資産が十分な水準に戻る)した状態が【4】です。


【3】から【4】に移る期間がどれくらい長くなるか、あるいは、短くなるか、

つまり、バランスシート不況が長引くか、短くて済むかは、

政府の政策次第ということになります。



日本のバブル崩壊後については、長くなり過ぎたのか、短かったのか、政府の財政出動が十分だったのか、足りていなかったのか…

まあ、それは言わずもがな、というところです。



【4】になって、初めて企業は再びリスクを思う存分取れるようになり、再び借金を増やし、新規投資を増やせるようになります。

これがいわゆる「自律回復」とか「自律成長」という状況です。


さて、ここで皆さんに質問です。



企業は再びリスクを思う存分取れるようになり、再び借金を増やし、新規投資を増やせるようになる

という「自律回復」「自律成長」という状況

このデフレ不況の真っ只中で、

(1)起こるでしょうか?

(2)起こらないでしょうか?


「起こる」と思う場合、財政出動は打ち止めにすべきです。

「まだまだ起こらない」と思う場合は、ひたすら財政出動を継続すべきです。

ということになります。

#上記では企業のバランスシートだけで説明しましたが、
 個人のバランスシートにも同じようなことが言えます。

 個人も場合も、持ち家や持ち株が暴落したら、さすがに
 お金を使う気がしない場合が多いでしょう。

 個人の場合は借金を減らすというよりも、
 貯金を増やすという形で支出を減らす、あるいは、
 増やさないということの方が多いかも知れません。



「さて、新政権は(1)と(2)のどちらを選ぶのかしらん。 いや、【(3)企業のバランスシートが修復されて自律成長できる状況なのかどうかはお構いなしに、歳出削減&財政再建に走る】にならないことを心から祈りたいところかも…」と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

http://blog.with2.net/in.php?751771

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