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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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474:(復刻版)「移民お断り」に転換 ― シンガポール:格差差拡大&中国人若手投資家フェラーリ暴走死亡事故で国民がたいそうご立腹

2012/05/24 (Thu) 13:12

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【お知らせ】

このエントリーは、操作ミスでうっかり削除してしまった表題エントリーの

復刻版です



なお、最新エントリーは↓こちらです

【日本国債格下げ。9年ぶり ― どうでも良い話ですが、当ブログの性質上、取り上げないわけにはいきませんので…】
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-473.html






グローバリゼーションの申し子とでもいうべきシンガポールにおいて、

なんと、「グローバリゼーションによる格差拡大」に国民が大層ご立腹のご様子です。






シンガポール 移民政策岐路に
補選控え、優遇見直しの動き
「格差助長」 国民に不満

日経新聞2012年5月22日朝刊 9面



シンガポール政府が外国人の就労ビザの発行を厳しくし、富豪から単純労働者まで海外人材を幅広く受け入れてきた外国人優遇政策の修正に動き始めた。
外国人流入が貧富の差の拡大に結びついているとして、国民の不満が高まっているためだ。
26日の国会議員の補選では与党が予想外の苦戦を強いられている。

同国政府は1月、外国人の就労ビザの発給を厳しくした。
主に一般職が対象になるビザについて企業が支払う月給の下限を200シンガポールドル増の3000シンガポールドル(約20万円)に引き下げた。
外国人採用を「コスト高」にすることで、地元シンガポール人の採用を促すのが狙いだ。





以下、この日経記事の続きを要約しておきます。


・日本円で約26万円も支払う約束をしたのにビザが下りないケースも続出

・どうやら政府がビザ発給の絶対数を絞っている模様。

・新規発給どころか、既存の就労ビザの更新すら拒否されるケースも

・従来、企業が進出する際、好きなだけ本国から人員を連れてくることができ、周辺途上国からも安価な労働力を容易に調達できていた。

・2000年以降、国民の人口が横ばいなのに、在留外国人は100万人近く増えた
 (廣宮注:2010年のシンガポールの人口は約520万人。IMFデータ参照)

・最近の方針修正により、富裕層すら制限の対象に。

  ・1000万シンガポール・ドル(約6.7億円)の金融資産持ち込みで
   迅速に永住権取得ができていた優遇措置を今月廃止。
  ・外国人や外国企業を狙い撃ちにする不動産投資税の増税も昨年実施済み

背景:幅を利かす外国人に対する国民の反発の高まり。
  富裕層   →不動産相場を左右
  中間層   →就職・昇格で競合
  単純労働者→賃金に下押し圧力
 という構図


・昨年5月の国会選挙で与党PAPの得票率が過去最低の60%に低下。
 従来独占し続けた27ある全選挙区のうち、2つが野党に。

 →おっと、これまで野党候補が勝った場合は、
  その選挙区の公共事業を絞って圧力をかけるなどして、ひっくり返し、
  独裁体制を維持してきたとかそんな話があったのですが・・・
  
  と思ったら案の定(?)

「野党議員の不倫発覚」で今月26日補欠選挙、とのこと。
 ↑これにはどうも色々裏事情がありそうですが、それはさておき、

・「不倫」で野党側が圧倒的に不利なはずなのに、現在は接戦の様相。
 移民問題に対する国民の根強い不満を反映。

ここで、国民の移民への不満に火をつける事態が勃発
 
・今月12日、中国人若手投資家運転のフェラーリ暴走でタクシーに衝突。本人とタクシー運転手が死亡(廣宮注:なぜか日経記事に載っていませんでしたが、乗客の日本人女性も死亡しています。詳細は→こちら

・この事件は、中国大使館が異例の謝罪声明という事態に発展。

 うーむ。
 中国人船長の漁船(?)が暴走、日本の海上保安庁の巡視船に衝突してきた事件では、
 中国大使館の謝罪など一切無かったような気がしますが…
 それを考えると、中国はシンガポールに相当気を使っていますね…






シンガポール人、格差拡大に不満を持っていたところに、この外国人(中国人)による暴走死亡事故が火を注ぎ、

「国を開きすぎだ!この野郎!」

と怒っています。


一方、
日本では首相閣下がのんきに
「TPPで国を開け!」とのたまわっておられますが…

ていうか、繰り返しますが、日本はTPP参加表明国のうち、先進国以外のすべての国とすでにFTAを締結済みです。
既にもう、かなり開いとるがな、という話です。


まあ、とにもかくにもシンガポールにおける

背景:幅を利かす外国人に対する国民の反発の高まり。
  富裕層   →不動産相場を左右
  中間層   →就職・昇格で競合
  単純労働者→賃金に下押し圧力
 という構図


からしっかり教訓を学ぶようでなくてはなりますまい。


野田の旦那、
グローバリゼーションだけで安定的に成長ってのは
土台無理な話でさあ






そして、
シンガポールの移民政策転換はASEANの移民政策にも重大な影響を与えそう、
という記事が上記記事と同じ紙面に掲載されています。




移民政策
ASEAN、足並みに乱れ

日経新聞2012年5月22日朝刊 9面

東南アジア連合(ASEAN)は2015年のASEAN共同体発足を控え、移民労働者が域内を自由に移動できるよう、加盟国間の短期就労ビザ免除を検討している。




え?
東南アジア共同体が3年後に発足、ですって?

「移民が域内で自由に移動可」って、

ヘタしたら「東南アジア共同体」が「盗難アジア共同体」になりゃあしませんかねえ…


ってまあ、東アジア共同体よりはマシか。



若干ショッキングでしたが…

記事の引用を続けます。





移民労働者の権利確保や育成支援などでは年内にも合意する見通しだ。
ただ、シンガポールが外国人の流入制限を始めたことで、足並みは乱れそうだ。

(中略)

他のアジアの国々でも移民政策は共通の課題だ。
多くの国や地域では少子高齢化が進行し、生産年齢人口(15~64歳の人口)の減少という問題に直面している。

積極的な移民政策に取り組むのは韓国台湾だ。
韓国は04年に雇用許可制を施行し、外国人の単純労働者の受け入れを始めた。




ん?TPP推進派の皆さんは

FTA先進国の韓国に遅れるな!TPPだ!

とよく言っていますが、

TPPで単純労働者は入ってこないぞ!

とも言っています。

しかし、韓国に遅れるな!

というなら、「韓国のように単純労働者を受け入れろ!乗り遅れるな!!!」

というのが筋じゃないでしょうかねえ。

と言ってみたりして。



台湾も1990年代から外国人労働者の受け入れを本格化。
11年時点で約43万人の外国人労働者が働いている。

人口大国の中国にも少子高齢化の波は迫る。

総人口に占める生産年齢人口の割合は11年、前の年と比べて0.1ポイント減の74.4%と初めて低下した。
沿海部ではすでに労働者不足が目立ち、将来的に移民労働者受け入れを検討する可能性もある。





うーん、日経の記事のこの流れ、まさか

「韓国も台湾も中国も移民を既に大量に受け入れ、または受け入れ検討中」

「だから、日本も!」


と言っているわけではないとは思いますが・・・


少子高齢化に伴う労働者不足を移民で補うというのは非常にリスクがあります。

ヨーロッパや今回のシンガポールのような、国民の不満増大や、社会の不安定化の問題のみならず、

自国以外のほとんどの国で少子高齢化が進んだ時、どうするの?

という話です。

さらに、年金の海外流出問題も出てきます。


移民大量に受け入れ

移民も国民年金や厚生年金に加入

移民が引退後、本国に帰り、日本の年金を本国に送金。(日本の年金を支えるのは誰?)

しかも、どこの国も少子高齢化で新たな移民を送り出す余裕なし。

労働者不足がさらに輪をかけて深刻に


という流れです。


少子高齢化問題

・技術開発や教育による生産性の向上

・少子化対策

・高齢者の健康増進
 
(労働人口を確保しつつ介護を受ける人ができるだけ少なくなるようにする努力)

等々によって対処しない限り、抜本的解決になりませんぜ!



さて、それにしましても…



「 

 《東南アジア共同体》が

 《盗難アジア共同体》になりませんように…
 


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<著書紹介>

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

(2010/03/02)
廣宮 孝信

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

【↓著者本人による解説】

国家財政やマクロ経済においては常識とは正反対の見方をする必要があります。
本書の目的の第一読者の皆さんにその「正反対の見方」を提供することです。

・「財政黒字は良い」「財政赤字は悪い」。それが一般的な常識的なものの見方でありましょう。

・しかし、実際には
「財政黒字なのに国家破綻」「20年以上財政赤字が続いている国が高度成長を続けている」
ということが世界ではごく普通に起きているのです。

・そして、本書の目的の第二
本当に怖いのは財政破綻ではなく、モノの供給が途絶えてしまう「物流上の破綻」であることを明示することです。

・なぜならおカネというものは印刷や帳簿上の処理で幾らでも創れますが、
国民生活、国民の生存のために必要な食料やエネルギー資源などは、
おカネと違って幾らでも創れるものではないからです。

本書の最大の特徴は、一般の「経済学」では取り扱われることのないこの「物流上の破綻」に焦点を当ている点です。

・この本当に恐るべき「破綻」が起こらないようにするにはどうしたら良いか、
つまり将来において供給不足が起こらないようにするにはどうしたら良いか
そして、それを踏まえた上で、現在の需要不足にどう対応すべきか
この問題の解決策に関して年金問題をも絡めての具体的な提言を行っていることも、
本書についての類書との際立った特異点でありましょう。



☆アンチ対策に役立つ【反「国家破産」的マスコミ記事】は
こちら→
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/folder/1031019.html?m=lc



 







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コメント

849:

中国大使館は謝罪の前に「タクシーがきちんと周りを見回して避けるべきだった」とコメントしたらドライブレコーダーの映像が物凄い勢いで拡散して、絶対に避けようの無い状況だと解ってからの謝罪ですからなんの価値も無いですね。
元々シンガポールではPRCは蛇蝎の如く嫌われて居ますから。

2012/05/24 16:53 | 在星邦人 #- URL [ 編集 ]
850:Re: タイトルなし

在星邦人さん
> 中国大使館は謝罪の前に「タクシーがきちんと周りを見回して避けるべきだった」とコメントしたらドライブレコーダーの映像が物凄い勢いで拡散して、絶対に避けようの無い状況だと解ってからの謝罪

うーむ。そういう経緯でしたか。なるほど、ありがとうございました!
だとすると、日本でもあの尖閣の動画をもっと早期に盛大に拡散すべきだったんですね・・・

2012/05/24 17:32 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]
851:

尖閣のビデオ!
そうですね言われる迄類似に気付く事がなかったですが仰る通りですね。

2012/05/26 18:27 | 在星邦人 #- URL [ 編集 ]
854:

移民を入れろという主張には、肝心なことが抜けています。それは、移民も年を取るし、病気になったりするということです。
だから、移民の多いドイツをはじめ、欧州で移民の多い国は、高齢化問題が深刻。移民自身の高齢化に加え、移民が両親や祖父母まで連れてきたからですね。
移民が高齢化対策になるどころか、逆に高齢化を進行させてしまったわけですよ。
移民は、機械ではなく、人間だから不要になったからといって、ゴミ捨て場へ放りだすわけには行かず、結局社会保障費が投じられることになります。
既にわが国においても、バブル時代に企業がつれてきたブラジル人労働者が老齢年齢に達し、生活保護で面倒を見る羽目になり、各自治体は頭を抱え込んでいますよ。
移民が高齢化対策にはならないことは、20年前の欧州で立証済みなのに、何故誰も失敗から教訓を得ようとしないのでしょうか?
繰り返しますが、移民は機械ではなく人間ですから、ボタン一つで操ることもできないし、年を取ったり、病気になったからといって、捨てることはできないのです。

2012/05/29 22:46 | #ayr9//LM URL [ 編集 ]

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