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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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245:通貨の量と「信認」の考察【3】

2009/03/28 (Sat) 23:19
さて、
【2】http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/13527269.html
からの続きです

仮に
「M2の量だけで、為替レートが決まる」(仮定[1])
という仮定をして、(←かなり強引な仮定ですが!)

その仮定の中で、適度な対米ドルレートになるには、今後、どれくらいM2を増やすのがちょうどいいかを計算してみたいと思います。

この仮定では、
とりあえず【1】

対米ドルでM2の増加量による円高ドル安圧力以上に円高ドル安になっている
⇒日本円は米ドルに対して何かしらの有利な要因がある

としていた「有利な要因」を考慮に入れないで、どれくらいお金を増やせるかを
見積もる、という点で、
余裕のある控え目な見積もり、になると考えられます。


過去10年に米ドルのM2は1.9倍増えています。

これからの10年も同じくらいの割合で米ドルが増えるとします(仮定[2])。

ということは、
仮定[1]により、為替レートが変わらない日本のM2の増加外率は米ドルと同じ1.9倍

これが、1ドル約100円となるM2の増加倍率となります。

ここで、心地よい円ドルレートを120円くらいとします。

120円にするための日本円の通貨供給量の増加倍率は、

1.9倍×120/100=2.28倍

と見積もることができまる(あくまでも仮定[1]が強引な仮定なので、この見積もりも強引です!)。

ここで、

M2を2.28倍にしても良いということは、そのまま国の借金を2.28倍にしても良いと考えます(仮定[3])

⇒M2は現金+預金の量の目安です。

 現金は日銀のバランスシートでは負債(実質は返済義務がないので純資産ですが形式は負債)、

 日銀以外のバランスシートでは資産、

 預金は金融機関にとっての負債、

 金融機関以外にとっては資産。

 国の借金は、国にとっては負債、民間にとっては資産です。

 よって、
 M2=現金+預金が増えれば、
 国全体(=政府+民間)の資産と負債が両方膨らむということになりますので、
 仮定[3]はそれほど無理な仮定とはいえません!


なお、M2は09年2月現在で740兆円くらいですが、
08年12月末時点での郵貯その他の預金まで含めた、現金+預金は

約1,190兆円となっています。

(資金循環統計08年10-12月期(速報値)の「金融機関(日銀含む)の現金+流動性預金+定期性預金+譲渡性預金」で計算)。


そして、いまの一般政府(中央+地方+社会保障基金)の借金の合計が
だいたい975兆円くらい(資金循環統計08年10-12月期(速報値)の「一般政府」の負債の総計)
なので、

今後10年で

975兆円×2.28倍=2,223兆円

まで増やせる、つまり、現在より1,248兆円、今後10年間で増やしても為替は大丈夫、といえるかも知れません。

ということは、1年あたり平均125兆円、国の借金を増やしても良いということになります(あくまでも上記の仮定では)。


2007年以前の
一般政府の借金の1年当たり増加幅は最大で64兆円でした(日銀「資金循環統計」)
ということは、一年当たり、この倍借金を増やしても、為替は問題ないということになります(もちろん、上記仮定[1]~[3]という強引な設定での話です^^。)

また、
一般政府の財政赤字は最大で39兆円でした(IMFデータベース)

ここで目安として、財政赤字の金額も倍までは行けるとして

39×2=78兆円

までは為替は問題ないということになります。

となると、この上記の強引な仮定の上で、かつ、米ドルとのレートだけを気にする場合、
財政赤字は、過去最大よりもさらに39兆円多くなっても良いということになります。

ということは、追加経済対策で真水で毎年平均40兆円くらいを今後10年間やっても良いことになりますね。


なお、
本日の日経朝刊3面では、

09年度の追加経済対策の財政支出を与党内では10-20兆円で検討中とのこと。
中には中川秀直さんのように30-40兆円の超大型対策が必要
とおっしゃっている方もいるとのことです。

内閣府発表の需給ギャップがGDP比マイナス4.1%、ということは、GDPが500兆円くらいなので、需要不足が約20兆円くらいということになります。

とりあえず追加支出は20‐30兆円くらいは希望したいところです。


ところで、09年の財政赤字がどれくらいになるのか、ちょっと分からないですが、「追加」がなければ仮に25兆円くらいと見積もると、上記の追加をすると55‐65兆円ということになりますね。

となると、GDP比11‐13%くらいということになりましょうか。さて、これは大きいか、小さいか?

80年代イタリアと比べてみましょう↓。

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