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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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169:財政再建先送り:骨太09

2009/06/12 (Fri) 12:44
http://x6.cho-chin.com/bin/ll?081850800
アクセス解析


「素案」段階ではありますが、
当ブログ的には重要な話なので、
一応、確認しておきたいと思います。
「骨太09」素案 財政再建2020年に先送り



焦点の財政健全化目標について、
2020年代初め国・地方の債務残高のGDPに対する比率
「安定的に引き下げる」
ことを基本目標に設定した。


基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字GDP比で、
2014年を待たずに「半減」させる目標も提示。

従来は「11年度」としていた黒字化は「10年以内」に先延ばした。



歳出削減を巡っては
これまで明記してきた「骨太06の堅持」、「最大限の削減」
といった言葉
今年は与党との調整に入る前の素案段階
早々と姿を消した。

(日経新聞 09/06/09 1面)

私の所感:
1.債務GDP比を「安定的に引き下げる」ことを基本目標に設定
2.「骨太06の堅持」、「最大限の削減」早々と姿を消した。

この二つは、文句なしにブラボー!トレビアン!です。

債務GDP比すなわち、

GDP÷債務

引き下げるということは、

債務が増えても、GDPをそれ以上に増やせば良いだけです。

それと、「歳出削減」なんて愚の骨頂というのは、
「国債を刷れ!」の中でも、
当ブログの【政府支出とGDPの関係】
の回でも、これまで何度も述べてきましたとおりです。



3.プライマリーバランスの赤字GDP比で、
   2014年を待たずに「半減」させる目標も提示。

これは…
なかなか厳しいと思います。

景気の腰折れをさせずに、政府の赤字を減らすということは、

民間がガンガンおカネを使いまくらないと、厳しいです。


ただ、工夫のしようはあるでしょうし、
あくまでも基本目標債務GDP比の安定的引き下げ

ですので、まあ、良いでしょう。

それだけ民間がガンガン投資するほど景気を良くするという意気込みということで。



4.プライマリーバランス黒字化は「10年以内」に先延ばした。

黒字化をあきらめていないというところは、正直引っかかります。

黒字化というのは、
株とか不動産とかが、かなりバブリーにならない限り、難しいです。


の回で掲載しました、深尾さんの論文の図再掲します:




1970年以降
政府の財政が黒字化したことなど、ほとんどありません!

例外は、70年代前半と、80年代後期から90年代初頭だけです。

政府の黒字化には、民間の赤字化(バブルでガンガンおカネを使う)が必要です。

そして、
バブルを起こせば、その後、かなり高い確率で経済が不安定化することも覚悟せねばなりません。

極端な例がアイスランドですね。

これも以前掲載したものを振り返っておきましょう




アイスランドの政府の財政黒字も、
これまた、
株、不動産の双子のバブル
バブルガム・ブラザーズな時期に達成されています。

そして、
黒字化した後、何が起こったかというのは、言うまでもありませんね。

この政府黒字化は、民間が死ぬほど借金したお陰でしかないのです。
そして、
経済の調子が少し悪くなると、ああ無情、レ・ミゼラブルになりました。


政府が黒字になれば万事ハッピー・ハッピーという幻想は今すぐ捨てるべき
というのは、もはや明らかなのですから、

プライマリーバランスの黒字化を目標に掲げるのは、即刻止めるべきであります。


ただ、今回の「素案」、いろいろ条件が入っているようですね。

上記日経の5面で、

素案には「まずは景気を回復」「時宜に応じた検証」など
条件付の表現が随所にちりばめられた。

景気や政局の不透明さから財政再建の道筋も描きにくい面もある。

この辺りからは、

「素案」における「黒字化」というのは、あくまでも補助目標

ということが読み取れますね。
少し、ホッとしました^^;


ところで、
この記事、タイトル

「大幅な消費増税へ布石?」

となっています。

で、
骨太素案には「消費税」の言葉が一度も登場しない
のに、

諮問会議
民間議員が示す中期的な財政試算によれば、

消費税率を2015年度にかけて10%まで引き上げる場合でも
基礎的財政収支の黒字化は2021年度にずれ込む。


骨太方針で「2010年代末までの黒字化」
を掲げたことは、

5%を超す消費税率の上げ幅が必要との考えをにじませたといえる。

と、勘繰っています。


「素案」では
「黒字化」はあくまでも、補助目標で、かつ、条件付の目標なのだから、

2010年代末までに「黒字化」と言っているから、財政再建のために消費税大幅増税か?

勘繰るのもいかがなものでしょうかね。


「諮問会議の民間議員」そういう試算をしただけなのに。

どうも、テレビでも他の新聞でも、

「骨太方針の素案で『黒字化』と書かれている」→「消費税増税」

という喧伝がまかり通っているのは心配です。


この日経の記事からすると、「黒字化」は、
「もし、可能であれば、2019年くらいにプライマリーバランスの黒字化ができると、ちょっぴりウレピーかも」
くらいの位置付けでしかないように思うのは、私だけでしょうか?


「骨太素案に『条件付きで黒字化達成もありかも』と書いてあるだけで、『消費税増税か?』と騒いで終りにせずに、『政府黒字化達成=民間赤字化達成だね。ということはバブルを起こすつもりか?その後ちゃんと経済を安定的に運営する策も同時にしっかり考えてあるのだろうね、太郎さん』という心配も同時にすれば、マスコミにも大いなる知性を感じるのになぁ…」と思われた方は↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

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