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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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167:求む:本当の「背水の陣内閣」【2】

2009/06/13 (Sat) 19:27

この「井陘(せいけい)の戦い」のあと、韓信配下の諸将から

背水の陣という戦いのセオリーを全く無視した作戦でなぜ勝てたのか、
いまだによく分かりません。
どうしてでしょうか?

と聞かれて、こんなふうに答えたそうです。

「諸君は孫子(九地篇)に
 『これを死地に陥れて然る後に生く。』
 と書かれているのを知らなかっただけだ。」
 
兵たちを背水の陣に追い込んで、死に物狂いで敵に当たらせることで、
自軍の少なさをカバーしたわけです。


ただし、それはもちろん、

・事前に敵を油断させ、驕らせ、判断を誤らせるため、という計算

・別働隊が趙軍を混乱の極みに陥れるまでの間だけ踏ん張れれば良い、という計算

に基づいての「死地に陥れ」というわけです。 




ということで、

背水の陣とは、上記のような韓信による
互いに有機的に連動する多重の作戦計画のごく一部に過ぎないのです。


経済政策においても、このような「有機的に連動する多重の作戦計画」
の発想が必要ですし、

さらには、
「何を以って勝利となすか」という達成目標明確にしておかなければなりません(作戦計画を練る前に、こっちの方がよほど重要です)。


まず、「何を以って勝利となすか」ですが、

経済政策に関しては、もちろん、

「政府の財政黒字化」を「勝利」と思っては完全に間違い

です。

そうではなく、「国民生活の維持向上」こそが勝利です。

そこを間違えると、作戦計画が全て歪んでしまうし、そもそも戦いには勝てません。


「政府の財政黒字化」達成で「勝った」と思い込むとしたら、

それは、韓信軍が背水の陣を敷いたのを見た趙軍が、勝ったつもりになって有頂天になってしまったのと同じです。

昨年のアイスランドが、まさにその好例ですね。

「政府黒字化、いぇーい♪」と思ってたら、
あっという間に国家丸ごと破綻状態となりました。

さらに付け加えると、
「民間の膨大な外貨建て対外債務」という「別働隊」が、
城の背後から回り込んでいたのに全く気付かなかったわけです。


そして、「勝利目標」については、

短期的な「国民生活の維持向上」と、
100年単位の「国民生活の維持向上」

両方を「勝利目標」として持つべきということは言うまでもありません。

ここで、
短期でも長期でも
国の借金なんてどれだけ増えようが民間の貯蓄が増えるだけですから、

「国の借金を減らす」を目標にしても何の意味もありません。

そして、

短期的な「国民生活の維持向上」については、
デフレの今は、一にも二にも財政出動です。

長期的な「国民生活の維持向上」については、

将来はエネルギー不足、食糧不足、資源の枯渇、労働力不足などがほぼ間違いなく襲ってくる

わけですから、

代替エネルギー技術やロボット技術、リサイクル技術への投資、教育投資うんぬんを中心にした財政出動こそが、短期でも長期でも有用である

ということになります。


我々に必要なのは、
精神論的な「背水の陣内閣」ではなく

有用で明確な作戦目標を定め、

その作戦目標を達成するための「有機的に連動する多重的な作戦計画」
策定して実行する

本当の意味での「背水の陣内閣」であります。

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