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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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239:国債、「逆未達」

2009/04/03 (Fri) 15:49
2010年末までに財政出動の合計が500兆円になるように…

という話になりましたね。

ただ、この500兆円というのは、「目標」ではなく、
「各国の財政出動の合計が5兆ドル(約500兆円)になるとの積算を示すにとどめた。
(日経新聞 09年4月3日 3面)

ということなのだそうです。

2007年の世界の名目GDP世界銀行のデータで

54兆ドル

でした。これを基準に考えると、5兆円で世界のGDP比約9.3%

これが2010年末まで、つまり、約2年間で、ということなので、1年当たりは4.6%ということになります。

まあ、ドイツやフランスが財政出動の目標を設定するのは渋ったとは言え、
世界のGDPと比較するとかなり大規模な財政出動になるということは、
間違いなさそうです。

まさに、「国債を刷れ!」な世界になりつつありますね^^。


それにしても、報道機関がこういう話をするときは、「500兆円」という金額だけを言うのではなくて、

1年あたり世界のGDPの○○%

という記事を是非とも1行追加して欲しいですね。

でないと、こっちでいちいち計算せなあかんやないかい!(笑)


ちなみに、上のAFPの写真で、まるで大学の卒業式のような雰囲気をかもし出しているのは

バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領、
シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)伊首相、
ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)露大統領

という面々です。


本題に入る前にもう一つ、
昨日の話題『通貨安で対外純債務改善!?』の 補足です。

イギリスと違って、韓国は対外債務も外貨建てだろうから、イギリスのように「通貨安で対外純債務改善」というロジックが成り立たないのでは?という読者の方からの疑問について:



これは、「対外債務」のうち、
どれくらいの割合が外貨建てで、どれくらいの割合が自国通貨建てか、によると考えられます。

上の表のように、
07年末から08年末にかけてのポンドと韓国ウォンの対米ドル下落率は、
あまり変わりません。

それなのに、
対外純債務GDP比の改善幅は、イギリスの方がずっと良くなっています。

おそらく、
英国の対外債務に占める外貨建ての割合は、韓国よりもずっと低いのでしょう。


「対外純債務GDP比の改善幅」と「為替レートの下落幅」が比例すると仮定した場合、

対外純債務がゼロになるには、

英国ポンドは、07年末比で35%の下落で済むと見積もられるのに対して、

韓国ウォンは、07年末比で59%も下落しなければならないと見積もられます(上の表参照)。


さて、本題です。

英国債未達、大丈夫?』の回で、
日本でも2002年9月20日の入札で、10年物国債の未達が発生しました
という話を紹介しました。


さて、この10年物国債の買い手が付かなかった

(といっても10年物なのに1.2%しか金利が付かず、1兆3,500億円のうち、1兆1,852億円は買い手が付いたので、87.8%は売り切れたのですから、大したことはありませんが

ということが起こっているちょうどそのとき、

短期の国債(正確には「国庫短期証券」)は、売り手が見つからなかった、ということが起こっていたのです!


出典:東京短資株式会社

上の表は2002年9月の日銀の「短国買入オペ」の明細データです。

買入オペ、ということは、日銀が

短期国債、我々に売ってください!

と言っているのに、売り手側が売り渋って、品薄になり、買いオペ目標額に届かず、「未達」になっていたのです。

この時期は、長期国債が不人気で、短期国債が大人気、であったと言えます。


この02年9月、

長期国債の「販売」の未達という「ネガティブ」な情報は新聞に載りましたが、

この短期国債の「買取」の未達という「ポジティブ」な情報は一切報道されていないと思います。


報道にはやはり、バランスが必要でしょう、と思うのですが、いかがでしょうか?


また、「国債買いオペ未達」というようなことがあり得るのです。

このような事実は、私がこれまで何度か書いてきました、

政府が「国債増発+財政出動」をしない限り、日銀も資金供給を増やしようがない

ということの一つの強力な根拠と言えるでしょう^^。


日銀が「国債買うぜ!」というのに、「国債売るのいやじゃ!」、なんてこともあったとは、こりゃまた驚いたよ!と思われた方は↓こちらのリンクのクリックを

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