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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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202:財政再建=国家破綻への道!

2009/04/29 (Wed) 12:17
これ以上国債を増発して、金利が上昇したら大変だーと、

まるで財務省HPに書いてあるようなことを、
昨日の朝日新聞の社説「100兆円予算―こんなに借りて大丈夫か」で書いてあるのですが(コメントでご紹介いただきました。ありがとうございます!)

国の借金がどんどん増える中で金利がダダ下がり

なのは、これまで何度も書きましたとおりです。

過去20年の国債金利グラフを再掲します


そして、この朝日社説では、↓こんな、そろそろええ加減聞き飽きたフレーズ
日本の債務残高の国内総生産(GDP)比は170%にも達しており、主要国で最悪だ。60~80%の米国やドイツ、フランス、英国などとは出発点が違う。

これまでも散々、国の債務GDP比と国家破産とは全く関係ないと書いてきましたが、
論より証拠、「燃えよニンジャ」はショー・コスギなデータを示します↓




上記データは07年のものではありますが、
アイスランド、韓国、ハンガリー、英国

聞いただけで、ヤバい!という響きがする国々の一般政府負債GDP比は、日本やイタリアのような目下、安定している国と比べてずっと低いですね。

しかも、
アイスランド、韓国に至っては、一般政府純負債がマイナス
つまり、
国の実質借金がゼロどころか、国があり余る金融資産を持っているのに、実質的に国家破綻した、または破綻しかけているのです。

ということは、

国が財政再建=債務GDP比を減らしたりした日には、却って国家破綻するんじゃないの、朝日さん?

と、思わずツッコミを入れたくなる今日この頃であります。

さらに上記社説では、「金利が上昇したら、国の金利負担が増える」ことだけを書いて「大変だー」と書いてあるのですが、金利が上昇したら、国民の金利収入も当然のように上昇ですね。

ところで、
日本国債の金利が低いことの理由については、いままでも色々説明してきましたが、
先日、読者の方がコメントでフィッシャーの貨幣数量方程式について書いてくださっていましたので、これを使った説明もしてみたいと思います。

Mv = PY

M :貨幣供給量
v :貨幣の所得流通速度
P :価格水準(デフレーター)
Y :産出物の数量 (実質GDP)

です。

さて、
PはGDPデフレーター、Yは実質GDPなので、
PY=名目GDPと見ることが出来ます。

また、Mをマネーストック統計のM2とすると、上の式は

v=名目GDP÷M2

と変形することができ、お金の回転速度を計算できることが分かります。

ということで、お金の回転速度の日米比較です(下図)




米国ではお金の回転速度が長期的に上昇傾向

日本ではこの30年で半分以下となる大幅な下落ですね。


ついでに国債(10年物)金利もプロットしました。

国債金利とお金の回転速度は直接関係あるわけでもないのですが、
90年以降、日本の速度がどんどん減っていく中で、日米の金利差が開いていっている様子が分かります。

お金の回転速度が落ちているということは、お金が余っている、だぶついているということです。

また、
国債発行は信用創造のプロセスを通じて、世の中のお金の量を増やすということは以前、説明しました。

そもそも、国債自体が元本保証の定期預金と全く同じものなので、通貨そのものであることも以前、説明しました。

極端な話、

国の借金がGDP比で多い=お金がだぶついている=お金の速度(GDP÷M2)が低い=国債金利が低い

と言えます。

日本経済の問題は、国の借金が多すぎて国が破綻しそうとか、そんなことでは絶対にありません。

問題は、お金が回転していないことなのです。

Mv = PY
の式に戻りますと

日本では、90年→07年の間に

M(M2)は1.5倍増加しています。
PY(名目GDP)は1.15倍増で、Mほど増えていません。

Mは増えているが、PYは増えていないのです。

そして、
PY=民間消費+民間投資+政府支出+純輸出
ですね。

PYを増やすにはどうしたらよいか?
を考えてみましょう。

金融緩和つまり、Mを増やすだけでは増えなかったわけですし、

そして、PYの中で能動的に増やせるのは政府支出のみです。
(民間は不景気では萎縮して支出を自分から増やすことはなく、純輸出は他国次第です)

また、政府支出は95年以降は横ばいまたは減少でした。

ということは、
PYを増やすには、
今やるべきは政府支出を増やす以外にはないということです。

もちろん、
できるだけ民間消費や民間投資を促がす工夫(福祉を充実させて、安心感を高め、安心して消費できる環境を整えるとか、将来のためにエネルギー的独立を高めるための民間投資を刺激するような政府支出を増やす)も必要ですね。

さて、

「朝日さん、政府債務のGDP比が日本よりずーっと低いアイスランド、韓国、ハンガリーなどの国々が次々と破綻した、または破綻の危機にさらされつつある事実を、ちゃんと調べてから社説書きなはれ!」「ええ加減、【債務GDP比が先進国最悪で国の借金は大変だ教】の説教にはウンザリ。マスコミはこんな変な宗教の布教活動というか不況活動(?)ではなくて、論理的で建設的で科学的な公共の福祉に資する報道活動をしなはれ!」と思われた方は、こちらのリンクのクリックをお願い致します↓ m(_ _)m

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