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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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268:「国の借金は返さなくて良い」ことの根拠

2009/03/02 (Mon) 12:27

今回は、「国債を刷れ!」に書いてあることのおさらいに過ぎませんが、

よろしければどうぞお付き合い下さいませm(_ _)m。


以下に、「国債を刷れ!」p.55の図表14と同じグラフを示します。

日本を含むG7各国の公的債務を1983年時点を100として指数化したものです。

(IMFのWorld Economic Outlook Database, April 2008データを元に指数化。最新はOctober 2008ですが^^;)



なお、83年以降というのは、単に83年以降ならデータベースに各国の数字が揃っているから、というだけのことであります。

上のグラフを見ると、

どの国も基本的には国の借金は増え続け、国の借金は軒並み過去最高を更新しています。

つまり、

どの国も借金を返してなどいません!

さて、このように借金が増え続けている各国ですが、
「国債を刷れ!」p.264にも書きましたように、
借金を増やし過ぎないルールを設定して、「財政規律」を重視している場合は多い
のです。しかし、
英国では公的純債務/GDP比を40%に維持することであり、
EUではユーロ参加国に財政赤字をGDP比3%以内にするように義務付けていることであって、

財政収支の黒字化などではない。

あくまでも赤字は容認しているのであり、
ユーロ参加国のGDP比3%にしても、英国の公的純債務/GDP比40%にしても、

GDPが大きくなればそれだけ財政赤字の絶対額の上限が増える仕組みになっている点がポイントである。
ということなのです。

つまり、英国ユーロ参加国も、

借金の絶対額を減らすつもりはさらさら無く、これからも一定のルールの下に、借金はじゃんじゃん増やし続けるつもり

であることは明白なのです。

なぜなら、国の借金は返さなければならないということでは、全くないからです。


また、政府には通貨発行権があります。

日本政府とその55%子会社である日銀は、いくらでも日本円を発行できます。

通貨発行権を持つ政府と、持たない個人や企業や町内会(?)とでは、借金の持つ意味がまったく違います。

政府の借金は国民の資産
です。

前回の記事【続・年金資産について(「隠れ債務」?】で用いた図を再掲しますが、


もし、
政府の借金を減らせば、確実に、個人や企業の資産は減ります。減らさざるを得なくなります。

我々が銀行に預けた預金は、かなりの部分が国債など公的部門の借金に回っています。

このご時世、国債以上に安全な運用先はないからです。

銀行は一般企業になかなか貸したがらないので、大手企業の社債を日銀が直接買う、つまり、日銀が一般企業に直接カネを貸すなんていう状況ですから。

もし、
国債がなければ、銀行は運用先を失い、預金保険機構に支払うおよそ0.1%の保険料も支払えなくなってしまいます。

そうなると、我々の預金は1000万円以下でも保護されなくなります。

そんなことになっても良いのでしょうか?????
私は絶対にイヤです。

現在、債務/GDP比が日本よりもずっと良好な英国や欧州よりも、日本経済はずっと安定していますよね。

だからこそ、かなりの円高にもなっています。

円という通貨に対する信認が高くなければ、円は売られて、円安になっているはずですが、現実はその逆になっています!

それなのになぜ、日本の「国の借金」が問題だという前提で考える必要があるのか、私にはさっぱり理解できません!

そして、本ブログや「国債を刷れ!」で繰り返し述べていますが、

政府の借金はすべて日本円建てです。

よって、日本政府が借金で首が回らなくなる、金詰りになることはあり得ません。

金詰りになりようがないので、

日本政府は「破綻」あるいは「破産」のしようがありません!

この仕組みの中で、どうすれば政府は破綻できるでしょう???

また、
通貨の発行をやり過ぎたときに心配なのは、

悪性インフレですが、

現在の日本は世界最低水準のインフレであり、世界最高水準のデフレです。

世界最高水準のデフレの国が、なぜインフレの心配をする必要があるでしょう???

さらに、明治以降の日本のインフレ率の最高記録戦後すぐの1946年の364.5%です(吉野俊彦「円の歴史」p.275、“日銀新指数”から計算)

ジンバブエでは1000万%を超える「ハイパーインフレ」が起こっていますが、日本ではあの太平洋戦争直後でもたったの300%台で打ち止めだったのです。

国の借金を問題にすればするほど、国民全体として不安が強くなり、
誰もが消費しよう、車を買おう、家を買おうなどという気が起こらなくなります。

これで景気が良くなるはずなどありません!

国の借金が問題だ、と言いふらしている政治家や経済学者の方々は、
政府の支出を増やしても景気が良くなる、とかならないとか

うだうだ議論しているヒマがあったら、

一度、自分たちの発言がどれくらい個人の消費意欲や企業の設備投資意欲を減退させているか、綿密な調査を行ってみてはいかがでしょうか?

と思う今日この頃でした。

日本円の借金しかないし、日本円をいくらでも発行できる日本政府が、一体全体どうやったら破綻できるのか教えて欲しいですね、と思われた方は、↓こちらのリンクのクリックを
     

http://blog.with2.net/in.php?751771

↓こちらもどうぞ[関連記事]

少子高齢化の課題と対策:
【年金問題、何が問題?【1】】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/16160579.html

政府の目指すべき方向性、課題、解決策:
【需給ギャップ】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/23526080.html

そもそも本当の意味での破綻とは何か:
【続 「破綻」を再定義してみます[1]】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/23867535.html

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 ありがとうございます

【「国債を刷れ!」補足集】の一覧はこちらをクリック

【ニュース解説】の一覧はこちらをクリック

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