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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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403:「破綻でハイパーインフレ」のウソ:アイスランド編

2011/09/30 (Fri) 14:26
 





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皆様、いつも応援ありがとうございます!!!

あと少しで25位入りです!!!




まずはお詫びと訂正です。

【世界は破綻国だらけ!】

のエントリーで示しました一般政府の負債と個人の金融純資産の表で、

オーストラリアとオーストリアの一般政府の負債のデータに誤りがありました。

結論としてはオーストラリアとオーストリアは家計の金融純資産を一般政府の負債が上回っているということはありませんでした。

ただ、他の国については結論に変化はないので、大筋の話は変わらないです。

なお、誤りの原因はエクセルで書式のコピーと貼付けをする際に誤って、全て貼り付けにしてしまったからでありました。

謹んでお詫び申し上げ、訂正させて頂きます。

なお、修正した生データのエクセル表をアップロードし、上記の当該エントリーの本文中にリンクを貼りつけておきましたので、どうぞご自由にご利用下さいませ。





国が破綻すると、どうなるか?

ハイパーインフレになる。

国民生活が破綻する。

とにかく終了


そんなイメージでしょうか?



今回は2008年12月中央政府の実質的な財政破綻があった

アイスランドのその後
を観察してみましょう。




ここでクイズです。

下にいくつかの国の失業率のグラフを示します。


最新のデータで失業率が高い順にA~Eとしています。


さて、破綻したアイスランドはどれでしょうか?






調整失業率




さて、正解を申し上げる前に、

「調整失業率」
という用語について。


私、このグラフを作る段になって初めて知ったのですが、

各国で出している失業率は定義がバラバラのため、
そのままでは国際比較ができないのです。

定義は↓例えばこんな感じで、国によってかなり違っています。



日本:
15歳以上の者であって, 調査週において仕事がなく, すぐ
に就業が可能で, 過去1週間以内に求職活動を行った者。過去の求職
活動の結果を待っている者を含む。

アメリカ:
16歳以上の者であって, 調査週において仕事が
なく, すぐに就業が可能(一時的な病気の場合は除く)で, 過去4週間以
内に求職活動を行った者
。レイオフされた労働者で前職に復帰するため
に待機中の者を含む

ロシア:
調査期間において, 働く意思及び能力を有するにもかかわらず, 職業に
ついておらず, 職業安定所において求職登録(年齢条件なし)を行っており, 現に求職
中である者




そこで、ILOが基準を定めて国際比較できるようにしたのが

調整失業率(Harmonised unemployment rates,  HUR)というわけです。

上のグラフの出典はOECD

各国の失業率の定義、調整失業率の概略定義は、独立行政法人 労働政策研究・研修機構です。



で、クイズの正解は・・・























E
 の、最新の調整失業率が最も低い国がアイスランドです!







調整失業率(国名入り)







既に破綻している国の失業率が、まだ破綻していない国より低い。


信じ難いようですが、これが現実です。


政府が破綻したからと言って、その国の国民の生活が、まだ破綻していない国と比べて、必ず苦しくなるとは限らない。


そういう仮説の成立を伺わせる、衝撃のデータではないでしょうか?


破綻=終わり

破綻=全ての国民が不幸になる

というのは完全に間違い
です。



先進国の中で、第二次世界大戦において、最も深刻な打撃を受け、まさに国家が「破綻」したと言えるのは、日本とドイツであると言えます。


その日本とドイツこそが、その後の50年で世界でトップクラスの発展を遂げることになりました。


一番悔しかったのはイギリス人ではなかったでしょうか?


「俺たち戦争に勝ったのに、なんで今、経済ではドイツにこんなに負けてんだ????」







さて、次に

破綻前後のアイスランドの政府の借金と物価

の状況について見てみましょう。







アイスランド政府負債、GDP






07年から08年にかけて、

アイスランド一般政府負債は、GDP 0.6年分増加しました。


GDPが約500兆円の日本で言えば、

1年でなんと300兆円も「国の借金」が増えたことになります!


破綻論者の皆さんが日頃言っている説では、

間違いなくハイパーインフレ直行便ですね!


ところが、まことに残念なお知らせですが、

消費者物価でみたインフレ率はたったの21%

生産者物価でもせいぜい50%台で打ち止めです。


その後も「国の借金」は増え続けていますが、

一向にハイパーインフレの兆しは見えません。



「これ以上国の借金を増やせば、ハイパーインフレになる!!!」

→ 一体、どこの国の話なのでしょうか???


という具合であります。




破綻論者の皆さんは何かにつけて少々心配なさり過ぎでは無いかと思います。

これからの人生も死ぬまでそんな心配をしながら生きるのだとしたら精神衛生上、決して好ましいとは言えず、生産性の低い、ちっとも楽しくない人生になりはしないかと、私は心から心配です。

そもそも世界で最もインフレ率の低い、つまり、最も通貨増発枠の大きい日本

しかも、国債金利が世界一低く、対外純資産も世界最大の日本財政破綻なんて

言うこと自体が可能性が極めて低い(世界で最も低い)わけです。



97年のアジア通貨危機
では、

韓国やタイは、政府負債のGDP比がたったの10%前後でも債務不履行寸前
まで追い詰められ、IMF等の支援がなければ破綻していたわけです。

だから、
政府負債のGDP比というのは本気で全く意味のない数字です。

単なる数字、記号であって、実際的な意味は本当に全くありません!


これに関連してドーマーの定理というのがありますが、何か意味があるのでしょうか?
ドーマーに関してはこちら→http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-158.html

いざというときに必要なのは食料やその生産及び運搬・配送に必要なエネルギー源の確保
であって、そもそも実効的な意味があるのかどうかさっぱり分からない、このような「定理」は少しの役にも立ちそうに思えません。

終戦直後の混乱期、ドーマーの定理など誰が気にしたでしょうか?
誰もが食糧確保に血眼になっていた時代です。

それでも1944年に260%を超えていた中央政府負債のGNP比は、翌々年にはあっさり60%を切っています(「昭和国勢総覧」、「長期経済統計」参照)。




しかも、「破綻=国民が世界で最も不幸になる」というのも全く成り立たないことは、アイスランドの失業率を、まだ破綻していない他国と比べれば一目瞭然で証明されます。


むしろさっさと破綻したほうが、第二次世界大戦後の日本やドイツのように

その後50年における、世界で最も繁栄した国になれる可能性すらありますね。





むしろ、破綻論者の皆さんのお望み通り、

日本を無理矢理ギリシャよりも先にとっとと破綻させたほうが

再び世界一繁栄する国、ジャパン・アズ・ナンバーワン

の再来が早まったりして\(^o^)/。

むしろ日本がとっとと破綻するのが楽しみになっちまった~。

さっさとどうにかして頑張って日本を破綻させてくれ―、

破綻論者のみなさーん



と思われた方は、


↓のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m


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http://blog.with2.net/in.php?751771
クリック、ありがとうございましたm(_ _)m 
 








<著書紹介>
さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信



【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc


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コメント

527:

またもや、破綻論者の主張を”ばっさり”ですね。

海老原博幸の”カミソリパンチ”ぐらい切れ味鋭いですね。(古っ!)

2011/09/30 21:02 | 朝倉新哉 #- URL [ 編集 ]
528:>>朝倉新哉様

それを仰るのでしたら、
「平松政次のカミソリシュート」
かと…

2011/10/01 07:14 | 血祭謙之介(NWD) #- URL [ 編集 ]
529:血祭謙之介(NWD)様

間違いを指摘されているのか、
「カミソリといえば平松もいるぞ!」という意味で
おっしゃっているのか、わかりませんが…。
だいぶ前に、海老原博幸vsポーン・キングピッチの試合映像を見ました。
最初にダウンを奪った左ストレートは、とてつもなく鋭く、
「これが”カミソリパンチ”か!」と思いました。
もともと”カミソリパンチの海老原”という通り名は、知っていたので、
”伝説のパンチを見れた”という思いで、ちょっと興奮したのを覚えております。
こんな古くてマニアックな話をしてもしょうがないですが、
私にとっては、平松よりも海老原のほうが印象深いので、
こんなコメントになりました。
どうかご容赦ください。

2011/10/01 08:55 | 朝倉新哉 #- URL [ 編集 ]
530:

廣宮様
エクセルデータ、感謝いたします^^
OECDで探していたのですが、私の英語力では探しきれい状態でしたので、早速使わせていただきます!

2011/10/01 13:57 | Xマン #- URL [ 編集 ]
615:管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2011/10/11 13:01 | # [ 編集 ]
617:

内緒様。ご指摘ありがとうございます!!感謝。
アルゼンチンともども訂正しました^^

> >「破綻でハイパーインフレ」のウソ:アイスランド偏
>
> あ、アイスランドかたより!
> (しつこかったですかね)

2011/10/11 16:36 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]
669:

>>廣宮さん

>ドーマーの定理というのがありますが、何か意味があるのでしょうか?

その書き方だと、ドーマーの定理を知ってるけど理解できてない人達につまらない揚げ足取りされる可能性が。。。

「日本は円建て債務だから破綻しないはウソ」のウソ+破綻は成長への一里塚:ロゴフ教授の「国家は破綻する」を読んだ感想
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-406.html
(エントリー本文及び米欄も参照)

の時(対内債務と対外債務)のように。

ドーマーの定理は確かに意味があります。
まぁ、ドーマーの定理の言ってることは
名目GDP成長率を上げて、名目GDP成長率>金利としてPBを黒字化することなので、
廣宮さんの仰る通り、国債残高対GDP比の大小は関係無いんですけどね。

あぁ、でもこれだと
「インフレだけでマクロの困難な局面を解決しようと考えてる」、と誤解されそうですね。
フィッシャー効果もろくに知らない連中に。

2011/10/31 11:53 | #- URL [ 編集 ]

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