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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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504:#TPP 米国ガチ保守雑誌が鋭いツッコミ: USTR代表のコメント「カナダ、メキシコの参加につき国会および国内利害関係者と相談する」の「国内利害関係者」ってどこの誰?

2012/06/25 (Mon) 14:20

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さて、TPPについて、↓のようなJPEGファイルを作ってみました。

これは、あくまでも私の主張ではなく、
アメリカの反TPP
の皆さんの主張ですが…

No_TPP.jpg  





アメリカのガチ保守雑誌

The New American Magazine

が、

TPPに鋭いツッコミを入れている件です。

Wikipediaによると、


この雑誌は、The John Birch Societyという政治主張をする団体が発行しています。

そしてその団体はというと

radical right-wing

radicalは急進的とか過激と訳されますので、

過激な右翼


と言われる団体なのだそうです。


それを踏まえた上で、↓これ




Mexico and Canada Invited to Join the Secret TPP Negotiations
メキシコとカナダが秘密TPP交渉への参加に招待された
http://www.thenewamerican.com/usnews/foreign-policy/item/11775-mexico-and-canada-invited-to-join-the-secret-tpp-negotiations
The New American Magazine  Tuesday, 19 June 2012




タイトルからしてすでに超過激?

まあ、記事の一部を引用、翻訳してみます。





This week President Obama and U.S. Trade Representative (USTR) Ron Kirk announced that Canada and Mexico have been invited to join the secret negotiations aimed at establishing the Trans-Pacific Partnership (TPP).
今週、ロン・カーク USTR(アメリカ合衆国通商代表部)代表は、カナダメキシコが、TPP成立に向けた秘密交渉に参加するよう招待したと発表した。


In an announcement published Monday on the USTR website, Kirk wrote:
月曜日にあったUSTRウェブサイトの発表で、カーク代表は次のように書いている:

We are delighted to invite Mexico, our neighbor and second largest export market, to join the TPP negotiations.
我々は、我々の隣国であり二番目に大きな輸出市場であるメキシコを、TPP交渉への参加に、喜んで招待しています

Mexico’s interest in the TPP reflects its recognition that the TPP presents the most promising pathway to boosting trade across the Asia Pacific and to encouraging regional trade integration.
メキシコの関心は、「TPPがアジア太平洋地域をまたいだ交易を増進させ、地域の通商統合を推進する」という同国の認識を、TPPに反映させることにあります。

We look forward to continuing consultations with the Congress and domestic stakeholders as we move forward.
我々は、これまでも進めてきた国会および国内の利害関係者との相談を喜んで継続します。




That statement was followed by a similar one on Tuesday welcoming Canada to the TPP fold:
火曜日のカナダをTPPに歓迎するコメントもこれに似ている:

Inviting Canada to join the TPP negotiations presents a unique opportunity for the United States to build upon this already dynamic trading relationship.
カナダのTPP交渉参加への招待は、米国がすでに築いているダイナミックな通商関係をさらに増強する機会を与えてくれます。

Through TPP, we are bringing the relationship with our largest trading partner into the 21st century.
TPPを通じて、我々は最大の貿易相手との関係を21世紀的な関係とすることでしょう。

We look forward to continuing consultations with the Congress and domestic stakeholders regarding Canada’s entry into the TPP as we move closer to a broad-based, high-standard trade agreement in the Asia-Pacific region.
我々はより広範囲で高水準のアジア太平洋地域における貿易協定を進めてきましたが、カナダのTPPへの参加について、我々は国会および国内の利害関係者と相談することを喜んで続けます。




で、

その国内利害関係者って、どこの誰やねん!?


という話です。




Notably, in both statements Ambassador Kirk places the approval of “domestic stakeholders” (read: large corporations) on a level with that of the Congress.
特筆すべきは、両方の声明文で、カーク代表が「国内利害関係者」(要するに大企業群のこと)から承認を受けることを、国会と同じ水準に置いていることである。

It is precisely this exalting of big business that has troubled many of the people’s representatives in Congress.
この大企業の重用は、まさに国民の代表である国会議員の多くを困らせてきたことだ。


For example, last week Zach Carter of the Huffington Post reported that Senator Ron Wyden (D-Ore.), the chairman of the Senate Finance Committee’s Subcommittee on International Trade, Customs and Global Competitiveness, was stonewalled by the Office of the U.S. Trade Representative (USTR) when he attempted to see any of the draft documents related to the governance of the TPP.
例えば、先週ハフィントン・ポストのザック・カーター記者が伝えたところでは、上院の金融委員会の交易・関税・国際競争の小委員会の委員長であるロン・ワイデン上院議員(オハイオ州民主党)がTPPに関する管理に関連した文書を見ようとしたところ、USTRに妨害されたと伝えている。


In response to this rebuff, Wyden proposed a measure in the Senate that would force transparency on the process and that was enough to convince the USTR to grant the Senator a peek at the documents, though his staff was not permitted to peruse them.
この妨害に対して、ワイデン議員が上院に(TPPについての)プロセスの透明性を強制する法案を提出した。するとUSTRは上院議員には書類をちら見することには納得したが、ワイデン議員のスタッフがその書類を熟読することは許されなかった。

Wyden spokeswoman Jennifer Hoelzer told HuffPost that such accommodations were “better than nothing” but not ideal in light of the well-known fact that on Capitol Hill the real work of drafting and evaluating legislation is performed by the representatives’ staff members who are often experts in particular areas of domestic and foreign policy.
ワイデン議員のスポークスマン、Jennifer Hoelzerはハフィントン・ポストに、
そのような措置は「何の改善も無かったのと同じ」であるし、
米議会(Capitol Hill)において、法案の起草や評価の実務は、国内または国外政策の特定分野における議員の代理スタッフのメンバーが執り行うという周知の事実となっている理想を損なっている
と語った。

“I would point out how insulting it is for them to argue that members of Congress are to personally go over to USTR to view the trade documents,” Hoelzer said.
「国会議員が直接USTRに足を運んで貿易協定文書を閲覧しなければならないなどというのは、いかに屈辱的なことか、ということを強調しておきたい」とHoelzerは言う。

“An advisor at Halliburton or the MPAA is given a password that allows him or her to go on the USTR website and view the TPP agreement anytime he or she wants.
ハリバートン社アメリカ映画協会(MPAA)の顧問は、USTRのウェブサイト上でTPP協定に関していつでもどんなことでも閲覧するためのパスワードを与えられている




U.S. Senator Sherrod Brown (D-Ohio) issued a statement criticizing the Obama administration for the lack of oversight into an agreement with devastating potential.
シェロッド・ブラウン上院議員(オハイオ州民主党)は、協定への監視の欠如によって壊滅的破壊がもたらされる可能性があると、オバマ政権を批判する声明を発表した。




New Americanからの引用はこれくらいにして、そのシェロッド・ブラウン上院議員の声明文の冒頭部分だけ紹介しておきます:





Brown Statement on Reports Over Leaked Trans-Pacific Partnership Documents
http://www.brown.senate.gov/newsroom/press/release/brown-statement-on-reports-over-leaked-trans-pacific-partnership-documents
Wednesday, June 13, 2012

Following reports on leaked documents that show that parties involved in Trans-Pacific Partnership (TPP) negotiations may be prepared to expand upon the controversial investor protections of trade agreements like NAFTA, U.S. Sen. Sherrod Brown (D-OH) issued the following statement:
TPP交渉参加国が、NAFTAのような貿易協定における
物議をかもすような投資家保護を拡大しようとしていることを示す、リークされた文書に関する報告を受けて、シェロッド・ブラウン上院議員は以下の声明文を発表した:



“The leaked documents surfacing today only underscore the secrecy surrounding TPP negotiations and confirm worst suspicions about the direction trade negotiations are heading.
「リークれた文書は、ただただTPP交渉をおおう秘密性を強め、貿易交渉が最悪の方向に向かっている疑念を確証させるのみです。

It’s telling that it is easier for the CEO of a major corporation to access information about the negotiations than the American people’s elected representatives.
それは、主要企業のCEOが、アメリカ国民に選ばれた代表よりも簡単に、交渉に関する情報にアクセスしていることを示しています。

The negotiations must involve more transparency and bring more voices to the table.”
交渉は、もっと透明性が必要であり、もっと多くの声がその交渉のテーブルに届けられるようにすべきです。








ハフィントン・ポストについては、以前のエントリーで紹介しましたが、こちらはリベラル系(左派、民主党寄り)です。


そして、 New Americanは、共和党寄り、中でも、ロン・ポール下院議員のような

FRB廃止、米軍の全世界からの即時撤退、小さな政府、公的医療保険(オバマ・ケア)反対、合衆国憲法護持

という「過激な右派」です。


この New American誌が毎年、各国会議員の「Free Index」というのを発表していて、

彼らがいう「合衆国憲法の原理に忠実な法案」に賛成するとFree Indexが高くなり、逆の場合は低くなります。


例えば、

政府の負債が増える法案に賛成するとマイナス評価だったり、

米韓FTAに反対するとプラス評価だったり、

という具合です。


共和党議員ほど高い評価、民主党議員ほど低い評価となる傾向となっています。


それで行くと、

ロン・ポール上院議員は100%で満点。

ワイデン議員は25%で評価が低くなっています。


そんなアメリカで言うガチ保守なNew Americanも、TPPについては、はっきり言って彼らとは反りが合わないはずのそのワイデン議員と気が合うようです。

そして、リベラルで経済に関する考え方がほとんど正反対のはずのハフィントン・ポストからもTPPについてはしっかり引用しているところが非常に興味深いところです。





話は戻りますが、

今回のNew Americanの記事でもありました

ワイデン議員の、「身内であるはずのオバマ政権に対するTPP情報開示請求」の話は以前も紹介した通りです。


そして、今回の記事の話だと、


その開示請求が一応聞き届けられたと思いきゃ、

国民の代表たる議員本人が直接USTRに足を運ばないと書類を見られない。
(おそらく、コピーすら出来ないんでしょうねえ)

一方、巨大企業の顧問はUSTRのホームページのパスワードを与えられていて、いつでもどこからでもTPPの「秘密文書」にアクセスができる。



いやあ、本当に、凄いですねえ…



この話を踏まえると

USTRのカーク代表の

カナダやメキシコの「TPPへの参加について、我々は国会および国内の利害関係者と相談
することを喜んで続けます


というコメントの


国内の利害関係者


はどこのどなたでっか?


という
New Americanのツッコミが実に鋭いですね\(^o^)/


だって、

国会議員には実質ほとんど情報開示していないに等しいんですから、

国会とロクに相談するつもりが無い、という状況で


国会以外の
国内の利害関係者と相談するわけですから・・・




「 

ちなみに、TPPに関して

野田閣下は

どこの『利害関係者』と

相談するんでしょう?



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コメント

939:

自分に都合良く国内法を変える手段として国際条約を積極的に活用する。
ってことですよね、これ。
条約交渉だから議会・議員を、つまりは世論や有権者を無視して一部の人間だけで極秘裏に推進できる。
気づいた時にはほとんど手遅れ。

憲法改正と言うと9条ばかりが話題になりますが、この辺も考えなきゃいけませんね。

2012/06/25 17:11 | #- URL [ 編集 ]
940:

見事な記事ありがとうございます。何と民主党の議員さんでもTPPの中身を見ることが出来ないとは!しかもあのハリバートン(!)やアメリカ映画協会はいつでも閲覧できるパスワードを与えられているとは!!凄すぎて顎がはずれます(汗)。アメリカの大企業と政府の癒着はいかに恐ろしいものか垣間見たような気が。

それにしても過激な右派は大企業寄りかと思いきや、大企業優遇には批判的なのですね。考えてみれば左派もそうですし、意外にまともだなと見直しました。

こんな事実を知ってしまった日には、日本の政府関係者がい・か・にアホで赤子の首をひねるようにやられてしまうかよーくわかりますわ。廣宮さんや中野さんは実に慧眼だなあと今更ながら実感。廣宮さんは経産省の宗像直子氏の論文をご覧になりましたか?(三橋さんのブログで紹介されていたやつ)バカ丸出しですよ!

これからも情報期待していますね。応援クリック。

2012/06/26 00:31 | おれんじ #- URL [ 編集 ]

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