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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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182:疑心暗鬼は大恐慌の始まり

2009/05/23 (Sat) 19:15


昨日の記事【もう一つの「買いオペ」 】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/17419939.html

で、

「なんでわざわざ日銀は国債を担保にしておカネ借りないといけないの?その動機は?」

という疑問をお持ちの方もおられると思います。


そこで、

今日は、資金繰りの話をもう少ししてから


これに関連して、ついでに

金融機関が日々の資金繰りに行き詰まれば大恐慌


というネタに発展させて話をしてみたいと思います(笑)。



まず、
「なんでわざわざ日銀は国債を担保にしておカネ借りないといけないの?その動機は?」

動機ですが、

↓こういう状況を考えて見ましょう。


A銀行は短期的な余裕資金が1兆円あるとします。

その1兆円は、
例えば、3ヶ月後に、B銀行に返さないといけないおカネなのですが、

向こう3ヶ月はダブついている資金です。


で、
この1兆円は、3ヵ月後には耳をそろえて返済しないといけないわけですから、
絶対に元本割れしては困る資金です。

一番確実なのは、残存期間がきっちり3ヶ月後の国債を買うことなのですが、

いまちょうどそんな都合の良い国債が見つからないとします。

そんなときに、です。

日銀
「C銀行で一時的な不足資金があるので、3ヶ月だけカネ貸してくれ」
と言って来たらどうでしょうか?

A銀行としてはC銀行に直接貸しても良いのですが、
C銀行が向こう3ヶ月のあいだに破綻する可能性が0.1%でもあれば、やはりイヤです。

しかし、
相手が日銀なら、取りっぱぐれはないわけですし、
しかも、
国債を担保に入れてくれるとなれば、絶対安全確実に運用できるので、
願ったり叶ったり、ということになります。


日銀の立場からすれば、
C銀行に金を貸すのに、
直接「当座預金」を増やす(ベースマネーの増加)で対応しても良いのですが、

それだとA銀行の収益機会が損なわれるわけですし、ある意味民業圧迫になってしまいますね。


ということで、
日銀は親切にもA銀行とC銀行の間を取り持ち
C銀行は短期の不足資金を調達でき、A銀行も安全確実な短期の運用先が見つかり

めでたしめでたし

と言うわけです。



ところで、


民間金融機関同士の資金の融通について、

全て日銀が仲介しているかというと、決してそんなことはありません。

民間金融機関同士は日々、互いに資金の融通をしています。


たとえば、

金融機関同士では、一夜だけの資金不足を補うようなカネの貸し借りもやっています。

それが、
日銀が金融調節の目標金利としている例の
「無担保コール オーバーナイト物」というヤツです。


金融機関というものは日々、資金の過不足が起こるものなので、

こういった貸し借りがなければ、金融機関の経営は成り立ちません。

ここがミソです。


リーマンショック後

欧米の民間金融機関は互いに
「お前んとこ、ほんまはやばいんとちゃうか」と
疑心暗鬼になり、

互いに資金の融通をしなくなり、それでどえらい騒ぎになりました。

これこそが「金融危機」なのです。


これを放っておくと金融が完全に麻痺

29年大恐慌の再来となってしまうため、
FRBを始めとする各国の中央銀行が必死になって金融機関にカネを貸しまくり、何とかしのいで来ている

というのが現在の状況というわけです。


つまりは、大事なのは「信用」です。

経済というものは「信用」の上に成り立っているわけです。

我々が日頃使っている1万円札だって、これは皆が価値があると信じている、政府や日銀を一応は信用していることによって価値が成立しています。


サブプライムローンのような、

借り手の返済能力を大幅に上回るような金額を貸し込むようなやり方は、

そもそも「信用」を無視した手法であったわけですから、

いずれは信用不安、疑心暗鬼が起こることは、あまりにも当然の結果と言えそうですね。


そして、
国が借金を増やし続けられるかどうか信用の問題です。

国家についての信用と言うものは、
「これからも存在し続けることが出来るかどうか」
ということになりますが、


「国債を刷れ!」でも使った

TreasuryDirect
米財務省が、米国民がWebで直接国債を取引できるように作っているサイト)の

米国の公的債務のデータ


から、

面白い数字を出して見ましょう。

1791年1月1日 の公的債務残高
75,463,476.52ドル(7千500万ドル)

2008年9月30日 の公的債務残高
10,024,724,896,912.40ドル(10兆ドル)

ということで、
この220年の間に、米国の公的債務は13.3万倍
になっています。
13.3万倍
です。

国の借金は返してなどいないし、米政府はそんなつもりもないし、そもそもそんな必要も全くないわけです。

私、
昨日も某東京キー局の番組
某有名タレント&某有名政治評論家

「国の借金は返さなければならない」という前提で議論しているのを見て

辟易としてしまいましたが…
「アメリカの借金が過去220年で13万倍になっている」というのを知れば、彼らはどんな顔をするでしょうか?ハトが豆鉄砲を食らったような顔でもするでしょうかね…

「いまだに日本政府の借金は大変だ!これ以上増えたら破綻だ!と言って、躍起になって国家財政の信用を損なおうとしているマスコミの皆さんは、国民の疑心暗鬼、信用不安を頑張ってせっせと煽って大恐慌でも起こしたいのかしら?摩訶不思議」、と思われた方は↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

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