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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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57:借金、国債、預金、朝銀券、台銀券、政府紙幣

2009/12/13 (Sun) 12:45

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いつも、ありがとうございますm(_ _)m




クローズアップ2009:国債「努力目標」 「44兆円」ぶれた政府
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>


鳩山由紀夫首相は11日、

「10年度予算編成の基本方針」に新規国債発行額を44兆円とする「努力目標」の明記を関係閣僚に指示し、財政規律を重視する姿勢を強調した。

だが平野博文官房長官が前日に数値目標を見送る考えを示し、予算編成を巡る政府内のぶれは明らかだ。

・・・

国債発行額を巡る政府方針が混乱した原因は、鳩山首相と平野氏の意思疎通の悪さにあった。

首相が8日に「44兆円に手足を縛られ人の命が失われる話になってはいけないが、努力は続けていく」と述べたことを受け、

平野氏は9日の会見で「44兆円という数字が独り歩きしてるが、それが『絶対的だ』と首相は言及していないのではないか」と解説した。



だが首相は11日の閣議終了後、平野氏と菅直人副総理を呼び止め、基本方針に数値を明記するよう指示した。

その後の会見で平野氏は「私が数字を外したような報道で、少し誤解を首相に与えたようで、首相から『数字は入れてほしい』と(指示があった)」と歯切れ悪く釈明した。



毎日新聞 2009年12月12日
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20091212ddm003010144000c.html



何となく、↓こんなタイトルがぴったりな感がするのは私だけでしょうか…

http://ec3.images-amazon.com/images/I/31QgHgAdV6L._SL500_AA240_.jpg

ローマ人の物語〈32〉
迷走する帝国〈上〉
塩野七生著
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101181829



そんな迷走する鳩山閣下に、

借金というのは必ずしも減らす必要もないし、一度に全部返す必要は全くないので
どうぞご安心くださいませ

というお話を…




出典:日本銀行「資金循環統計」



預金取扱金融機関の預金、つまり、借金は増え続けています。

減る気配は余りありません。


そして、




出典:同上


預金1150兆円に対して、現金はたったの8兆円しかありません。

預金のうちいつでも払い戻しに応じなければならない流動性預金(普通預金、当座預金)439兆円に対しても、たったの1.9%でしかありません。

つまり、
日本中の銀行をつぶそうと思えば、明日、日本中の預金者全員に呼びかけて国中のATMに押しかければ簡単につぶせます。

が、そんなことにはならないわけです。


国債の場合は流動性預金と違い、いつでも、ではなくて払い戻しの期限が決まっています

つまり定期預金のようなものですから、この意味では取り付け騒ぎが起こる確率は銀行よりも更にずっと低く、つまり、ずっと安全です。



これと関連して、

前回の朝鮮銀行券、台湾銀行券の補足をしておきます。



「昭和国勢総覧」の注記を見ると、

朝鮮銀行券、台湾銀行券は金や銀、そして日銀券を「支払準備」として発行していたとのことです。あと、現在の日銀のように国債を買い入れてそれを保証としてお札を発券していたのでした。

さて、日銀券を「準備」していたということは、

朝銀や台銀に朝銀券や台銀券を持ち込んだ場合に、いつでも日銀券と交換することを保証するということです。

これはちょうど、一般銀行の普通預金がいつでも引き出すことが保証されていることで、預金保有者が「安心」できるようになっているのと同じ仕組みですね。

で、
その朝銀券と台銀券の発行高とその両方の日銀券準備高の合計
下のグラフのようでした



東洋経済新報社 「昭和国勢総覧」下巻 p.107より作成


ちなみに、昭和16年(1941年)
朝銀券+台銀券に対する日銀券の準備割合

5.4%

と比較的高かったのですが…

これが、昭和19年(1944年)になると

0.33%

にまで落ちました。これは、現在の預金総額に対するお札(日銀券)準備割合の1/6程度だったわけですが、これでも金融システムとして一応は成り立っていたようです。



さてさて、
ちなみに、政府紙幣についての注記です

「政府紙幣」は明治維新以降約30年間、わが国の基本通貨として流通していた


と、ズバリなことを書いています。

が、その後はというと


しかしその間の金融機関の整備
とくに中央銀行である日本銀行の設立により次第に縮小し、
明治32年には完全に償却され、
その後は日本銀行兌換券だけが流通した(国立銀行券も明治32年限り通用禁止)

政府紙幣は縮小・廃止されたものの、
それまでも日銀券はありました(明治18年5月から発行)し、
さらに明治32年までは国立銀行券もあったのですから、やはり

バトルロイヤル状態は存在していた

わけですね。


大正・昭和時代に流通した「政府紙幣」は、補助貨に代わる小額紙幣であった。
これは補助貨の素材となる金属の枯渇により、紙幣で代用したものである。

したがって大正・昭和に小額の政府紙幣が発行されたのは第1次・第2次世界大戦時においてである



これらの大部分は昭和23年5月の「小額紙幣整理法」により、
また残余は28年7月の「小額通貨の整理及び支払い金の端数計算に関する法律」により、
それぞれ通用禁止となった。


ということで、前回紹介した「政府紙幣」はコインの代わりであったということでした。

それにしても、通貨というものが

法律で通用させたり、逆に通用を禁止したりということが簡単(?)にできてしまうものである

というところは非常に興味深い点でありますね。



「金融の仕組みを知れば知るほど、【国の借金大変だー】ということが、ますますバカバカしいと思える今日この頃」と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたしますm(_ _)m

http://blog.with2.net/in.php?751771

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