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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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192:メイド イン ジャパン2

2009/05/12 (Tue) 19:35


今、
鉄鋼の安値輸出が問題になっているそうです。

と聞くと、
東南アジアのどこかの国の為替が安くなって、
その国の鉄鋼メーカーの、米国への安値輸出が問題になっているのか、

と思いませんか?


冒頭のAFPニュースにもあるように、
米国では「バイ・アメリカン条項」でアメリカの鉄鋼メーカーを保護しようとする動きがあったりしますので^^;

ところが、です。

本日のタイトルから検討がつくように…

問題を起こしている(?)のは、他ならぬ日本の鉄鋼メーカーなのです。

しかも、

その輸出先はアメリカではなく

なんと、
超為替安となっていて、価格競争力も超が付くほど高まっていそうな韓国なのです。

【鋼材貿易、日韓に摩擦の兆し】

日本メーカーは輸出シフトを強めている

鉄鋼貿易を巡って、日本と韓国に摩擦の兆しが広がってきた。

一部の日本メーカー薄鋼板など一部品種(他にも記事では建設用の異形棒鋼H型鋼を挙げています)の輸出価格を大幅に引き下げ
韓国への輸出量を増やしているのが背景。

韓国メーカーは警戒を強めている。



日本の三月の韓国向け鉄鋼輸出量は前月比37%増…半年ぶりの高水準



日本のメーカーが内需減退を背景に、最大輸出先の韓国への輸出シフトを強めた面もある。

韓国メーカーも安値輸出しており、日本を批判する理由は乏しい」(商社)との声は根強い。

半面(注:反面の間違い?)
アンチダンピング(不当廉売)提訴を避けるため、安値輸出の自制が必要」(鉄鋼メーカー)との声も出ている。

(日経新聞09年5月12日 22面)

韓国ウォンの対円レート

07年5月 1000ウォン=130.2円

09年4月 1000ウォン=73.6円

(OECDの対米ドルレートを元に計算)

のように、この2年で半分近くになる超ウォン安となっています。


「いやいや、
 名目の為替レートを見るだけじゃダメだよ。
 物価を考慮した実質為替レートを見ないとね^^」

と、
三橋さんの「本当はヤバくない日本経済」をお読みになった方はきっとお気づきになったと思います(実質為替レートに関しては、三橋さんがこの本で本当に分かり易く解説してくださっていました^^)。

ということで、
物価指数(ここでは、消費者相手の商売ではないので、生産者物価指数を見ます)を見てみますと…

   07年5月 09年3月 変化率
日本 103.7  103.7  ±0%
韓国 101.2  111.2  +9.9%
(出典:OECD)

のように、たしかに韓国の物価が上昇している分円高の影響がキャンセルされます。

けれども、

為替レートは+76%の円高ですので、
円高の影響が韓国の物価高+9.9%でキャンセルされる分は、ほんのわずかに過ぎません!!!


なので、

この状況下で、

日本の鉄鋼メーカーが、韓国国内で韓国メーカーよりも安く売ることができているのが、不思議でたまらない!ということになるのです。


なにせ、↓こちらのNIKKEI NET記事では、
未曽有の需要減鋼材の市中価格は軒並み数年前の水準に下がり
なお底がみえない



赤信号ばかりだった業界の風景には変化も見える。
まず在庫調整の進展。薄鋼板は3月末在庫が2カ月連続で減り、値下がりピッチが緩やかになった。



だが…個人所得が上がらない限り、マンションや自動車の内需喚起には限界があるし、企業が設備投資を手控える傾向はしばらく続くだろう。

仮に在庫調整が終了しても、

中国や韓国のメーカーが輸出攻勢を強めれば価格底入れが遠のくリスクもある。

(「渋滞に巻き込まれた鉄鋼市場」09年5月12日)



中国や韓国のメーカーが安値攻勢をかけてきて、日本メーカーが苦戦するリスク

指摘しています。


その韓国で日本メーカが韓国メーカーよりも安くできているのは、
まさに摩訶不思議ですね^^;。


一つ、理由として考えられるのは

薄鋼板、建設用の異形棒鋼、H型鋼というのは、

価格決定に関して技術力が物を言う分野、つまり、
安く作れるかどうかは技術次第

なのかも知れません。

でも、正直なところ、私は良く分からないです^^;

この辺りの事情について心当たりのある方は、是非コメントをお寄せくださいね^^

それにしても、超為替安の韓国相手に、日本の鉄鋼メーカーが安値攻勢をかけているとは、そりゃあもう驚いたよ」と思われた方は、↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m

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