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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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522:中東、世界の火薬庫: 国防相ほかシリア首脳4人が爆弾テロで死亡+サウジ、バーレーンの反政府デモ活発化+米軍5隻目の空母をペルシャ湾に派遣し20ヶ国参加の合同演習実施へ

2012/07/19 (Thu) 13:58
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新著、好評発売中です!

「国の借金」カバー表面

「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る

(技術評論社 刊)


消費税、ユーロ問題、TPP、
国の借金、破綻と繁栄の世界史、将来への展望etc…



図表が全部、短い説明文付きの「プレゼン形式」など、
分かりやすくする工夫がいっぱい! 

◯日本の財政余裕度は世界一。世界で一番「破綻」と縁遠い国!
◯そもそも「破綻」した国は、むしろその後、急成長している場合が多い! 


という、「究極の二段構え」の“新常識”で、あなたと日本を元気にします!




“バーチャル立ち読みコーナー”開設:

《「国の借金」アッと驚く新常識》の一部をPDFでご覧頂けます!

こちら


その他詳細な内容紹介:
1.“章別の内容紹介”→こちら
2.“5つのことわざで分かる、簡単マクロ経済入門”→こちら







昨日、
私の知人が私にインタビューする形で書いた記事が、
バラエティニュースサイト「らばQ」に掲載されました。





【「アナタは勘違いしている?国の借金のウソ」】
http://labaq.com/archives/51753925.html
らばQ 2012年07月18日 15:30




グーグルの「ダブルクリックアドプランナー」によると、

「らばQ」のユニークユーザー(UU)数は月間230万人となっています。

当ブログの月間UU数は2.2万人なので、ちょうど100倍です^^;

知人が「国の借金」問題に関する情報をもっと幅広い層の皆さんに伝えたい、という思いで「らばQ」のスタッフの方に連絡を取り、1ヵ月以上かけて今回の掲載にこぎ付いた、というのがこれまでの経緯です。

(「国の借金」問題に関する情報をもっと幅広い層の皆さんに伝えたいという目的は、「簡単で分かりやすいコンテンツを通じて幅広い人々に広げる」という私の新著の執筆目的とまったく同じであります。)


「らばQ」、たった3人のスタッフで毎日4記事をアップし、月間230万人のUU数を獲得するに至ったということです(いやあ、すごいですね)。

ライター・編集・システムの3人で動かす「らばQ」
http://ascii.jp/elem/000/000/452/452456/
ASCII.jp 2009年08月24日


ちなみに、一晩あけて、当該記事のツイッターカウンターが800を超えていました。

先月半ば、当ブログ発の「#TPP重大リーク ツイッターデモ」のエントリーは一晩で1000となりましたが、当ブログの読者の皆さんや、反TPPの各種団体・個人の皆様に全面的にご協力いただいた上での数字です。

また、当ブログの普段の記事では、とくに「国の借金」問題のエントリーなら多くても50が相場なので、今回の「らばQ」記事の800越えはすごい数なんじゃないかと思いました。


※なお、「#TPP重大リーク ツイッターデモ」エントリーのツイッターカウンターはあれから1か月で2000を超えています。皆様、ご協力本当にありがとうございました。
 TPPが単なる通商協定ではなく、国家の主権者は誰なのかという問題であるということを、少しでも日本国内に広く情報拡散することが出来たのではないかと思います。






さて、本題の中東問題です。

シリアで重大事件が発生しました。





爆弾テロ 国防相死亡
シリア 治安中枢狙う

日経新聞 2012年7月19日朝刊6面

内戦状態に陥ったシリアで18日、首都ダマスカスの治安施設を狙った爆弾テロがあり、ラジハ国防相とアサド大統領の義兄シャウカト副国防相が死亡した。
シャール内相と情報機関の首脳も負傷した。
アサド大統領退陣を求めて抗戦を続ける反体制派が要人暗殺に戦術の軸足を移した可能性もある。
治安の中枢を狙う閣僚の死傷は政権への打撃となりそうだ。


反体制派から犯行声明

国営テレビなどが伝えた。
同施設では閣僚や治安当局幹部の会合を開いていたと伝えられ、トルクマニ元国防相の死亡も確認された。
治安当局筋によると、実行犯はアサド大統領の側近を担当する護衛官。
自爆テロだったとの報道もある。
固い結束を誇ってきた政権中枢に反体制派への協力者がいたことになり、政権の求心力が低下しつつあることを示した形だ。
軍将校が相次ぎトルコなど海外に亡命しており、離反が広がる可能性もある。







さて、シリアの友好国であるロシアのRT.comもこの件を当然、報道しています。


Syria's top security ministers slain in Damascus bombing
ダマスカスの爆破事件でシリア国防大臣らが死亡

http://www.rt.com/news/damascus-suicide-government-wounded-458/
RT.com 18 July, 2012




RT記事によれば、

いくつかの反政府組織が犯行声明を出しているのですが(中にはフェイスブックで犯行声明!)、

そのうちの一つ、Free Syrian Army 自由シリア軍 のリーダーRiyad al-Assadによると、

A rebel commander identified as Riyad al-Assad says the bomb was planted inside a room where senior government officials were meeting.
Riyad al-Assadが言うには、爆弾は政府高官の会議が行われた会議室内部に仕掛けられていた。

However, he denied information suggesting that the deadly blast was a suicide bombing.
しかしながら、彼は、その爆発が自爆テロであると示唆する情報を否定した。

とのことです。




自由シリア軍とは?

http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2012071801008
時事通信 2012/07/18

自由シリア軍 シリア反体制派の軍事組織。アサド政権を敵視するイスラム教スンニ派の若者や、政権側から離反した兵士らで構成され、全体で数万人規模とみられる。
トルコに本部を置くが、シリア各地の実動部隊が独自の判断で行動し、統制が取れていない部分がある。最近はサウジアラビアなどの資金支援で装備や人員の拡充を進め、政府軍への激しい抵抗を続けている。





また、自爆テロにしては爆発の規模が大きすぎるとする軍事専門のジャーナリストの意見も掲載しています。

War correspondent Eric Margolis told RT that the explosion might have been an inside job, because such a gathering of high-profile officials would normally have the toughest security, making it impossible for a suicide bomber to infiltrate.
Eric Margolis氏(カナダやアメリカCNN等のテレビや新聞で活躍しているアメリカ出身のジャーナリスト)は、人目を引く政府高官らの会合は通常、最大限の警戒をしており、自爆犯の潜入は不可能であるため、この爆発は、内部の者による犯行ではないかとRTに述べている。

“There may have been explosives hidden there before the meeting,” he said.
「会議よりも以前に爆発物がそこに隠されていたのではないだろうか」と彼は言う。

“I have covered a lot of these kind of explosions and it seems to me that the damage done, or that’s being reported, has far exceeded the damage that can be caused by one man carrying a suicide vest.”
「私は多くのこのような爆発について扱ってきたが、これほどのダメージが生じたことや、報道されていることからすると、私にはこれは、一人の人間が運べる自殺チョッキ(の爆薬の量)で起こすことの出来るダメージをはるかに超えているように見える」






前出の日経記事でも

「固い結束を誇ってきた政権中枢に反体制派への協力者がいたことになり、政権の求心力が低下しつつあることを示した形だ。」


としていましたが、政権内部が相当に揺らいでいるのかも知れません。



となると、これまで紹介してきたような、シリア近海への艦隊派遣や政権への武器供与などロシアによる「強力な支援」があっても、アサド政権の崩壊は近いのかも知れません。

そうなると、イスラエルや米国との緊張が高まり続けているイランの、中東におけるほぼ唯一の強力な友好国が崩れ去ることになりますが…。



ここでもう一つ、日経記事のさらなる興味深い記述を引用しておきたいと思います。


「政権から離反した『自由シリア軍』を中心とする勢力は反シリアの急先鋒、カタールサウジアラビアなどから資金支援を受け、装備を強化。欧米も通信機器の供与などを通じた支援を続けている。反体制派は一時は劣勢も伝えられたが、こうした支援を受けて盛り返している


なんというか、
シリアは「東西冷戦」の最前線となって完全なる「熱戦」の様相を呈している、というべきでしょうか・・・




さて、ここでカタール、サウジが出てきました。

カタールは天然ガス、サウジは石油の重要な輸入先、という点で日本とも深い関わりがある国です。

とくに、カタールの天然ガスが止まると、日本の電力が危機に陥る可能性がある、ということは以前書きました。

あるいは、バーレーンアラブ首長国連邦(UAE)などイラン近隣の重要な産油国。

その辺りの国々についての最近の情勢をまとめておきたいと思います。


イランのホルムズ海峡封鎖するかも、という状況の中で、まずは、UAEやサウジがホルムズ海峡を迂回するパイプラインを準備している、という日本にとってはポジティブな話から:

UAE and Saudi Arabia open pipelines bypassing Hormuz
UAEとサウジアラビアがホルムズ海峡を迂回するパイプラインを開く

http://rt.com/business/news/saudi-iran-pipeline-launch-268/

RT.com 16 July, 2012

Saudi Arabia and the United Arab Emirates have opened new pipelines bypassing the Strait of Hormuz in order to secure exports following Iran’s renewed threats to close this oil shipping lane.
サウジアラビアとアラブ首長国連邦は、この石油運搬航路を閉じようとするイランの新たなる脅威に対応し、輸出の安全を確保すべく、ホルムズ海峡を迂回する新しいパイプラインを開いた。


As EU ban on Iranian crude imports came into force on July 1 with Iran threatening to block the Strait of Hormuz.
イランがホルムズ海峡封鎖を警告する中、7月1日からEUによるイラン産原油の輸入規制が実施された。

The waterway accounts for more than a third of the world's seaborne oil exports from Saudi Arabia, Iran, Kuwait, Iraq, the UAE and Qatar to the rest of the world.
ホルムズ海峡は、世界の海上石油輸出の3分の1以上を占めている。サウジアラビア、イラン、クウェート、イラク、UAEおよびカタールから残りの世界への海上石油輸出である。

The UAE on Sunday loaded the first tanker from its new pipe which links the oilfields near Abu Dhabi with the port of Fujairah in the Indian Ocean.
UAEは、日曜日にアブダビの近くの油田とインド洋のフジェイラの港をつなぐ、その新しいパイプラインからの最初のタンカーへの積み出しを行った。


※参考 ↓地図の「A」がフジェイラ

大きな地図で見る


The 370-kilometre pipeline has a capacity of 1.5 million barrels a day, accounting for 65%of the country’s exports.
370キロメートルのパイプラインの容量は1日当たり150万バレルであり、同国の輸出品の65%を占めている。

Meanwhile the Saudi authorities have begun test pumping through their 1.65 million barrel-a-day pipeline.
一方、サウジ当局は、パイプラインによって1日あたり165万バレルを送り出すテストを行った。

This hasn’t been used since the 1990s and can supply about 16% of Saudi exports.
このパイプラインは1990年代以来使用されていないが、サウジ輸出の約16%を供給することができる。


The so called Iraqi Pipeline in Saudi Arabia (IPSA) was built the 1980s to bypass Gulf shipping lanes after oil tankers were attacked during the Iran-Iraq war.
在サウジアラビア・イラク パイプライン(IPSA)と呼ばれるそのパイプラインは、石油タンカーがイラン-イラク戦争期に攻撃されたことを受け、ペルシャ湾航路を迂回するために1980年代に建設された。

Saudi Arabia confiscated the pipeline in 2001 as compensation for Iraqi debts and has used it to transport gas to domestic power plants.
サウジアラビアは対イラク負債の代償として2001年にパイプラインを没収し、国内の発電所へガスを輸送するために使用した。


※サウジ・アラムコ(世界最大の原油埋蔵量・産出量・輸出量の石油会社。サウジ国営)のホームページによると、
 サウジの主要なパイプラインは下図のごとくです


サウジパイプライン



上図のパイプラインの解説:

Crude Oil は原油。

NGL は 「Natural Gas Liquidsの略で、天然ガスとして産出された炭化水素のうち、常温・常圧で液体となるもののことです。コンデンセート、天然ガソリンとも呼ばれます。」(Weblio





さて、サウジですが、JOGMEC2004年7月9日資料を見ると、当時はテロの懸念が非常に高かったようです。





今年5月、サウジアラビア西部のYanbu(ヤンブー)と東部のAl Khobar(アルコバール)で相次いで起きた外国人、外国企業を対象とするテロ事件をきっかけに、ロシアと並ぶ世界最大の産油国で世界最大の石油確認可採埋蔵量を有するサウジアラビアの石油供給能力を不安視する見方が、市場関係者を中心に広がった。

イラクでは石油施設への度重なる攻撃から石油輸出が滞る状態が続いているが、サウジにおいても、石油関連施設がテロ攻撃にさらされ最悪の場合供給途絶という事態が起きるのではないかという懸念が一部で指摘されている。




ただし、イラクと違ってサウジのパイプラインや生産設備などへの警備が非常に厳重である、とのことです。




4.「石油テロ」への対応状況
(1)サウジ側は施設の安全性をアピール
アルコバールでの事件以降、サウジの石油施設を狙ったテロを懸念する見方が広がってきたことを受け、サウジ当局は、最近、欧米の通信社や日本の新聞社(日経新聞)等の外国メディアの取材に積極的に対応し、施設の安全性に問題はないことを強くアピールしている。

テロのターゲットとなり得る重要施設としては、Ras Tanura等の石油積出し港や原油処理設備、総延長15,000kmに上るパイプライン等があるが、Saudi Aramcoによれば、これらの設備に対し5千人の警備員を配置し、さらに国家警備隊(皇太子直属の精鋭部隊)が共に活動する体制をとっている。

防御フェンスの設置や監視カメラの利用、検問の強化、ヘリコプターや船舶による巡視等も行われており、「生産施設は十分に守られている」(Jum’ah社長)としている。

国の威信をかけた高度な警備が実施されていることは間違いなく、サウジ側が主張するとおり、安全性は十分高いとみるのが妥当であろう。

石油施設の中で、唯一、パイプラインについては、完全な警備は困難であるとみられるが、イラクと違い、パイプラインが襲撃された場合の復旧用機材や要員は十分確保されており、長期間の停止といった事態が起きる可能性は低い

アルコバールの事件は、警備の厳重な石油施設への攻撃を断念したテロリストが、やむなく、外国人等の「ソフトターゲット」をテロ対象に選んだという見方もある。




(2)有事の際の対応


万一、Ras Tanuraの施設が攻撃を受け長時間使用不能になった場合や、ホルムズ海峡が封鎖されるといった緊急事態になった場合、サウジとしては、余力のあるYanbuからの積み出しで対応する方針である。





ということで、サウジ原油の懸念は「外国人技術者を狙ったソフトターゲット・テロ」ということになりそうです。



外務省の「中東渡航情報」によれば、サウジのテロ関連は、以下のような状態です




サウジアラビアに対する渡航情報(危険情報)の発出
2011年09月01日

(1)サウジアラビア(以下、サウジ)では、2003年から2004年にかけて各地でテロが相次ぎましたが、サウジ治安当局のテロ取締り強化等により、2005年以降は大規模なテロは発生しておらず、治安は安定しつつあるとみられていました。

(2)しかしながら、2009年に、ジッダでのムハンマド内務次官に対する暗殺未遂事件及びジーザーン州でのテロリストと治安当局との間の銃撃戦が発生しました。また、テロリスト及び支援者の逮捕、武器・弾薬、現金の押収が続いており、依然としてテロ組織が一定の攻撃能力を維持している可能性があります。

(3)アル・カーイダ系とみられるウェブサイト等で「湾岸における西側権益の一掃」や「サウジにおけるテロ」を呼び掛ける声明等が発出されており、また、アル・カーイダ関係者を名乗る者が、日本を標的とする旨の声明を発した経緯もあり、日本人及び日本権益に対するテロにも引き続き十分警戒する必要があります。

(4)2009年、イエメンとの国境地帯でサウジへの侵入を図る武装勢力とサウジ軍・治安当局との武力衝突が発生しました。国境線付近の危険な地域はサウジ治安当局によって封鎖されていますが、同地域外でも武装勢力メンバーが拘束される事案が発生しています。





そして、最近では以下の様な気になる事件が…





Saudi shootout and crackdown: Two dead as police squash Shia rally
サウジ 銃撃と厳重な取り締まり: 
警察によるシーア派のデモ鎮圧で二人死亡

http://www.rt.com/news/saudi-arabia-shia-protests-714/
RT.com 09 July, 2012





Two people were reportedly shot dead and two more were wounded after police dispersed a Shia Muslim rally in Saudi Arabia.
サウジアラビアで、イスラム教シーア派のデモを警察が解散させようとしたことで、伝えられるところによれば、2人が射殺され、2人が負傷した。

Hundreds of protesters took to the streets chanting anti-government slogans following the arrest of a popular Shia cleric.
数百の抗議者が、人気のあるシーア派聖職者の逮捕を受け、反政府スローガンを唱えながらデモに参加した。

Riot police cracked down on a demonstration in the eastern Saudi Arabia town of Qatif, populated mostly by Shia Muslim believers.
機動隊は、ほとんどの住民がシーア派教徒で占められているサウジアラビア東部の町Qatifのデモを、厳しく取り締まった。

The protests were sparked after police had earlier engaged in a shootout and a car chase with a popular Shia cleric who has been reportedly arrested with a gunshot wound.
銃撃戦およびカーチェイスのあと、人気のあるシーア派聖職者が、伝えられるところによれば銃撃で負傷しながら逮捕され、そのことを受けて、その抗議が口火を切られた。

The protesters were allegedly calling for the fall of the ruling Saudi monarchy.
抗議者は君主制によるサウジ支配の退陣を叫んでいた。




東部でシーア派のデモが起き、しかも二人の死者が出ている、ということは注目に値します。


というのは、

サウジの油田はその東部に集中しており、

Wikipediaによれば、
シーア派はイランと地理的に近い東部州に多く東部州の人口の42.5%を占めており、サウジ全土では6.4%になると推定されている。」

とのこと。

シーア派の国であるイランが有事、となると、サウジ東部の油田が集中する地域にシーア派住民が4割居住していることは非常に重要な要素となる可能性が出てきます。




外務省の「渡航情報」によれば、

カタールオマーンは、「アラブの春」以来、かなり荒れていたのですが、今のところ安定しているようです。

もちろん、イラン情勢次第では再び不安定化する可能性もあるかも知れません。


そして、

バーレーンはまだまだ荒れているようです。

こちらもやはり、シーア派問題です。


---

(4)他方,シーア派住民が多く住む地域では(政府が許可していない)小規模なデモや抗議集会が時おり行われ,治安部隊との小競り合いも散発しています。

また、一部の若者等による投石や火炎瓶による警察車両への攻撃,ガス・ボンベの爆発,タイヤやゴミ箱を燃やしたり、オイルをまいて主要道路を封鎖する等の非合法妨害活動も散発しています。

従って,特にシーア派住民が多数居住する地区やデモ集会には近づかないよう,引き続き十分に注意する必要があります。

(外務省「渡航情報」)
---


バーレーンにおける、断続的な反政府活動とその厳重な取り締まりの模様をRTが伝えています。





Bahrain crackdown: Tactics & weapons imported from UK
バーレーンにおける厳重な取り締まり: 英国から戦術と武器を輸入
http://www.rt.com/news/protesters-ban-rallies-bahrain-205/
RT.com  15 February
, 2012



Heavily armed police are patrolling the streets of Bahrain's capital Manama after cracking down on protesters who called for democratic reforms.
民主化を要求する抗議者達の活動が厳重に取り締まられたあと、重武装した警察がバーレーンの首都マナマ市街をパトロールしている。

­Activists threw petrol bombs, rocks and iron bars after rallies marking the anniversary of Bahrain’s reform movement were met with tanks, gas and rubber bullets.
バーレーンにおける改革運動が戦車、ガス、ゴム弾の応酬を受けた後、活動家達は、石油爆弾(火炎瓶?)、石、鉄棒を投げた。

Dozens were injured in the latest crackdown.
最新の厳重な取り締まりにより、数十人が負傷した。





New Bahrain crackdown: Opposition leaders wounded
バーレーンで新たな厳重なる取り締まり: 反対派リーダーが負傷
http://www.rt.com/news/bahrain-protest-injured-opposition-553/
RT.com 23 June, 2012








Bahraini protesters clash with police after rally ban
デモが禁止されたあと、バーレーンの抗議者が警察と衝突
http://www.rt.com/news/protesters-ban-rallies-bahrain-205/
RT.com 15 July, 2012






一方、アメリカ国防総省の発表によれば、米海軍は5隻目の空母をペルシャ湾に派遣するようです

International Community Will Ensure Strait of Hormuz Stays Open
国際社会はホルムズ海峡の航行の自由を保証するだろう

http://www.defense.gov/news/newsarticle.aspx?id=117163
American Forces Press Service July 18, 2012



For years, various Iranian leaders have threatened to shut the passage -- a crucial international waterway through which passes roughly 25 percent of the world’s oil.
この数年間、様々なイラン指導者たちが、ホルムズ海峡 - 世界の石油のおよそ25%が通過する国際的に極めて重要な水路 - を閉鎖しようとしてきた。


The United States is leading the effort, and Hammond praised Panetta’s decision to send the USS John C. Stennis Carrier Strike Group to the U.S. Central Command region, calling it “a powerful signal.”
合衆国はそれを回避するための努力を主導しており、ハモンド英国国防長官は、空母John C. Stennisを擁する空母打撃群をアメリカ中央軍(中東担当)の担当地域に派遣することを「力強いシグナルだ」としてパネッタ国防長官の決断を褒めた。

The British have supporting assets in the Persian Gulf, and those forces will work closely with the United States and others to defend the international waterway.
英国はペルシャ湾での活動を支援しており、英国軍は、この国際的な水路の防衛のため米国その他の国々とともに、緊密に連携することになるだろう。

Naval forces from a number of countries will also participate in the International Mine Countermeasures Exercise 2012 in September. The U.S. Central Command exercise will be held Sept. 16-17.
また、多数の国から派遣された海軍は、9月に行われる国際的機雷除去訓練2012に参加することになっている。アメリカ中央軍による訓練は9月16日から17日に行われる。

This defensive exercise is designed to preserve freedom of navigation in the international waterways of the Middle East and promote regional stability. More than 20 nations have agreed to participate in the exercise.
この防衛訓練は、中東における国際的水路での自由な航行を守り、地域の安定を増進するために計画されている。20ヶ国以上がこの訓練への参加に同意している。





シリアが「陥落」し、それに加えて米国主導の多国籍軍の圧力が増すことによって、イランが軟化する可能性ももちろんあるでしょう。


しかし、そうでなければ・・・


“世界の火薬庫”、中東情勢から目を離せません。






日本経済にも多大な影響を与えそうな

中東情勢。


有事の備えを万全にするには、

とにもかくにも

『日本の国の借金、本当は大丈夫』

という考えが広まることが

一番大切ではなかろうか?



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コメント

1005:某野党議員「2020年度までに消費税率を17%にしなければならない」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18382279
「借金が税収を上回るこんなことを続けられない危険な状態」「国の債務はGDP比で220%。イタリアの130%に比べてましても極めて高い」「600兆円の資産を持っているが殆どは売れない資産だ」
といった廣宮先生のご主張に反論するような"国会"質疑がありました。

2012/07/20 04:56 | フコク #JalddpaA URL [ 編集 ]
1007:

第二次大戦でアメリカは日本がここ20年染まってる「金の無駄遣い、ばらまき」何かとは比較にならない金のバラマキをしましたよね。ソ連に中国に色々プレゼントして、あとはドイツと日本に・・。これより無駄な公共事業なんか思いつかないわけですが結果数年でアメリカの経済規模は2倍になりましたよね、財政赤字とやらに苦しんでいたアメリカが。
財政破綻教の人って これはどう説明してるんですか?
ふと気になりました。

2012/07/20 17:02 | #- URL [ 編集 ]

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