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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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206:名古屋から日本が変わる!?【3】もう一つの「積極財政」

2009/04/25 (Sat) 15:24
昨日の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/15661988.html
続きです。

今日は河村たかし名古屋市長候補の掲げる政策(「名古屋政策」)の財政面について。


河村さんの政策
市民税10%カット
というのがあります。

減税したら福祉が削減されるのではないか?

という心配も起こるのですが、

その一方で、

福祉・環境は拡大、新規事業を増やす

という政策も掲げています。

さて、
それはどういうことかというと、下図のようになるようです:



・減税分は「無駄遣い」カットでまかなう
 

⇒補足

 無駄遣いカット⇒減税 の順では無駄遣いが減らせないという
 国会議員時代の経験により
 まず減税して無駄遣いの財源を断ち切ってから、無駄遣いカット、という
 手法で行うそうです。
 ↑肝心なことを書き漏らしておりました。すみません!


・さらに別枠で「無駄遣い」を減らし、福祉や環境事業を充実させる
(→他の支出を福祉等に切替)

さて、
ここで、減税の部分にだけ話を限定します。

上記のやり方
財政的には積極財政か緊縮財政かというと

どちらでもない、ニュートラルな財政政策です。

さて、
その減税のやり方は「名古屋政策」では次のような方針が示されています:
減税の姿として、

定率減税(金持ちはゼロ)
定額減税、
子育て減税、
勤労者減税、
社会保障減税、
それらのミックスなどもあり。

低所得世帯や子育て世帯中心の減税ということですね。

ということは、

消費性向の高い世帯への減税=乗数効果が高くなる減税となる可能性が高くなります。

また、上記のような減税は、「国債を刷れ!」でも紹介しました

「勤労」や「子育て」は社会への貢献とみなして厚く遇する
英国ニューレーバーの「第三の道」と同じ発想です。

一方、
その減税の「財源」となる「無駄遣い削減」
「無駄遣い」とは、
こちらのHP「河村たかしの看板政策・市民税10%減税で福祉はこうなる」というビデオ・クリップで河村さんが語るところによると、
市の職員の皆さんからのメールがたくさん来ていて、「無駄な事業が山ほどある」と言う風に書いてあります
という具合だそうで、

消費性向があまり高く=乗数効果の高くない、お金の行き先に偏りのある支出になっているのではなかろうかと想像します(もしかしたら、そんなこともないかも知れません。あくまでも想像です)

そうなると、
乗数効果の高くない「無駄遣い」から乗数効果の高い減税へのシフトとなり、
それによって「経済効果の高い財政」となる可能性があります。

もちろん、税金の一部の使い方を、市民が自分で決めることが出来る、ということになるので、その観点からも好ましいでしょう。

翻って、我が神戸市では、
昔、神戸空港建設のときに「税金は一切投入しません」と市は説明していたのに、
結局税金を投入しており、
しかも、近頃では2年に一度、「特別徴収」と称して、年数万円、私のフトコロから持ってかれています(なお、神戸市在住のサラリーマンの皆さんは源泉徴収されているので気付いていないうちに取られているかも知れません)。
私、神戸空港については2度も建設反対に署名(理由:絶対赤字になるのが目に見えていたから)したのに、なんで税金をはらわなアカンねん。賛成したヤツからだけ特別徴収しろ!と、
正直、怒り心頭ですので、河村さんの減税には非常に好感を持てます。


また、
減税部分以外のところで、「無駄遣い」を削って

医療・介護・子育てその他の福祉の充実

を行うことで、

「生活に対する安心感」が出てくればどうなるでしょうか?

将来不安を軽減できれば、将来(特に老後)のためにお金を貯め込む必要性が小さくなり、その分、消費にお金が回り易くなる可能性が高くなります


ちょっと、下の表を見ていただきたいのですが

これは、北欧の高福祉高負担の国と、日米の低福祉低負担の国の、
政府金融純資産と家計金融純資産のGDP比(2007年時点)を示しています(出典OECD)。



北欧諸国では、政府の純資産が+側になっていますが、家計の純資産は小さい

逆に、
日米は、政府の純資産が大きく-側(つまり政府の借金が大きい)になっていますが、家計の純資産は非常に大きい

北欧、特にノルウェーでは家計金融純資産のGDP比が18%しかなく、日米の10分の1以下です。

これは、恐らくは、
北欧諸国では福祉が充実しているため、国民は自分で将来に備えて貯め込む必要がないから、だと考えられます。

さらに、昨日紹介しました
「地域委員会」
が仮に、うまく機能するとすれば、地域コミュニティーも充実し、更なる安心感の積み増しが期待できます。

ということで、

「河村市政」が実施されるとすれば、
うまく行けば、福祉や地域コミュニティーの充実と経済の活性化が、200万人都市で両立して達成されるという画期的な好事例となる可能性がある、

と考えられるのです。


なお、
環境関係では↓こんな興味深い政策が「名古屋政策」p.8で掲げられています
自然と共生する都市再生事業

[緑の回廊、水の回廊、風の道]

・名古屋の森(縄文・鎮守の森、里地里山、四季の花咲く公園、緑の校庭)を緑の回廊
(緑の道路)でつなぎ、小川・地域河川を復活させ水の回廊でつなぐ
快適な住環境&ヒートアイランド現象の緩和で省エネ効果も狙う

[未利用農地の活用]
未利用農地・耕作放棄地で飼料用・バイオ燃料用作物を栽培し、
 いざというときには直ちに食料増産ができるよう農地としての機能を維持する。
・新鮮で安全な食べ物を供給し、食料の自給率を向上させる。


さて、最後にもう一つ書いておきます

「河村さん、口だけでなく本当に戦いますかね?」

というご懸念のコメントがあったので、
市長選出馬までの「ひともんちゃく」の経緯について、書きます。

実は、河村さんが出馬表明した当初
「市議会議員の報酬カット」を掲げていたためか、
名古屋市議の民主党会派の皆さんが、名古屋市議の特権廃止運動をしているごく少数の方を除き、ことごとく反対に回ったそうです。

そして、市議民主会派の皆さんは独自の候補を擁立して党本部に推薦を要請。
そのとき、河村さんは「民主党の推薦がなくても出馬する!」と宣言しました。

すると、党本部でも推薦を誰にするか、なかなか決めかねているうち
その市議の皆さんが擁立した候補の方が、出馬を断念したのです。
(私が「河村事務所」を訪問したのは、ちょうどそのタイミングのときでした)

ということで、河村さんはすでに市長選出馬前から戦っておられます。

明日(26日)の名古屋市長選、どうなるか注目ですね、と思われた方は、こちらのリンクのクリックをお願い致します↓ m(_ _)m

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