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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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106:国債、預金、銀行、郵貯…

2009/09/05 (Sat) 12:50

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#皆様の暖かいご支援のお陰をもちまして、
 早速にも社会経済ニュース部門で2位に返り咲くことができました。
 ご協力、まことにありがとうございますm(_ _)m





#無事、エクセルも再インストール完了しましたので、
 今日は、↓これです。



(1)このところ
 預金取扱金融機関全体での預金はあまり増えていないのに、
 銀行の預金がこのところ勢いよく増えているのはなぜ?


(2)国債の残高全体は一貫して増え続けているはずなのに、
 銀行の保有残高は04年から08年にかけて20兆円以上減っていた。
 この間、国債の保有を増やしていたのは一体誰?


です。



(1)について

下のグラフをご覧くださいませ。




出展:日銀「資金循環統計」


これを見ると、

銀行の預金が増えている要因としては、

まず、第一に、

預金の合計は99年以降「あまり増えていない」のは確かですが…、なんだかんだ言って、少しずつ増えていることが挙がります。

バブル崩壊(89年)の時点で増加ペースが落ち、さらに99年以降はガクッと落ちているとは言え、漸増であります。


第二に、

郵貯が99年以降急激に減少しています。

なお、郵貯は06年までは資金循環統計の中で独立した区分になっていたのですが、07年以降は「中小企業金融機関」に統合されています。

それから、ちなみに、

旧日本郵政公社の「ディスクロージャー誌」
http://www.japanpost.jp/financial/past/disclosure/2007/pdf/08.pdf

には、郵貯が減っている要因として
郵便貯金業務においては、

個人資産の貯蓄から投資への流れ等により、

郵便貯金残高は減少傾向にあります。

書いてありますが、

貯蓄から投資→郵貯が減少

という分析について、皆さん、上のグラフを見てどう思われますか?


これはより正確には

預金が郵貯から銀行にシフト→郵貯が減少

となるように思われますが、いかがでありましょうか?


さて、そんなこんなで

銀行の預金が一貫して増えている理由は

預金全体の漸増+郵貯から銀行への預金シフト

と考えて良さそうです。




(2)誰が銀行の代わりに国債を買っていたか?

まず、国債保有者の全体像を見てみたいと思います。





これを見ると、
銀行を含む「預金取扱金融機関」が最大の保有者となっていることが分かります。


このグラフ、もう少し細かく見てみますと、

リーマンショック前の2年間は、「預金取扱金融機関」の国債保有残高はほぼ横ばいとなっています。


で、「預金取扱金融機関」が横ばいの中で、誰が増やしたかというと、

一番大きく増やしたのは

「海外」

でした。

その次が、

「社会保障基金」(公的年金など)、「保険・年金基金」(保険会社と企業年金)、「家計」

という具合です。

面白いことに、この期間、

「中央銀行」と「その他仲介金融機関」(証券会社など)が大きく減らしています。


それでもって、「海外」が増え、「中央銀行」が減って、

「海外」と「中央銀行」の国債保有残高が同じくらいになっているのも興味深いところです。

日本国債は海外勢が見向きもしない、という説があるとすれば、
それは明らかな間違いですね。

だって、
中央銀行がこれだけ減らしている中で海外勢が増やしているのですから!


さて、
この間(リーマンショック前の二年間)、横ばいの人、増やす人、減らす人がそれぞれいたのですが、

なんだかんだ言っても、全体としては増えています






ここまで、預金取扱金融機関とそれ以外の部門について見てきましたが、

今度は、預金取扱金融機関の内訳を見てみましょう






04年6月から07年末まで、
銀行は国債保有を大きく減らしています(106兆円→68兆円で38兆円減)。

(なお、この間、非金融法人企業の民間金融機関からの貸し出しは0.48兆円の増加です)

でも、預金取扱金融機関全体ではほぼ横ばいだったのは、

郵貯が大きく国債保有を伸ばした(約60兆円増)からでした。


はて、郵貯は預金を大幅に減らしていたはずですが、なぜ…

というと、郵便貯金の総額が減る中で、

財政融資資金預託金
(→資金循環統計では「一般政府」ではなく「公的金融機関」の負債)

を大幅に減らし、それが国債にシフトしているからです。

このあたり、深入りするとややこしくなり過ぎるので、この辺で止めます。



今日は若干取り留めのない話になりましたが、
いくつかのポイントをおさらいして終わります。


・99年以降、預金の合計は漸増。
 この中で郵貯→銀行への預金シフトが起こった。


・預金の合計は増えているので、「貯蓄から投資で預金が減る」というのはウソ


・リーマンショック前の二年間で、
 中央銀行と証券会社が国債保有を大幅に減らすなか、
 海外勢が国債保有を増やしていた。

 →海外勢が日本国債に見向きもしないというのはまるでウソ
 

・04年6月から07年末まで銀行が国債保有を減らす中、
 郵貯が国債保有を大幅に増やしてていた。

 →ここで、郵貯は官から民へ、つまり、
  国債ではなくて、民間への貸し出しを増やすべきだったのでは?
  という疑問が残るような気もしますが、
  そのあたりはまた後日!
  (もちろん、
   結論は「民間に資金需要がないから、これで良い!」です^^)



「とりあえず、【貯蓄から投資】で貯金が減るというのはウソ!、【海外勢が日本国債に見向きもしない】もウソ! というのはナットク^^」 と思われた方は、下のリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

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