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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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531:ロシアも干ばつ。米国だけでなく。さらにはオーストラリアも - 「食糧は輸入に頼れば良い」、「儲かる農業だけやれば良い」の危険な罠 #TPP

2012/08/03 (Fri) 16:09
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増刷決定!


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「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る

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《「国の借金」アッと驚く新常識》

お陰様で発売早々、増刷決定しました!!!








さて、TPPについて、↓のようなJPEGファイルを作ってみました。

これは、あくまでも私の主張ではなく、
アメリカの反TPP
の皆さんの主張ですが…

No_TPP.jpg  





アメリカが干ばつ、というのは前にも取り上げましたが、ロシアもかなり大変なようです。




ロシアも干ばつ、穀物生産15%減 輸出規制の可能性も
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM3004Q_S2A800C1FF1000/
日経新聞 2012/8/3

半世紀ぶりとされる干ばつに見舞われた米国に続き、主要な穀物生産国であるロシアやウクライナでも干ばつの被害が広がっている。
ロシアの2012穀物年度(7月~翌年6月)の小麦を中心とする穀物生産量は前年度に比べ約15%減の8千万トン以下にとどまる見通し。
穀物価格の急騰で、国民のプーチン政権への不満も強まる懸念がある。
穀物の不作が深刻になれば輸出規制など対策を迫られる可能性がある。




 ロシアのメディアによると、干ばつの影響で穀物価格は地域によっては年初から40~50%上昇し、今後さらに上がる可能性が大きい。
小麦粉を原料とする食品や飼料の価格も急騰し、5~6%としている12年のインフレ率の政府目標の達成も危ぶまれ始めた。



 今後、収穫予想がさらに落ち込んだ場合、政府が割り当てや関税導入など輸出規制に踏み切る可能性もある。
穀物の国内需要は年間約7150万トンで、政府はなお中東や北アフリカ向けを中心とする輸出の余力はあるとしている。
政府幹部は現状では輸出規制の導入を否定しているが、10年8月~11年6月の輸出禁止措置に続き再び規制の導入に踏みきれば、国際価格のさらなる押し上げ要因になる。

 世界各地で熱波や干ばつなど異常気象が相次ぎ、穀物の国際価格は急騰している。シカゴ先物市場では小麦、大豆、トウモロコシの相場が昨年末から3~4割高い水準で推移。8月の米需給報告で一段の生産減が確認されれば、大豆とトウモロコシは7月20日につけた過去最高値を更新、小麦も08年の高値に迫る可能性があるとの見方が出ている。





なお、大豆とトウモロコシの価格は先月、過去最大を更新しています:


大豆(シカゴマーカンタイルGLOBEX 先物 直近限月つなぎ)
http://futures.tradingcharts.com/chart/ZS/M?anticache=1343971687


大豆相場



トウモロコシ(シカゴマーカンタイルGLOBEX 先物 直近限月つなぎ)
http://futures.tradingcharts.com/chart/ZC/M?anticache=1343971641

トウモロコシ相場



一応、ロシアの話なので、ロシアメディアの記事もちらっと見ておきましょう。

Russian and US drought sparks fears on a new food crisis
ロシアとアメリカの日照りが新たなる食糧危機への恐怖を増幅
http://rt.com/business/news/grain-prices-hike-crisis-464/
RT.com 31 July, 2012

Wheat prices have jumped more than 50% and corn prices more than 45% since mid-June as drought in Russia, the US and Australia have partly destroyed crops. Experts warn that a looming food crisis could hit global growth.
6月半ば、ロシア、米国、オーストラリアにおける干ばつにより、作物の一部が破壊されて以来、小麦価格は50%以上、トウモロコシ価格は45%上昇した。
専門家は食糧危機が世界経済の成長に立ちはだかる可能性を警告している。


Russian grain prices reached record levels last week after the Government cut its 2012 harvest forecast to 86.5 million tons from an earlier estimate of 94 million tons. The move sparked fears the country could impose export restriction as it did in 2010.
ロシアの穀物価格は、政府が2012年の収穫高の見通しを9400万トンから8650万トンに削減したことを受け、先週、記録的水準に達した。
この動きは、ロシアが2010年に行ったような輸出規制を課すかもしれないという恐怖を引き起こした。



Russia, the world's second largest wheat exporter after the United States, plans to export between 13.5 million to 13.8 million tons of wheat for the season 2012-13. That's compared with an estimated 21 million tons in 2011-12, according to the Institute for Agricultural Market Studies (IKAR).
ロシアはアメリカに次ぐ世界第二位の小麦輸出国であり、2012から13年にかけて1350万トンから1380万トンの小麦を輸出する予定になっている。
ロシア農産物市場研究所によれば、2011から12年は2100万トンであったと推定されている。


Alongside that, nearly half of the corn crop in the US Midwest is now in poor or very poor condition as the area faces the worst dry heat in more than 50 years, according to the US Department of Agriculture's (USDA) weekly crop progress report.
これと並行して、アメリカ農務省の週報によるとによると、過去50年以上の中で最悪の乾燥と熱波に直面している米国中西部のトウモロコシは、ほぼ半分が不良(poorとかvery poor)である。



Meanwhile grain output in Western Australia, the country’s main wheat region, may drop 40% due to the extremely dry weather pushing prices to the highest since 2008.
一方、西オーストラリア(同国の主な小麦産地)の穀物の収穫は、極度の乾燥した天候により40%も減少しそうであり、2008年以来の最高値となった。



Drought in Australia fueled concerns among Asian customers. Though China and India have enough grain in their stockpiles, Japan, Vietnam and Indonesia have bought ahead imports for just two months.
オーストラリアの干ばつは、アジアの顧客たちの懸念を増大させた。
中国やインドは十分な備蓄があるが、日本、ベトナム、インドネシアは二か月分しか事前の購入をしていない。


The World Bank on Monday said it’s ready to help governments respond to a grain price hike, which could affect the world's poorest people.
世界銀行は月曜日、世界の最貧の人々に影響を与える可能性のある穀物価格の急騰に備えようとする各国政府への支援の用意があると発表した。



In 2008 a rise in food prices caused riots in some countries and raised questions about the use of crops to make bio fuels.
2008年の食糧価格高騰は、いくつかの国々で暴動を引き起こし、農作物によるバイオ燃料の製造に疑問を投げかけた。




ロシアの小麦輸出は前年度と比べ、半減しそうだとのこと。

それと、ロシアもWTOに加入した途端、いきなりセーフガード発動としゃれこみそうな勢いですが、アメリカ、ロシアだけでなく、オーストラリアも、なのですね!


いやはや、しかし、

ただでさえ世界は中東問題という火種(日本にとっては、特に天然ガスの供給問題)を抱えているのに、

世界的な食糧価格高騰の懸念が非常に高まってきてしまっていますね。




さて、次にアメリカの中西部のお話:




米干ばつの影響、中西部の町に拡大-穀物エレベーターが空に
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M82B726JIJV401.html
ブルームバーグ 2012/08/02

ジェリー・ロウ氏は米イリノイ州ディケーター郊外の小さな町でヘリテージ穀物協同組合を運営して25年になる。同氏の穀物エレベーター(貯蔵施設)は損失を出したことがない。

これまでは、と言うべきかもしれない。
昨年収穫したトウモロコシと大豆が減少する一方、今年は過去約50年で最悪の干ばつの影響で生育に被害が出たため、エレベーターを補充できる可能性は低い。
このエレベーターの高さは215フィート(約65.5メートル)あり、ダルトンシティーでは最高だ。
この地域は多くの中西部のコミュニティー同様にディケーターのような都市の経済に貢献し、ひいては世界にも穀物を供給している。

ロウ氏は、エレベーターの貯蔵量が最終的に過去最高だった2007年の半分未満、昨年と比較すると約30%減少すると予想している。
穀物売却量が減れば、農業経営者が購入する映画館の入場券や米ディーア製農機具も減る。
穀物が減少すれば必要とされるトラック運転手の数も少なくなる。
降雨量が減ると水路の水が浅くなり、ミシシッピ川のはしけ船には穀物が半分しか積まれなくなる。
同氏によれば、干ばつに伴う危機的な状況の中心にいる農業経営者たちの多くは穀物保険に守られているため、最も打撃を受けているというわけではないかもしれない。

ロウ氏は「農家には無傷かそれに近い状態でいられるだけの資金が支給されるだろう。私にはそのような保険は適用されない。トラック運転手にもそのような保険はない」と指摘する。

農家の収入が減少すれば、その影響はディケーター周辺地域を支えている農業経済全体に波及するだろう。
イリノイ州中部に位置するこの都市は人口約7万6000人。穀物加工最大手、米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)が本社を構えている。


作況

熱波が続き生育シーズンが終わりに近づくにつれ、コーンベルト(中西部の農業地帯)一帯に拡大している干ばつが経済に与える打撃の深刻さは週を追うごとに増している。

米気象庁(NWS)によると、6月のディケーターの降雨量は平年の約3分の2にとどまった。

米国のトウモロコシの7月29日時点の作況は「優」と「良」を合わせた割合が約24%と、この時期としては1988年以降で最低。カリフォルニア州とアイオワ州に次ぐ穀物産地であるイリノイ州では「良」の割合がわずか5%で、「優」はゼロだった。

ディケーターとメーコン郡の経済開発公社のクレイグ・コイル社長は、作況が悪化すれば農業に依存するディケーターのような都市は収入源として農業経済に依存することができなくなると指摘する。
この都市では英食品原料会社テート・アンド・ライルが主要な雇用企業の一つとなっている。

コイル氏は電話インタビューで「ここは農業関連産業で成り立っている地域だ。町の労働人口の約15%が農業関連産業で直接雇用されており、農業が最大の産業だ。人口は減少しているものの、昨年過去最高の利益を上げた農業経営者らが町を活気づけてきた」と述べた。






農業に「依存」している、農業以外の産業の従事者(トラック運転手)は、農業従事者と違って「保険」も何もないので大変だ、というような話もあるんですね。

それも何とも言いようのない悲哀な物語ですが、逆に言うと、アメリカの農場経営者は、日照りだろうが干ばつだろうが何だろうが儲かる仕組みになっているようです(少なくとも、損をしない)。


ということは、例えば、どこかの国が

「消費者の利益のために食糧は価格の低い外国産をどんどん輸入すれば良いのだから、TPPでもなんでも自由貿易を推し進めればいいんだ

ということで自国の農業が衰退するのを顧みず、食糧はアメリカ頼みになっていたとして、アメリカで干ばつなどで収穫量がガタ落ちし、
そのアメリカ頼みになっている国に回す食糧が無くなっても、

アメリカの農場経営者は特に痛くもかゆくもない


ということもあり得るわけですね。



ちなみに、日本国における内閣府の「外交に関する世論調査」「対外経済で重点を置くべき分野」の調査(平成23年度)では、
一番重視するのが「エネルギー資源の確保」、その次が「食糧の確保」、となっており、「貿易・投資の自由の自由化の推進」よりも上位になっています。




内閣府の世論調査(対外経済で重点を置くべき分野)



「エネルギーの確保」が圧倒的上位。
「食糧の確保」は「貿易・投資の自由の自由化の推進」と比べてそれほど差がないとはいえ、上位に来ています。


これは、エネルギーや食糧の問題が、「経済」とか「カネ勘定」だけの問題ではないと認識している人が少なからずいることを示しているのではないかと思いますが、私はまさしくそのように認識しています。

TPPもその文脈の中で、考える必要があるでしょう。


カネは無限ですが、モノは有限です!
エネルギーと食い物がなければ、カネがどんなに腐るほどあっても、何もできません!
文字通り、指一本動かせやしないのであります。





さて、改めて、TPPの交渉参加国、または交渉参加表明国と日本との経済連携協定(EPA)/自由貿易協定(FTA)の締結状況を確認しておきたいと思います。

外務省資料参照

○は締結済み、×は未締結

TPP交渉参加国
○シンガポール 
○チリ 
×ニュージーランド
○ブルネイ
×アメリカ
×オーストラリア
○ベトナム
○ペルー
○マレーシア

TPP交渉参加表明国
×カナダ
○メキシコ



まあ、前にも書いていましたので新鮮味がないかも知れませんが、これを見ると

TPPでアジアの成長を取り込む

というのには改めて「?」と思わずにはいられません。



また、未締結の国は全部、農業で引っかかっているんですよね。先進国ですが、全部農業が強い国ばかりです。

それなのに、なぜTPPで訳の分からんバトルロイヤル状態になると、突然、自由貿易協定の締結が可能になるのでしょうかねえ…


前もご紹介したように、カナダ紙の記事ではカナダの政府内部文書で「日本が参加しないとカナダのTPPにおける農業分野のメリットはほとんどない」と書かれている、という状況です。


まあ、日本国民の総意として、どうしても外国からカモられたい、ということになるのであれば、それはそれで一驚、じゃなかった、一興かとも思います。あまり笑えませんが。




 中東、いまにも火が噴きそう。

 食糧問題も火が噴きそう。

 東シナ海もきな臭くなってきている。


 こんな万事多難なときに、

 やっぱりTPPなんてやってる場合じゃない

 のではないかしら。


 震災からの復興とか、災害対策とか

 ほかに色々、緊急でやるべきことことが
 
 たくさんあるしねえ…



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コメント

1034:まだまだ序の口かも?

共同通信の記事によると、今年は地球規模で暑い夏になっているようです。

地球規模で歴史的な「暑い年」に 北極圏の氷、急速に消失
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012072901001673.html

北半球の多くの地域が酷暑になっているので、干ばつ被害は更に広がるかもしれません。
「ぐろーばる☆けいざい♪」が大好きなTPP推進派のみなさんには、グローバルな気候変動にも注意をはらってほしいものですね。

2012/08/03 17:28 | 剣kenn #- URL [ 編集 ]
1037:はじめまして

いつも拝見させて頂いてます。

質問というか疑問なのですが、米国の新自由主義的価値観において、例えば日本がTPPに参加して、安価な農産物が大量に入って来て、日本の農家が価格競争に晒され火の車になったら、政府が補助金をガッツリ出すとしましょう。

それは、ダンピングみたいな扱いを受けないのですか?

何やら廣宮さんのブログを拝見させてもらっているうちに、「TPP=何でもあり」みたいな感覚になってきてしまいまして、政府の補助金が『自由貿易の障壁だ!』なんて米国からいちゃもん付けられて、ISD条項をもとに訴えられたらば、仲裁は世界銀行傘下の第三者機関ですから、世界銀行の理事は半分が米国人ですよね?

ひょっとしたら、「農家への補助金を廃止しろ」もしくは「補助金廃止がいやなら米国農家に賠償を毎年払え」みたいな判決が出ることも有り得るんじゃないかと。

私は俄然TPP反対なんですが、元八百屋をやっていたもんですから、農家さんの苦労はよく知ってるつもりです。

新商品を出す時も、市場を把握して作付け調整をJAが主導して細かくやりながら、市場が広がって来ると、農家へ新商品の栽培を促していくのもJAでして、これがまた大変なようで、デパートなどで新商品の販促をやって徐々に認知度を高め、市場を広げながら、旧商品にこだわりのある、悪く言えば頑固な農家さんなんかを一生懸命に説得するわけです。

それをやりやすくするために、組合があるわけですが、JAさんや農家さんの努力はそりゃもう大変だなぁと思います。

特に、売れるかどうかも分からない新商品なんかは、誰が最初にバカでかいリスクを背負うのか?みたいなものがありまして、もちろん、談合して決めるわけですが。

私が懸念するのは、そういったところに外国の安価商品がわんさか入ってきて市場を荒らされたら、JAはもちろん、農家も今より更に大変になる訳ですよ。

それで補助金まで廃止に追い込まれたら、多分、JAの方も農家の方も燃え尽きて最後はジサツする人が沢山出るんじゃないかと。

これは大変だと。

だとしたら、可能性がある限りは何が何でもTPPは阻止せなあかんと。

そう思ったので、質問してみました。

もちろん、私はJAのことも農家のことも完全に把握してるわけじゃないので、私の感じ方と現場の方の感じ方にはギャップがあるとは思います。誤認識もあるやと思いますが、私が感じてる範囲で質問させて頂きました。

もし気が向いたら、取り上げて下さい。


2012/08/03 20:44 | ベジタリアン #- URL [ 編集 ]
1038:

いやあ、やっぱり食料価格の高騰は深刻ですね。そもそも食糧とエネルギーは外国に頼ればいいじゃん!という発想自体が危ないですよね。原発の放射性廃棄物が怖いっていのも分かりますが。

食料自給率を上げないと、こういう事態になって(しかもデフレに増税!)飢えるのは国民ですからね。

応援クリック。本読んでます~。

2012/08/03 22:33 | おれんじ #- URL [ 編集 ]
1039:

>まあ、日本国民の総意として、どうしても外国からカモられたい、ということになるのであれば、
先生~、総意も何もテ~ペ~ペ~を進めたがってるのは一部の人なんですよね。
2010年には、ロシアが干ばつ被害の為に小麦を含む穀物を輸出禁止にしたばかりだというのに、
不作時の事も考えずにTPPに参加するんだもんと駄々をこねてる連中ってのは、
本当に現実が見えてないんですな~。


2012/08/04 18:47 | 白珠 #- URL [ 編集 ]
1040:

《「国の借金」“新常識”》の増刷やったーっ!

とにかくグラフがいっぱいあって(全部で57個?)誰でも
多角的に現在の状況を把握できるようになれるすごい良書です!
どんどん増刷しましょー!

2012/08/05 12:28 | もふもふ #- URL [ 編集 ]
1041:

当然ですな。他国に頼るなんてありえない。
しかも、金融もきな臭くなっている。
どう考えてもリセットする時期だ

2012/08/07 00:07 | 神は存在するはずだ #- URL [ 編集 ]

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