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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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369:ポジティブマネー

2010/12/14 (Tue) 13:46


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皆様、いつも応援ありがとうございます!!!

 
 



皆様、ご無沙汰しております。
諸般の事情により、更新ができておらずすみません!
(「諸般の事情」につきましては近日中にお話できると思います^^)

ほぼ1ヶ月ぶりの更新であります。


先月の25日東京で日本経済復活の会の定例会に呼んでいただき講演させて頂きました。
(ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!)

その会では、会長の小野盛司先生による、近頃英国で盛り上がっているという
「ポジティブマネー」(負債とならないおカネ)のレクチャーがあって、今回はその話について。


参考記事(小野盛司さんのブログ):

英国でお金を刷る政策の議論が盛り上がっている(No 13)
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-6622.html

英国財務省の独立銀行委員会が貨幣発行特権行使の検討を開始(No.18)
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-a945.html


さて、現在の通貨制度では、
マネー、おカネというのは基本的に負債です。

お札は日銀の負債。預金というおカネは銀行の負債です。

そして、この制度の下では、政府におカネが足りないときは、国債という負債を発行しておカネをまかないます。

日銀が国債を買い取れば、日銀は政府の55%子会社であるし、国庫納付金という形で国債の利息は政府にかなりの部分還元されますから、

その場合において国債は実質的には政府にとって負債でも何でもありませんが、形式上、負債ということに変わりはありません。


まあ、話を元に戻しますと、現行制度のおカネというのは負債であるので

マイナスのおカネ=「ネガティブマネー」

であるということになります。


簿記の仕訳(しわけ)を確認しておきますと

中央銀行がお札を発行すると

(資産増加) 現金 1兆円 / (負債増加) 発行銀行券 1兆円

となります。

ここで、この負債となるおカネであるネガティブマネーに対し、負債とならないプラスのおカネ、「ポジティブマネー」の登場、ということになります。

そりゃなんぞいな、ということになるのですが

政府紙幣の発行に近いものとなります。

政府紙幣発行の場合の仕訳は

(資産増加) 現金 1兆円  / (収益) 通貨発行益 1兆円

ただし、今回の小野先生が紹介されている話は

「紙幣(paper money)」ではなく、「数字のおカネ(number money)」であることがポイントです。


政府紙幣、お札を政府がバンバン刷ると、第一次大戦後のドイツや近年のジンバブエを連想させてしまい

「うひゃー」

とアレルギーを起こしてしまいかねないので、「number money」の登場、ということのようです。

number moneyというものをどう訳すのが良いか、よく分かりませんが、

まあ、銀行預金などがまさにnumber moneyですね。

預金通貨ということができるでしょうか。まあ、単なる帳簿上、コンピューターサーバー上の数字に過ぎないおカネ、ということです。


・負債とちゃうからええやろ!

・紙とちゃうからええやろ!

そしてもう一つは、このポジティブマネーは

・政府ではなく、中央銀行が発行するからええやろ!

この3点がポジティブマネーのポイントです。


で、実際に仕訳をしてみるとどうなるかというのを確認してみたいと思います。

このブログで仕訳を書くのは久しぶりでありますが、私がよく仕訳を書くのは

・全ての経済取引は必ず仕訳で表現できる

・マクロ経済はすべての経済主体の連結決算である

という思想というか信条というか発想が根っ子にあるからです。


ということで、まずは従来型の
日銀の国債引受け(本当は間接引受けをやるべきですが、長くなるので直接引受け)で公共投資をする場合の仕訳
をやってみたいと思います。

ポジティブマネー1 ポジティブマネー2

・国の借金、というか政府の純負債が1兆円増える。
 (一方で企業の純資産が増えているのは現実世界では大抵の場合無視されます(笑))

・政府の費用1兆円。
 (一方で企業の収益が1兆円となるが、これも現実世界では見向きもされない)

・マクロで見れば、純資産の変動はゼロ、利益もゼロ、となります。


次に、ポジティブマネーの場合。

ポジティブマネー3

 
中央銀行、政府、企業だけならきれいに終わるのですが、

中央銀行から政府、政府から企業に「ポジティブマネー」を渡すときの銀行決済を考えると、とたんに私の発想は行き詰まりました…

これが政府紙幣など現金であれば何の悩みもなく終わるのですが、帳簿上の存在であるポジティブマネーとなると、よく分からなくなります。

マネーは負債!預金は負債!

という考えにどっぷり首まで使っているために考えが行き詰まるのか、別の理由でそうなるのか…

もしかしたら何か単純明快な新しい発想で解決できるのやも知れません。
 
小野先生の記事の参照先が銀行システムそのものの変更を謳っているので、きっと新しい考えかたがあると思うのですが、

ここは、

「ポジティブマネーは特殊なおカネで日銀の外に出ない」

ことにして、

従来の延長線上の発想で当座預金を間にかませた、旧式の頭の私でもできる仕訳を考えたいと思います。



ポジティブマネー4
ポジティブマネー5  



まあ、途中経過はどうであれ、

純資産の増減も、純利益も±0であった従来式(ネガティブマネー方式)と違い、

・政府の負債の増加ゼロ。

・国全体の連結の純資産1兆円増加。

・国全体の純利益1兆円。

という形になりました。

中央銀行で生まれた通貨発行益が、政府に、そして企業に移転していくというような形ですね。



このようにすることで

政府の負債を増やすことなく公共投資ができた。めでたしめでたし

ということになるのですが、ここで心配なのはやはり、インフレです。

・紙じゃないから、ジンバブエとはちゃいますやろ

・政府の負債は増えませんやろ

というのは良いとして

・でもそんなに簡単におカネを発行したらやっぱりハイパーインフレ?

ということになりそうですね。

でもここで、

「政府でなく、中央銀行が発行するからええやろ!」

というのが生きてきます。


この辺りは小野先生が明快な解決策を提示されているので、そのまま引用をば:

英国でお金を刷る政策の議論が盛り上がっている(No 13)
http://ajer.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-6622.html

 資金を供給し過ぎてインフレになると反論されるなら、
 日銀の理事会で資金の供給量が決定され、
 例えば1~3%というインフレ目標から外れたら理事は罷免されると決めておけば、
 日銀の理事達は供給する資金を過度に増やそうとはしない。
 また供給する資金が少なすぎればインフレ目標は達成されないからデフレはすぐに脱却できる。


インフレ率を目安に制御すればよい、ということです。


現行の制度において、日銀券(お札)がなぜ負債になっているかについては、日銀のホームページ

http://www.boj.or.jp/oshiete/outline/01401005.htm

によれば

「銀行券は、日本銀行が信認を確保しなければならない『債務証書』
のようなものであるという性格に変わりはないので、引き続き負債に計上」

とあります。

これの意味について私は、著書「国債を刷れ!」の中で、

 お札を負債ではなく利益(純資産)にしても良いとなると、
 日銀が利益を追求して好き勝手にお札を刷り、悪性インフレを招く可能性がある。
 その可能性をなくすために、お札は形式上、敢えて負債にしている。

という趣旨の解説をしました。

要は、問題は悪性インフレであるということです。

悪性インフレを防ぐことさえ担保できていれば、何でも良いわけです。

「おカネを刷ってばらまくと、人々が働かなくなる」というのも、これもインフレの問題です。

国民がやる気をなくして働かなくなれば、モノやサービスの供給が滞り、物不足になり、インフレになります。

だから、インフレ率が適正な範囲内でのみおカネの発行を許すという仕組みが重要であるということです。


さて、もう一つの問題は、
ポジティブマネーの仕訳の中で、最後まで日銀の資産として残ってしまった「ポジティブマネー1兆円」について、どう考えるかです。

普通のお札については、日銀法で

第46条  日本銀行は、銀行券を発行する。
2   前項の規定により日本銀行が発行する銀行券(以下「日本銀行券」という。)は、法貨として無制限に通用する。

という規定により、「おカネですよ!」というお墨付きがついており、この法律によって、お札はおカネであるということになっているのです。

ポジティブマネーについては、形式的に日銀法で「法貨として無制限に通用する」という条文を追加する必要が出てくるでしょう。

逆に言えば、法律のお墨付きさえあれば「それはおカネですよ!」ということになりますので。


3000年前に商の紂(ちゅう)王が、「今日から貝殻がおカネだよん」と命令を下したら、貝殻がおカネになったのと全く同じことです。


このポジティブマネー、英国で本当に制度化されたとすれば、
マクロ経済の担い手であるのに通貨発行権を持たない日本の地方自治体や、
国でありながら日本の自治体のように通貨発行権を持たないユーロ圏諸国
で財政難に陥っているようなところにとっては朗報となるでしょう。

これなら、日銀はポジティブマネーをいきなり地方自治体に渡すことも可能となります。
(いまは、国債の買い入れが中心であり、日銀は政府を相手にしかおカネを渡せない)

同じように、ECBもユーロ圏諸国の財政難の国の国債を買い入れなどしないで、いきなりポジティブマネーを渡せばよいことになります。

気をつけるべきはインフレ率だけである、と。



 しかし、
 ポジティブマネー制度が現実のものになるとしても、いつになるのやら。

 それまではとりあえずポジティブに生きてるしか無いのか知らん^0^


と思われた方は、

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http://blog.with2.net/in.php?751771

クリック、ありがとうございましたm(_ _)m



<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信


【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
 本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
 「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
 ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
 本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
 国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
 おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
 つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
 そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
 この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
 本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
  こちら→ http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc


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コメント

194:

This Time Is Different: Eight Centuries of Financial Folly
をお読みになってみればいかがでしょうか。自国通貨建債務で債務不履行を起こした例がたくさんあることが述べられています。

そもそも、外貨建債務と自国通貨建債務が債務不履行に関して異なる点は何でしょうか?浅薄なる知識しか持たない私には、通貨発行権の有無しか思いつきません。
もし、通貨発行による債務の返済が可能だから財政破綻が起きないということならば、それは明白な誤りです。
何故なら、確かに通貨発行額は際限なく増やすことは可能ですが、通貨発行はインフレを伴うため実質的な通貨発行益は目減りします。そして、インフレの方が加速度(2次関数)的に高まりますので、通貨発行額が際限なくとも、通貨発行益の実質的価値には限度があります。
その限界の通貨発行益とその期の税収の合計よりも、その期の財政支出と債務の返済の合計が上回るほどに債務が積み上がった場合には、債務は通貨発行で返済できても、以後の財政運営を賄う財源を獲得できなくなり、財政は破綻します。

まさかこのような、通貨発行額には上限がなくても、通貨発行益の実質的価値には上限があるという自明のことに気付かれないとは思いませんので、外貨建債務と自国通貨建債務には通貨発行権の有無以外の違いがあるのだと思います。私には見当もつきませんが。是非、教えて頂けないでしょうか。

私には現在の日本が財政破綻していないのは、市中消化できるだけの民間資産があるなどのファンダメンタルな理由があるだけで、それらは時間がたてば変わり得る、すなわち財政破綻が現実問題になることも十分ありえるとしか思えません。自国通貨建だから大丈夫なのではなく、ただ単に今は大丈夫なだけである、と。

2010/12/15 08:36 | yasu #- URL [ 編集 ]
195:

>以後の財政運営を賄う財源を獲得できなくなり、財政は破綻します。

ここの理屈を詳しく教えてください。

2010/12/15 09:16 | あいうえお #l.rsoaag URL [ 編集 ]
196:

>yasu
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-363.html
この辺りをお読みなさい。

2010/12/15 09:30 | #- URL [ 編集 ]
197:

>自国通貨建債務で債務不履行を起こした例
もうすでに広宮さんが完膚なきまでに反論したことについて蒸し返すとか・・・w
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-349.html

最近三橋氏のところといいこういう輩が増えてますねぇ・・・

2010/12/15 09:35 | #- URL [ 編集 ]
198:

コメント欄でのいつもの議論は議論として、今日のエントリはこりゃまた刺激的なお話ですねぇ。
さすが英国はケインズを生んだ国だけあって、所詮はお金など社会をうまく回すためのツールにすぎない、ということをよくわかってますね。

2010/12/15 09:35 | ふにゃ #- URL [ 編集 ]
199:

通貨や国債の発行速度に限界があるのなら、なおさら自国通貨建て債務であることは財政破綻しない理由にならないと思いますが?

外貨建て債務と自国通貨建て債務の、財政破綻面に関しての違いは結局なんなのか、なおさら分からなくなりますね。

2010/12/15 14:54 | yasu #- URL [ 編集 ]
200:

というか、時間がたてばずっと増えていく何てことは当たり前過ぎて(国債や通貨に限らない、GDPをはじめとした経済変数の多くは上限無限でしょう)、何のためにそんなことを声高に言うのか自体がまったく理解出来ませんが。どういう目的を持った発言なのでしょう?

外貨建て債務と自国通貨建て債務の違いと合わせて、出来れば廣宮さんに直接教えてもらいたいですね。

2010/12/15 15:01 | yasu #- URL [ 編集 ]
201:

>通貨や国債の発行速度に限界があるのなら、なおさら自国通貨建て債務であることは財政破綻しない理由にならないと思いますが?

少なくとも「デフォルト」と言う意味での財政破綻は、自国通貨建て債務の場合、政府が意図的にデフォルトさせない限り有り得ません。
なぜなら、償還期限の来た債務の「額面」を刷れば良いだけなので、刷らなければいけない金の量には限度があり、「紙が足りない」とかのマヌケな理由でもない限り「物理的に返済できない」という事態に陥ることは有り得ないからです。

外貨建て債務の場合、自国通貨を刷る→外貨に両替する→外貨で返済するのステップを踏むことになりますが、お金を刷れば刷るほど「通貨安」になるため、この「外貨に両替する」際に得られる外貨の量が目減りしていきます。
そしてそのうち極端な通貨安を理由に外貨との交換を拒否されるようになります。
結果的に政府の手にできる外貨が債務償還額よりも少なければ、「物理的に返済不可能」になるのです。


共通通貨建て債務の場合はもっと悲惨で、自国で自由にお金を刷ることができないですから、国中の「共通通貨」をかきあつめて返済しなければなりません。
国に存在する共通通貨の量が債務償還額よりも少なければ、「物理的に返済不可能」になるのです。


これが「自国通貨建て債務」と「外貨、共通通貨建て債務」との間にある決定的な違いです。

2010/12/15 15:42 | #- URL [ 編集 ]
202:

>というか、時間がたてばずっと増えていく何てことは当たり前過ぎて(国債や通貨に限らない、GDPをはじめとした経済変数の多くは上限無限でしょう)、何のためにそんなことを声高に言うのか自体がまったく理解出来ませんが。どういう目的を持った発言なのでしょう?

「当たり前すぎる正論」をぶつけて「広宮は国債は無限に増やせるって言ってるぞ、アホだろ」って言うしょーもないイチャモンを黙らせるため、でしょうね。

2010/12/15 15:46 | #- URL [ 編集 ]
203:

んで、現在日本はCPI上昇率も先進諸国に比べ低く、2009年以降ずっとマイナスです。
http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/20101215_01.png

また国債の金利も以前ダントツで世界最低です。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/Kinri2010Jul.JPG


この状況は、要は「もっと国債発行しても大丈夫、っていうかしろ。」って市場から言われてるのと同義なんですよ。

2010/12/15 16:03 | #- URL [ 編集 ]
204:

>その限界の通貨発行益とその期の税収の合計よりも、その期の財政支出と債務の返済の合計が上回るほどに債務が積み上がった場合には、債務は通貨発行で返済できても、以後の財政運営を賄う財源を獲得できなくなり、財政は破綻します。

なんで「通貨発行益」だけは「実質値」を使って「財政支出、債務の返済、税収」は実質値を使って計算しないの?
普通に通貨発行益の実質値が目減りするってことは(自国通貨建ての)債務返済の実質値も目減りするって事ですよ。そんな簡単な事も分からないんかねぇ。

額面的に見れば、財政支出+債務の返済-税収<新規国債発行量となるように国債を発行すれば破綻することなど有り得ません。それが自国通貨建ての債務である限りは。

まあ発行スピードを上げ過ぎるとインフレ率や金利が高くなりすぎて国民生活に悪影響が出るので、そこは注意しないといけない。
とはいえ、※203のリンクにもあるように、日本は現在ダントツでインフレ率や金利が低いわけで、むしろスピードが遅すぎるんだな。

2010/12/15 16:34 | #- URL [ 編集 ]
205:

>ポジティブマネー
中央銀行に政府紙幣の機能を持ったお金を発行できる権限を与えたというようなものでしょうか?よくわかりません。

2010/12/15 23:31 | alt #- URL [ 編集 ]
206:

おもしろいですね。

 日銀に通貨発行益がでるわけですか?  それを 政府に「くれてやる」のですね。  贈与税は かかりませんかね? ま かかったとしても同じですけど。。。
 
 

 

2010/12/17 13:56 | たぬき #4B3NfbaA URL [ 編集 ]
207:

そもそも財政破綻とは何か、国家破綻とは何かという定義付けをきっちりしておかないとこの種の議論は決して帰結し得ないと思います。ハイパーインフレが起きたら財政破綻だと定義づければ自国通貨の乱発で財政破綻も起きるでしょうが、負債を返済できなくなる状態を財政破綻と定義づければ自国通貨建て負債で財政破綻させるのは余程の馬鹿だと思います。

2010/12/17 17:49 | #XqYWyCZE URL [ 編集 ]
208:

 ずっと更新していなかったので、どうしたのだろうと心配してました。

ポジティブマネー

何かよくわかりませんが、金融危機を乗り切るために出された起死回生の策なのでしょうか。
ヨーロッパの場合、共通通貨で、自国で自由に通貨を発行できないので、
そのような手段が考え出されたのかもしれませんね。

日本の場合、金融は一応緩和してるわけですから、あとは財政支出を増やし、適切な公共投資を行うという
”普通の”政策を行えばいいだけのことです。

それがわかってる人とわからない人がいるんですよねえ。

ん? ガンダムにそんなセリフがあったような…。



2010/12/17 21:20 | 日本を守り隊 副隊長 #WAGKI5Bs URL [ 編集 ]
209:

>日本を守り隊 副隊長様

横から申し訳ありませんが、イギリスはユーロに参加していませんよ。ジョージ・ソロスのお陰で運良く?ユーロに参加できなかったのでw

2010/12/17 22:34 | alt #- URL [ 編集 ]
210:

ポジティブマネーは電子マネーと考えると分かりやすいと思います。ポジティブマネーが銀行預金に変身する所で、SuicaやICOCAのようなものにチャージされると考えれば実際に紙のお金は流通せずとも物流は機能します。ちょっとうがった見方ですが、国債は兌換紙幣の時代から存在しましたが、不換紙幣の時代となってからは国債にいろいろな機能が付加されてきたにも関わらず「国債」という名前というか看板は変わりませんでした。
なぜ不換紙幣となったのか、理由を考えれば経済規模の拡大に金(ゴールド)の生産量が比例しなかったことにも行き着きます。また、ここまで「お金が回るのが大事」という事態になったのは有史以来初めてのことですし。
上念司氏の著書での指摘にもありましたが、ポジティブマネーをなかなか理解できないのは、まだどこかで我々は兌換紙幣の時代を引きずっているんでしょうね。

2010/12/18 09:31 | クマのプータロー #/gM4Tgrc URL [ 編集 ]
213:

>なんで「通貨発行益」だけは「実質値」を使って「財政支出、債務の返済、税収」は実質値を使って計算しないの?
普通に通貨発行益の実質値が目減りするってことは(自国通貨建ての)債務返済の実質値も目減りするって事ですよ。そんな簡単な事も分からないんかねぇ。


どこを基準とするかの話です。返済するために国債をする結果インフレが起こるのですから、「返済額」と「来期の財政に必要な額」の間で貨幣の価値が変わることになります。だから、この間にインフレが起こるからと言って返済額が目減りするわけではない、あるいは期待などでインフレが先行しても、より重度のインフレが起きて来期以降の財政が賄えない、ということです。だから「通貨発行益」だけは「実質値」を使って「財政支出、債務の返済、税収」は実質値を使って計算しないことになります。というか、返済額全てを貨幣を刷ることを認めている時点で、返済額が目減りする云々は考えること自体あまり意味がありません。

2010/12/19 09:54 | yasu #- URL [ 編集 ]
217:

>返済額が目減りするわけではない、
はい、「額面的」にはそうですね。
ですがインフレが起これば「実質的」には返済額は目減りします。

>重度のインフレが起きて来期以降の財政が賄えない
「重度のインフレ」と「財政が賄えない」の間に明確な飛躍が見られます。
インフレが起こってても「刷ることを認めている時点」で「賄えない」などありえません。

>だから「通貨発行益」だけは「実質値」を使って「財政支出、債務の返済、税収」は実質値を使って計算しないことになります。
前段の説明がメチャクチャである以上、「根拠のないこじつけ」以外の何者でもありませんな。説明文を再考してください。

>返済額全てを貨幣を刷ることを認めている時点で、返済額が目減りする云々は考えること自体あまり意味がありません。
なぜ?実際に実質値は目減りするし、通貨発行益を実質評価するなら返済額も実質評価するのがスジだ。

筋の通ってない論理を無理矢理通そうと屁理屈をこねるから、そんな全く意味のない文章が書けるんですよ。

2010/12/19 15:19 | #- URL [ 編集 ]
218:

いやあの……財政破綻とかどうとかの、理論と言うかどうでもいいですから、職と仕事を用意してくれませんか?

もう就職難が危険領域に達しましたよ? 
お金の流ればかり見て、職、仕事、技術、商品、人材、とかのほうが無視されっぱなしなんですが?

財政破綻の定義論争より、職と仕事を作ってください。

2010/12/19 17:48 | シント #- URL [ 編集 ]
219:

政府発行のお金なんて所詮「政府によるモノ・サービスの差し押さえを勘弁してもらえる券」でしかないんだから、
最悪ハイパーインフレで紙くずになっても「モノ・サービス」さえ世の中に溢れてるなら何とかなるんだよ。

2010/12/19 22:29 | #- URL [ 編集 ]
222:お金の正体

所詮、お金とは「誰かの借金の切れ端」と考えれば良いと理解しました。
「国家破綻論者」にお金とは何か分かってる?と薀蓄自慢しながら論破活動に勤しみたいと思います。

2010/12/20 10:41 | #- URL [ 編集 ]
225:イングランドポンドだけ改革しても別の問題がおきてしまう英国の特殊事情

この間はどうも。zack go go goです。

会長さんとこのブログにも書いたんですけどね。
この英国の通貨改革・金融改革案ですけど、あくまでイングランドポンドに関するものでしたよねぇ。
しかし、ご存じのように英国では国内通貨が統一されていません。
スコットランドポンドやマン島ポンドはイングランドポンドに従属していますので、イングランドポンドがナンバーマネー化して需要に応じて人為的に供給されるようになると、デフレ化では供給増にしかなりません。
スコットランドポンドとイングランドポンドは1:1で交換することになっていますから、イングランドポンドの供給増にスコットランドポンドが応じて発行増されなければなりません。
しかし、スコットランドとイングランドは産業構造が異なります。両国の潜在GDPがどのくらいなのかはっきりしないので断言できませんが、スコットランドの方が小さいのは確かでしょう。
すると、イングランドと同じ比率で通貨量が増大しても同じペースで経済が良くなるとは思えません。
イングランドでは需要が生産においついて完全雇用状態になるとしても、スコットランドではインフレの恐れがあるでしょう。
スコットランドが完全にイングランドポンド化する選択肢もありますが、スコットランド国民党が与党の現状ではイングランドポンド化を選ばないと思うのです。
スコットランド国民党の公約は連合王国からの分離独立とユーロ化です。
イングランド銀行の通貨改革・金融改革がうまくいくとして、それが連合王国の崩壊の引き金になって別の混乱を生む危惧もあるのではないかと思うのです。

経済ではなく、政治の話になりますが、英国の特殊事情を考えるとイングランドの政府と中央銀行だけで話が進むものなのか私は少しばかり懐疑的です。

2010/12/21 14:20 | zack go go go #GCA3nAmE URL [ 編集 ]
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2010/12/22 18:57 | # [ 編集 ]
228:Re: 質問します。

内緒さま

> 「さらば、デフレ不況」を何度も読み返し、理解を深めてきたところなのですが、134ページの銀行を創業してみるのページにて、③の負債が0というのは正しいのでしょうか?
> 預金は負債ではないのでしょうか?

すみません。これは間違いです!思いっきり単純ミスでありますm(_ _)m

負債の部の合計額、ここでは預金だけですが負債13.5兆円が正しいです。

ついでにもう一箇所、同じページの下のほうも間違いがありました


総資産1兆円で
総資産14.5兆円
運用資産13.5兆円のレバレッジ

×総資産1兆円で→○純資産1兆円

何度も校正で見ているのに、気づかないものですね…。謹んでお詫びと訂正を

2010/12/23 15:19 | 廣宮孝信 #- URL [ 編集 ]
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2010/12/23 19:23 | # [ 編集 ]

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