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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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233:米ドルの裏づけ【2】

2009/04/06 (Mon) 12:18
もし中国が米国債を投売りする

と宣言したという、もの凄い極端な状況があった場合、

ドルの価値を守れるかどうか

私が合衆国大統領だったら、という妄想(?)の中で、対策を考えてみる

というフィクションの続きです。

前編はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/14363171.html


今回の内容に入る前に:

>もし中国が米国債を投売りする
この確立は何%ぐらいでしょうか。中国自身へのブーメランも考えてどう思われますか?
というご質問について。


今のところ、
中国経済は米国への輸出にかなり依存していると考えられます。

ローエンドの工業製品を安価な労働力を使って提供する、というビジネスモデルで、
このビジネスモデルを守るため元売りドル買いの介入を続けていると思われますので、

中国が米国債を投売りする、という確率は極めて低いのではないでしょうか?

もし、'中国の内需がしっかりしてくれば状況は変わってくるかも知れませんが、当面はそのリスクは極めて小さいでしょう。

ドルに代わる基軸通貨を、と中国の要人が発言するのは、
今のところは、政治的駆け引きのため(立場を有利にするため)の揺さぶり
と考えられるように思われますが、いかがでしょうか?


では、本題です。

2.米国債を買おうキャンペーンを展開する


中国政府が保有する米国債は、アメリカ財務省の資料によりますと、09年1月現在で

7,396億ドル(約74兆円)

です。(ちなみに日本は6,348億ドル、約63兆円)


そして、米国の「個人+NPO」の08年末時点の金融資産については、
FRBの「Flow of Funds Accounts」の「Level tables」を見ると、

金融資産:408,142億ドル(4,081兆円) 
負債:142,420億ドル(1,424兆円)
金融純資産:265,722億ドル(2,657兆円)

この「個人+NPO」は金融純資産は、中国政府の米国債保有額の実に35倍あります。


日本の個人(家計部門)の金融純資産は、資金循環統計によると
08年末で1,058兆円

米国の方が日本の倍以上となっていますね。ちょっと、意外です。

なお、国民一人当たりで考えると、アメリカの人口は3億、日本は1.2億です。
日本の人口にあわせてみると、
2,657兆円÷3×1.2=1062.8兆円

で、若干アメリカの方が多くなります。


また、Balance sheet tables で「個人+NPO」の不動産等の有形資産をも含めたバランスシートを見てみますと、

資産:657,189億ドル(6,572兆円)
負債:142,420億ドル(1,424兆円)
純資産:514,769億ドル(5,148兆円)

純資産ベースでは、中国政府の米国債保有額の約70倍となります。


そこで、
もし万が一、中国が「米国債を投売りする」と宣言したとして(まずあり得ないのですが^^;)、
私が大統領なら、国民にこう呼びかけます:
今、中国が米国債を投売りしようとし、わが合衆国国民の自由を脅かそうとしている。

確かに、中国が保有している米国債は7,396億ドル(74兆円)と莫大な金額に上る。

しかし、我らアメリカ国民は、その70倍にもなる514,769億ドル(5,148兆円)という、とてつもない純資産を保有しているのである。

そこで今日、わたしは国民の皆さんにお願いしたい。

この中国の重大な挑戦を、受けて立とうではないか。

我らの自由、合衆国の自由を守るため、米国債を買い支えよう!

かつて我々は、自由を勝ち取るために戦い、独立を勝ち得た。

この金融戦争も、国民が一致団結すれば必ず勝つことが出来る。我々の自由を勝ち取ろう。

国民の皆さん、今日この日を、第二の独立記念日としようではないか!

我々アメリカ国民は、金融資産だけでも408,142億ドル(4,081兆円)もの膨大な金額を保有していることを決して忘れないで欲しい。

我々から自由を奪おうとする連中に、我々の力を見せ付けてやろう!

↑このような演説で、アメリカ国民の心を取れるかどうか、それは優秀なスタッフを使って詳細に検討させ、
さらに、
ジーパン姿でスターバックスに通って演説原稿を書いている例のスピーチライターの兄ちゃんに、
もっとうまくアメリカ人の愛国心を煽るようなスピーチを書いてもらいます。

さらには、
10ドルから買える国債を発行し、小学生にも買ってもらい、ますます国民の一致団結感を演出します。


ちなみに、冒頭のAFP News「09年世界の億万長者トップ20」を元に作成した表を示します



アメリカ人の大富豪上位10人だけで、21兆円もあるとは、これまた驚きであります。

ということで、駄目押しとして、

大富豪の皆さんにホワイトハウスに集まってもらい

この戦いは必ず勝つことができる!我々は米国債を買い支える!!

大々的にアピールしてもらいます。


ここまですれば、「さすがに米国債の投売りをしても無駄か」、とあきらめてもらえると思いますが…


それでも、
中国が米国債を売ってくれば?
上記のように米国債を買い支えれば、米国債の暴落は防げるかも知れないけれど、
中国が米国債を売って手にした米ドル預金を外貨に変え(つまり、ドルそのものの投売り)ようとしすれば、米ドルはやはり暴落か?

という懸念は拭いきれないかも知れません。

次回は、さらにその当たりを突っ込んで検討してみましょう。


それにしても、貧富の差が大きいとは言え、

アメリカって、金持ってる人は、やたら持っていらっしゃるのね、と思われた方は、↓こちらのリンクのクリックを

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