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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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678:ギリシャ瀬戸際外交の瀬戸際――瀬戸際なのはギリシャだけでなくドイツやEU全体も、だと思いますが!

2015/07/12 (Sun) 16:08
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ギリシャ問題、ギリシャの超緊縮案の国会での圧倒的多数による可決に加え、安全保障問題なども考えれば、もうちょっとすんなり行くかと思っていましたが、なんともすったもんだしている模様です:








フィンランド財相:これ以上ギリシャに資金を出すことを拒否。
ドイツ財相:ギリシャは少なくとも5年間ユーロ圏から外れるべき。

ドイツや東欧諸国は、とにかく信用ならん、という感じ。

一方、フランス、イタリアは「なんとかしないと」という感じ。








ドイツ人は、第一次大戦の巨額賠償金を課せられ、それが延滞したことでフランス軍とベルギー軍に占領され、それでハイパーインフレとなり、共産主義グループと資産家グループの対立激化で内乱・暴動が頻発、そしてヒトラー率いるナチスの登場&悲惨な第二次大戦となり、最後はギリシャ含む戦勝国から債権放棄してもらって立ち直った、ということを本気で忘れているのでしょうかね?

もしそうならば、一人の人間として私にはかなり本気で理解不能ですが、政治的駆け引きということなら、まあ、それはそれであり得るかとも思います。

政治的駆け引きとすれば、上記のツイートのように

ギリシャ信頼できん→カネの管理はEUの関係機関か何かでやらせるというなら信用してやろう→EUによるギリシャの財政自主権の全部または一部接収

を狙っているのかも知れません。


ショイブレさんは、少なくとも5年は出てってもらうと言いますが、その間にギリシャで共産主義者と極右勢力の内戦でも起きたら責任取れるのかしら。

ちなみに、金曜日の夜、というか土曜日の明け方(現地時間)に行われたギリシャ国会の緊縮案採決では、与党シリザから17議員の造反が出ました(ほとんどは欠席か白票という形の造反。反対票は2)
その中心だったのが、シリザ(急進左派連合)の中でも、最左翼と言える「Left Platform」というグループです(シリザは元々13の左派団体の連合体)。

シリザ最左翼の「Left Platform」の代表は生産復興・環境・エネルギー大臣であるラファザニス氏で、元は共産党出身。その「Left Platform」を構成する団体の一つである Internationalist Workers' Left (DEA)は、

革命マルクス主義

を標榜しています。


革命マルクス主義。略すと「革マル」。どこかで聞き覚えのある響きでありますが…。


彼ら「Left Platform」は、土曜日早朝の緊縮案採決の直前においても、ギリシャのユーロ脱退を主張しています。

つまり、ショイブレ独財相がいうような一時的にでもギリシャのユーロ脱退ということに万が一なったとき、この革命マルクス主義グループの皆さんが勢いづくということになろうかと思われます。ドイツあるいはEUはそれで本当にええのんか、という話です。

仮に交渉の決裂によってギリシャの銀行が全面的に破綻に追い込まれ、ギリシャ政府が自らの意志でユーロ脱退を余儀なくされた場合、勢いづくのは「革命マルクス主義」の皆さんだけでなく、ユーロ脱退を標榜していたネオナチの黄金の夜明けも勢いづくでしょう。

じゃあ、内戦か?

というとそれは恐らく、外国勢力がどのような形で、どこまで介入するかによるのではないかと思います。

1946-1949年の内戦では、共産勢力はユーゴスラビアとソ連の、右派・国軍勢力は米英の支援を受けていましたが、いまどき共産勢力を全力で後押しするような大国があるかな…と考えると、内戦の可能性は低いかも知れません(武器の供給が無い限り、戦争しようがない)。もちろん、ウクライナのような米露の代理戦争の場と化す可能性もなきにしもあらずですが。

仮にユーロ離脱(グレグジット)となった場合、ギリシャ軍が内部分裂しない限りは、タイのように一時的(?)に軍政を取ることでひとまず落ち着くかも知れませんが、どうでしょう。まあ、その場合はギリシャ軍事政権を自陣営に取り込もうとする大国間の外交的な「争い」があるかも知れません。


で、ドイツの政権が本当に↑こんなことになることを望んているか?というとやはりそこは疑わしいと感じる次第です。


↑のようなことになるのは、ドイツ、EU全体にとってもまさに瀬戸際と言えます。
「ユーロ圏拡大」のみならず、「EUの民主主義、人権主義拡大」も頓挫することになるからです。
じゃあ、EUって何なの?意味あるの?
という話になります。

ちなみにロシアのプーチン大統領は最近、「ギリシャ危機が拡大しているとき、EUはどこにいたのだ?」と突っ込みを入れています。要するに、EUって何か意味あんの?的な。
EUの盟主たるドイツにとって、まさにそういう意味での瀬戸際というわけです。



そして、対照的なのが先進国のすったもんだを尻目に勢力拡大を図るBRICSグループであります。














欧州は、まあ、憲法で財政赤字を禁じている、財政黒字原理主義とでもいうべきドイツ主導で緊縮

アメリカ
もこれ以上借金増やせない的な雰囲気(私は増やせると思っていますが、連邦議会、特に共和党はダメだと信じている)なので、どちらかというと緊縮

日本
は、先般の甘利大臣のように、緊縮では進歩はないと主張する閣僚がいらっしゃるとは言え、閣議決定で2020年までにプライマリーバランスの黒字化を目指すことになっているので、やはり、どちらかというと緊縮気味





一方、BRICSは南アの大臣のような

今の世界に必要なのは「一部先進国世界で大きな困難を引き起こしている思慮の無い緊縮財政(mindless austerity)ではない」、インフラ整備だ!投資だ!

という感じです。







緊縮の先進国世界。
投資拡大の途上国世界。

遠からずBRICSを中心とする途上国が世界の中心となって行かざるを得ない
(個人的には緊縮原理主義のドイツの経済規模が世界の中で相対的にどんどん縮小し、その発言力が徹底的に「緊縮」して小さくなり、その発言力が遂には雲散霧消して欲しい)と思う今日この頃です。



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