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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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12:政治=人的資源の最適配分[1](「カンネの会戦」編)

2010/04/01 (Thu) 10:32
http://x6.cho-chin.com/bin/ll?081850800
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三橋貴明後援会はこちら→http://bit.ly/aLVNrv (短縮URL)



【後援会ニュース】


(ニュース その1)

メイド姿の美女も登場する後援会「動画ニュース」です


三橋貴明後援会提供「参議院選挙比例区の投票方法」


※全然関係ないですが、メイド姿の人から土産をもらったら、それはやはり「メイドのみやげ」ということになりますかね。




(ニュース その2)

4月3日日本史上初、コスプレ政治資金パーティーの話が、↓日刊スポーツ記事
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100331-612346.html

パーティーへの参加については詳細は↓こちら(秋葉原、4月3日15時半~と17時半~)
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?p=388

※個人的には、学生服とか柔道着とかがあればそんなんでOK牧場だと思います。

 私も会計の関係もあるので参加するのですが…うーん…それっぽい衣装もないし。
 いざとなったら鼻をつまんで、ひろみGOのモノマネでもしときますかね…




前回は「簡単モード(HTMLベース)」で書いてみたのですが、
 やたらフリーズして1時間ほど無駄にした上、真っ青な画面まで久々に登場した(!)ので、諦めて旧方式で書いています…





前回律令時代の税制である

租庸調(税の物納システム)

に絡めて、

政府の役割というのは

現在および将来において国民生活に必要なモノの供給が途絶えないようにすること

であるというような話を書きました。


これを、私は個人的に

「物流中心主義の経済観、ないし、政治観」

と呼んでいます(というか、ちゃんと文字にして皆さんの前で発表するのは初めてのような気もしますが)。

今回はもう一歩進めて

「人本主義の経済観、ないし、政治観」

について書いてみたいと思います。


一言で言ってしまえば、

人が生活するために必要なのは食糧などのモノであって、カネではない

というのが「物流中心主義」


そのモノを作るのは人。だから、人の生活を支えるのは究極的にはカネでもモノでもなく人そのものである

というのが「人本主義」

ということになろうかと思われます。


という話をするために、

戦争、というか、戦闘における戦術の話をしてみます。

これは「人的資源をいかに最適に配置して運用するか」という話ですので。


まずは紀元前216年

ハンニバル率いるカルタゴ軍とローマ軍による

カンネの会戦
(参考文献:塩野七生著「ローマ人の物語」文庫版4[ハンニバル戦記(中)]p.99)


ローマ側兵力:

  歩兵:80,000
  騎兵: 7,200
 総兵力:87,200


カルタゴ側兵力

  歩兵:40,000
  騎兵:10,000 
 総兵力:50,000


総兵力はローマ側が1.7倍
しかも、
ローマの歩兵は当時の地中海世界では最強で、歩兵同士の兵力差は倍でした。

これだけ見るとローマ側が圧倒的に有利です。

ただ、
騎兵だけを比較すると
兵数はカルタゴ側が多くなっており、しかも、騎兵の質はカルタゴ側が上回っていました。

逆に言えば、

ハンニバルにとって、自軍に有利なのは騎兵の兵力のみであったのですが、

彼はこの点を最大限に活用し、魔法のようなことをやってのけてしまいます。










ハンニバル

中央前部に弱兵(ガリア歩兵)を置き、中央後部(重装歩兵)と両翼(騎兵)に強兵を置きました。










戦闘の中盤まで、ローマの歩兵は相手の弱兵を押しに押し、両脇に後退させてしまいます。
この部分だけみると、ローマ側が完全に有利な状況でした。

ここだけ切り取ってみればローマの「勝ち」です。

が、この部分的な「勝ち」もまるで破綻直前のアイスランド政府が財政黒字であったのと同じくらいはかないものでしかなかったのです。










押しのけられたガリア歩兵の後ろには、軍事の天才ハンニバルに従って豊富な経験を積んでいる20,000の重装歩兵が控えており、これがローマ歩兵の猛攻をがっちりと持ちこたえます。

その間、両翼では、最初から最後までカルタゴ側の騎兵がローマ側を圧倒し続け、ローマ側の騎兵は完全に蹴散らされてしまいます。


このようにして、終盤にはハンニバルの計算通り、完全な包囲陣形が完成してしまうのです。


さて、

弱兵であったはずの、ガリア歩兵も、

最初から有利だった両翼の騎兵も、

終盤においては、ローマ軍の主力を包囲するための「予備兵力」として機能することとなりました。

※ここで若干唐突に「予備兵力」という言葉を使いましたが、
 この「予備兵力」というのが今回のテーマのキーワードの一つとなります。
 「人的資源の最適配分」=「予備兵力を最大限活用すること」という意味合いで。

結果:

ローマ側は死者6万を出す大敗北。

ハンニバルは戦史に残る大勝利を得ることとなりました。
これが欧米の士官学校では今でも必ず教えられるというカンネの会戦の顛末であります。


少々長くなって参りましたので、次回(来週半ば頃を予定)に続きます(次回は「姉川の合戦」から)


「ハンニバルほど天才的にやれるかどうかは別にしても、【人の生活を支えるのは究極的にはカネでもモノでもなく人そのもの】なのであるから、国家を維持するために最も大切なのは【人をいかにうまく動かすか】」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

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