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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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463:保護主義強める南米諸国 ― 魅惑のローカリゼーション、疑惑のグローバリゼーション

2012/04/23 (Mon) 12:47

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どうも↓この写真が気に入ってしまったので、TPPネタのときは毎回冒頭に掲載。




TPP=DEATH

米国・シカゴにおける反TPPデモ 2011年9月5日 レイバーデイ



Citizens Trade Campaign







↓日本経済復活の会 チャンネルAJER の新しい動画です(と言っても1週間前にアップしてましたが)







後半のほうではヘッジファンドの投資手法の一つ、「トレンドフォロー」についての簡単な説明もしてあります。

「損した人の反対側には得している人がいる」ということの明快な事例として。


ちなみに、トレンドフォロー型のヘッジファンドは破綻論者の皆さんが大好きな「ヘッジファンドが国債を売り攻勢して日本破綻」という場合におけるヘッジファンドには該当しません。

なぜなら、トレンドフォロー型は完全なまでの自動売買だからです。「売り攻勢」とか関係ありません。あくまでも周りの動きに合わせる、つまり、「トレンド」に追随(フォロー)するから「トレンドフォロー」です。自ら能動的に、あるいは、意図的にトレンド(国債暴落トレンドなど)を発生させることはありません。


そして、これまでのところはトレンドフォロー型こそが最高のパフォーマンスを収めてきており、他の方式はリーマン・ショックでほぼ総崩れとなりました。

さらには、そのトレンドフォロー型すら決して万能とは言えません(この点は動画の中で語ってます)。

そのあたりも私が「ヘッジファンドで日本破綻」がウソと考える強力な根拠の一つです。



さて、Youtubeのコメントで私の「しゃべり方が…」とコメント頂いておりますが、まあ、私がいちいち人前でしゃべらんでも済むような世の中になるように、是非とも鋭意ご協力頂きたいと思います^^;。

50年、100年は普通にかかると思いますが…

(もちろん、想定外に早く済めばまことに大慶であります)




さて、本題です。

5日前の日経記事より



保護主義、反発招く
日経新聞2012年4月18日6面

アルゼンチン 石油企業を国有化
ブラジル 乗用車輸入に制限

南米の二大国ブラジルとアルゼンチンが輸入規制や外資系企業の国有化など外資に厳しい政策を相次ぎ打ち出し、国外からの反発を招いている。
通貨高・資源高で悪化した貿易収支の改善や国内産業の保護が目的だが、外国企業は競争上で不利な条件に置かれ兼ねない。
両国がこのまま強硬姿勢をエスカレートさせれば、外交の場での応酬が一段と激しくなる可能性がある。




日経の記事は若干批判的な論調ですが、しかし

「両国がこのまま強硬姿勢をエスカレートさせれば、外交の場での応酬が一段と激しくなる可能性がある。」

程度のデメリットしかないのであれば、アルゼンチンもブラジルもまずは自国民の生活を優先させることに、何ら迷うともなさそうです。

ここで、その保護主義の内容を箇条書きで記事から拾い上げてみます。



ブラジル
・輸入車に工業製品税を一律30%上乗せ
・一方、冷蔵庫や洗濯機、家具:国産品に限り税率引き下げ
・通貨高の影響で07年→11年のメキシコからの輸入車4倍増となったため、
 メキシコ政府はブラジル政府からの協定見直し要求に応じ、ブラジルへの乗用車輸出に金額制限設置を決定。

アルゼンチン
・2月に輸入品の契約や発注の前に、公共歳入連邦管理庁への登録を求める輸入許可制度を導入
・スペイン企業傘下の石油会社YPFの再国有化を検討
 (理由:「YPFは必要な投資を怠った。このままでは国の存続も危ぶまれる」byフェルナンデス大統領
     ということで、国内の石油増産、エネルギー自給率の向上を図りたい模様)
・ブラジル同様の自動車輸入制限をメキシコに要求




これに対する批判

米GM南米地域担当者「メーカー側に猶予期間を与えずに、協定を変えようとしている。
 保護主義的な立場でそうしたことをすれば我々の投資活動にも影響する」

どうやらフラジルやアルゼンチンはメキシコとの貿易協定において、
幸いにもISD条項を入れて無かったもようです。
これだけ言いたい放題ですから!

ただ、たしかに猶予期間なしならやり過ぎのような気もしますが…


(アルゼンチンのYPF国有化について)
欧州委員会報道官「強制的な国有化は投資家に悪い印象を与え、アルゼンチンの投資環境を傷つける」と警告 
メキシコのカルデロン大統領「残念ながら誰も利することのない政策だ」

↑こういったご意見もごもっともながら、ブラジルやアルゼンチンの大統領の勇ましさは、我らが野田閣下にも多少は見習っていただければと思う頼もしさでいっぱいです。


・ブラジル ルセフ大統領
 「雇用や産業、成長を守るためには必要なことはためらわずに実施する」

・アルゼンチン フェルナンデス大統領
 「どんな脅しにも屈しない」

  ↑アルゼンチンは女性大統領がこんなことを言っているのです!


それから、あのベネズエラのチャベス大統領はこんな感じ
「我が国は欧州からのいかなる脅しも拒絶し、南米諸国にアルゼンチンへの連帯を呼びかける」との声明を発表、外交問題に発展した場合はアルゼンチン擁護に回る意思を明確にした。


このように南米諸国は完全にグローバリゼーションからローカリゼーションに舵を切っており、ブラジル大統領に至っては「成長のため」と断言しています。

これまで当ブログ


【「TPPで成長」の罠:保護主義で好調経済のアルゼンチンとの対比 】
 
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-421.html




・シンガポール以外のTPP P4各国はTPP締結後にむしろ成長鈍化

・同時期、保護主義に舵を切ったアルゼンチン、ベネズエラ、ボリビアは成長加速

というデータを示しましたので、このブラジル大統領の「成長のための保護主義」発言については、少しも違和感がありません。
 
もちろん、保護主義が正解なのは時と場合によります。同じ「時」でも国によっても違うでしょう。
中継貿易で成り立っている香港やシンガポールなどは、恐らくいついかなるときでも「自由貿易拡大」が正解です。

そして、もうひとつ注目なのは、ブラジルやアルゼンチンはインフレ率が高いのに保護主義に走っている点です。

インフレなので自由貿易拡大に舵を切っても良い、という見方もできるでしょうが、国内産業の育成なくして持続的な繁栄などあり得ません。

ものが作れなくなったらモノ不足のリスクが高まり、将来、さらにインフレが加速するリスクも高まります。

それにもちろん、自由化を進めすぎると格差や失業問題も出てきますから、その辺りを総合的に判断しての保護主義なのではないかと思われます。

もちろん、できるだけ外国や企業への配慮をしながら、かつ、やり過ぎにならないように気をつけながらやって頂きたいところではありますが、



 『TPPで成長』とは正反対。

 言うべきことをズバリと言う、

 ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ

 の大統領達が何とも格好良く見えてしまう

 今日この頃



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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

(2010/03/02)
廣宮 孝信

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 








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コメント

829:

いつも分かり易い解説をありがとうございます。
廣宮さんが動画でお馴染の話し方をされなくなったら、廣宮さんではないと思うのは私だけでしょうか?(^_^)v

2012/04/24 18:23 | 白珠 #- URL [ 編集 ]
830:

白珠さま
恐れ入ります。ありがとうございますm(_ _)m

> いつも分かり易い解説をありがとうございます。
> 廣宮さんが動画でお馴染の話し方をされなくなったら、廣宮さんではないと思うのは私だけでしょうか?(^_^)v

2012/05/01 15:22 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]

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