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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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470:人口とデフレは無関係 - IMFデータベースを解析

2012/05/19 (Sat) 12:48

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TPP反対のホワイトハウス・5分で出来るネット署名第3弾が開始しております。
(5月26日まで)

http://wh.gov/Po5

署名方法については
↓こちらをどうぞ

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さて本日の本題です。

結論からいうと、

人口増加とインフレ率はほぼ無関係



今回は、政府総支出とインフレ率を取り扱うつもりでしたが、

そのまえに人口とインフレのデータをお示ししておきたいと思います。





いつものように、データ出典はIMFデータベース


いつものように、赤い点が日本です。



まず、1980年から2011年にかけての、

・横軸:平均人口増加率
・縦軸:平均インフレ率


です。
人口とインフレ1

データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012



・日本は人口増加率もインフレ率も極めて低い水準。
(くどいようですが、インフレ率はこの中で最低です)

バーレーン(中東産油国)のように平均人口増加率4%もありながら、平均インフレ率が2%とマイルドなインフレの国もあります。

・また、データ表示していませんでしたが、
 平均人口増加率が日本よりも低い(+0.17%)のに、
 平均インフレ率+16%

 というガイアナという国(南米大陸北部、ベネズエラとかその辺り)があります。

で、そんなこんなで
・相関係数(Rの2乗)は0.02と、極めて低くなっております。

サンプル数は96ヵ国とそれなりの数ですので、

1980年から31年間のデータにおいて

人口増加率とインフレ率はほぼ無関係

と言えそうです。


次に
1990年から2011年


人口とインフレ2

データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012



日本は相変わらず、ですね。傾向はさっきと全く同じ。

カタール(中東産油国)がさっきのバーレンと大体同じ。人口激増だけどマイルドなインフレ

ブルガリアは人口減少なのに、なんと平均インフレ率が+60%。かなりのインフレです。

そして、

相関係数は0.0002


結論はさっきと同じです。

人口増とインフレは無関係

逆に言えば、

人口減とデフレも無関係、と言えます。





さて、次は、これもいつものように
リーマン・ショック前後の短期比較です。



人口とインフレ3

データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


日本はこの短期データでも平均インフレ率世界最低

カタールがこの世界的好景気の中で、人口激増(+14%)&高インフレ率(+10%)
 (なお、バーレーンは不思議な事に、この時期の人口増加率は2%。インフレ率は3%)

一方、

・ウクライナは人口減少(-1%)&高インフレ(+13%)


結局

・相関係数は0.02と低くなっています。

ということで、やはり人口とインフレ・デフレはほぼ無関係


人口とインフレ4

データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


日本はまあ、版で押したように同じです。
 いつものように、インフレ率世界最低

・注目はカタールです。
 リーマン・ショック人口激増&高インフレだったのが、
 リーマン・ショック人口激増(ただし若干鈍化)&マイルドインフレとなっています。

 カタールにおいて、インフレ率は人口よりも景気に左右されていた模様です。

   なお、バーレーンは不思議な事に、
   この時期の人口増加率は10%に急増 ⇔ ショック前は増加率2%
   にも関わらず、インフレ率は3%とショック前と変わらずです。
   つまり、人口の増加率がインフレ率に与えた影響が皆無でした。



逆に

スーダンウクライナ人口減なのに高インフレとなっています。

そして、

相関係数は0.01と、かなり低くなっています。



ということで、まとめると

・長期データでも短期データでも

 人口増減とインフレ/デフレには

 相関関係が見受けられなかった



ということになります。


それと、カタールを観察していると、

ネット上でどこかのセブンイレブン

「当店に韓流ブームは来ませんでした」と張り紙していたらしい、というのと同じで、

カタールには「人口の波」によるインフレは来なかったようです

「景気の波」によるインフレは来たようですが…


あと、ついでに言っておくと、バーレーンには
「人口の波」が来ましたが、インフレは来ていないようです。


ここまで言うとくどくなりそうで、あれですが、言ってしまいますと、

スーダン

ショック前4年間
人口増加率 +3% インフレ率 +9%

ショック後4年間
人口増加率 -3% インフレ率 +16%

人口減少の波が来ましたが、インフレが来ちゃいました。


訂正

スーダンは南スーダンが独立したことで

人口が800万人減ったのが原因でした。




代わりに、↓ベラルーシ


ベラルーシ

ショック前4年間
平均人口増加率 -0.4% 平均インフレ率 +10%

ショック後4年間
平均人口増加率 -0.7% 平均インフレ率 +30%

人口減少の波が来ました(若干)が、インフレが来ちゃいました。





 
 デフレ不況

 人口減ってる

 せいじゃ無い!

 (字余り、季語なし)
 


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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

(2010/03/02)
廣宮 孝信

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 









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コメント

842:

実にシンプル、かつ明瞭な指摘でいいですね!
さすがにこのデータを出されて人口動態とデフレを絡めて発言できる輩はいないのではないでしょうか?

2012/05/21 09:50 | nnsb #- URL [ 編集 ]

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