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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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209:支出抑制でも借金増のナゾ

2009/04/22 (Wed) 23:43
本日は諸般の事情により、予定を変更しまして、

政府が支出を増やさなくなったのに、なぜ政府の借金が増えたかについて、
ごく簡潔に。




これはあくまで概念的な説明です。

バブル絶頂期、民間は貯蓄余剰を止めて赤字になり、つまり、借金をいっぱいして支出を増やしていたので、政府は財政黒字になっていました。

それが、バブル崩壊後、民間は極端に支出を減らして貯蓄余剰となり、
その反対側で、政府は経済を維持するために支出を増やさざるを得ませんでした。

(上記の話は、『政府赤字は民間黒字!』をご参照ください)

ということで、
上図のように、95年くらいまでは政府は支出をガツンと増やしました。

さて、

その増やした水準であとは横ばい。その後減少に転じますが、90年の水準よりずっと大きいままです。

そのため、上図の赤点線で示した部分の面積だけ政府の借金は増えたわけです。

他の言い方をすれば、支出の増加の累積、積分の分だけ、借金が増えたということになります。


90年水準と比べた政府支出増加の累積が450.7兆円。

この金額はちょうど同じ90年⇒07年までの期間の政府の純負債の増加額429兆円と同程度の金額です。


なお、その間、民間の金融純資産は659兆円増えました。

民間貯蓄余剰-政府赤字=経常黒字 です。これを変形すると

民間貯蓄余剰=政府赤字+経常黒字 になります。

民間の金融純資産の増加が政府の純負債増加を上回るのは、

経常黒字の累積があるから、と説明することが出来ます。


民間金融純資産増加 659兆円



政府純負債増加 429兆円 + 経常黒字累積 249兆円 =678兆円


を比べると、まあ大体は一致していますね^^。


政府の借金が増えること自体、何の問題もありません。

問題は

GDP=民間支出+政府支出+純輸出

をどう増やすかです。

民間は、不況のとき好き好んで支出する訳がありません。

純輸出だって、他の国次第です。こっちでどうこうできる話ではありません。

ここで重要なのは、当然、政府支出です。政府支出は政府次第なのですから。


ここで、皆さん、経営者になったつもりで考えてください。

(1)日本政府は景気対策は何もしないらしい。

と思ったらどういう行動を取りますか?私なら、景気対策をバンバンやってる中国やアメリカ向けに資源を振り向けます。「政府が景気対策しないなら、国内売上は落ちる一方だろうし、もういいや。海外現地生産加速!Japan Passing!!」


(2)日本政府は景気対策することになった!

「お、この分野に集中的に政府は支出を増やすのねん。国内売上がバンバン伸びそうだし、いっちょ国内で設備投資したろか。いぇい!」


と、なるのではないでしょうか?


ちなみに、
アメリカでは地熱発電所の建設費の1/3を政府が援助する制度があって、いま、地熱発電所建設ブームが巻き起こっているそうです。

「300億かかる建設コストが200億で済むからね。これなら採算取れるし、そりゃ、どんどん建設したくもなるよ。」

のように、事業者が語っているのをテレビで見ました。

政府支出が呼び水になって、民間支出が増えているわけです。

このような米政府の積極介入があって、
10年くらい前まで、日本は地熱発電の最先進国と言われていたのが、いまやアメリカにかなり先んじられてしまっているとのこと。


なお、
次世代エネルギーと期待されるメタン・ハイドレードについては、日本の技術が先行しているそうです。
海洋産出実験12年度に 世界初、商業化探る
これは民間企業ではなく、「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」という独立行政法人の話です。

前にも紹介したのですが、オバマ大統領は06年出版の著書「合衆国再生」で
コスト削減と政府の縮小だけではアメリカは中国やインドとは競争できない

と書いています。

いま、万が一にも、日本政府がトチ狂って「財政再建だ!歳出削減だ!増税だ!」をすれば、ただでさえ悪い景気をされに悪化させ、失業者も自殺者もどんどん増えるばかりか、インドや中国、アメリカとの競争もできなくなるよねえ、と思われた方は、こちらのリンクのクリックをお願い致します↓ m(_ _)m

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