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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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580:#TPP をぶっ壊せ!

2013/03/17 (Sun) 19:05
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「国の借金」カバー表面

「国の借金」アッと驚く新常識 ~"年金絶望世代"も元気が出る

(技術評論社 刊)



消費税、ユーロ問題、TPP、
国の借金、破綻と繁栄の世界史、将来への展望etc…



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分かりやすくする工夫がいっぱい! 

◯日本の財政余裕度は世界一。世界で一番「破綻」と縁遠い国!
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という、「究極の二段構え」の“新常識”で、あなたと日本を元気にします!




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《「国の借金」アッと驚く新常識》の一部をPDFでご覧頂けます!
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その他詳細な内容紹介:
1.“章別の内容紹介”→こちら
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↓こちらもよろしくお願い致します

国債を刷れ新装版表紙

「国債を刷れ!新装版-これがアベノミクスの核心だ」







まず、結論から書いておきますと、私個人としては

1.アベノミクス支持
  (個人的には金融緩和はどっちでも良いので、とにかく財政出動)

2.オバマ-安倍の良好な関係構築を支持

3.ただし、
「TPPはぶっ壊せ!」


であります。



そして、先日の安倍総理のTPP交渉参加表明会見の書き起こし文(by首相官邸)を読んだことで、私個人の安倍政権に対する格付けは、スタンダード&プアーズ風にいうと

AA+からBBB-に格下げ

とさせて頂きました。


「BBB」は辛うじて「投資適格」。後ろの「-(マイナス)」は更なる格下げの見通し、ということになります。

もっともこれは、これからの交渉のあり方次第ですが。

で、格下げされると「BB」以下の「投機的」格付けとなります。

(ちなみに、個人的な日本国債の格付けは「AAA」)





では、

首相官邸の書き起こし文
からいくつか拾ってみたいと思います。

(平成25年3月15日 安倍内閣総理大臣記者会見)




TPPはアジア・太平洋の「未来の繁栄」を約束する枠組みです。



う~ん…(チャールズ・ブロンソン風)




日本と米国という二つの経済大国が参画してつくられる新たな経済秩序は、単にTPPの中だけのルールにはとどまらないでしょう。その先にある東アジア地域包括的経済連携/RCEPや、もっと大きな構想であるアジア太平洋自由貿易圏/FTAAPにおいて、ルールづくりのたたき台となるはずです。

今がラストチャンスです。この機会を逃すということは、すなわち、日本が世界のルールづくりから取り残されることにほかなりません。「TPPがアジア・太平洋の世紀の幕開けとなった」。後世の歴史家はそう評価するに違いありません。アジア太平洋の世紀。その中心に日本は存在しなければなりません。TPPへの交渉参加はまさに国家百年の計であると私は信じます。



少々頭がくらくらしてきましたが、このままいくと世界政府まっしぐらという雰囲気を感じるのは私だけでしょうか?

「アジア太平洋自由貿易圏/FTAAPにおいて、ルールづくりのたたき台」の「たたき台」は「たたきこわしたい」の見間違いかと思わずにはいられません。


安倍総理には申し訳ないですが、去年、残念ながら引退してしまったアメリカの保守中の保守の元下院議員、ロン・ポール氏の演説のほうが個人的には感動します。


【米ガチ保守の反 #TPP の根拠 「WTOやFTA協定といった“超国家機関”は我々の国家主権を侵害するので不要」:ロン・ポール下院議員】

http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-544.html





...some people believe in Globalism, others of us believe in National Sovereignty.
ある人々はグローバリズムを信じ、他の人々は国家主権を信じています。

...

And there is a move on toward a North American Union, just like early on there was a move on for a European Union and eventually ended up.
そして、早くから欧州連合EUの動きがあり、結局それは出来上がったように、北米連合NAUにむけた動きも存在します。

...

So it's not so much a secretive conspiracy, it's a contest between ideologies: whether we believe in our institutions here, our National Sovereignty, our Constitution, or are we going to further move in the direction of International Government, more UN.
だから、それは秘密主義の陰謀ではなく、イデオロギー闘争です。
我々が我々の国家機関、我々の国家主権、我々の憲法を信じるか、我々が国連以上の国際政府の方向にさらに進むのか、という思想闘争なのです。

...

So I'm against all of that, but it's not so much as a sinister conspiracy, it's just knowledge is out there; if we look for it, you'll realize that our National Sovereignty is under threat.
だから、私はこれら全てに反対です。それは邪悪な陰謀などではなく、単にそこに存在しているということを認識しているに過ぎません。
我々がそれをしっかり探究すれば、あなたは我々の国家主権が脅威にさらされていることに気付くでしょう。






「TPPはアジア・太平洋の「未来の繁栄」を約束する枠組み」

というよりも、


our National Sovereignty is under threat

我々の国家主権が脅威にさらされている

という枠組み
ではないかと思います。


ポール氏はアングロ・サクソンの保守なので「小さな政府」が大好きですが、日本民族は「そこそこの大きさの政府」で良いと思います。

政府や国会の上に立つような、特にISD協定を持つような「貿易協定」≒「世界政府」は、アングロ・サクソンにも日本民族にも要らんのではないかと思います。

どうせ民族的に適合しないので無理にやっても崩壊し、世界全体がめちゃくちゃになるだけですから、一度やってみても良いかもしれません。


その場合、「TPPで得をした!」と一瞬思った人々年収10億円の巨大企業CEOの皆さんetc)も、皆で一緒にどえらい目に遭うでしょう。

赤信号 みんなで渡れば 怖くない

とでもいいますか。




恐らく、世界の人々が「世界政府」を許容できるようになるのは、少なくとも数世紀から10世紀くらいあとになると思います。


大変申し訳ないですが、安倍総理の上記の「アジア太平洋自由貿易圏/FTAAP」うんぬんの発言だけ取り上げれば、私個人的には「ジャンク債」格付けとさせて頂きたいと思います。

しかし、↓のような起死回生の一撃が!




一方で、TPPに様々な懸念を抱く方々がいらっしゃるのは当然です。だからこそ先の衆議院選挙で、私たち自由民主党は、「聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉参加に反対する」と明確にしました。そのほかにも国民皆保険制度を守るなど五つの判断基準を掲げています。私たちは国民との約束は必ず守ります。そのため、先般オバマ大統領と直接会談し、TPPは聖域なき関税撤廃を前提としないことを確認いたしました。そのほかの五つの判断基準についても交渉の中でしっかり守っていく決意です。



このご発言により、私の中では辛うじて「投資適格格付け(ただし見通しはネガティブ)」に、首の皮一枚で留まっています。


次に、
自民党HPから、3月13日の「TPP 対策に関する決議」について:





特に、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要 5品目等やこれまで営々と築き上げてきた国民皆保険制度などの聖域(死活的利益)の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとする。



これでとりあえず、私は個人的には参院選でも辛うじて自民党に投票する可能性が残りました。
ただ、交渉の様子を見ない限り、他の人にまで勧められる段階でもないのですが…。


で、一番興味深かったのが、↓この箇所:



各国の主張を冷静に見極め、我が国としての主張を効果的に展開していくために、党としても国会議員による議員外交を、戦略的、かつ、積極的に展開してまいる所存である。



さらに、添付資料の以下の文言:



○なお、総論として、TPPにおいて守るべき国益は、他の二国間協議や国内の政策論議の中でも守られるべきであること、脱退規定の導入を交渉における必須条件とすべきこと、戦略論として、我が党として示した条件については、英訳してアメリカ議会にも送付すべきとの意見があったことを付記する。



こいつぁ、いいや。

先月末のエントリーで私は、




今回仮に日本が「参加表明」したとします。
日本の参加表明はまるで浦賀に来航した黒船のように、TPPの他の交渉参加国の諸国民に、極めて激しい化学反応を引き起こすことになるでしょう。



と書きました。

実際、その通りのことになりつつあるようです。

ただ、「めでたくTPP自体、全部消滅の方向へ」とまでは行ってないですが^^;


それでも、上記のような自民党議員団による「戦略的(?)な英訳をアメリカ議会へ送付」の動きが取られれば、アメリカにおける日本の参加を阻む動きのガソリンに火を注ぐことになるでしょう。

その前からすでに、かなり火がついているようですが。
いくつか、ロイターの記事から拾っておきます。




U.S. says Japan has more work to do to join trade pact talks
http://www.reuters.com/article/2013/03/15/us-usa-japan-trade-idUSBRE92E0O220130315
Reuters Fri Mar 15, 2013 11:25am


日本のTPP交渉参加表明、慎重ながらも歓迎=米USTR代表代行
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE92E01620130315
ロイター 2013年 03月 16日 08:14 JST

米通商代表部(USTR)のマランティス代表代行は

声明で「昨年初め以降、日米はTPPをめぐり、自動車や保険部門、その他非関税措置に関する懸案事項について2国間交渉を進めてきた。引き続きこういった交渉を前進させる一方、取り組むべき重要な作業がある」と指摘。米政府は「日本の交渉参加への支持を検討するにあたり、今後も議会およびステークホルダー(利害関係者)との協議を続けていく」と語った。





「利害関係者」ってえと、「年収10億円のCEOの皆さんetc」っすかね?

この記事は、その話よりも、↓こっちが重要です。




米下院歳入委員会のキャンプ委員長も日本の交渉参加表明に慎重な見方を示した。

委員長は声明で「日本が長年にわたる日米の貿易障壁の解決、とりわけ米国からの自動車輸出や保険部門に関して完全にコミットすると十分に確約していないことを依然懸念している」とし、委員長として日本の交渉参加を支持するには、こういった分野の問題解決に向けた日本のコミットメントが不可欠との認識を示した。

また、参加国によるTPP交渉はすでにかなり進展しており、日本の参加でこれまでの成果が削がれたり、10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)までの交渉妥結に遅れが生じる事態になることは望ましくないとした。



下院の多数党である共和党の、しかも外交の担当委員会である歳入委員会の委員長であるキャンプ議員の発言はかなり重いと言えます。

こないだの、歳入委員会の民主党側のトップのレヴィン議員同様、「日本がもっと壊国するくらい開国しない限り、日本の参加は認めんぞ、このやろう!」と言わんばかりです。

共和党はあっさり認めるかと思ったのですが、そうは問屋がおろさなさそうです。いい意味で♪


さて、次の記事。そのレヴィンさんが再び大活躍! 



Democratic lawmakers sound alarm on Japan joining trade talks
http://www.reuters.com/article/2013/03/15/us-usa-japan-autos-idUSBRE92D14A20130315
Reuters Fri Mar 15, 2013 7:11am EDT


米民主党議員団、自動車めぐり日本のTPP交渉参加に警鐘
http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTJE92D01H20130314
ロイター 2013年 03月 15日 08:25 JST

議員団は大統領への書簡で「非常に利益率が低い業界で(25%のトラック関税や)2.5%の車関税撤廃は、米国の重要産業を利することなく日本側に大きな利益をもたらし、日本からの輸入増加、米国の生産減、米雇用の衰退につながる」とした。

議員団には、下院歳入委員会の民主党トップであるサンダー・レビン議員(ミシガン州)や、同議員の兄弟で上院軍事委員長を務めるカール・レビン議員(ミシガン州)のほか、8人の上院議員と約40人の下院議員が名を連ねた。

サンダー・レビン議員はロイターに対し、「書簡は日本が(TPPに)参加することに警鐘を鳴らすものだ」と述べた。




若干複雑な気もするが、がんばれ!レヴィン兄弟!!!


ところで、英語版ではこのレヴィンさん(下院のほう)に関するさらに興味深い記述が見られます。



Levin, who has a history of voting for most trade agreements, played a major role in persuading the Obama administration to renegotiate auto provisions of a free trade pact with South Korea.
レヴィン議員は、これまでほとんどの貿易協定に賛成票を投じてきた経歴の持ち主で、韓国との自由貿易の自動車関連条項の再交渉をオバマ政権がするように説得する際、重要な役割を演じた。

The revised pact, which took force one year ago, allowed the United States to keep its 2.5 percent tariff on South Korean autos until the fifth year and to keep its 25 percent tariff on South Korean light trucks until the eighth year, when it will begin to be phased out.
改正された協定は、1年前に発行したが、米国は韓国に対して乗用車について5年間2.5%の関税を維持し、トラックについては25%の関税を8年間維持することができるものとなった。

But Levin and the other lawmakers argued in their letter that the same approach could not be taken with Japan.
しかし、レヴィン議員らは、書簡において、同じ方法は日本とは取れないと主張した。


"While some have compared this challenge to the one we faced with Korea, the Japanese auto market is more impenetrable, the history of formidable barriers and imbalanced trade is longer, and the magnitude of the problem is far greater than with Korea," the group said.
「ある人々は韓国に対する我々の挑戦と比較しているが、日本の自動車市場はもっと頑迷であり、その手ごわい障壁と不均衡な交易の歴史はより長く、そして問題の大きさは韓国よりもはるかに大きい」と議員団は語っている。

"Despite being the third-largest auto market in the world, Japan ranks last among OECD (Organization for Economic Cooperation and Development) members in terms of auto market import penetration, at 5.9 percent in 2012," they said.
「世界第三位の自動車市場であるにもかかわらず、日本はOECD加盟国の中で、2012年、自動車市場の輸入率が最低の5.9%であった」と彼らは語った。

The lawmakers blame those low import numbers on a web of barriers, including currency manipulation, discriminatory taxes, onerous and costly certification procedures for foreign cars and unwillingness by Japanese auto dealers to sell foreign cars.
議員団は、輸入を阻害する、一連の為替操作、差別的税制、外国車に対する煩雑でコストのかかる承認手続き、日本の自動車販売ディーラーの外国車を売る意志の無さなど、クモの巣状の障壁について非難している。

Meanwhile, Japan is concerned about being pressured in the TPP talks to open its long-protected markets for rice and other politically sensitive farm products.
一方、日本は長い間守られてきた米その他の政治的にセンシティブな農産物の市場を開くことについて、圧力をかけられていることを懸念している。

In the aftermath of Abe's recent visit to Washington, there have been rumors the two sides have already struck a deal that would let the United States keep its auto tariffs in exchange for Japan's protecting some agricultural products.
安倍総理のワシントン訪問直後から、日米両政権がアメリカの自動車関税の維持と引き換えに日本のいくつかの農産物の保護を取り引きしたとの噂がある。

Levin said he had not heard anything from the administration to confirm that. "We have no indication from the administration there is any such deal," Levin said.
レヴィン議員は、オバマ政権からその件について何も聞いていないとしている。「我々はオバマ政権からそのような取引をしたという通知は一切受け取っていない」とレヴィン議員は語った。




日本のTPP参加に強硬に反対する全米自動車労働組合(UAW)ですら、米韓FTAには拍手喝采でした。

UAWに拍手喝采させるほどの譲歩を韓国にさせるのに奔走したのがレヴィン議員ということになります。

そんなレヴィン議員も、今回ばかりは韓国のようには行かないと、嘆き節です。


しかも

「輸入を阻害する、一連の為替操作、差別的税制、外国車に対する煩雑でコストのかかる承認手続き、日本の自動車販売ディーラーの外国車を売る意志の無さなど、クモの巣状の障壁について非難」

って、そんなご無体な!


まあ、それでもとことん頑張って頂きたいと思います。

で、できればTPPそのものをぶっつぶして頂ければ幸いです(少なくとも、日本の参加をぶっ潰して頂きますよう…)






あと、↓こんな記事も:


Japan free trade talks with EU a "masquerade": Ford
http://www.reuters.com/article/2013/03/15/us-eu-japan-ford-idUSBRE92E0H020130315
Reuters Fri Mar 15, 2013 12:46pm EDT


日本は市場開放を真に望まず、交渉は「見せかけ」=米フォード幹部
http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPTYE92E05M20130315
ロイター 2013年 03月 16日 08:33 JST







共和党のキャンプ下院歳入委員長、
民主党の皆さん(もちろん、アメリカの)、
それにフォード自動車をはじめとする自動車業界の皆さんにUAWの皆さん、

絶対に妥協しないよう、是非ともお願い致します♪


色々な意味で、日本のTPP交渉参加問題、TPP参加問題は、アメリカでぶっ潰れるのが一番、無難ではないかと思います。





1.アベノミクス支持

2.オバマ-安倍の良好な関係構築を支持

3.ただし、TPPはぶっ壊す!

  (あるいは、ぶっ壊れて欲しい!)



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コメント

1236:

廣宮さん、アップ待ってました。

ブロンソン大笑いww。これ分かる人って一定年齢以上でしょww。

さてさて私も安倍さんの会見にはガッカリしました。内向きってあーた…外に打って出るとかもうね…。

まあ後半は何とか持ち直した?かと思いましたが、安倍総理は新自由主義者の側面があるのは確かだと思います。

ホントは長期化形骸化させてグダグダにするのが一番ですが、肝心の総理がやる気のように見えるからなあ…ものすごーく不安です。

でも反対の声は上げ続けます。というか、そうしなければあかんでしょ。

廣宮さんのジャンク債→投資適格格付けには大いに賛成です。

もう一度じっくり拝見しますが、アメリカの方にも頑張ってもらわねば!ロン・ポールさんてやっぱり面白いですね!

応援クリック。

2013/03/18 13:54 | おれんじ #- URL [ 編集 ]
1237:

連投すみません。

そういえばスイスの中小企業経営者が、年収10億円以上の医薬品企業CEOに激怒して、企業幹部の年収に上限を設定する国民投票を行うべく活動し、6割以上の国民がこれに賛成すると投票したと聞きました。

スイスやるじゃん!

2013/03/18 13:57 | おれんじ #- URL [ 編集 ]
1238:はじめまして

三橋さんブログにたびたびコメントさせて頂いている者です。
アメリカ議会の客観的状況を鑑みるに日本の参加が認められそうにない という分析はそれなりに説得力があり、アメリカ国内でどのような議論になっているか知らない私にとってはなるほど と思える面も多いのですが、「アメリカ議会が否決してくれるだろう。」というのは専門家ではない私が言うのもなんですが、楽観的ではないでしょうか。
 第一に、中野剛志さんの情報によれば、アメリカの利権集団はワシントンを動かすほど強大であると言います。それら利権集団が例えば、「自動車の関税は維持させる、逆に日本の農産品関税はこじ開けさせるようにするから賛成してくれ。」とロビイングすればどうでしょうか。そしてTPPの内容を「4年間は秘匿する」とその内容を隠したまま議員に賛成を求め、仮に日本の交渉参加が認められた場合は?
 そして日本でも内容が分からないまま「TPPに参加していないから内容が分からない。まずは入ってみよう。」とか「交渉参加の途中で離脱したら日米関係が壊れる」などと脅迫するTPP推進派が調印させたら? そして日本の国会でも批准が決定したら?
 これらはあくまでも私の「予想」に過ぎませんが、当初 安部総理が参議院選挙を控えた状態で、また党内に反対派議員が240人も居るのに、公約違反だと罵られることを承知で、しかも党を分裂させる危険を負ってまでそんな交渉参加表明などする筈がない という客観的状況から分析した結果をあっという間に覆された という実例が現に生じてしまったためです。
 物事をあまり楽観的に考えないほうが良い というのが私の考えです。
 

2013/03/19 21:02 | boashead #zqeW66UM URL [ 編集 ]
1239:

>楽観的ではないでしょうか。
>物事をあまり楽観的に考えないほうが良い というのが私の考えです。

ブログ主は「できればTPPそのものをぶっつぶして頂ければ幸いです(少なくとも、日本の参加をぶっ潰して頂きますよう…)」と書いてるので別に楽観的ではないんじゃないですかね

2013/03/19 21:26 | ななし #Wo7cu4MY URL [ 編集 ]
1240:Re: はじめまして

boasheadさん
>  第一に、中野剛志さんの情報によれば、アメリカの利権集団はワシントンを動かすほど強大であると言います。

アメリカのロビイスト(陳情団体)に関しては、1年以上前から当ブログで過去に何度か関連記事を上げています。例えば:
【米国動乱:ウォール街の反撃は失敗?「マスコミを活用し、調査に基づいたストーリーを仕立て、オキュパイ運動を貶めるべし!」というメモが逆にマスコミに暴露されるの巻】2011/11/26
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-441.html

【#TPP:米共和党議員団の著作権ルール改正案に米ネットユーザー 熱狂するも、発狂したハリウッドのロビイストの圧力でわずか24時間で撤回】2012/12/14
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-571.html

【#TPP 新定義:「巨大国際企業という既得権益の既得権益による既得権益のためのルール作り」。米国“既得権益”CEOは年収10億円⇔日本は瀕死の“危篤権益”】2012/12/21
http://grandpalais1975.blog104.fc2.com/blog-entry-573.html 

また昨年7月に出版した書籍「『国の借金』新常識」にもオバマ大統領がグローバリゼーションに慎重な発言にも関わらずTPPを推進している件について書きました。そして、その根本解決のための方針も述べさせて頂いており、50年、100年はかかるという見通しを書かせて頂いております。孫子風に言えば、「智者の慮は必ず利害にまじう」です。つまり長期的視点にたった利益誘導、ということになります。(以下のPDFで見れます)
http://www12.plala.or.jp/YNHiromiya/3_%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB_%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%80%9F%E9%87%91%E6%96%B0%E5%B8%B8%E8%AD%98.pdf

なお現在、この件に関して心理学や脳科学を使い、もっと掘り下げた論考を本にまとめているところです。だから、別に楽観的に考えているわけでも何でもありません。ただ、悲観する必要もまったくないとも考えております。私は過去100年で急速に発達した心理学と脳科学のなかに極めて大きな希望を見出しております。

(ななしさん、ありがとうございます)

2013/03/20 15:18 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]
1241:Re: タイトルなし

おれんじさん
いつもありがとうございますm(_ _)m

> 連投すみません。
>
> そういえばスイスの中小企業経営者が、年収10億円以上の医薬品企業CEOに激怒して、企業幹部の年収に上限を設定する国民投票を行うべく活動し、6割以上の国民がこれに賛成すると投票したと聞きました。
>
> スイスやるじゃん!

それは、興味深いお話ですね!

2013/03/20 15:19 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]
1243:ありがとうございます

廣宮さん、わざわざご返信ありがとうございます。
個人的には、今回の交渉参加決定が衝撃的過ぎて、悲観的な予想しか
出来ませんが、それでも個人でやるべきことは変わりませんから、
70年後くらいに「誰よりも、TPPに反対した人がいた」
という映画を作らせるぞ 位のノリ引き続きで頑張ります。
 映画宣伝
「強気の対米交渉が可能であるとする根拠を、お聞かせ願いたい。」
「この国の国柄を滅ぼしてはいかんのです。」
「理解不能! TPPで媚を売ったところでアメリカが日本のために戦う訳がないだろうが。」

 国家が誤った方向に進もうとしていたのを ただ呆けて見ていた
訳ではないことを歴史に刻み付けて行きましょう。

2013/03/20 15:36 | boashead #fSvOzSuA URL [ 編集 ]
1246:「国際を刷れ」(新装版)

「国際を刷れ」(新装版), 213ページの図表68 において
「日本」と「OECD」の取り違えでは?
デフレータが1995にマイナスになるのは「OECD」に
なっているので, 本文と合わない.

2013/03/21 16:45 | ちび・むぎ・みみ・はな #- URL [ 編集 ]
1248:Re: 「国際を刷れ」(新装版)

ちび・むぎ・みみ・はなさん

> 「国際を刷れ」(新装版), 213ページの図表68 において
> 「日本」と「OECD」の取り違えでは?
> デフレータが1995にマイナスになるのは「OECD」に
> なっているので, 本文と合わない.

ご指摘ありがとうございます!
このグラフは昔のと同じものだったので、今回ここの部分は私もチェックしておらず、出版社のほうでこんな変更をしていたことにまったく気づいていませんでした^^;(念のため昔の「国債を刷れ!」を今確認したら、ちゃんと合っていました)
出版社には連絡を入れておきました。第2刷が出る場合は変更してもらうように致します。
お手数をお掛けしてしまい、すみません。

2013/03/22 16:14 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]
1249:TPPは霧散

☆詳しくは分かりたせん。名無しさんのコメントです。研究をして下さい。宜しくお願いします。

■このTPP、今、交渉窓口となっているアメリカ通商代表部(USTR)や米国政府はアメリカ議会の委任状を受けておらず、TPP交渉に対してなんら決定権や権限を持っていない!という事実が明らかになりました!
http://ski.vitaljapan.net/?eid=1283598
http://youtu.be/HLVKAalmD48
米国の40以上の州が
USA脱退を申請した!
―米ホワイトハウスのサイトも発表した
37州が米ドルに代わる地域通貨への移行を推進している
米ドルの崩壊が進行している
売国マスゴミは隠している
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/94.html
アメリカと共倒れする中共、 ではなく日本主導で高度循環社会に移行に。

2013/03/23 07:36 | TPPキライ #- URL編集 ]
1252:

廣宮さんお返事ありがとうございます!

心理学や脳科学…面白そうですね。楽しみです。確かに1%側は超富裕層になってしまうと他人の事はどうでもよくなってしまうという心理的傾向があると聞きましたし。

昨日「フード・インク」という映画を見ましたが、モンサントの中小農家に対する恫喝は恐ろしい!相手の銀行口座記録まで何故か全部持ち出して脅すわけですから、これって犯罪では?

0157に感染した食品を食品医薬品局が販売停止にすると、メーカーが直ちにFDAに訴訟を起こして(ここが日本では考えられない所)販売差し止めを止めさせ、感染した食品で亡くなったお子さんのお母さんはこのメーカーの批判も出来ないありさま(すぐ訴えられる)。

これはもう言論の自由じゃないですわ(汗)。まあとにかくあちら側にも頑張って頂こうということで。私も断固反対運動やりますが。

スイスの中小企業のおじ様は大企業代表の前で抗議文を読み上げた後、その原稿を代表の前に叩きつけるナイスパフォーマンス!いやあこういう事やる国だとは思わなかったので感心しました。ニュース見ると向こうの一般人も大企業のトップのサラリーは異常と話していました。

お体にお気をつけてくださいね!

2013/03/24 21:02 | おれんじ #- URL [ 編集 ]

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