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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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632:「国の借金」ゼロにして滅亡したカダフィ大佐に学ぶワンポイント・レッスンその1:「下水道管に隠れていたところを捕まり流れ玉に当たって死ぬ前に、もっと財政出動しておけば…」

2014/10/02 (Thu) 11:30
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↑久方ぶりの50位以内復帰まで

あと少し!

(お陰様で、一歩一歩近づいております!)

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徳間書店刊 
「日本経済のミステリーは心理学で解ける」

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「個人レベルから国レベルに至る“閉塞感”を打ち破るための共通原理」を、経済学、心理学、脳科学、生物学等から抽出:ぜひご一読頂きたい、味わいある一冊です!


・経済統計データだけでなく、心理学や脳科学や生理学の観点からも「国の借金」の分析を行っています――「国の借金」に対する恐怖をどうすれば乗り越えられるか?

・「日本の国の借金はもうダメだ」という考えと、「いや、日本の国の借金は大丈夫だ」という考えを両方とも正しいと仮定した上で、長期的に日本が安定的に繁栄を続けるための方策の試論を提示しています。他方が一方を「お前は間違っている!」として否定するのではなく、互いの考えを両方とも肯定し、調和的に解決を図ることを理想としています。

社会は多数の人間からなる組織・集団であり、一人の人間もまた70兆個もの細胞からなる巨大な組織・集団です。
それゆえ、マクロ経済や政治や軍事などの人間集団の仕組みと、一人の人間という「組織・集団」の仕組みのあいだには、多くの共通点や相似性があるはずです。

・「国の借金だけでなく民間の借金や金融資産も見るべき、国の借金だけでなく国の金融資産も見るべき」というようなマクロ経済におけるバランスシート思考が、実は一人の個人にも適用できる――例えば、「イライラしているときは必ずその正反対のイライラしたくない願望が同時に存在している」、「病気に対する恐怖があるときは必ずその正反対の病気が治って欲しいという願望が同時に存在している」といった具合に――というような、国レベルの大規模な人間集団からたった一人の個人にまで幅広く共通する基本原理について、学問領域の垣根を越えた幅広い、多角的な視点から提示しています。

全国の書店で好評発売中!



hyoshi1408130001.jpg

↑この本の目次項目一覧はこちら

↑この本の一部を無料公開中(「経済にそれほど関心はないが、スポーツや自己啓発などに関心がある」というような方に本書をPRするための資料です。周囲の方に本書をお勧めする際など、ご活用下さい)

↑この本についてゆるーく語り合う
フェイスブックのグループ
 「日本経済のミステリーは心理学でトロピカル」
 https://www.facebook.com/groups/1472415033007299/
 フェイスブックにアカウントをお持ちの方はふるって上記のグループにご参加して頂ければ、と思います(いまのところ、参加要請があれば「来る者拒まず」の方針でメンバーになって頂いております。※いまのところ、週一回ほど何か書いています^^

↑この本の「書評」を書いて下さっているブログの一覧はこちら


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本題です↓




2011年リビア。

内戦が起き、それまで40年以上君臨していたカダフィ政権が崩壊しました。

その直前におけるリビアの国の借金のデータが非常に興味深いものとなっています。

なんと、2007年にリビアの「国の借金」(一般政府総負債)が文字通りゼロになっていたのです!

リビア公的債務等

※グラフ中に「©廣宮孝信 2014」と書いているのは、最近、私の創作したグラフのアイデアをマネしているのかどうか、数週間か数か月くらいたってからそっくり同じようなグラフを、さも自分が創作したかのごとく発表しているようなブログが見受けられたので、ちょっとした諧謔で書いています。
 こういうグラフ、作るのが簡単に見えて、相当な時間とエネルギーをかけて「データマイニング」つまり、「発掘」しているわけですから、ご自身のブログで書くときは「ここのブログを参考にしました」くらいのことを書いてリンクしておくくらいして頂けると幸いです。
 まあ、もちろん、どこかで見たものを自分で考え付いたと錯覚したりすることは誰にでもありますし(私にも、たぶんあります。もしそういうことをしていて指摘をお受けしたら率直に謝罪させて頂きたいと思います)、アイデアというものは世の中で 広く共有されてこそ社会の進歩のために役立つという面もあることは間違いありません。
 しかし、勝手にアイデアをパクられてばかりだと、せっかくの努力を無にさせられたような気もします。本や論文で発表してからでないと危なっかしくて公表できなくなりますし、それだけでなく、著しくやる気が喪失するようなこともあるため、せっかくのアイデアの世の中に出るのタイミングが著しく遅れてしまうかも知れません。私の名前を出すのが、諸般の事情から、ためらわれるということもあるのかも知れません(私が安倍政権や財務省について、批判も擁護もしないことが原因かも知れません)が、ギリギリの線としてリンクぐらいは貼って頂ければと思います。



しかも、公的純債務(=借金-金融資産)がなんと、カダフィ政権崩壊直前にGDP比でマイナス96%!

公的純債務がマイナスということは、リビア政府(カダフィ政権)が、GDPと肩を並べるくらいの金融純資産(=純ベースの貯金)を持っていたということです。借金がゼロなので、金融資産がGDP比96%!

このときのリビアのGDPが740億ドルで、その96%で710億ドル、ざっくり7兆円が「崩壊直前のカダフィ政権の純貯金」だったということになりますが、本当はもっとため込んでいたようです:


-----
カダフィ大佐、国外資産は15兆円規模か 米紙
http://www.afpbb.com/articles/-/2836842?pid=7974229
AFPBB 2011年10月23日

【10月23日 AFP】米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は21日夜、リビアの最高指導者だったムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐が国外に移していた資産の総額が、これまで欧米政府が推測していた額の倍に上る、2000億ドル(約15兆3000億円)以上だったと報じた。



-----

つまり、「国の貯金」がIMFのデータの倍以上だったというわけですね。


政権崩壊直前まで、国の借金がゼロだった。
しかも、経常収支も政府の財政収支も、たぶん民間の財政収支も10年くらい連続ですべて黒字となっていたと考えられます(IMFデータより。民間収支は「経常収支-政府収支」で簡易計算)。

だから、カネの面では「政府が破綻」とかそういう可能性はゼロに近かったわけです。


しかし、両隣のエジプト、チュニジアで「アラブの春」が起きた余波やその他もろもろでリビアでもカダフィ政権打倒の動きが盛り上がり、それをカダフィ政権が「弾圧」したことで、欧米による軍事介入を招く事態となりました。
 カダフィ政権側の「弾圧」が凄まじかったからなのか、この時、親密な関係にあった中露も「かばい切れない」と判断し、カダフィ側が見捨てられてしまったのが致命的だったようです。

-----
安保理、リビア決議を採択 カダフィ軍への空爆も認める
http://www.afpbb.com/articles/-/2791020?pid=6970107
AFPBB 2011年03月18日


15理事国のうち、常任理事国のロシアと中国は棄権したが、拒否権は行使しなかった。ドイツも棄権した。

-----


なぜ、ここまでのことになったのか?

恐らくは、「格差問題」があったからと推定されます。残念ながらリビアに関する格差の指標はまったく見当たらなかった(世界銀行やILOなどのデータベースを見ましたが皆無)ので、あくまでも推定ですが、ここまで反体制運動が盛り上がるには、それだけ多くの国民が凄まじい不満――政治参加の不平等か、経済的地位の不平等か、その両方の不平等――を日ごろから抱えていたからと考えるのが自然でありましょう。なにせ、カダフィ政権はリビア一国のGDPを圧倒的に上回る金融資産をガッポリため込んでいたので!


で、以上をまとめると、

「国の借金がゼロでも、格差とか貧困が許容範囲を超えていると、その国の政権は滅びるときはあっけなく滅びる」

ということになるでしょう。

いや、カダフィ“大佐”から学ぶべきは、もっと踏み込んで、

「国の借金を無くせば、為政者の命も無くなる」

ということになるでしょうか。


仮に、ある国の政府が「政府の支出も増やさず、増税だけ行い、国の借金ゼロを目指す」ということをやり続けると…


-----
Captured: the last moments of Colonel Gaddafi
捕らわれた:カダフィ大佐、最後の瞬間
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/libya/8843066/Captured-the-last-moments-of-Colonel-Gaddafi.html
The Telegraph 12:51PM BST 22 Oct 2011



-----


もちろん、
「国の借金(=中央政府の借金。国は国会の国と同じく中央政府の意味)」というか、政府と民間を合わせた国全体の借金が、主に通貨発行権で対処できない外貨建て債務や共通通貨建て債務なら、「支出減と増税」によって無理矢理でもデフレに持って行き、人件費を諸外国に対して相対的に低めて国際競争力を回復させ、経常収支を赤字から大幅な黒字に転換させないといけません。そうでないと、借金返せません!

しかし、政府と民間を合わせた国全体の借金が、主に通貨発行権で対処できる独自通貨建て債務なら、「カネを印刷する」だけで借金を返せます!(本当は「カネを印刷する」必要すらなく、通貨当局が会計帳簿上の数字をいじるだけで終わり!)

もちろん、カネの刷り過ぎは過度のインフレを招くリスクがあります。でも、例えば、日本の場合はアベノミクスで若干インフレになったあとでも、世界の中で相当にインフレ率が低い状態です。
 また、将来のインフレリスクを減らすためには、インフレ率の低い今こそ、カネを刷って、前回書いたように、インフラや生産設備などの資本ストック(生産財)を増やしたり、あるいは、教育に資金を投入して国民の能力を高め、生産能力を高める必要がありのであります。

本来余裕があるはず(カダフィ大佐以上に!)なのに国の借金を減らすことに勤しんでいると…
最悪の場合、そのようなことをしていた為政者は、下水管に逃げ込んだところを捕まり、流れ弾に当たって「あえなくご最期を遂げられる」ことになります:

-----
カダフィ大佐、最後は下水管の中 死亡状況めぐり証言交錯
http://www.afpbb.com/articles/-/2836317?pid=7963314
AFPBB 2011年10月21日

【10月21日 AFP】かつて「アフリカの王たちの王」とも称されたリビアの元最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐は、8か月にわたる抵抗の末、出身地のシルト(Sirte)の下水管の中に隠れているところを拘束され、その後死亡した。

-----





以上、

カダフィ“大佐”に学ぶ、『国の借金』ワンポイント・レッスンその1

「『為政者』が『犠牲者』になる前に、もっと財政出動したほうが良いでしょう」


でした。


(その2はまた後日。カダフィ政権が「国の借金」をゼロにした4年後に国民を待ち構えていた経済的悲劇について、です)






 国の借金をゼロにして、

 文字通り地上から消滅した『政権』が

 あったとは! 



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コメント

1428:

グラフ泥棒がいたのですか、
けしからんですね。

2014/10/02 14:44 | 774 #- URL [ 編集 ]
1429:Re: タイトルなし

774さん、お気遣い頂き、ありがとうございますm(_ _)m

2014/10/02 21:23 | 廣宮孝信 ひろみやよしのぶ #- URL [ 編集 ]

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