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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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274:「藩札」について

2009/02/23 (Mon) 22:22

【「国債を刷れ!」補足集】の一覧はこちらをクリック

【ニュース解説】の一覧はこちらをクリック

本日は「国会議員さんから聞いた国債ネタ」について書こうと思っていたのですが、
すみません、時間的都合により、

先ほど私が軍学者・兵頭二十八先生の掲示板に書き込ませて頂きました、
江戸時代の「藩札」の話を、流用させていただきますm(_ _)m。

つまり、地方政府たる各藩が独自に発行した、中央政府たる江戸幕府の発行貨幣と異なる貨幣についての話です。

ただ、ちょうど昨日(09年2月22日)のNHK日曜討論前半で与謝野財務大臣が、
政府紙幣は、ちょっと違いますが幕末の藩札のようなもので、無茶な議論です
のようにおっしゃっていたことに関連する、一応はニュースなネタと言える話です^^



 初めまして。「国債を刷れ!」著者の廣宮です^^。
 こちらの熱烈読者様から私のブログでのコメントで、兵頭二十八先生が、激賞して下さっていることと、ご質問があると伺いましたので訪問させて頂きました次第です。

 まずは兵頭先生に過分なるお褒めの言葉を頂きましたこと、厚く御礼申し上げたく存じます。誠にありがとうございます。

 さて、ご質問について、完全なお答えというわけには行かないと思いますが、私なりのご回答を書かせて頂きたく存じます。

> 一、徳川幕府の事情は了解できたが、藩札を刷ったと思われる諸藩では、どうだったのだろうか?

鋭いご指摘ですね。藩札については↓Wikipediaになかなか興味深い解説が出ていますが、これに少々補足をする形で私の回答とさせて下さいm(_ _)m
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A9%E6%9C%AD

上記リンクで
「 
 藩札発行の目的は、自領内の貨幣の不足を補い、
 通貨量の調整機能を担わせることであった。
 それには十分な正貨準備が不可欠であったが…(以下略)

のような記述があります。

ここで、「正貨」というのは中央政府たる幕府発行の貨幣です。

なので、藩札の発行というのは、
1.幕府の貨幣(小判など)を藩で準備する
2.藩札は、少なくとも建前上は、藩札を持ち込まれれば
  いつでも幕府貨幣に交換することを保証する

というような形でなされたということになりますね。
そうなりますと、金本位制に似た通貨の発行形態と言えそうです。ただ、準備した幕府貨幣を大幅に上回る藩札を発行しすぎた結果


藩札の運用が行き詰った場合に、藩札の兌換を巡る取り付け騒ぎや一揆、打ちこわしも発生した。


と言うような事態も時には生じたようです。

さて、藩札の発行の目的をもう一度おさらいしますと、
「自領内の貨幣の不足を補い、
 通貨量の調整機能を担わせること」でした。

ということは、これは貨幣の供給量が少な過ぎてデフレが生じていた、ということだと考えられます。

デフレのときは、貨幣を少々過剰気味にした方が経済は活性化するものと考えられます。

この場合(デフレの場合)は、仮に「正貨」の準備量を上回って藩札を発行しても恐らく問題は生じなかったのではないかと考えられます(デフレかどうかというよりは、藩の信用が保たれている間は)。

逆に、藩札を発行し過ぎてインフレになったときはというと、藩政府に対する藩札保有者の信用が失墜して、人々は藩の役所に駆けつけて「取り付け騒ぎや一揆、打ちこわし」をすることにもなったのではないでしょうか。

また、インフレでなくても、何かのきっかけで藩の信用が失墜すると同様の騒ぎになったでしょう。

 これは、現在に例えると銀行の取り付け騒ぎにも似ているようにも思えます。

日銀の資金循環統計を見ますと、
日本の金融機関全体で預かっている預金(流動性預金+定期性預金+譲渡性預金)は、
08年3月で1096兆円、
それに対して、
金融機関全体で保有している現金はわずかに11兆円程度でしかありません。

 仮に、突然、全ての日本国民が銀行に対する信用を失ったとしたら、銀行は全預金の100分の1程度の現金しか払い戻すことができない、ということになります。

 ということですので、「国債を刷れ!」でも書きましたように、銀行の信用というのは、いざと言うときは政府が是が非でも守り抜くということが必要であると言えそうですね。(というのはちょっと脱線でした。すみません^^;)

以上の結論としましては、
藩札の発行については、つまるところ、
日銀の金融調整の理念である「物価の安定を通じて、国民経済の健全な発展に資する」範囲で行われていれば、藩の経済を活性化するために、うまく機能するというようなものではなかったかと、このように勘考いたします次第であります。



政府紙幣について、ちょっと思いついたので補足しますと、

たとえば、発行に際しては「政府紙幣の追加発行は、消費者物価指数が3%以下の時に限る」というような法律を作っておけば、かなり安心して発行できるのではないか、

そのように思いました。


江戸末期の諸藩の政府よりも、国債金利が世界最低な日本政府の方がよほど信用があるし、インフレにならない「物価の安定」の範囲内であれば、特に問題はないのではないでしょうか、与謝野大臣閣下
と思われた方は、↓こちらのリンクのクリックを
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 ありがとうございます

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