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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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596:続【仮説「9月危機」】:次期FRB議長候補を巡る議論の過熱は、大きな景気リスク要因の一つか?

2013/08/18 (Sun) 12:34
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「国債を刷れ!新装版-これがアベノミクスの核心だ」









今回も米Yahoo! Financeの「Daily Ticker」から。


世界最大の債券ファンド会社、ピムコのCEOが、次期FRB議長候補を巡る議論がアメリカで加熱していることについて、興味深いことを言っています。

これは、議会の両極化(まあ、上下院のねじれのことでしょう)の表れである。
経済にとってFRB議長の信頼性が極めて大切であるのに、この議論の過熱によってその信頼性を損ねてしまいかねない。
この経済に関する不確実性が高い状況で、このようなことになっているのは、まったく好ましくない。

というような趣旨となっています。


とりあえず、翻訳してみます:

-----

Fed Chair Debate Has Entered “Silly Season,” Could Damage Economy: El-Erian
次期FRB議長候補を巡る議論が「夏枯れ期」にすれ込んだことが、経済を損ないかねない:エル・エリアン(PIMCO CEO)

http://finance.yahoo.com/blogs/daily-ticker/fed-chair-debate-entered-silly-season-could-damage-172112168.html
By Justin Maiman | Daily Ticker – Fri, Aug 16, 2013 1:21 PM EDT




Fed chairman Ben Bernanke will be handing over the keys to someone in January to oversee the Fed's close to $4 trillion in assets. The stakes are high. So who will President Obama nominate?

バーナンキFRB議長は、4兆ドル(400兆円)近い連銀の資産の監督者としての地位を、来年1月、ほかの誰かに譲ろうとしている。この賭けは当れば大きいが負ければ手痛い。オバマ大統領は誰を次期FRB議長に指名するだろうか?

Mohamed El-Erian, CEO and co-CIO of Pimco, says it's up to the President. More importantly, El-Erian insists the decision must be made in the next few weeks to reduce uncertainty in the markets. Until then, he says "silly" rules the day when it comes to the debate over contenders for the central bank's top spot.
ピムコのCEO兼副CIO、モハメッド・エル・エリアンは、それは大統領次第だという。エル・エリアンの主張によれば、もっと重要なことは、市場の不確実性を低減するために、この2、3週間の間に意思決定をすべき、ということだ。意思決定がなされるまでの間は、彼が言うには、FRB議長候補者についての議論を巡って、「愚かさ」が日々を左右することになる。

"The silly season is to focus on the small differences between them and amplify them to such an extent that they start taking over the narrative," El-Erian tells The Daily Ticker in the accompanying video. "And if that continues to happen... whoever ends up being selected will have to deal with issues that have been blown completely out of proportion."
「夏枯れ期(silly season 本当のニュースの不足によってつまらぬ事柄に関する誇張されたニュース記事で特徴付けられた、通常は晩夏の期間)は、ささいな違いが注目を集め、尾ひれをつけて話を誇張し始める」と、エル・エリアンはDaily Tickerに語った(添付のビデオ)。「それが続けば、誰が最終的に選ばれたとしても、調和的な状態が完全に壊れた中で問題に取り組まなければならなくなるだろう」

He's referring to the ongoing discussions in the media and in Washington about Larry Summers and Janet Yellen, the two top candidates for Fed Chair. Whether he's too "prickly" and she's too "professorial" -- or whether he's too much of an "insider" and she's too much of an "outsider." The list goes on and on, but El-Erian says the small details ignore the bigger picture.
彼は、二人の有力候補、ラリー・サマーズ(元財務大臣、元ハーバード大学長)とジャネット・イエレン(FRB副議長)に関するメディアや政界で続けられている議論について触れている。例えば、サマーズは「トゲがあり過ぎ」であり、イエレンは「学者然とし過ぎ」である、あるいは、サマーズは「内幕に明る過ぎ」であり、イエレンは「内幕に暗すぎ」である、などなど。他にもいろいろとあるが、些末な議論は大局を見落としている、とエル・エリアンはいう。


"A central bank uses indirect instruments," he says. "The credibility of a leader of a central bank is very important. What has happened in the debate is an evolution that risks undermining the credibility of whoever is selected as the next Fed chair."
「中央銀行は間接的な手段を使う」と彼は言う。「中央銀行のリーダーの信頼性は、非常に重要だ。議論のなかで起こっているのは、誰が次のFRB議長になろうと、その信頼性を損ねるリスクの発生である」

That could be catastrophic. El-Erian wrote in The Washington Post: "If this continues, there is a material risk that exaggerations and tangents could undermine the country by raising unwarranted questions about leadership, particularly when the next Fed chair may need to calm panicky financial markets, take controversial steps, persuade foreign central banks to cooperate or suddenly lead the private sector in a new direction."
それは壊滅的なものとなり得る。エル・エリアンはワシントンポストに次のように書いた:「これが続けば、誇大表現や的外れな言葉が、リーダーシップに関する不当な議論が沸き起こることを通じて国家を損ないかねない。特に、次のFRB議長が混乱した金融市場を落ち着かせたり、異論のあるような手段を用いたり、外国の中央銀行と協力したり、民間部門を新しい方向にいきなり導こうとしたり必要があるときは。」


At the end of the day, the "silly season" shows just how polarized Washington is right now, according to El-Erian.
エル・エリアンによれば、要するにこの「夏枯れ期」は、政界がいかに両極化しているかを示している。

And that's too bad. Because at the end of the day, El-Erian thinks Summers and Yellen are indeed the top candidates and ready to fill Bernanke's shoes. "Both of them are really qualified... we couldn't be in a better position."
そしてこれは非常にまずい。というのは、要するに、サマーズとイエレンが実際に有力候補でありバーナンキの後を引き継ぐ用意があるからだ、とエル・エリアンは考えている。「彼らは二人とも実に適任だ。…我々は今以上に良くなることも無かっただろう」

-----





次期FRB議長を巡る「議論」によって生じるリスクについて、ワシントン・ポストの記事でエル・エリアンは次のようなことを書いています:

not only unconstructive but that also creates more polarization on longstanding issues such as gender.
非建設的であるだけでなく、例えば性別に関するものなど、長きにわたって続いている諸問題において、更なる両極化が生じてしまう。

特に、両者の「欠点」について、このニュースの少ない「夏枯れ期」にマスコミや政治家がああだこうだと熱論を振るうのは、非常にまずい。しかも、それは後々にまで響いてしまう(FRB議長の信頼性が損なわれて、いざというとき皆が言うことを聞かなくなるので)というのがエル・エリアン氏の趣旨のようです。





さて、テキストにある「中央銀行は間接的な手段を使う」に関して、ビデオではもう少し詳しく語られています。

「財政は税や歳出によって直接経済に働きかけるが、中央銀行は間接的な手段を使うため、そのリーダーの信頼性が重要である。」という感じでエル・エリアン氏は語っています。

連邦議会のねじれで「財政の崖」が起こっているから、余計にFRB議長の信頼性が少しでも損なわれると非常にまずい、とエル・エリアン氏は考えているのではないかと思われます。


また、ビデオでは、FRB議長候補者について、これだけ議論が熱くなったことはかつてなかったと語られています。で、それはまさに政界の両極化が原因であると。


それに、ビデオでは、大統領は早くFRB議長を決めるべき、それは「too much uncertainty is coming up あまりにも多くの不確実性が迫っている」からとしています。

エル・エリアン氏は不確実性要素として、
debt ceiling 連邦債務上限
continuing function of government 政府機能の継続性
how would the Fed taper FRBがどれくらい金融引き締めをするのか
uncertainty with Germany election ドイツ連邦議会選挙の不確実性
を挙げています。


つまり、先日書きました【仮説「9月危機」】の要素の一つに、「次期FRB議長を巡る“非建設的な”議論」
が加わる、という具合でしょうか。


私はエル・エリアン氏が挙げた以外に、中東情勢も加味すべきかと思います。

エジプトも凄まじいことになっていますが、エジプトだけでなくチュニジアもかなり凄まじい状況のようです:

-----
自宅前で暗殺の野党幹部議員、至近距離から11発 チュニジア、抗議のデモ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130726/mds13072608410001-n1.htm
MSN産経ニュース 2013.7.26


ベンアリ政権を倒した2011年の革命後、野党指導者の暗殺はことし2月に続いて2件目。ブラヒミ氏は、2月に暗殺された別の世俗派野党の指導者ベルイード氏と同様にイスラム勢力を批判しており、自宅前での射殺という手口も共通している。


-----




両国では平和的に革命が成ったはずでしたが、その平和的な革命のあとで殺し合いが起こっているという様相を呈しています。

どうも両国において民主主義はいまのところ最適解ではないのかも知れない…と言えるのかも知れません。


またこの両国の情勢からは、どれだけ立派で平和的な「理念」を掲げていたとしても、大規模な殺し合いはいつでも起き得るのが世界の現実であることを、まざまざと見せつけられているような気も致します。





※補足:
ちなみに、エジプト情勢に関してはロイターが興味深い記事を書いています。

焦点:エジプトめぐる米大統領の「誤算」、消え行く影響力
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97G01F20130817?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
ロイター 2013年 08月 17日


アメリカ政府が中途半端な対応をしているのは、エジプト軍の持つスエズ運河利権への関与を手放したくないという見方があるようです。
そして、記事の最後は米国の元高官の次のような発言の紹介で締めくくっています:
「米国は民主主義の立場で軍から距離を置き、利益の立場でムスリム同胞団から距離を取った」
「不幸にもその細い道を進もうとすることは、オバマ大統領にとって綱渡りではなく、カミソリの刃となってしまった」

オバマ政権は、このエジプト問題や、少し前に騒ぎになったNSAによる個人情報収集が発覚した問題(元CIA職員による告発)でかなり失点を重ねてしまっている感があります。
この点も、来月から再発しそうな「財政の崖」に影を落とすかもしれません。





さて、
仮に「9月危機」が起こった場合、ちょうど安倍内閣が消費増税の判断をする時期に重なります。
仮に「危機」が起こった場合は、消費増税は延期となるでしょう。

ただ、手放しに喜べる状況とは言えませんが…。


まあ、それはそれとして。

 「

 しかし、

 仮に『議論が危機を増大する』

 という説が正しいとすれば、

 民主主義とはなんと難しいものか、

 と思わぬではない今日この頃。

 」

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