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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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185:「国の借金」の報道の仕方 in USA

2009/05/21 (Thu) 00:04


別に最新のニュースと言うわけでもないのですが、

米国「ウォール・ストリート・ジャーナル」
国の借金(もちろん米国の)の報道の仕方について。


記事のタイトルは、
New Debt Could Hamstring Obama

新しい借金はオバマの足かせになりそう
08年11月6日
http://online.wsj.com/article/SB122591965987102467.html

ウォール・ストリート・ジャーナルと言えば、
共和党寄り、金持ち寄り、新自由主義万歳ですので、

いかにもネガティブな感じです。が、

しかーし


国の借金大変だー!もうダメだー!


だけしか書かないような

日本のマスコミ(最近では一部を除く)とは異なり

ちゃんと、一つの記事の中で、悲観論だけでなく楽観論も取り上げているところは、
かなり好感が持てるところです。


で、悲観論はこんな感じ:

「高齢化社会の中、医療費増加なども控えているから政府債務増加でお先真っ暗」

一方、

楽観論一応はグラフ付きで、




オバマの財政出動政府借金が150兆円増えたところで、
 GDP比は49%になるだけ。
 100%を超えの日本や、大戦中の米国とは比べ物にならないほど低い

という具合です。

グラフのタイトルは「Bigger Burden (より大きな重荷)」ではありますが、一応は楽観論の説明に使っています^^;)


まあ、この楽観論については、
日本では使えないですが!

何しろ、日本の政府負債GDP比は統計の出し方によって違いますが、
190%とかで、先進国でも最も高い部類ですので(笑)。


日本の政府負債の話を書くときは、

アイスランドやアルゼンチンが「破綻」したときのGDP比がいかに低かったか

(アイスランドはこの前書きましたように54%くらい。
 アルゼンチンは64.1% http://www.imf.org/external/np/speeches/2002/071702.htm 
 です)

を書いて、「GDP比は国家破綻とは関係がない」と書いた上で、


↓政府債務が増えている分だけ民間の債務が減っている話とか


日本の対外純資産が世界最大(つまり、国全体の資産が国全体の負債を上回っていて、その差額が世界最大)

という話を書くべきですね。

まあ、そんなことを書くと、悲観論が霞んで、比較する意味すらなくなりそうですが^^;

「うーん、日本のマスコミ(一部除く)は国家財政について楽観論を書くと、悲観論が霞んで記事が面白くなくなって、困り果ててしまうのかなー???」、と思われた方は↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

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