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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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336:1年で借金700兆円増。米国オシマイです(ウソ)

2010/08/25 (Wed) 13:33




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最近、たまたまFRBのFlow of Funds Accounts(資金循環統計)を見ていて気付いたのですが、

昨年(2009年)の1年間でアメリカの借金が700兆円ほど増えてました。



と、ここで「アメリカ」という言い方をしましたが、

「アメリカ政府」ではなく、アメリカの国内部門の合計の話です^^。

あと、借金という言い方は正確ではなく、負債(liability)です。



政府(連邦+州+地方政府)だけを見ても150兆円くらい増えているのでどえりゃー金額ですが!




国内部門の負債合計(株式・出資除く)のグラフ

実は日本のは作ったことがあったのですが、

米国のは作ったことが無かった(FRBのデータが日銀ほど整備されていなかったので面倒でした(笑))ので、
ちょっくら作って見ました。


アメリカ国内部門負債




昨年1年間の増減

連邦+州+地方政府 +1.74兆ドル(+157兆円)
家計+NPO -0.17兆ドル( -15兆円)
非金融企業 +0.63兆ドル( +57兆円)
金融機関 +5.52兆ドル(+497兆円)

()内は1ドル=90円として計算


のようになっており、家計+NPO以外は全部門で増えています。

ちなみに、FRBは08年のリーマンショック直後は1.1兆ドル(約100兆円)くらい増やしましたが、09年はほとんど増やしておらず(というより若干マイナス)、
よって、上記の金融機関の+5.52兆ドル(+497兆円)の増加は全てFRB以外の金融機関ということになります。



ちなみに、日本では…

一般政府 +21兆円
家計+NPO -1兆円
非金融法人企業 -21兆円
金融機関 -29兆円

国内部門合計 -29兆円

となっており、政府以外は全て負債を減らしております。


ここで日本の負債のグラフも上げておきます


日本国内部門負債


ちなみに、
アメリカのグラフはデータが無いので98年以降、
日本のグラフは81年からのデータを表示しています。

それにしても…

過去11年を比較すると

アメリカは54兆ドル、簡単のため1ドル=90円で計算すると4850兆円増えています。
ほぼ2倍に増えております。

対する日本は・・・
139兆円減っています!


アメリカでは政府も民間もガンガン負債を増やし、
日本では政府だけが負債を増やし、民間は負債を減らしているのです。



さて、

今回はこの負債のグラフにCPI(消費者物価指数)の折れ線グラフを重ねてみました。

すると…

物価上昇期は負債の合計が増加し、物価下落時は負債の合計が減少していることが分かります。


ちなみに、

アメリカの98年から09年までは

相関係数が0.9967
限りなく「1」に近く、

日本の80年から09年までも
0.9696
と、かなり「1」に近い数字になりました。


つまり、これらのデータからは

消費者物価と国内部門の負債合計
の間には非常に強い相関関係がありそうだ


ということが読み取れるわけです。


過去10年ほど

国内部門の負債合計が全く増えず、それどころか減っており、
物価指数も全然伸びない(つまりデフレ)の日本では、
政府の負債の増え方が全く足りない


のであり、

国内部門の負債合計がしっかり増え
物価指数も適正な範囲内(インフレ率3%前後)であったアメリカでは
政府の負債の増え方は適切であった


と言えそうです。


最近ではそのアメリカの物価指数も停滞気味です。
よって、政府の負債は年間150兆円増えたとは言え、これはまだまだ増やし足りないという感じですね。


アメリカCPI
http://www.bls.gov/


ところで、前にも書きましたが、
03年くらいから08年くらいまでのアメリカは、サブプライムローン(低所得層向け住宅ローン)などの民間債務が急激に膨らみ過ぎ、その民間債務がものの見事に弾けました。

それがサブプライムローン問題→リーマンショック→「100年に1度(?)」の世界同時不況

引き金になったのです。

負債問題というのは、
政府の借金の絶対額が多ければだめとか少なければ良いとか
そんなものでは絶対にありません!


民間を含めた負債全体の増加ペースが適正かどうか、という問題

なのです。

それを測る有力な手段の一つ(あくまでも一つ)が
インフレ率
と言えましょう。


アメリカとの比較で
改めて日本の問題は国内部門全体の負債合計が余りにも増えなさ過ぎだということが確認できた。

それなのに政府の借金を減らせ減らせと言っている人たちには、
是非ご自身が率先してアメリカ人並みにガンガン借金しまくり、
国内部門全体の負債がしっかり増え、デフレ脱却できるように貢献して欲しいぜ!

ていうか、
過去11年でアメリカの負債合計が5000兆円近く増えてたというのは
単純にすげー d@0@b

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クリック、ありがとうございましたm(_ _)


<著書紹介>
さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信


【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
 本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
 「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
 ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして本書の目的の第二
 本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
 国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
 おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
 つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
 そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
 この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
 本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
  こちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc
関連記事

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コメント

27:

初めまして。
負債増→信用創造増→インフレ が見事なまでにグラフに出てますね。

まだチラッと見ただけですがblogの過去記事も興味深く、これから拝読するのが楽しみです。

2010/08/26 10:40 | asd #- URL [ 編集 ]
28:

>過去11年でアメリカの負債合計が5000兆円近く増えてたというのは単純にすげー d@0@b

こういうことに気付く廣宮さんがすげー

2010/08/26 19:01 | zack #LkZag.iM URL [ 編集 ]
29:

>消費者物価と国内部門の負債合計の間には非常に強い相関関係がありそうだ

廣宮様、これまた、大発見ですね^^

そこで、気になることがあります。英国は、現在インフレ街道を驀進中ですが、政府は緊縮財政政策をとっているようです。ということは、民間の債務が増えていると言う事になるのですよね。

不況の中、民間債務が増えると言うのは、かなり危険な気がするのですが、英国についても取り上げていただけると幸いです。


2010/08/27 12:03 | Xマン #- URL [ 編集 ]
30:Re: タイトルなし

Xマンさん、

いつもありがとうございます。
イギリス、興味深いですね。またちょっと調べてみますねー^^

> >消費者物価と国内部門の負債合計の間には非常に強い相関関係がありそうだ
>
> 廣宮様、これまた、大発見ですね^^
>
> そこで、気になることがあります。英国は、現在インフレ街道を驀進中ですが、政府は緊縮財政政策をとっているようです。ということは、民間の債務が増えていると言う事になるのですよね。
>
> 不況の中、民間債務が増えると言うのは、かなり危険な気がするのですが、英国についても取り上げていただけると幸いです。

2010/08/27 18:57 | 廣宮孝信 #- URL [ 編集 ]

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