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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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471:政府総支出とインフレ率、名目成長率の関係 + IMFデータベースの解析シリーズまとめ

2012/05/21 (Mon) 13:03

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http://wh.gov/Po5

署名方法については
↓こちらをどうぞ

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さて本日の本題です。

IMFデータベースの解析シリーズ最終回

今回は

・政府総支出 VS インフレ率

・政府総支出 VS 名目成長率

・IMFデータベースの解析シリーズのまとめ

となります。


まずは、

政府総支出 VS インフレ率

のデータから。


いつものように、


赤い点が日本です。



政府支出VSインフレ率1
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012



政府支出VSインフレ率2
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


政府支出VSインフレ率3
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


政府支出VSインフレ率4
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012



すべてのデータセットで
相関係数が高めに出ています。

つまり、

政府総支出の増減とインフレ率の関係性が極めて高い

というわけです。


人口の増減よりも明らかに関係性が高くなっております前回参照)。


つまり、デフレ脱却には政府の支出を増やすのが一番、ということです。


日本は政府総支出の増加率が世界最低水準であり、インフレ率も世界最低水準です。

その上、最近でもギリシャ問題の再燃でまたもや円高ですし…


【G8】続くギリシャ危機、週明けも「円独歩高」進む?
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120520/mcb1205202158004-n1.htm
2012.5.20 サンケイ ビズ


そして、国債金利も世界最低水準を爆走中。


今、何をやるべきかは火を見るよりも明らかです。


「ギリシャがてえへんだ!

 日本の『国の借金(笑)』がてえへんだ!

 円高がてえへんだ!

 とにかく、何もかもがてえへんだ!」


という「ていへんだ!」症候群の皆様には大変残念なお知らせですが、

日本がやるべきことは「とりあえず、政府支出を増やすこと」
だけです。非常に簡単なことです。


国債を増発すれば内需拡大、景気拡大

日銀は「金融調節」のために国債買い入れを増やさずを得ず、自動的にベースマネーを増発

内需拡大やベースマネー増加で円安

日本の内需拡大により日本以外の世界全体の内需(日本から見れば外需)が拡大

外需拡大により輸出も拡大

という形で全部解決です。
ギリシャというか欧州の問題も解決しやすい環境を、日本が作り出すことになりますし、日本の景気も、内需と外需がともども増加しながら回復します。

あとはやる気だけの問題です。


本来は、

「北朝鮮が人工衛星打ち上げに成功するのに要する努力」の

1兆分の1くらいの努力でできる
ことなのですが…



次に、政府総支出 VS 名目GDP成長率のデータを見ましょう。

さらに高い相関係数が得られています。


政府支出VS名目成長率1
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


政府支出VS名目成長率2
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


政府支出VS名目成長率3
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012


政府支出VS名目成長率4
データ出典: IMF "World Economic Outlook Database, April 2012




ほとんど直線上に並んでいる感じですね。そりゃあまあ

GDP = 民間消費 + 民間投資 + 政府支出 + 純輸出

なのですから、当たり前なのですが。

(ただし、グラフのデータは「総」支出なので、GDPに含まれない年金などの現金給付も含まれます)




では、4回にわたりました「IMFデータベース」解析シリーズの総まとめです。



各データセットの相関係数とサンプル数
のまとめ


相関係数まとめ



・政府負債と実質成長 


  1980年から2011年のデータのみ高い相関係数になっていますが、
  サンプル数が13と少ないため、
  積極財政派としては残念ですが、これは当てになりません。

  ただし、政府負債の増減と実質成長は関係がほとんどないと考えられます。

  よって、「政府負債が増えれば成長が阻害される」
  という話にもまったくなりません。


  実際、米国は07年からの4年間で500兆円も政府負債が増えましたが
  実質GDPも消費も過去最高を更新しました。



・政府総支出と実質成長率

  1980年から2011年と1990年から2011年のデータでは
  相関係数がほぼゼロでした。

  しかし、これらのデータセットでは
  すべて「政府総支出増&実質成長はプラス」でした。

  また、2003→2007と2007→2011のデータセットではそれなりの
  相関関係が認められます。

  よって、政府総支出増減と実質成長率にはそれなりの関係性があると考えられます。


  まあ、政府支出を増やして需要を増やしても、
  供給能力が追いつかなければ実質GDPは伸びないし、

  当然と言えば当然の結果です。

  逆に言えば、供給の能力が余っているデフレ日本では、
  需要さえ増やせば確実に実質GDPが増える


  ということになります。



・人口とインフレ率

  無関係というほかありません。
  すべてのデータセットで極めて低い相関係数が出ています。



・政府総支出とインフレ率

  かなり高い関係性が認められます。
  すべてのデータセットでかなり高い相関係数が出ています。



・政府総支出と名目成長率

  かなり高い関係性が認められます。
  すべてのデータセットでかなり高い相関係数が出ています。



次に、
各データの日本の順位です。


日本の順位



「日本の国の借金ガー」とはよく言われますが、
 日本の政府負債の増加ペースは世界最高峰というわけではなく、
 中の上
くらいのものです。


・政府総支出の増加ペースは、なんとまあ、見事なまでに世界最低水準です。

それに伴って

・実質成長率も下から数えたほうが早い状況

・名目成長率もインフレ率も堂々の世界最低レベル

さて、ここで

・人口増加率の順位の位置付が、おおよそ実質成長率と同じ感じです

これを「人口増加率が低いから低成長だ」と捉えるか、「低成長だから人口増加率が低い」と捉えるか。


まず、人口というのは、これは原因でしょうか、結果でしょうか?

私は、これは原因というよりも結果と捉えるべきだと思います。

というのは、
政府がカネを使って景気を良くし、世の中全体の給与水準を高め、さらに、保育所の整備等々で子育てしやすい環境を整えれば、どうでしょうか?

経済的な理由によって結婚をためらったり子作りをためらっている人もそれなりにいるはずですから、これは間違いなく人口増加要因の一つになるでしょう。


上のデータ解析で示しましたように、「政府総支出増→実質成長率高」の関係性はそれなりにあると考えられるわけですから、

「政府総支出増→成長→人口増」

ということは可能であるのではないかと思います。



また、仮に

「人口減→実質GDP減」
となっているのだとすれば、

人口減を政府総支出の増で食い止める、という発想があってしかるべきです。


すなわち、

「政府総支出増→人口増→実質GDP増」

という構図です。






 
 歳出を

 増やして増やそう 

 日本人

 (字余り、季語なし)


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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

(2010/03/02)
廣宮 孝信

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 









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2012/05/22 17:13 | # [ 編集 ]

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