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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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111:祝・バーナンキ議長、再任

2009/08/27 (Thu) 13:11

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xJ2bE3HTL._SL160_AA115_.jpg

「国債を刷れ!」「高校生でもわかる日本経済のすごさ!」アマゾンでのご購入は こちらです→ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883926788





「国債を刷れ!」の中でも繰り返し登場していましたバーナンキFRB議長、再任です。

正直、ホッとしました。


バーナンキさんと言えば、↓これです

日本におけるデフレを収束させるための、一つの可能性のあるアプローチ

具体的には、日銀が、現在よりももっと政府債務(国債)の購入(引受け)を増やすのと連動して、政府は減税または財政出動をすることが望ましい。

"Some Thoughts on Monetary Policy in Japan"


バーナンキさんが日本に来て、↑これを語ったのは、

2003年

でしたが、


今、まさに、デフレ不況のアメリカで、当事者として↑これをやっているわけです。



国債のみならず、政府系機関の不動産担保証券(MBS)とかを買っています。

で、
その国債とかMBSとかを買うための超巨額の資金調達は、

主に、

当座預金を増やす(わずか半年で約80兆円)

というMoney Creation、帳簿操作(=中央銀行マジック)
無から有を生じるプロセス
で創り出していると言う話は、



に書きました。



なお、

バーナンキ議長については、

上のAFP記事を引用すると

07年、サブプライムローン問題をきっかけに米国が直面した経済危機では、議会で副次的影響は比較的限定的と実際より甘い見通しを立て、批判にさらされた

のような批判をされることがあります。

が、
その後の危機では、しっかりと思い切った対応してきているわけです。


まあ、
その対応というのは、はっきり言って新自由主義者の皆さんが忌み嫌うようなものばかりですね(中央銀行も政府も市場に思いっきり介入しているので)。

そして、大体サブプライムローン問題というのは、


返済能力が疑わしい人々へもおカネを貸し込む自由


を行使した結果の産物なのですから、


バーナンキさんがこの問題を当初は軽視していたからと言って、
少なくとも、新自由主義者から非難を受ける言われはないです。本当に。

そして、
もし、バーナンキさんが原理主義的な新自由主義者で、

つぶれる銀行や保険会社はつぶれるに任せる。FRBは一切感知しない

という思想の持ち主だったとしたらどうなっていたかと思うと、本当に背筋が凍りつきます。




さて今回は、

バーナンキ議長再任をきっかけに思い出したかのように、

日米英のベースマネー(=マネタリーベース=ハイパワードマネー)がどんな感じで増えているのかを比較しておこうと思います。

(本当は、日米欧をやりたかったのですが、
ユーロ圏のデータがなぜか見つからず、
日米だけではつまらないので、
英国を追加してお茶を濁しておきます^^;)


ところで、

ベースマネーとは、おさらいしておきますと、大雑把には

お札 + コイン + 中央銀行の当座預金

のことで、

信用創造のタネ銭のようなものでしたね。



では、長期の推移グラフ



出典:
 日本 http://www.stat-search.boj.or.jp/index.html
 米国 http://www.federalreserve.gov/releases/h3/hist/
 英国 http://www.bankofengland.co.uk/mfsd/iadb/BankStats.asp?Travel=Nix
 ※英国のデータはそのものズバリ「マネタリーベース」というのがなかったので
  中央銀行の負債側Notes in circulationとReserves and other accounts
  (07年以降はReserve Balances)の合計をマネタリーベースとしています。



・英国は1999年にもポコンとベースマネーが大きく増減していますが、

 これはアジア通貨危機とかロシア危機の時期ですね。

 その時期、英国と比べて、日米が非常に安定しているのは興味深いところです。



・それを除くと昨年の8月くらいまでは、

 日米英とも基本的には安定的に増加していました。

 (あの日銀の量的緩和も、この比較のなかではなだらかな変化に見えます)



・そして昨年の8月以降…この部分を改めて切り取って↓グラフにしました







↑日本と、米英の違いが非常に鮮明ですね。


アメリカはベースマネーが2倍、英国は3倍になっています。

しかも、'わずか数ヶ月の間にです。


で、
金額にすると、どんな感じかといいますと、1ドル=100円、1ポンド=150円
として換算しますと、

08年8月→09年7月の期間

日本 88兆円→93兆円 5兆円の増加

米国 84兆円→167兆円 83兆円の増加

英国 11兆円→31兆円 20兆円の増加


という具合です。


FRBはこの間、日銀一つ分に匹敵する巨額のベースマネーを増やしていたわけですね。



ところで、

英国の20兆円増加は、絶対額だけで見るとイマイチおどろきがないですが、


英国のGDPはアメリカの約1/6です。

そして、日本のGDPはアメリカの約1/3ですね。

(アメリカが約1500兆円、日本が約500兆円、英国が約250兆円)


ということで、上記ベースマネーの増加額

アメリカのGDPに合わせて考えて見ますと、


日本 15兆円

米国 83兆円

英国 120兆円


ということになります。


Bank of Englandは、FRB以上のイリュージョンをやっているというあんばいです。



逆に、

日銀は、頑張らなさ過ぎか?

といえば、そんなことはないでしょう。


日銀は、すでに社債なんかも買っているわけですし(異例中の異例の措置)

なにせ、国債金利は日本が世界で一番低い水準ですから、日銀もこれ以上頑張りようがありません

これ以上の措置と言うと、
日銀が中小企業に直接貸し出すくらいのことをやらないと行けないような気がしますが、それはあまりにも酷な話でしょう。


ということで、

「数ヶ月で日銀をもう一つ造ってしまうくらいの【FRB帳簿操作マジック】にも驚いたが、それを上回るBank of Englandのスーパーイリュージョンにはもっと驚いた!」 と思われた方は、下のリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

http://blog.with2.net/in.php?751771

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