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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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367:赤字国債は麻薬?

2010/11/10 (Wed) 11:47


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皆様、いつも応援ありがとうございます!!!




近頃少々さぼっておりましたが…

久々の更新であります。


3日前の日曜日放映のNHKスペシャル

「862兆円 借金はこうして膨らんだ」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101107.html


につきまして。


とりあえず、上記HPにある紹介文を引用させて頂きます…



今年度末で862兆円に達する見通しの日本の借金

GDP比180%と先進国の中で突出している。
なぜこれほどの借金を積み重ねてしまったのか。
その背景を赤裸々に綴った財務省の内部文書を入手した。

旧大蔵省の歴代の幹部が自分たちが関わった財政政策について語った証言録。
そこからは、その時々の政治家と官僚の間でどんなやりとりがあったのかが見えてくる。

大蔵省内部でかつて「麻薬」と呼ばれ、発行が戒められていた赤字国債
大量発行が始まり、止まらなくなって今年で35年。
大蔵官僚の証言録を糸口に、元大蔵省幹部や関係した政治家などを訪ね、
その時々の政治・経済・社会状況の下、止まらぬ赤字国債発行の裏に、どんな事情や判断があったのか、そして、なぜ方向転換できなかったのか探っていく。

証言録と当事者・関係者への徹底インタビューによって、
借金依存体質に陥り、膨張を止められなくなった歴史の“内幕”に迫るとともに、
借金大国日本に何が必要か、今後への教訓をあぶり出す。



国の借金大変だー!
ということですね…



まあ、個人的には、

我が家自慢(?)のパナソニック「ビエラリンク」で、
この番組をテレビのリモコンで番組予約してて安心し切ってお風呂に入っていたら、
なぜか予約が出来ておらず、
母親が「録画されてへんでー」と大騒ぎ。

で、結局11分くらい過ぎてからなんとかおもむろに予約開始…

ということのほうがよほど大変でしたが(笑)



さて、その11分過ぎくらいから拝見したのですが、全編を通じて



・増え続ける国の借金…

・減らそうと思って増税しようとしたら世論の反発で失敗…

・分かっちゃいるけど止められず…

・減りかけたと思ったらバブル崩壊やら山一證券の破綻やらで振り出しに…

・誰も責任を取らないので借金ばかり膨らんで…


というような「国の借金」に対する後ろ向きの言葉のオンパレードでした…。


なんと言うか、

一度たりとも

インフレやデフレの制御のために国債発行を調整する

みたいな話が出てきません


これではまるで

国家財政やマクロ経済の話ではなく、

企業会計やミクロ経済のお話です。




ということで、とりあえず上の番組紹介文を一つ一つ検証しておきましょう。


・「今年度末で862兆円に達する見通しの日本の借金。」


ここでいう借金というのは

財務省

「国債及び借入金並びに政府保証債務」
http://www.mof.go.jp/1c020.htm


のことだと思うのですが、

「日本の借金」というからには、


「日本の国内部門全体の借金」

をいうべきでしょう。

それなら862兆円どころか、4500兆円くらいです(日銀「資金循環統計」で株式・出資除く)。



日本国内部門負債




で、

政府の借金が増え続けるなか、民間の借金は減り続けています。

なぜ、それを言わないのでしょうか…



次に、

・「GDP比180%と先進国の中で突出 」


まあ、アジア通貨危機でえらいことになった

タイや韓国は政府負債はGDP比10%前後。

08年に見事に「破綻」したアイスランド50%強でした。


政府負債のGDP比と破綻とは全くの無関係です。

大体、

アジア通貨危機のタイや韓国、破綻したアイスランド、全部、政府ではなく民間の過剰な外貨建て負債が原因ですよね…。




・「大蔵省内部でかつて「麻薬」と呼ばれ、発行が戒められていた赤字国債。」

いや、だからインフレのとき、景気が過熱しているときは、緊縮財政で需要を削減し、その結果として政府の負債を減ることもあるのですが、

デフレならむしろ思い切って増やさないとねえ…


民間の負債が減りすぎるくらい減っていて国全体の負債も減少傾向であることが問題なのであります。

麻薬とかヘロインとかコカインとか覚せい剤とか、最近はやりのMDMAの問題ではありません



・「借金依存体質に陥り」

いやはや。 そのようなことを仰るのであれば、

政府の負債を減らすために、是非住宅ローン、カードローン、消費者金融、闇金融等々から目一杯借り、
デフレ脱却に貢献
してくださいね。



近年の国際的経済危機(アジア通貨危機、サブプライムローン、リーマンショック)の発端は基本的に民間の過剰負債が破綻したことによります。 政府の負債じゃありません!


自国通貨建ての政府負債というのは、本当に単なるインフレとデフレの調整弁に過ぎませんし、それ以外の何かではありません。




 【赤字国債は麻薬】と言っているほうが
 よっぽど中毒性の強い『麻薬』だったりして…


と思われた方は、

↓こちらのリンクのクリックをお願い致しますm(_ _)m


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http://blog.with2.net/in.php?751771

クリック、ありがとうございましたm(_ _)m



<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信


【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
 本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
 「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
 ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
 本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
 国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
 おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
 つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
 そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
 この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
 本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
  こちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc
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マクロ経済コメント(15)トラックバック(0)|

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コメント

176:

私もその番組を見ていました。
そもそも政府や日銀のB/SやP/Lは企業のものとは「似て非なるもの」。
性質は逆さまに近いと思います。
それを同一視するのは無理が有ると思います
廣宮様の解説を読んで少しは考えて欲しいですね。
大多数の政治家や国民が誤認識をしていては永遠にデフレを脱却できませんね。
過去にはバブル期に「ふるさと一億円」と言うインフレ促進策をやっていたり、いつになったら誤りに気付くのでしょうね ?

2010/11/11 01:31 | inadak #- URL [ 編集 ]
177:

テレビや書物で、借金借金、破綻破綻と騒ぐ経済学者の言うことが、現実とまったく整合しないことにずっと疑問を感じていましたが、このブログの数々の説明ですっきりしました。なぜこの言説が主流にならないのか、日本のメディアや言論界はまったく異常としか思えません。

2010/11/11 09:33 | tamataro #sDS0SkYo URL [ 編集 ]
178:国債を刷れ!

廣宮さんの著書今読んでいます。

たいへん面白いです。というか今もっとも多くの人に読んでいただきたい本だと思います。

特に竹中平蔵氏と高橋洋一氏がデフレ下ながら財政緊縮という間違った経済政策をとったとはっきり指摘してある点が素晴らしいと思います。

この国の経済政策ときたらそのような責任ある立場の人達が堂々と間違った政策をとって平気な顔をしているのですから処置のしようがありません。

それにしても「862兆円 借金はこうして膨らんだ」はひどい番組でしたね。廣宮さんの著書を読んでいる私はそう思うのすが、天下のNHKがあんな放送をすればほとんどの人が日本は破産するんだ!と思い込んだことでしょう。

これは明らかに財務省やマスコミ、この国を間違った方向に導こうとする者たちの策略に思えます。

しかし本当は彼らももっと大きな国際銀行家(現システムで莫大な利権を握っている人達)に操られていて、政府通貨や国債を自由に発行する動きが封じ込めらているのではないでしょうか?

2010/11/11 11:29 | 新太 #JbKOQ7W2 URL編集 ]
179:質素倹約と財政出動

初めて投稿させていただきます!
「国債を刷れ!」は大変ためになる内容でした。
三橋貴明氏の本ともども愛読させていただいてます。

個人的には歴史好きなんで吉宗時代の倹約政治を例にとったところが面白かったです。
しかし、個人的に疑問なのですが、質素倹約を進めて結果的に財政再建を成し遂げてしまった上杉鷹山の例がありますよね。
ちょっと前に鷹山の改革を例に現代の財政を批判したマンガを見かけたもので、この事例はどう考えたらいいんでしょうか?

2010/11/11 16:42 | 都山 #- URL [ 編集 ]
180:私も見ました

NHKの作成の糸が、赤字国債発行は悪であるという古い?思想から作られたんだろうなと感じましたよ。
最近新聞では、対内債務と対外債務の違いについて、多少は論じられるようになりましたが、NHKは勉強不足だなと痛感しました。

2010/11/12 11:12 | Xマン #- URL [ 編集 ]
181:

>#179 富山様

カルロス・ゴーンと上杉鷹山
http://www.adpweb.com/eco/eco226.html

為替の問題が有りますね。
上杉鷹山は他藩と為替の問題が有りませんが、
日本は他国と為替の問題が有りますからね。

2010/11/12 21:10 | inadak #- URL [ 編集 ]
182:上杉鷹山

>#179 都山さん、

上杉鷹山の時代は天明の大飢饉で生産性が低くまた貨幣の改悪などでインフレの時代だったのではないでしょうか。

今は物はあふれているけど需要が少ないデフレに苦しんでいるわけで、政府が支出を増大させるべき時なのだと思います。


2010/11/13 00:44 | 新太 #JbKOQ7W2 URL編集 ]
183:

>inadakさん
>新太さん
なるほど!
確かに当時は田沼時代でインフレが進行してましたし、インフレ下では緊縮財政が有効なんでした。

為替の問題は目からウロコ。
良い記事の紹介ありがとうございました。

2010/11/13 22:39 | 都山 #- URL [ 編集 ]
184:管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2010/11/16 01:05 | # [ 編集 ]
185:上杉鷹山

>179 都山さん

 都山さんのいう作品がどういう内容かは知りませんが上杉鷹山の政策は
 殖産興業による富国策で積極財政に当たります。
 質素倹約はむしろ殖産興業のための原資作りで直接な借金返済ではありません。
 現に鷹山の隠居と改革派グループの失脚に終わった第一回目は殖産興業中の
 短期的財政悪化が問題視されています。
 反対に寛政三年に始まる後期改革時には「黒井堰」「飯豊大堰」の開削と
 いった大規模工事や「米沢織」等の指導職人の招致など積極投資が
 行われています。
 

2010/11/16 11:56 | UNZEN #LVWWOFOs URL [ 編集 ]
186:

>185 UNZENさん
やっぱり借金返済に充てるための支出削減は間違ってるんですねー。

私が読んだのはコミック大河の「リストラ侍」っていうマンガだったはずです。
あいにく雑誌を捨ててしまったので、詳しい内容は確認できないのですが(笑)、
最後のページに「日本の借金は800兆円である」って煽りが載ってたんで、何をかいわんやですね。

田沼意次、調所広郷、村田清風等の江戸の政治家たちの改革をマクロ経済的に分析してみるのも面白そうです。

2010/11/16 21:09 | 都山 #- URL [ 編集 ]
187:管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2010/11/16 22:51 | # [ 編集 ]
191:

永井俊哉氏の「電子マネー導入による経済の安定化」http://www.nagaitosiya.com/a/digital_money.htmlで提案された“数量調節型貨幣”は廣宮様から見てどう思われますか?
自分には有効だと思えるのですが・・・・・・。

>>現在、金融政策は、中央銀行の裁量に委ねられている。
>>しかし、景気の現状把握、政策変更の決定と実行、効果の発現に時間がかかるので、適切な時期に金融政策を行うことは難しい。
>>過去の歴史を見ればわかるように、中央銀行は、往々にして、景気回復局面で金融緩和を行ってバブルを発生させ、景気後退局面で引き締めて不況を深刻にする。
>>間違いの多い手動調節よりも市場原理に基づく自動調節のほうが望ましい。
>>通貨の発行量を決める大権を、選挙の洗練を受けたわけでもない中央銀行総裁から通貨を使っている個々人に委譲すること、それは究極の経済民主化である。

2010/11/23 08:30 | ヒルネスキー #uo9FX4jk URL [ 編集 ]
211:

自国通貨建てでデフォルトした事例のごく一部ですが、それでも多くの事例があることが示されています。現在の社会体制にそぐわないものなどもありますが、現在の日本とそう変わらないものもあります。
http://www.nber.org/~wbuiter/cr2.pdf
の40ページ以降。少なくとも、自国通貨建てであることはデフォルトの可能性にそれほど関係はないことがわかります。日本が財政破綻に面しているとは思いませんが、自国通貨建てだからというのを理由に挙げると、それは嘘になるので言葉の信頼性を失うだけになり、誰にとっても望ましくないでしょう。賢明ならお止めになるべきかと。

2010/12/18 13:43 | 歴史に学ぶ者 #- URL [ 編集 ]
212:

>少なくとも、自国通貨建てであることはデフォルトの可能性にそれほど関係はないことがわかります。

自国通貨建ての国債のデフォルトがあったからといって単純に自国通貨建て国債残高の大きさが問題かどうかは分かりませんよね。ロシアの自国通貨建て国債の破綻の際は外貨建ての公的債務の方が非常に大きかったわけですし。

自国通貨建て国債で破綻?~ロシア危機の場合
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-349.html

政府の負債が自国通貨建てかどうかというよりも廣宮さんがよく指摘している民間の過剰債務や経常収支、対外負債、インフレ率などを見るべきではないでしょうか。

2010/12/18 14:17 | 地底人 #tPqeqQMM URL [ 編集 ]

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