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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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521:世界情勢と積極財政の必要性:世界全体の景気減速や中東の軍事的緊張の高まりの中、日本以上に「余裕のある」国など他に無いのに、日本以外のどこの国が景気対策できるのでしょうか?

2012/07/17 (Tue) 18:00

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「国の借金」カバー表面

「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る

(技術評論社 刊)



消費税、ユーロ問題、TPP、
国の借金、破綻と繁栄の世界史、将来への展望etc…



図表が全部、短い説明文付きの「プレゼン形式」など、
分かりやすくする工夫がいっぱい! 

◯日本の財政余裕度は世界一。世界で一番「破綻」と縁遠い国!
◯そもそも「破綻」した国は、むしろその後、急成長している場合が多い! 


という、「究極の二段構え」の“新常識”で、あなたと日本を元気にします!




“バーチャル立ち読みコーナー”開設:

《「国の借金」アッと驚く新常識》の一部をPDFでご覧頂けます!

こちら


その他詳細な内容紹介:
1.“章別の内容紹介”→こちら
2.“5つのことわざで分かる、簡単マクロ経済入門”→こちら







さて、拙著《「国の借金」新常識》ですが、

アマゾンのレビュー以外にも、これまでに、例えば、こんなご感想を頂いております


・素晴らしい出来で、無駄の無い簡潔な表現(言葉)が、団塊世代の我が脳みそに心地良い刺激を与えてくれます。腑に落ちるとはこの事と納得です。

・これは傑作ですね!友人知人にも薦めたいと思います。

・分かりやすさに重点を置いて手間と時間を書けたというのは伊達じゃないと感じました。





そして、東京・秋葉原の有隣堂さんで、拙著が二列に平積みされている写真もお送り頂いておりますので、ご紹介:

DSC_0315.jpg


現下の世界情勢において、日本の財政余裕度が極めて高いことや積極財政の本質的な意味合いを、できる限り簡単に解説させて頂いた本書は、ほんとうに重要なタイミングで出すことが出来たのではないかと思っております。

(タイミングについては、色々な偶然の重なりの結果ですが)



まだお読みでない方は、是非、立ち読みでも何でも構いませんので(!)、ぜひパラパラっとでもお読み頂ければ幸いであります!






さて、その「世界情勢」です。


これまでも何度か書いてきましたが、今回は最新の情報を加えつつ、まとめ直しておきたいと思います。


昨日アップされた日本経済復活の会(チャンネルAJER)の動画も、それをテーマに話しております










まず、簡単に世界経済の状況をざっくり書きだしておきます:

・欧州:ユーロ問題でグダグダ。何が起こるか分からない状態。

・米国:「財政の崖」と言われる超緊縮財政が実施される予定で、
 来年前半には「リセッション(景気後退)入り」
 米議会予算局が予測
 (ただし、オバマ大統領再選&民主党が議会選挙で勝利なら回避の可能性も)


・新興国経済も絶賛減速中

  今年度のインド自動車販売見通しを下方修正=業界団体
  http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK818609520120710
  ロイター 2012年 07月 10日

  インド自動車工業会(SIAM)は10日、今年度(来年3月末まで)の
  国内自動車販売台数について、
  伸び率見通しを下方修正した。コスト増と景気減速が背景。
  …
  


  焦点:対中国輸出に依存する中南米経済、中国減速で打撃か
  http://jp.reuters.com/article/jpchina/idJPTYE86B04C20120712
  ロイター 2012年 07月 12日

  中南米諸国は、輸出したコモディティを大量に消費してくれる中国への
  依存度を危険なまでに高めてきた。

  中国経済が減速を始めた今、この地域は打撃を受ける可能性が出て
  いる。

  ブラジル、コロンビア、チリ、ペルーといった中南米主要国から中国への
  輸出は2001年以来10倍に増えた。
  コロンビアを除く3カ国にとって、中国は最大の輸出相手国だ。
  …




もちろん、↑これらは確定的な危機と言うわけではなく、何かの間違いで、日本の動向と関わりなく回避される、なんてこともあり得ます。しかし、それは単なる他力本願です。

しかし、もし、世界的な景気減速が本格化すれば、当然、「対岸の火事」などとはならないわけで、日本経済にも甚大な影響が及ぶことになります。

その時、

「国の借金、大変だ!日本\(^o^)/オワタ」、となるか

「国の借金、日本こそ世界でもっとも余裕がある、全面的積極財政で乗り切るぜ!」、となるか

では、天国と地獄ほどの違いが出てくることになります。



備えあれば憂いなし。

孫子「九変篇」では



無恃其不來、恃吾有以待

その来たらざるを恃(たの)むことなく、我のもって待つあるを恃(たのむ)むなり


無恃其不攻、恃吾有所不可攻也

その攻めざるを
恃(たの)むことなく、我のもって攻めるべからざるを恃(たのむ)むなり




不測の事態が起きないことや、敵が攻めてこないことを前提に何もしないでおくのではなく、自らに備えがあることに頼るべきである

とあります。

私の本はまさにそのために必要な理論的備えの一つなのであります。







次に、中東と、さらにそれに加えて極東の軍事情勢について。

私は軍事の専門家でも何でもありませんが、経済について見るためには、やはりどうしても避けられませんので、素人なりにも書かざるを得ません。

いや、経済だって元々は門外漢ですが、経済はすべての人々(私を含む)に関わる問題なので、書かざるを得なかったなのですが!



イランおよびその友好国であるシリアの情勢とその日本への影響に関する分析は


【日本経済とイラン有事についての考察 ― 意外にも「ホルムズ海峡封鎖→天然ガス不足で大規模停電」の可能性?】
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-514.html

で一度まとめておきました。



その骨子

・石油は一応は200日(半年以上)の備蓄があるので、短期なら影響は少ない

・しかし、原発がほとんど止まっている現状、電力の45%を依存する天然ガス
 少なからぬ部分は中東カタールに依存しており、イラン有事なら深刻な影響も
 考えられる(天然ガスの備蓄はせいぜい2、3週間)


で、

・米軍 VS イラン
 米軍の湾岸への配備増強 ⇔ イランの大規模ミサイル発射演習

・NATO VS シリア
 双方、相手を意識しながら軍事演習を実施

という状況




これに、その後の情報を追加します

・米軍の湾岸への配備増強

 それまでの掃海艇の増強やF15、F22の増派に加え、
 ・湾岸への4隻目の空母をカリブ海から追加投入
 ・無人の機雷除去ロボット「SeaFox」を大量に派遣





War in August? US sends fourth aircraft carrier and dozens of underwater drones towards Iran
8月に戦争か? 米国、4隻目の空母と数十の潜水無人機をイランに派遣
http://rt.com/usa/news/war-sub-drone-iran-066/
RT.com 13 July, 2012


The new fleet of SeaFox subs will accompany two massive aircraft carriers and a collection of F-22 fighter jets that America has already sent towards Iran.
新らたに派遣されたシーフォックス潜水艦隊は、すでにイランに派遣されている二隻の大型空母とF-22戦闘機部隊とともに活動することになる。

When the United States upped its presence in Persian Gulf earlier this year, Defense Secretary Leon Panetta told reporters, “We want them to know that we are fully prepared to deal with any contingency and it’s better for them to try to deal with us through diplomacy.”
米国が今年初めにペルシャ湾へのプレゼンスを増強したとき、レオン・パネッタ国防長官は記者たちに、「我々は、我々がいかなる不測の事態にも対処するための準備を完全に整えており、彼らは外交を通じて我々に対応したほうが良い、ということを、我々は彼らに知ってもらいたい」と述べた。





U.S. deploys sea drones to Persian Gulf to clear Iranian mines
アメリカ、イランの機雷除去のため、ペルシャ湾へ海洋無人機を派遣
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-iran-navy-20120712,0,5308488.story
米ロサンゼルスタイムズ July 11, 2012

The U.S. Navy is sending the drones, known as the SeaFox, to destroy sea mines as part of an operation aimed at preventing any closure of the Strait of Hormuz.
米海軍は、ホルムズ海峡のいかなる封鎖をも防ぐ作戦の一環として、シーフォックスとしてしられる無人機を派遣しようとしている。




BBCではSeaFoxに関する動画があります


Rare glimpse of Navy's unmanned mini-sub called Seafox
シーフォックスと呼ばれる、海軍の無人小型潜水艦

http://www.bbc.co.uk/news/uk-12376140
BBC 6 February 2011 


BBCによると、昨年の2月には、すでに英国海軍が機雷除去のためのSeaFoxをペルシャ湾に派遣していたようです。




米軍の動きに対するイランの動向


Monitoring 'enemy moves': Iran 'vigilant' over US presence in Gulf waters
「敵の動き」を監視中: イラン、ペルシャ湾における米軍のプレゼンスを油断なく警戒
http://www.rt.com/news/iran-us-presence-gulf-229/
RT.com 15 July, 2012

Iran warns it’s closely monitoring the “enemy’s” moves from the Caribbean Sea to the Persian Gulf.
イランは、カリブ海からペルシャ湾に向けた「敵」の動きを綿密に監視していると警告している。

The statement comes after Washington is reported to have dispatched a fourth aircraft carrier and a fleet of underwater drones to Gulf waters.
この声明は、ワシントンが4隻目の空母と無人潜水艦艦隊のペルシャ湾への派遣を発表したことを受けたものである。


­Iran’s intelligence systems are tracking all the activities of the US forces and its allies from the Caribbean Sea to the Sea of Oman and the Persian Gulf, says Rear Admiral Javad Mashidi, the deputy commander of Iran’s elite Islamic Revolution Guards Corps (IRGC) Navy.
イランの情報システムは、米軍とその同盟軍のカリブ海からオマーン海およびペルシャ湾に至るすべての活動を追跡している、とイラン革命防衛隊海軍の副司令官、Javad Mashidi少将は述べた。

“By being vigilant about the plots of the enemies and maintaining a massive presence in the country’s maritime borders, the IRGC Navy counters any potential threat posed by the enemies and aggressors,” said Mashidi as quoted by Iran’s Press TV.
「敵の配備に対するぬかりない監視と、我国領海における大量の戦力配備により、我が革命防衛隊海軍は、敵および侵略者によって生じる、いかなる潜在的な脅威にも対抗する」、と
Mashidi少将発言をイランのプレスTVが引用した。







RTはロシアのメディアであり、イランはそのロシアの友好国ですから、多少割り引いて読む必要がありますが、

RTの「8月にも戦争か?」は多少大げさであるにしても、

緊張がますます高まっていることは間違いありません。


この状態では、何らかの突発的な「事故」があれば、一触即発、いざ開戦、という感すらあります。






次に、シリアの追加情報。

Russian warships on maneuvers, will re-supply in Syria
演習ロシア軍艦、シリアで再補給の予定

http://www.rt.com/news/russian-warship-drill-syria-917/
RT.com 11 July, 2012

A dozen Russian warships from three fleets are participating in a joint three-month exercise.
3つの艦隊から12隻のロシア軍艦が3ヶ月の合同訓練に参加する。

The group is to visit the Syrian port city of Tartus, where a Russian base is located.
この集団は、ロシアの基地があるシリアの港湾都市Tartusを訪れることとなっている。


The drills are not related to the Syrian conflict, the military say.
軍はこの訓練はシリア内戦とは無関係であると述べている。

The warships and supply ships are derived from Russia’s Black Sea Fleet, Northern Fleet and Baltic fleet, the Defense Ministry said.
軍艦と補給船は、ロシアの黒海艦隊、北艦隊、バルチック艦隊から引きぬかれている、と国防大臣は述べた。

The exercise’s main goal is to test inter-fleet coordination during the joint maneuvers.
訓練の主な目標は、合同訓練における艦隊間の協力関係を試すことにある。



The drills are not connected to the ongoing crisis in Syria, a diplomatic source assured Interfax news agency.
この訓練はシリア危機とは関係がない、と外交筋はインタファクス通信に保証している。

“We have nothing to hide… It’s a scheduled exercise, a regular trip for our ships, which has nothing to do with the Syrian events,” the source said.
「我々が隠していることは何もない…。これは予定通りの演習で、通常の航海であり、シリアでの出来事とは何らの関係もない」と同筋は語っている。




トルコの”領空侵犯”機がシリア軍に撃墜されたことを受け、NATOの海軍演習が行われた後、これですから、「シリア情勢とは何も関係がない」と言っても誰も信じないと思うのですが…。

よく「本音と建前の使い分けはいかにも日本的」といいますが、日本だけのものでは無さそうです。




Russia will continue to supply weapons to Syria by contracts
ロシアは契約によるシリアへの武器供給を継続

http://rt.com/politics/russia-syria-arms-farnborough-933/
RT.com 11 July, 2012

In keeping with its contractual obligations, Russia will continue to supply Syria with arms and military hardware, including anti-aircraft defense systems, a top Russian official in charge of military-technical cooperation has told reporters.
契約の義務を履行すべく、ロシアは、対空防御システムを含むシリアへの武器および軍用品の供給を続けようとしている。
軍事技術協力の責任者であるロシア高官が記者たちに述べた。

“Russia has its obligations to Syria under contracts that had been previously signed,” Vyacheslav Dzirkaln, the head of the Military Technical Cooperation service, told reporters at the Farnborough air show.
「ロシアは以前に署名しているシリアとの契約を果たす義務がある」と、Vyacheslav Dzirkaln ロシア連邦軍事技術協力局長は(英国の)ファーンボロ国際航空ショーで記者たちに述べた。




ロシアは西側にシリアを攻撃させないよう、かなり力を入れている、と見て良さそうです。

シリアを攻撃させないように、ということは、イランを守ろうとすることでもあります。


そして、
アメリカはシリアを「支援」しているロシア、および中国にかなり不満のようです。






Clinton: Russia and China will 'pay price' for supporting Assad
クリントン:ロシアと中国はアサドを支持すれば「代償を支払うだろう」

http://www.rt.com/news/clinton-russia-china-syria-569/
06 July, 2012

Russia rejects in the strongest possible terms allegations that it supports President Assad in the Syrian conflict.
ロシアは、シリア内戦におけるアサド大統領をロシアが支援していると申し立てられていることについて、最も強い調子で否定した。
US Secretary of State Hillary Clinton said Moscow and Beijing must 'pay a price' for backing Assad.
ヒラリー・クリントン米国務長官は、モスクワと北京がアサドを支援すれば「代償」を支払うことになる、と述べた。

“I do not believe that Russia and China are paying any price at all – nothing at all – for standing up on behalf of the Assad regime. The only way that will change is if every nation represented here directly and urgently makes it clear that Russia and China will pay a price,” Clinton warned.­
「私はロシアと中国は、アサド政権の側に立つことにより、いかなる代償をも支払うつもりである、とは全く信じない。それが変化する唯一の道は、ここにいる全ての国の代表が直接かつ緊急に、ロシアと中国が代償を支払う(=シリアを支援する)であろうことを明確にした場合のみである」とクリントン長官は警告した。





この記事を読んでいると、ほとんど東西冷戦の復活を見ているような気分になります。






さて、以前、宗谷海峡を26隻のロシア海軍艦船が通過したと報じる産経の記事を紹介しましたが、

これも実は在日 米海軍への牽制でしょうか?

時事通信ではこんな記事がありました。

サハリンで海兵隊上陸訓練=宗谷海峡を通過-ロシア艦隊
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201207/2012070300009
時事通信 2012/07/03

【モスクワ時事】ロシア軍は2日、太平洋艦隊がサハリン州南部アニワ湾で軍事演習を同日実施したと発表した。
沿海地方を出航して宗谷海峡を通過。
 同地方とカムチャツカ地方の海兵隊計約500人が占領地の上陸・奪還訓練を行い、艦船10隻以上が支援した。

 ロシアのメドベージェフ首相と10閣僚はこの日、北方領土・択捉島訪問計画を含む極東連邦管区視察を開始したばかり。
 3日にはサハリン州入りする予定で、軍事演習は日本側の警戒感を呼びそうだ。ただ、視察団にセルジュコフ国防相は含まれていない。





これを「米海軍が日本からイラン方面に戦力を割くことを牽制する動き」と見るのは勘ぐり過ぎかも知れません。

しかし、日を置かずして、ロシアと一緒に、アメリカから「シリアを支援すれば代償を支払うことになるわよ」と名指しで警告されている中国がこんなことも:


中国監視船3隻が尖閣周辺に侵犯 「妨害するな、直ちに中国領海から離れろ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120711/plc12071109450010-n1.htm
MSN産経ニュース 2012.7.11 

11日午前3時55分ごろ、沖縄県・尖閣諸島の久場島北西約29キロの日本の接続水域に、中国の漁業監視船「漁政35001」が入ったのを第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認。
4時10分ごろには、付近を航行していた「漁政204」と「漁政202」も接続水域に入った。
その後、3隻は日本の領海に相次ぎ侵入し、午前8時すぎまでに領海外に出た。

 中国公船の領海侵犯は今年3月以来2回目で、政府が尖閣諸島の国有化方針を表明して以降は初めて。

 11管によると、巡視船が漁業監視船3隻に領海からの退去を求めたところ、「本船は中国の海域で正当な公務を執行している」と応答があり、「妨害をするな。直ちに中国領海から離れなさい」「魚釣島を含む島嶼(とうしょ)には中国の領土である」などと主張したという。

 3隻は接続水域を航行中で、巡視船が警戒を続けている。




もちろん、中国の第一の狙いは尖閣およびその周辺海域でしょうが、上記のイラン・シリア情勢、ロシア軍の地中海およびオホーツク海におけるプレゼンスの増強と関連がある、とまで見るとやはり勘ぐり過ぎでしょうか?


さらには、日本国内でも時を同じくして↓このような問題が起きています。





米、オスプレイ搬入延期要請に「NO」 岩国頓挫なら再編瓦解
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120717/plc12071700390001-n1.htm
MSN産経ニュース 2012.7.17

政府は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入延期を米政府に要請するが、米側に応じる気配はない。
安易な譲歩は反対派を勢いづかせると判断しているからだ。
だが、沖縄から山口に「反基地」が飛び火すれば、米軍再編計画全体がドミノ倒しのように瓦(が)解(かい)しかねない。







中東情勢から日本国内外周辺にいたるまで、様々な緊張が高まっているという状況です。





この状況の中で、中東からの石油や天然ガスの、かなりの部分が止まったとき、どうなるか、最大限のリスクを想定した場合、原発の再稼働の拡大はやはり検討すべきであり、あるいは、実際に再稼働するかどうかに関わらず、いざというときのために再稼働するための準備はしっかり整えておくべきではなかろうかと思います。


この2、3日、大雨が明けてからは急に熱くなりました。

とくに本日




各地に高温注意情報、熱中症に注意を 熊谷は38度予想
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201207160103.html
朝日新聞 2012年7月16日

気象庁は16日、東北から関東、近畿、四国、九州にかけての広い地域に、気温が35度以上になることが予想される「高温注意情報」を出し、熱中症への注意を呼びかけている。最高気温の予想では、埼玉県熊谷市38度、富山市36度、京都市35度、大阪市34度、大分市34度、東京・都心33度などとなっている。




という状況で、

東京電力関西電力も電力使用率は90%程度まで上昇しました。


なお、中東有事でカタールからの天然ガスが止まった場合、一番「やばい」と言われる中部電力の浜岡原発では、津波対策のための超巨大防潮堤を建設中とのこと。




浜岡原発この1年(2) 防潮堤総延長は1.6キロ
http://www.at-s.com/news/detail/100107046.html
静岡新聞 2012/3/14

 「今までの技術を結集した防潮堤になっていて、圧倒される。おそらく世界でも一番大きいのではないか」―。2月28日、静岡市清水区三保のJFEエンジニアリング清水製作所。組み立て中の防潮堤を視察した石原茂雄御前崎市長は、その巨大さに目を見張った。(2012.3.9 静岡新聞朝刊掲載)

 地上高10〜12メートル、総延長約1・6キロ。浜岡原発と遠州灘を隔てる巨大な防潮堤は「万里の長城」を連想させる。鋼材と鉄骨・鉄筋コンクリートの複合構造で、幅は約2メートル。基礎部分は地下約15〜40メートルまで掘り下げている。

 防潮堤の建設は、福島第1原発事故が起きた直後の2011年3月15日、中電が自主的な安全対策の一つとして打ち出した。

 浜岡原発の敷地と海の間にはもともと砂丘があり、国内の他の原発にはない天然の「堤防」とされてきた。砂丘は幅60〜80メートル、高さは海抜10〜15メートル。中電は遡上(そじょう)高で最大約8メートルの津波を想定し、「津波が砂丘を乗り越えることはない」と説明する。

 一方、今年4月の県防災・原子力学術会議では東日本大震災で目の当たりにした津波の威力に有識者から砂丘の強度を不安視する声が相次いだ。中電は砂丘に加えて巨大防潮堤を建設し、津波への不安を一気に払拭(ふっしょく)する考えだ。






《「国の借金」新常識》でも述べましたが、

カネだけあってもモノが無ければ人間は生きられません。

とくに、エネルギーが無ければ、農作業のためのトラクター一つ動かすこともできず、ましてやLED一つ光らせる事も出来ませんから、エネルギーは経済・国民生活における全ての根幹です。

浜岡原発の「長城」のような津波対策や地震対策を全ての原発で多少過剰なくらいやっておくべきではないでしょうか。

浜岡原発の場合、政府がカネを出す出さないの前に、自主的にやっていますが、これは政府も補助金を出すなどして全面的にバックアップすべきなのではなかろうかと思います。
これは、国家として、国民が安全かつ豊かな生活を営み続けるために必要なことなのですから!



そのために必要なのは国債(建設国債)の増発であり、「日本の国の借金、本当は全く大丈夫」という根拠を広く知らしめることにあると思う次第であります。


なお、私の以前のブログ記事を見て中部電力に問い合わせて下さった方からは、その長城は「12月に完成」の予定なのだそうです。




さて、サウジ、バーレーン、UAEなどイラン、シリア以外の中東の国々の事情ついても書きたいのですが、今回は長くなったのでまた次回に書きます。





以上、色々と書いてきましたが、

・EU、アメリカ、新興国の経済状況

・中東情勢

・日本国内外周辺における緊張の高まり


などを踏まえると、


今年平成24年、2012年は、

どうしても日本の積極財政元年とならざるを得ない


と思うのですが、いかがでしょうか?





安全保障の観点からTPPを進めるべき、という意見もありますが、

アメリカとの関係を良好に保ちながら、日本経済を良くする、ということであれば、

「公共事業をバンバン増やして、そのうちの1割でもアメリカ企業に回す」ということで話を付ければいいんじゃないかと思います。

たとえば、年間20兆円やるなら、2兆円、これを10年続ければ総額200兆円のうち20兆円を米国企業に回す、という感じです。



まあ、これは以前にも

【日米の国益を一致させる(TPPを除く)】
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-410.html

でも書いたような話ですが、TPPより絶対安上がりで、かつ、日米両国民にとってWin&Winとなると思います。





さて、しつこいようですが、



 今、日本がやるべきことは、

 一にも積極財政、
 
 二にも積極財政、

 三も四も五も六も積極財政!!!


 日本以上に『余裕のある』国など

 世界のどこにも無いのに、

 日本以外のどこの国に景気対策をやれ

 というのでしょう?



と思われた方は、


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コメント

1001:

日本の場合、三橋氏も仰っている様に、公共投資して国土を保全せねば国民の生命財産を守れませんから、財政出動を常態化せざるを得ないと思いますね。特に大災害の後には、民間にはインフラ整備など出来ませんから、国がやるしかありません。

それをノブタ先生は、復興増税という、およそデフレ・大災害下では有り得ない手法を用い、尚且つその予算を4割も使わずに他の用途に回すと言っています。本当にあの野郎は日本を潰そうとしているとしか思えません。建設国債で60年償還にしていれば各世代間の負担も少なくて、しかも増税など必要無かったはずです。

今回の九州の大雨でも、かなりのインフラがダメージを受けたはずです。日本は、まさに『土建国家』でも何でも良く、マスゴミのレッテル貼りなんぞ無視して政治家は突き進んで欲しいです。

2012/07/17 22:45 | 素浪人 #z8Ev11P6 URL [ 編集 ]
1002:

大局的な分析有難うございます。

うーん、こう見てると反原発運動は自殺行為としか思えませんね。たとえ原発に頼らない国を希求するのであっても、遠大な視点をもたないとアメリカと中国(主に)を利するだけですね。

蛇足ですが、昨日自称人権活動家と称する女性と近所で怒鳴り合いの大喧嘩をしてしまいました。自衛隊は日本に必要ない(災害援助はまあ許すが)といいつつ隊員をストーカーしてカメラに収めておりました。防災訓練を終えて帰る途中の自衛隊を動画に収めて「区民に連絡もせず軍服で街を歩くとは!」と言っておりましたので、思わずカッとなりまして(汗)。

余りにもバカバカしく的外れで何の役にも立たないことをする人っているんですねえ…。廣宮さんのおっしゃる、「その時点ではその人にとって完全に正しい」のでしょうが。ここで書かれているような事の10分の1でも良いから気付いてもらいたいものです。ちなみに人権活動と言いながらチベットもウイグルも拉致問題も全く知りませんでした(汗)。なんつーか…(絶句)。

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2012/07/18 00:13 | おれんじ #- URL [ 編集 ]
1003:管理人のみ閲覧できます

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2012/07/18 17:43 | # [ 編集 ]
1004:日本は資源大国になる

メタンハイドレートが日本海にざくざく、ここほれワンワンの状態でうまっている。
http://www.youtube.com/watch?v=O0rWqtTF_AQ

今のような、石油資本、原発資本、米国資本の妨害がなければ、日本はすでに資源輸出国になっているはずなんです。
みなさん、目をさましてください。
労働者、周りの住民を常に汚染している原発、
海の温度を3度あげて、地球温暖化促進する原発、
使用済み燃料どうするつもり?
ほんとに凝縮して、核弾頭作るつもり?
いいかげん目をさまそうよ。

2012/07/19 06:46 | 田所真知子 #nkutbCtA URL [ 編集 ]

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