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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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39:反ハイパーインフレ論 [神戸空襲編]

2010/02/09 (Tue) 18:54

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本日は神戸の戦災の話をしてみたいと思います。

神戸だと戦災ではなくて震災では?

と思われるかも知れませんが、あくまでも戦災のお話であります。


というのはもちろん、

現代日本で終戦直後のような「ハイパーインフレ」なんぞ起こるかーい、という話を補強するためです。

(注:もちろん戦後のインフレは最大でも年率+300%~+400%台だったので、
   年率+13000%が定義であるハイパーインフレではありませんが。
   念のため…)


実は、いま出版の準備を進めている本の原稿でも

私の親族の体験談

少しだけ書いているのですが…。


今回は、まだ出版されないうちから気が早いような感もありますが、

資料に基づいた話を補足しておきたいという趣旨です。



以下、兵庫県作成の「兵庫県百年史」参照です。
(ページ数記載の場合は、「兵庫県百年史」のページ数)




まず、私が現在住んでいる場所の周り

「空襲で焼け野原になった」

とは大叔母から聞いていたのですが、


この兵庫県百年史を見てみると、

神戸の市街地が焼け野原になっている写真が掲載されていて、改めて衝撃を受けています(p.1018、p.1020、p.1047)。


震災のときも、

長田方面の空が真っ赤に染まっているのを見たり、

普段通学に使っていたポートライナーや阪急電車の高架がこけて電車が落ちているのを見たり、

よく車で通っていた国道43号線で阪神高速が倒れ、少なくない自動車が下敷きになっているいるのを見たり、

三宮あたりでビルが倒れているのを見た

というのもかなり衝撃的な体験ではありましたが…


B-29が飛んで来て神戸の街を爆撃してたり、空襲で街が壊滅していたりする写真はやはり衝撃的です。


そして、データを見てみますと

神戸市

罹災面積:510万坪(1683万㎡)
罹災建物:12万8千戸(うち全焼全壊12万5千戸)
(p.1019)

[参考:震災の神戸市内の全壊建物は6.7万棟
で、

「神戸市は全家屋の61%にあたる128,181戸が焼失」(p.1047)

だったということです。


このように住宅街は荒涼とした焦土と化し、
そのうえ戦争中からすでに窮迫していた衣食住はいっそう窮迫度を加え
水道は水圧が低下して高地域はもちろん低地域への給水も不可能となり、
電燈・ガスの復旧もなかなかに進まず、
人々は薄暗い苦しい生活のなかで、餓死線上をさまよう有様であった。

食糧は二十年度産米が36年ぶりの凶作であったため、
神戸・大阪のような大都市では飢餓者があいついで出た。

農林省では食糧危機突破のため雑穀の主食代替率を高めるとともに、

未利用資源の甘藷(廣宮注:さつまいも)のつる・桑の葉・さなぎ・みかんの皮などによる粉食推進を指示する有様であった。

このため栄養不良者が増加し、ついに11月神戸では食糧危機を訴える戦災市民大会、12月には食糧対策人民大会が開かれ…。
(p.1047)


読者の皆様、↑こんな状況、想像できます???

桑の葉の粉なんて食べたことありますか?

私は残念ながら、桑の葉というもの自体を見たことが無く…


大体、「さなぎ」って何でしょうね^^

→と思ってWikipediaを見てみると…

さなぎ粉(蛹粉、さなぎこ)は、絹を取る時の副産物であるカイコの蛹を乾燥し、粉末にしたもの
タンパク源として、魚の養殖や、釣りの餌として利用される。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%8E%E7%B2%89

うーむ…


あと、
みかんは好きですが、みかんの皮を粉にしてまで食べるのはちょっと^^;


それから…、

主食の基準量低下や遅配欠配などからしぜん消費者は生産地へ買出しに行く者も多かったが、二十一年春からは各会社工場でも買出しのための食糧休暇を与えるほどで、国民のすべてが食糧確保に血眼であった。
(p.1048)



最近、「食糧休暇」を取って「食糧確保に血眼」になった事のある方、挙手願います!



戦災による建物の罹災は、20万戸の多数にのぼり(廣宮注:兵庫県内のみの数値)、そのうえ建物疎開による破壊、さらに占領軍の家屋接収などがあり、戦後の住宅難はまことにきびしいものがあった。
(p.1049)


全国で600万戸もの住宅の空室がある現代とは大違いです。



そう言えば…
コメント欄で
「戦争以外でハイパーインフレになった事例はないでしょうか?」
というご質問がありましたが、

ジンバブエ

がそうでしたね。

ムガベ政権が白人の農園主を勝手に追い出し、その報復で欧米諸国から徹底的な経済封鎖を受け、物資の供給が逼迫したのでした。

ハイパーインフレというのは「おカネの問題」というよりは「決定的な供給能力の喪失に起因するモノ不足の問題」と捉えた方が良いでしょう。


さて、
#終戦直後と違って、

 ・現在がいかに豊かでモノ余り・供給過剰か、

 そして

 ・巨大隕石が落ちて来るくらいの事がない限り
  ハイパーインフレになんぞなるかいな

 という話を自信を持ってするため


読者の皆さんも是非、

・地元の図書館で空襲後の地元の街の写真を探し当てて、
 ご自身の目で見てみてください。

また、

・身の回りで戦争を体験した方がいらしたら、
 是非、今のうちに体験談を聞いてみてください
 (私の場合、戦地に行っていた大伯父にもう一度話を聞こうと
  思っているうちに、大伯父が残念ながら他界してしまい、
  永遠に聞けなくなってしまった、という苦い経験があります…)


「現代のデフレ日本において【はいぱあいんふれ】の心配をするのは、農林水産省から『未利用資源の甘藷のつる・桑の葉・さなぎ・みかんの皮などによる粉食推進を指示』されてからでも遅くは有るまいよ」 と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

http://blog.with2.net/in.php?751771

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