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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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616:モノで考えるGDP、デフレータ、経済成長――政府財政は「短期の資金繰り問題」に過ぎません。本当に重要なのは「長期のモノ繰り問題」!

2014/08/24 (Sun) 13:43
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「日本経済のミステリーは心理学で解ける」

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↑この本の目次項目一覧はこちら





今回の新著は、

「基本的に誰の批判もせず、誰のことも攻撃していない」

という点も、大きな特徴の一つです。



前著「『国の借金』新常識」から始めているこの路線ですが、今回はさらに進んだ取り組みとなっています。

昔、ある方から私の著書がそれほど売れないのは「毒が無いから」と言われたことがあります。

つまり、「攻撃性が足りないから売れない」ということかと思います。

当時、「ほう。そんなものかいな」と思いましたが…。
今回の新著においてその理由、メカニズムについて、心理学や脳科学や生理学などの知見を参考に私なりに説明しております(第2章)。

こうして自分なりの考えを改めて整理できたのですが、改めて「攻撃性」はできるだけ無くすようにしたいと感じました次第です。

但し、「毒」や「攻撃性」を全否定するつもりは全くありません。
「攻撃性」は「種の保存、生命の保全」のため、生物学的に必要なものであるからです。

一方、
これからはますます世界的に不穏当な時代となり、人々の「攻撃性」が強まることがあっても、弱まることは当面は無いでしょう。

だから、「誰かを『悪』として、それを攻撃するスタイル」で本を書いたほうが、恐らくは売れやすいでしょう。


で、私が思うのはこういうことです:

「『攻撃性』は生物学的に誰でも持っているし、時にはそれを最大限行使すべきときもあるだろう。しかし、その攻撃性を発揮する際、誰かに煽動されるがままに、つまり、自分以外の誰かの手によって自分の中で勝手に(自動的に)その『攻撃性』が起動してしまい、自分の人生がそれに翻弄されてしまう、ということがあっては、それは果たして自分の人生、本当の自分の生き方と言えるだろうか」

そこで、一つの理想としてはかつての戦国大名のように振る舞えるようになることではないかと:
-----
豊臣秀吉が敵対していた徳川家康をあの手この手で説得し、ついに自分の陣営に迎え入れたときのことです。
家康が秀吉に謁見する前夜、大坂城下の宿所で休んでいた際、秀吉は何の前触れもなく唐突に家康のところに出向き、「何卒お頼み申します」と平身低頭、自分の配下になる件について拝み倒しました。
ところが次の日、大坂城で家康が謁見に参上した際は、居丈高に「大義である!」と一喝し、家康は「ははあ」とひれ伏したわけです(家康は驚きの余り思わずひれ伏したのか、演技でそうしたのか。それは想像の域を出ませんが…)。
-----

 さて、この秀吉の話で何が言いたいかというと、自分の中の「攻撃性」というものを自分でコントロールし、使いたいときに使い、使わないで済むときは自分の中でその「攻撃性」が勝手に起動しないように飼い慣らせるようになるのが理想ではないか、ということです。
 こうすれば、他人に煽動されるがまま、ではなく、常に自分の意志で自分の人生を決めることができる、という生き方が可能となります。
 そして、今回の新著では、心理学、脳科学、生理学などの中から関係する部分を引っ張り出すことで、そのために必要な道具立てを用意し、詳細に、かつ、例え話や比喩を用いて分かりやすくそのメカニズムについて解説しているという具合です。

このようなことを本で書いたのは、ユングの著書で「混沌とした時代に社会を安定させるために根本的に必要なのは、個人の内面を強化することである」という趣旨のことを読んだことに触発され、極めて重要と感じたからです。

これから当面は世界も日本もますます混沌として来るでしょう。
私は、いまこの社会に必要なのは「読者の皆さんがより多くの選択肢を手に入れることを可能とするような本である」という信条に基づき、今回の新著を執筆させて頂いた次第なのであります。


そして、少しでも多くの方々にこの「毒のない経済本」「毒を解毒する経済本」という、他に恐らく類を見ない、まったく新しいスタイルの経済本を是非お読み頂きたいと、心から願っている次第であります。





と、前置きが長くなってしまいましたが、以下、タイトル通りの内容です。

久々に、純粋に「経済」について。


実質GDPや名目GDP、GDPデフレータなどの持つ意味合いにつき、「モノ」を基準にして、改めて整理してみたいと思います。


【モノを基準に考える、名目GDP、実質GDP、GDPデフレータ】

「毎年の経済活動が、1リットルのガソリンを輸入して販売することだけ」という国があるとします。

「1リットルのガソリンを輸入して販売」という経済活動、あるいは、生産活動の量は毎年固定とし、輸入価格や国内の販売価格(=売上高)が変化する場合について、考えてみましょう:


ガソリン1リットル輸入経済

ガソリン1リットル輸入販売経済(表2)



上の表で、199X年としているのは、単に「YOUはSHOCK!!」と言いたかった以外には、特に意味はありませんが、

・売上高は、そのまま消費者物価と連動します。というのはモノの量は「ガソリン1リットル」で変化が無いからです。
 そして、売上高(=消費者物価)は、199X+2年のときだけ値上げし、翌年には値下げして元に戻っています

・輸入物価は、199X+1年に上昇し、最後の年(199X+4年)に下落して元に戻っています。

・名目GDPというのは基本的に、売上高から仕入れ原価を差し引いた粗利です。
 ここでは、売上高から輸入を差し引いて計算されます。

・実質GDPは、「1リットルのガソリンを輸入して販売」というモノやサービスの量が不変であるため、5年間で一切変化しません。最初の年(199X年)を基準としているので、その年の実質GDPは名目GDPと一致します。

・GDPデフレータ(GDPに関する物価指数)は、名目GDP÷実質GDP×100として計算しています。
 ただし、現実の統計では、このような計算とはなりません。
 現実には、実際に測定される名目GDPに、実際の販売価格の変化率などをもとに推計した物価指数(GDPデフレータ)を掛け合わせることで実質GDPが計算されます。
 内閣府の国民経済計算「よくある質問(FAQ)」には、

-----
名目値と実質値の違いは?

名目値とは、実際に市場で取り引きされている価格に基づいて推計された値。実質値とは、ある年(参照年)からの物価の上昇・下落分を取り除いた値。
-----

とあります。


で、上の表をグラフにすると、次のようになります:

ガソリン1リットル輸入販売経済のグラフ


ガソリン1リットル輸入販売経済(物価指数グラフ)


で、上記モデルの消費者物価、輸入物価、GDPデフレータの関係をまとめると下表のようになります:

消費者物価、輸入物価、GDPデフレータの関係

これを言葉にすると、

消費者物価の上昇はGDPデフレータの上昇要因である。
消費者物価の下落はGDPデフレータの下落要因である。

輸入物価の上昇はGDPデフレータの下落要因である。
輸入物価の下落はGDPデフレータの上昇要因である。

というようにまとめることができるでしょう。



ここから、次のようなことも言えるでしょう:
・消費増税で消費者物価が上昇すると、GDPデフレータが上昇する要因となる

・原油高などで輸入物価が上昇すると、GDPデフレータが下落する要因となる

「消費増税も、原油高も、実質GDPを押し下げる要因と考えられるが、GDPデフレータに与える影響は逆になる」と言えるでしょう。




【技術革新による経済成長のモデル】

次に、上記の「1リットルのガソリンを輸入して販売する経済」の設定を、
「1リットルのガソリンを輸入し、そのガソリンを使って荷物の配達までを行う経済」
に変えてみます。

そして、「1リットルのガソリンを輸入し、そのガソリンを使って配達できる荷物の個数が技術革新により増えて行く経済」を考えます。

要は、技術革新でトラックの燃費が向上し、ガソリン1リットルで配達できる荷物が、1年目は1個、2年目は2個、…5年目は5個というように増えて行くという設定にしてみます。

話を簡単にするため輸入物価、名目GDPを固定とします。

数値表は以下のようになります:

ガソリン1ℓでできる仕事が増える経済(表)

ガソリン1ℓでできる仕事が増える(表2物価指数)


・輸入物価が変化しないので、消費者物価とGDPデフレータが直接連動しています(このモデルでは基準年も同じなので、まったく同じ数値となっています)

・「モノとサービスの量」の基準は「配達する荷物の個数」としています。
 毎年、その配達する荷物の個数が増えているので、売上高(総額)や名目GDPが変わらなくとも、実質GDPは増加します。
 また、サービスの単価が下落しているため、GDPデフレータや消費者物価は毎年下落しています。

そして、上記の表をグラフにすると以下のようになります:

ガソリン1ℓでできる仕事が増える経済(グラフ1)

ガソリン1ℓでできる仕事が増える経済(グラフ2物価指数)


このモデルからは次のようなことが言えるでしょう:

・技術革新により名目GDPが成長しなくても、実質GDPが成長することはあり得る。

しかし、現実には色々と問題が出て来るでしょう。例えば、

・配達トラックのドライバーは、どれだけ荷物を運んでも名目、つまり実額の給料が変わらない、というようなことが生じ、「やってられるか!」ということになりかねない。

しかし、その状況であっても

・他の物価も技術革新の恩恵で等しく下がっていれば、給料が変わらなくてもより多くのモノやサービスを買うことができるので、豊かさを実感できるはず

とは言え、

・現実の複雑な社会では、モノの価格が一律に変化することはない。あったとしても、タイムラグが必ず生じるはず。よって、不均衡が必ず生じる

と考えられます。

以上から、

・やはり見せかけでも名目値(実額)の給料が増えたほうがやる気が出るので、消費者物価やGDPデフレータは基本的に穏当な上昇を続けるほうが望ましいと考えられる

・長期的な成長は技術革新によってもたらされるが、放っておくと不均衡、経済格差が必ず生じる。政府は、不均衡や格差を適正範囲に収めることに常に留意すべきであろう

というようなことが言えるものと考える次第です。

なお、「不均衡、経済格差」はまったく無い状態も問題だと思います。「どれだけ貢献しても、どれだけ働いてもみんな同じ所得」では、やはり社会全体でやる気が減退し、生産性は著しく低下するでしょう(純粋な社会主義が失敗しやすいのはこれが原因と思われます)。

一方、「不均衡、経済格差」があまりに大きくても、生産性は著しく低下するでしょう。
 「大多数の貧乏人はいつまでたっても貧乏である」がゆえに適切な教育を受けることができず、貧乏であることが世襲になってしまうこともあるでしょう。これでは、多数の才能が埋没してしまうこととなり、成長が阻害され、社会にとって大きな損失となります。
 また、貧困層ほど消費性向が高い(所得のうち生活必需品を買うための支出の割合が高い)ため、貧困層が更なる貧困に陥ると、有効需要が著しく減退するという経路を通じても、経済成長を阻害します。
 つまり、大きすぎる格差は、供給と需要の両面で経済成長を阻害し得ると考えられます。

格差は、大き過ぎず、小さ過ぎずほどほどに、という水準であることが、成長率を最大化するものと考えられます。





ところで、最近の日本において、「経済はモノだ!」という発想は、私が言い始めてから色々な評論家の方が言い始めたんじゃないかと思いますが、経済学の教科書を見ると、基本的には「モノ(とサービス)」ベースの議論が大半のスペースを占めているという印象です。

その中で最近、一番面白いと感じたのがスタンフォード大学経営大学院 チャールズ・ジョーンズ教授の書いた「ジョーンズ マクロ経済学I 長期成長編」の第6章 「アイディアと経済成長」です。

それは、「ローマー・モデル」という、技術革新などのアイディアの増加(蓄積)により、一人当たりの生産量が増えることが長期成長を支える、というような話です。

 ジョーンズ教授ローマ―・モデルに関連して、グローバリゼーションによって「アイディアを世界で共有することがずっと容易になった」ことで成長しやすくなっている、という趣旨のことを書いています。
 もちろん、グローバリゼーションにはそのような恩恵もあるものと考えられます。

 しかし、
グローバリゼーションによって一国のなかで格差があまりにも拡大してしまうと、上述のように、やはり大いなる教育機会の喪失などによって、アイディアの蓄積(増加)が減退し、成長が鈍化する可能性も勘案する必要もあるでしょう。


一方、このジョーンズ教授の教科書、政府の財政についてなかなか興味深いことが書いてあります。
 ちなみに、この「ジョーンズ マクロ経済学」の邦訳版は2冊組で、財政に関しては2冊目「ジョーンズ マクロ経済学II 短期変動編」にあります。

ジョーンズ教授は、第10章「政府とマクロ経済」で、「債務・対GDP比率の臨界点を示すマジックナンバーはない」、債務不履行にはさまざまな要因が関係するとしています。また、対外債務についても第11章「国際貿易」において、「債務が大きくなりすぎて、危機の引き金の引く臨界水準がどこかというマジックナンバーはない」としています。
(→ちなみに、このような「ジョーンズ教科書」の記述については、米国論文誌の査読が通った
私の学術論文でも引用しています)



で、「ジョーンズ教科書」における政府財政の扱いについて実に興味深い点は、これが「長期変動編」ではなく、あくまでも「短期変動編」に収められているところにあります。

政府の財政というのはあくまで短期問題というわけです。

私の今回の新著でも、これまでの著書や当ブログでも何度も繰り返し取り上げていますが、多くの国は、破綻を繰り返しながらどんどこ成長してきているわけです。財政破綻していない国は皆無と言って良いですし、財政破綻しようがしまいが、長期的には成長しているのが当たり前です。

財政問題は「短期変動問題」に過ぎません!

短期問題であるかぎり、その場その場で資金調達さえきちんとできれば、何らの問題も生じえないのが、政府の財政というわけです。
 外貨建て借金の問題がなければ、短期の資金繰りなど簡単なはずだと思うのですが、いかがでありましょうか?
 戦前の日本政府は、巨額の外貨建て借金の問題を抱えながらも、しっかり短期の資金繰りを延々とうまくこなしていました。戦前と比べて、今の対外純資産世界最大の状況下にある日本においては、赤子の手をひねるよりも容易であるものと考えられます。

長期的な成長は、モノ基準で考えるべき問題であり、長期変動問題です。
我々が長期的な安定と繁栄を確保するためには、モノベースで考えることが重要なのであると考える次第であります。

我々の生活の維持、長期の繁栄にとって、本当に重要なのは、「短期の資金繰り」ではなく、長期にわたって水、食糧、エネルギーその他の十分な物資の供給を受けられるための「長期のモノ繰り」である、と言えるでしょう。




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 『短期の資金繰り問題』に過ぎない!

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コメント

1396:連日の更新、お疲れ様です

明日には「日本経済のミステリーは心理学で解ける」が手に入る予定なので、今から楽しみです。(目次を拝見しただけでも非常に興味をそそられました。)

>つまり、「攻撃性が足りないから売れない」ということかと思います。

廣宮さんの御著書の「国の借金は大変だ」論に対する攻撃力はメチャクチャ高いと思っておりましたが(笑)。

輸入物価の上昇はそれに伴う消費者物価の上昇があってやっとGDPデフレーターはトントンになるんですね。つまり、輸入物価が上昇してもそれを販売者が飲み込んでしまえばGDPデフレーターは下がると。いやぁ、勉強になります。

それにしても、水はともかく食糧・エネルギーについては日本における供給力が不十分ですからね(あとは防災インフラや軍事力もそうですが)。お金はどうとでもなるので、将来の危機に備えて食糧・エネルギー供給の課題をクリアしていくような方針をとっていただきたいものですね。

次のエントリーでの話題になりますが、日本政府には米英の小さな政府みたいに政府支出を10年で2倍くらいに増やしてほしいものです。

2014/08/25 16:59 | くらえもん #- URL [ 編集 ]
1397:Re: 連日の更新、お疲れ様です

くらえもんさん

> 明日には「日本経済のミステリーは心理学で解ける」が手に入る予定なので、今から楽しみです。(目次を拝見しただけでも非常に興味をそそられました。)

ありがとうございます!

> >つまり、「攻撃性が足りないから売れない」ということかと思います。
>
> 廣宮さんの御著書の「国の借金は大変だ」論に対する攻撃力はメチャクチャ高いと思っておりましたが(笑)。

^^;

> 輸入物価の上昇はそれに伴う消費者物価の上昇があってやっとGDPデフレーターはトントンになるんですね。つまり、輸入物価が上昇してもそれを販売者が飲み込んでしまえばGDPデフレーターは下がると。いやぁ、勉強になります。

あ、このコメントで思いつきましたが、それゆえに、GDPデフレータは長期トレンドを見るのが良いのかな、と思う次第であります。
ちなみに、ですが、学術論文を書くに当たり、今年の初め辺りにブランシャールとジョーンズの教科書を買い込んで読んだ(計4冊。高かった!(涙))のですが、両方とも長期の話と短期の話を分けているのが大きな特徴でした(ブランシャールはさらに中期も)。


> (あとは防災インフラや軍事力もそうですが)。

でありますね。

> 次のエントリーでの話題になりますが、日本政府には米英の小さな政府みたいに政府支出を10年で2倍くらいに増やしてほしいものです。

そうですよね。「うっかりやっちまったぜ!」で良いですので^^;。
これから一段と混沌としてくるであろう世界情勢の中においては、早晩、「2015年までにプライマリーバランスの赤字GDP比半減/2020年までに黒字化」の閣議決定している目標を完全に放棄するための「言い訳」ができるような状況となって、大規模な財政出動をせざるを得ない状況に追い込まれるのではないか、と勝手に想像している次第であります…。

2014/08/25 18:13 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]

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