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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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418:TPP推進派はカモネギ ― 「上位1%の、1%による、1%のための政治」の犠牲者は「上位1%」自身

2011/10/24 (Mon) 12:53

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本日は更新する予定ではなかったのですが、
今日の日経朝刊あまりにも面白過ぎたので、ついつい更新。



日本経済新聞
2011年10月24日朝刊 1面


TPP 国を開く 下  ―― 日本再生へ 決断のとき

の最後の部分。




「問われているのは日本の将来像であり、

痛みを乗り越える政治の覚悟だ。」








で、
同じ本日の
日本経済新聞 朝刊 5面


に10年前にノーベル経済学賞を受賞し、「格差論争火付け役」

スティグリッツ 米コロンビア大教授の寄稿です。




政策の偏り、デモ招く

「キーワードは『フェアネス(公平性)』。

上位1%の、1%による、1%のための政治を見直す必要がある。

企業や富裕層の献金に依存するオバマ大統領は、政策の手足を縛られている。献金に歯止めをかければ、特定の利益団体の影響力は弱まる。

同じ人物が政権と企業などを行き来する『回転ドア』も政策をゆがめてきた。ルールを整えれば過度に企業や銀行寄りの政策を防げる。」







この2つの記事が、同じ日の紙面に掲載されているという、この皮肉。


さて、スティグリッツさんの書いていることを復習します。

「企業や富裕層の献金に依存するオバマ大統領は、政策の手足を縛られている。」

そのオバマ政権が推し進めようとしているTPP

そのTPPはまさに、

上位1%の、1%による、1%のための政治

の一環と言えるでしょう。


日本におけるTPP推進派はまさにそのアメリカの「上位1%」にとっての鴨ネギと思えてなりません。

自分から食べられに来てくれるカモがわざわざご丁寧にネギまで背負って来てくれる、という構図です。


米国41%TPP反対の模様



のエントリーで紹介した、

ある米国労働団体の幹部の言葉をもう一度。






"Too many past trade agreements have benefited Wall Street and big business at the expense of normal people,"


過去における余りにも多くの貿易協定は、

一般人の犠牲のもと、

ウォール街と大企業だけが儲けただけだ。






私はこのTPPはアメリカの国益を損ない、結局はその「上位1%」の長期的な利益を確実に損なうと考えています。

大きな事の一つは


抱腹絶倒のTPP推進論:「関税撤廃でも補助金ズブズブでOK」by 山下一仁・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹



で紹介しましたとおり、

TPPでは「補助金」を全否定しそうな方向
です。


例えば、中国ではその補助金によってあっというまに太陽電池産業が育ち、中国が世界シェア首位に踊り出るようにまでなりました。


TPPは日米ともに、

政策の自由度を奪ってしまいます。



これは私、
三国志に出てきた、

「連環の計」

のようなものだと思っています。

赤壁の戦いで、大船団を率いた曹操が、自軍の大半を占める
船に慣れない北方の兵士たちのために、船の揺れを抑える目的で、その大船団を鎖でつなぐという話です。

これは、火攻めをやりやすくするために、孫権、劉備方から送り込まれた策士の献策で為された。

で、曹操はまんまと引っかかり、
火攻めにされ、鎖で身動きできない大船団が灰燼に帰した。

そんな筋書きです。


この三国志の話は史実とは違うようですが、TPPを見ているとどうもこの「連環の計」と重なって見えてしまいます。





私が思うに、例えば、今後5年間、日本は毎年50兆円の追加景気対策(東北の復興含む)をするとします。

5年で250兆円。

そのうち50兆円、1年あたり10兆円をその米国の「上位1%」にくれてやったほうが、TPPなんかよりもずっと安上がりなんじゃないかと。

TPPより安全。しかも、日本経済も潤う。

そのほうが、結局はアメリカ人、大金持ちから貧困層まで、確実に潤いますし、「上位1%」もTPPなんぞより確実に長期的に儲かります。



それか、

「企業や富裕層の献金に依存するオバマ大統領」

1兆円くらい直接献金しちまいますか。

これならもっと安上がりですが、
さすがに敵が増えそうですし止めておきましょう。いや、そもそも「外国人」の献金は違法なので、もとからダメか。





経済はカネではなく、モノ
です。


モノの供給こそが経済の命。経済はモノが足りるかどうかの問題です。

カネは単なる紙片、金属片、情報、コンピューター・サーバー上の磁気データに過ぎません。

それゆえ、カネは無限に増やす事が可能です。

そのカネの価値はモノによって支えられるのであって、

カネはカネ自体に価値が支えられているわけではありません。




日本が経済成長を続け、穏健な親米経済大国であり続け、その日本に世界の持続的繁栄を支える技術革新をさせ続けることこそが、結局は米国の「上位1%」の富を支える道筋なのです。

唯一無二の道筋といっても言い過ぎではないでしょう。


だからこそ、日本の取るべき道は、

その「上位1%」のいうがままにTPPを推し進める

ポチ
カモネギになることではなく、



「上位1%」に対して「日本が財政出動し、経済成長を続けることのほうが、結局はあなたがたの利益を超長期的に保全することになりますよ」と

逆提案することであります。


これが私のいう、家康流日米の国益を一致させる(TPPを除く)参照)です。




ということで、冒頭の日経の「国を開く」の結びの言葉

「問われているのは日本の将来像であり、痛みを乗り越える政治の覚悟だ。」

を、




問われているのは日本の将来像であり、

カモネギになることを乗り越える

政治の覚悟だ。



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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信




【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 




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コメント

654:

連環の計とはうまい言い回しですね。

TPP推進者は、話し合いだけでも参加しようよ~と言っておりますが、ではその話し合いでどのような主張をするのか、教えて欲しいものです。

政府発表の資料でも、その話は議論にあげっていないとしか解答してませんが、では日本政府としてはどのように考えているのか、気になるんですよね~。

まあ、菅くんも野田くんも中身なんて知りませんから、考えていないでしょうけどね・・・

2011/10/24 14:31 | Xマン #- URL [ 編集 ]
655:

日本の強みは銭や!
札束でオバマの顔に往復ビンタしてもーたれ。
YES WE CANって言寄るかな?
札束ビンタで、アメリカに終身雇用、国民皆保険を強制したれ。
アメリカ国民の99%は大喜びで、真の日米パートナーシップの完成や!

2011/10/24 19:17 | sunboy #- URL [ 編集 ]
656:

連環の計とは素晴らしい例えですね。

もう既に日本には敵の間者が入り込んでいますよ。

「農作物保護(雑草防除)分野におけるモンサント社との長期的協力関係について 」
http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20101020_3.pdf

TPP参加で食品への遺伝子組換え表示義務の廃止
そしてモンサントがGM種子を日本国内に普及させ
農薬耐性の付いたモンサントGM種子用の除草剤を住友化学が売ってボロ儲け・・・

モンサントは愛知県の試験場ですでに日本のコメの品種のGM化を完了しているらしいです。あとは日本がTPPに参加するのを待つだけ。


もう日本の農業、内需を食い物にする仕組みが出来上がってしまってます。
米倉会長がTPPをゴリ押しするのも理解できますね。


モンサントの件についてはここに詳しく書かれています
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/


読んで寒気がしました・・・

2011/10/26 01:14 | ひろ #- URL [ 編集 ]

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