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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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421:「TPPで成長」の罠:保護主義で好調経済のアルゼンチンとの対比

2011/10/30 (Sun) 20:38

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以前のエントリー

TPP、「国有化」に劣る?



続編です。


ボリビア、ベネズエラといった代表的保護主義国家に加え、最近、保護主義を強めていたことが発覚(?)したアルゼンチンも加えた、TPP加盟国との成長率の比較です。


まず、日経新聞2011年10月25日朝刊6面の記事

【アルゼンチン大統領再選 好調経済 保護主義頼み】

を紹介します。


当日の私のツイッターにおけるつぶやきで概略をば。



今日の日経朝刊6面に「保護主義頼み」で高度経済成長を牽引したアルゼンチン大統領が再選したと報じています。製造業をしっかり育てる、ただしかなり強引な政策ですが過去数年、思いっきり成長しています。

国を開かなければ日本は終わるとか言っている人たちはこれを見て何を思うか?



具体的内容は以下のようなものです。


・昨年急死した夫のキルチネル前大統領が就任した03年以後、
 年率7%を超す高い経済成長を保ってきた実績が評価され、
 フェルナンデス大統領が選挙で圧勝。


バイクは国産2台につき輸入車1台までしか販売できないなどの規制
(二輪車の市場規模は年70万台。イタリアとフランスの合計に匹敵)


自動車各社には輸出入額均衡を要請
 「独フォルクスワーゲンなどアルゼンチンに工場を持つ企業は隣国ブラジルなどへの輸出を確約。  問題は輸入だけの企業。日産自動車はアルゼンチン産ワインを輸出する計画を提出。韓国の現代自動車や独ポルシェの代理店も、農産品の輸出を条件に輸入許可を得る。」

 →なんと、「輸入許可」ですと!物凄い非関税障壁ですね、
  野田総理大臣閣下!
  国を閉じる方向に舵を切って、アルゼンチンは絶賛成長中!



・電子産業の保護育成

 「政府は最南端のフエゴ島では、電子産業の集積を進める。関税などで輸入障壁を高くする一方、同島では間接税(21%)を免除。携帯電話の場合、「モトローラ」ブランドなどの端末が生産され、1~9月の生産台数は10年通年(約500万台)を上回る850万台に達した。電子産業全体の雇用者は1万人と08年の2倍に増えた。」

 →なんと、輸入障壁を高くして、優遇税制とな!
  そこはかとなく、補助金で太陽電池産業をほんの数年で世界最大にした中国
  を彷彿とさせる国家資本主義ぶりを遺憾なく発揮!


  いかがですか?TPPおばけの前原政調会長どの!


・人間だけでなく、国家も万事塞翁が馬。破綻していたのが幸い

 「アルゼンチンは01年のデフォルト以後、国際金融界から孤立している。これが結果として、08年の金融危機や現在の欧州債務危機の影響を和らげる幸運もあった」

 →国際金融界と密接過ぎる韓国も一度スパッとデフォルトして国際金融界と
  縁を切ってしまったほうが良いかもしれませんぜ、李明博大統領閣下!


  でも、もしそうする場合は日韓通貨スワップ協定を発動する前にして頂ければ
  幸いです。


・しかし、良いことばかりでもありません。

 「ブラジルは現在、景気が減速局面にあり、9月には一時、通貨レアルが急落した。(アルゼンチン)ペソは割高になりつつあり、競争力を懸念する声も広がってきた」

 →輸出振興も良いですが、もっと国債刷って内需拡大をしてみても良いかも
  
知れませんぜ、フェルナンデス大統領閣下!
  え?破綻が怖いって?
  大丈夫、ドルじゃなく、ペソで刷っている限り。
  なに?今度はハイパーインフレが怖いって?
  昔はいざしらず、
こないだの破綻(01年)ではちっともハイパーじゃなかった
  
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-408.html参照)
  じゃないすか。

  製造業を育て、あとはエネルギー産業にも気を使えば、
  まずハイパーインフレになんてなりやしませんぜ。

  だって、ハイパーインフレは単なる物不足ですから。
  物不足にならんようにするためにだけ国債を刷りゃいいんすよ。
  
  農業は強いんだから、あとはエネルギーと工業っすね!






ということで、アルゼンチンとTPP P4 四ヵ国、

それとついでに日米中の三ヵ国、

さらについでにこの間革命が起こった三ヵ国について、

P4発効前後の5年間の成長率の変化を比較してみます。




TPP_P4前後の成長率比較

※↑画像をクリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。



なお、上のグラフで「成長率の順位が上がった!」ということは、

世界の中で相対的に成長度合いが高まった、という意味合いになります。

逆に
順位が下がったら相対的に成長度合いが低下した、ということです。


ということで、

上の表は05年を境に、世界の中で相対的に成長度合いが高まった順に各国を序列したランキングということです。





革命発生三ヵ国を入れたのは、


経済成長するだけじゃだめよ!

貧困の深化と拡大をほうっておくと、エライことになるよ!


ということについての戒めを新たにするためです。


TPPに加盟すれば、
上の表から分かるように成長もちっとも見込めない上、
貧富の差は拡大することはあっても、縮小することはないでしょう。

それで、良いんですね?QBハウスに通う平民宰相の野田閣下!





【補注】
TPPを開国度10とします。
そして日本を5、アルゼンチンを1とします。
日本の最適解は10か1かの二者択一ではなく、6かも知れないし3かも知れない。
これはアメリカにも当てはまります。





むかし、日本もアルゼンチンみたいに破綻するという趣旨の「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」という本がありましたが…




むしろ、俺っちも無性に

アルゼンチン・タンゴを踊ってみたいぜ!



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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―
(2010/03/02)
廣宮 孝信




【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 




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コメント

667:

・記事に関係ある独り言
アルゼンチン経済本って面白そう。

・記事と関係ない独り言1
バスに乗り遅れるって言葉がありますが、後からTPPに参加しようとすると、どうなるのでしょうか?
日本以外の国が参加するの?
どんな国が後から入りたがるんだろう?

・記事と関係ない独り言2
有利な交渉って話があるけど、この2つの方法なら日本に有利な交渉が出来るよ!
1.
日本様に入って欲しいなら、日本様が気にいるようなTPPにしろって傲慢に言って、気にいらなかったら、小沢っぽく「君!日本が気にいることわかんないの?」と言って参加しない。
2.
先に日本に有利な傲慢な案を提示して、これが気に食わないなら日本は参加しないぞ!っと強気に行く。

2011/10/30 02:52 | ノリオ #- URL [ 編集 ]
670:キューべぇハウス?

これって、私のような反自由貿易論者からみれば当たり前の結果。

元々が金儲けのために植民地に輸出先を拡大していこうというのが自由貿易の始まり。そのために植民先の経済活動を破壊するのがイギリス帝国主義以来の常套手段だから、その逆をすれば良くなるのは当然です。

自由貿易の「自由」は、あくまで投資や金儲けする側の自由であり、多国籍ならぬ無国籍企業やグローバリストには国民や一国の経済・安全に対する責任など、これっぽっちも持ち合わせてはいないのである。なぜなら、それらは金儲けを最大に効率化するためには、障害になってしまうのだから。

日本が少資源国で貿易の必要性が高いのは確かだが、自国経済を縮小し国を荒廃させてまでする貿易に必要性も正当性もあるわけがない。

下膨れ顔首相を始めとするTPP参加したいポチ連はご主人様の気を惹こうと躍起だが、経済も知らなきゃ歴史も知らぬ大バカばかり。前原なんて偽メールで墓穴掘って以来、何度間違いを犯せば気が済むのかねぇ。
野田はQBハウスというよりアニメ『まどかマギカ』のキューべぇだよ。

2011/10/31 13:23 | ?? #WdM.VUD2 URL [ 編集 ]
673:自由貿易の罠

私のような
「グローバル化は素晴らしい!」
「自由貿易こそ経済を成長させる!」
ということを散々メディアで言われて、ある種、洗脳されていた若い世代からすれば、本トピックは大変新鮮に映るわけですが、まだマルクス経済が強かった頃の世代からすれば、何も真新しいことではないようですね。
そんなのは常識だろうという具合で、一喝されてしまいました。
昔は、保護貿易の方が経済成長するは、普通に大学の講義でも教え込まれていたそうです。そういう理論も数多くあると。
しかし、どうして、こんな正しいことが、大学で教えられなくなってしまったのでしょうか。
これも一種のグローバル化絶対の思想戦略なんですかね。日本の大学教授達は、グローバル化に染められてしまったのでしょうか。

この辺り、保護主義の方が経済成長する理論の衰退について、廣宮さんはどう捉えていらっしゃいますか?
また、そうした講義を受けてこられた年配の方からご意見も頂けると幸いです。

2011/11/01 02:05 | MI #km.1.aW2 URL [ 編集 ]

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