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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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157:国の借金の限界は?【1】

2009/06/27 (Sat) 18:58
http://x6.cho-chin.com/bin/ll?081850800
アクセス解析


問:

国の借金、国債発行の限界は?


答え:

限界はありません。無限です。

これで終わっても良いのですが、それだとミもフタもないので、
いろいろ書いてみます(笑)。


以前、
「質問コーナー」のコメント欄
「国債発行の上限」について私が書いていたことを↓流用しつつ、

そのあとで、国債発行による信用創造でおカネが増えていく仕組みもう一度考えてみようと思います

(国債発行残高には)上限というものはありません。

というのは、
マネーというのは中央銀行のベースマネーや政府の国債発行+財政出動によって増えてゆくからです(信用創造)。


重要なのは絶対量よりも、単位時間当たりの発行量

つまり、

増発のスピードです。



今の日本のGDPで考えると、

1980年からの15年間のイタリアでは2500兆円

二次大戦アメリカの5年間では1000兆円を超え

国の借金が増えました


このようなものすごいペースで国の借金を増発しても
大したインフレ率はならなかったわけですから、
その辺りがスピードの目安になるでしょう。

スピードの測定をインフレ率を使って、国債発行+財政出動のスピードを調節すればよい

というわけです。


この辺りは、
[バブル景気がヤバいくらい加熱したときは、それを緩和するために、
政府の歳出を削減して政府を黒字化すれば良い]という

【インフレとデフレの制御】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/16925533.html

で書いた内容と重なります。



さて、
国債発行+財政出動による信用創造マネーが増える様子は、以前、

【結局、国債の何が問題?】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/14938145.html

において、↓下のような図を描いて説明しました。が、





今回はまた別の図解を用意してみました。





上の図において、
出発点は、日銀の民間銀行へのベースマネー供給です。


簿記の仕訳を書いて見ましょう:

日銀:
 (資産増加)民間銀行への貸付金 1兆円/(負債増加)当座預金 1兆円

民間銀行:
 (資産増加)日銀当座預金 1兆円/(負債増加)日銀からの借入金 1兆円


↑この、日銀

「民間銀行への貸付金 1兆円 / 当座預金 1兆円」

という仕訳、以前にも書きましたが、極めて重要なことですので、繰り返しますと

無から有を生じています。

この「当座預金」を帳簿上で仕訳を切るだけで、おカネが創り出されるのです。

具体的には、サーバーにつながっている端末のキーボードでカチャカチャ打ち込むだけです(と勝手に創造、じゃなかった、想像しています^^;)。

まさに、

ハンドパワー、手力(てぢから)で、マネーが創造されるのです。

もしかしたら、書類をプリンターで打ち出して、ハンコを押したりするのかもしれませんが、それでも、ハンドパワーだけで済むことに変わりはありません(笑)。


そして、
今回、初めて書いてみた部分があります。

民間銀行が他の民間銀行に

おカネ=日銀当座預金

を移しているところです。


上図では、政府→国民に預金が回っていく様子を書いています。

これが行われるには、同時に銀行から他の銀行にも資産が移らないと、できないわけです。


そのことについて、上図では、
民間銀行にとっての資産である「日銀当座預金」
銀行から銀行へ渡り歩いて行くという形で書いているわけです。


で、上図の民間銀行を全部ひっくるめて一つの民間銀行と考え、
上図をまとめてみると、

日銀、民間銀行、政府、国民を全部連結した、
↓国全体の連結貸借対照表が出来るわけです。




さて、↑この図の民間銀行のところ良く見てみて下さい


日銀が、

貸付金 1兆円 / 当座預金 1兆円

と仕訳を切って、ハンドパワーでおカネを増やしているのと、全く同じように、


民間銀行は、

国債 9兆円 / 預金 9兆円

という仕訳、ハンドパワーで「マネー」を増やしていることが分かります。


これは、

政府が、借金(国債)を負うことで、銀行に資産を提供し、同時に、

政府が、借金をして調達した資金を使うことによって、国民に資産を提供する、

つまり、政府は、銀行にも、(一般)国民にも、両方に資産を提供していることによってなされています。



そして、
銀行は、
提供を受けた国債という資産と同時に、
国民からの預金という負債を両建てで負うわけです。


日銀、民間銀行は、ともに、資産と負債を両建てで増やす。

この仕組みと同時に、政府が負債だけを負う

これによって、一般国民が資産(純資産)、つまり、貯蓄を獲得する

この一連のおカネの流れが、日銀ベースマネー増加+国債発行+財政出動による信用創造(Money Creation)です。


そして、
別の見方をすれば、

国の借金は、国家経済を拡大・成長させるためのマネー増加の「相手方」、いわば副産物

とも見ることが出来ますね

さて、
以上のような仕組みがあるので、

国債発行額に上限などありません。


「上限」があるとすれば、それは絶対量ではなくて、スピードです。

スピードとは、言い換えれば、単位時間あたりの「国債発行+財政出動」の金額です。

そのスピードをインフレ率を見ながら適正に調整するのが政府の役割です。



政府の役割は、間違っても、

国債発行限度額には上限がある――たとえば、何の根拠もなく「上限は1000兆円」――と国民に吹聴したり、

「国債発行額には上限があるので、政府は財政再建をする責任がある」などという事実無根の絵空事国民にあたかも国家の最重要事項であるかのように信じ込ませたりすること

などではありません


なんと言いますか、

国の借金できる金額に上限がある、という説は、

まるでコロンブスがアメリカ大陸を発見する以前の古代人
「海の果ては断崖絶壁のようになっていて、下のほうで悪魔が手ぐすね引いて待ち構えている」というのを信じていたのに似ています

元々が「信用創造」という無から作り出されているマネーの「相手方」として出てきた副産物のようなものなのだから、「国の借金」に最初から上限など有ろうはずがありません。


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