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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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217:日経「日本国は破産しない」

2009/04/15 (Wed) 12:19

【「国債を刷れ!」質問コーナー】はこちらをクリック


今日(09/04/15)の日経朝刊17面に、

素晴らしい記事が載っていたというのを、コメント欄で教えていただきました。

せっかくですので、書いてくださった記事の要約こちらに引用させていただきたく思います:
(お返事する猫さん、ありがとうございます!)

【大機 小機 日本国は破産しない】

財政支出や減税で国民総支出を拡大しなくてはならない。

国の借金と企業の借金とでは全く違う
 国の公債がが多いということは、国民が公債を買い、
 その金融資産が増えるということである。
 だから国は破産しない

不況は社会資本の充実のチャンスだ。
 太陽光発電や風力発電のほか新幹線、高速道路、港湾施設、
 橋梁など伝統的分野も重要だ。
 環境や福祉などにも多くの需要がある。
 政府支出は乗数効果を持ち、民間の投資や消費も増えるだろう。

 政府は思い切って公債を増発し、政府支出を増やすべきである。
政府支出の乗数効果とは、
 政府支出以上にGDPが増えるという意味ですが、
 概念的な説明は「国債を刷れ!」p.145に図入りで行っております。
 また、
 内閣府シミュレーション(2006年版)を用いた乗数効果の検討
 こちら
 ⇒ 内閣府シミュレーションによる財政拡大⇒財政健全化の検証


「とてつもなく」素晴らしい記事ですね!

経済に関して、新聞でここまで素敵な論説記事が書いてあるのを読んだのは、生まれて初めてのような気がします。


上記日経記事の要約で
 国の公債がが多いということは、国民が公債を買い、
 その金融資産が増えるということである。
とありましたが、これについて補足します:

国が15兆円国債を発行したとすれば、お金の流れは次のようになります:

1.国債発行
 国: 預金15兆円(資産増加)/国債15兆円(負債増加)
 国民:国債15兆円(資産増加)/預金15兆円(資産減少)

2.財政出動
 国: 費用15兆円/預金15兆円(資産減少)
 国民:預金15兆円(資産増加)/収益15兆円

で、
国全体の資産・負債の増減
 資産:預金15兆円増加-預金15兆円減少+国債15兆円増加-預金15兆円減少
    +預金15兆円増加=国債15兆円増加
 負債:国債15兆円増加
となり、
 純資産:国債(国民の資産)15兆円増加-国債(国の負債)15兆円増加=±0兆円

です。
また、費用・収益
 費用:(国の財政出動)15兆円
 収益:(国民の受け取り)15兆円
 純利益:収益15兆円-費用15兆円=

です。
 つまり、純資産の増減も、純利益もゼロです。

ただし、
お金が回転する間に、モノやサービスがお金とは反対側に回転するので、

国民の生活の営みにふくらみが生じるため、そこに価値が生まれます。

お金は、回転することによって初めて価値を生むのです。


逆に、
金額としてどんなに大きな金融資産があっても、
それが回転しなければ、我々の実生活にとって、その金融資産の物理的価値はゼロですね^^。
 

お金は、存在するだけでは価値はありません。


マクロ経済について、GDPというお金の回転の指標が重視されるのはそのためです。
(もっと細かいことを言うと、GDPは生産活動を伴うものだけがカウントされます。
  株を買ったとか、年金を支給したとかいった、お金だけの金融取引はカウントされ
  ませんお金の回転の反対方向に実物やサービスが回転しているものだけ
  がカウントされ
  ます。)

また、

世界全体の対外資産・対外負債を足せば必ずゼロになります。
世界の対外純資産の総計はゼロ

世界全体の経常収支(対外収支)を足してもゼロになります。

その中で、世界全体のGDPは、基本的にはどんどん大きくなっています。

経済成長とは、モノやサービスの回転を伴う、お金の回転が大きくなることです。

ただし、
逆に言えば、モノやサービスの回転さえうまくいけば、別にお金は回らなくても良い
つまり、
物々交換が円滑に行われる仕組みさえあれば、お金というもの自体がそもそも必要ないのですが、
それはまた別の話ですね^^;。

ちょっと話があらぬ方向へ行ってしまいましたが、
まとめますと、

・国の借金が増えると、その反対側で国民の金融資産(主に預金)が増える
 (注:国の借金が増えている間に、民間の借金が減れば、
    国の借金が増える程には国民の金融資産は増えません。
    ただし、国全体で考えれば、
    国全体の借金が増えれば必ず金融資産も増えます。
     ⇒『結局、国債の何が問題?』の回や、
       『国債は通貨!』の回
      もご参照ください。
    ただし、それは経常収支(つまり対外収支)のバランスや、
    外貨建て資産・負債のバランスの為替変動による変化で
    多かれ少なかれ、変化を受けますが)
    
・問題は国の借金の大きさや、国民の金融資産の大きさではなく、
 モノやサービスの回転を伴うお金の回転をどうやって大きくするか。

です。

なお、
肝心カナメのモノやサービスの回転を持続させるためには、
エネルギー的に自立すること(=石油依存を脱却すること)とか、
限りある資源のリサイクルといった問題が、
非常に重要になって来ます。

国民生活を維持向上するためのモノやサービスの回転を、
将来にわたって持続させるために、
どこに集中的にお金の回転を誘導するかが極めて重要
ということになりますね。

それこそが、政治の最たる目的と言えます。

国の借金とか財政規律といった問題はそれに比べれば本当に取るに足らない、枝葉のことに過ぎません。
⇒というよりは、デフレの時は、国の借金や財政赤字は歯牙にもかけるべきではありません。無視すべき問題です!!!財政を黒字化しても良いのは、景気の過熱を抑えるために、政府支出を抑制したり増税するときだけです。

最後に、
麻生首相は、景気が良くなれば、3年後に消費税増税をお願いしたい、と表明していますが、
これは、麻生首相の本音ではなくて、政治的配慮、建前ではなかろうかと個人的には考えています。

その根拠

・麻生さんは、橋本政権の消費税増税を景気を腰折れさせたとしてコテンパンに批判
  していること

・消費税増税の話をするとき、麻生さんはあくまでも「景気が良くなったら」
 という条件を決して外さないこと

です。
詳しくはこちらに書きました⇒ 『積極財政派VS上げ潮派②「消費税と麻生首相」』

もちろん、
景気が過熱気味になって、むしろ景気の加速を抑えたいという場面になれば、バブル抑制のために、ある程度の増税はしても良いですし、すべきですが、

基本的に景気が良くなったら

・所得税が累進的に増加する
・法人税は赤字法人の減少に伴い、加速度的に増加する
 (赤字法人の法人税は基本的にゼロ)
・消費税もGDPにほぼ比例して増加する

などなど、そもそもあえて「増税」しなくても実質増税ですので、別に増税しなくて良いでしょう。
 

日経「日本国は破産しない」の記事には感動、これが17面でなく1面ならもっと感動(T0T)と思われた方は、こちらのリンクのクリックをお願い致します↓ m(_ _)m

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