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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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74:国の借金、教育、儒家、兵家[1]

2009/10/25 (Sun) 18:38

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いつも、ありがとうございますm(_ _)m






さて、今回は

前回の最後の方で少し触れました

「教育のやり方」

の話についての補足も兼ねたお話です。



前回、ヨコミネ式の動画を紹介させて頂いたのは、


子供のやる気をうまく引き出してやれば、
子供の能力というのは驚くべき水準にまで引き出すことも可能らしい

ということを


「一つの参考になるかも知れません。」


という位置付けで示したかっただけであります。



動画の中で横峯氏が語るところによると


子供をやる気にさせる4つのスイッチ

①子供は競争したがる
 (競争心をうまく煽ってやる気を引き出す)

②子供は真似をしたがる
 (皆がやっていたら自分もやりたくなるという心理を突く)

③子供はちょっとだけ難しい事をやりたがる
 (挑戦してみたいという心理をうまく刺激してやる)

④子供は認めて欲しい
 (前向きの評価を与えてやる気を引き出す)


だそうです。


このような話を公教育の場でももっと応用できるのではないかしら?


という問題提起をするというくらいの趣旨だったわけです。



上記の「4つのスイッチ」は子供に限らず、大人にでも十分当てはまるようにも思います。



ところで、

このヨコミネ式の動画を見たときは、↓こんな感想を抱きました(これは前回併せて書いておいた方が良かったと悔やんでいるところですが…)


これはすごい!

しかし、ここまでの能力開発をするからには、同時に【通常以上の道徳教育】も必要になりそう…

ということでした。



ついでに言えば、道徳教育をするなら戦略教育もセットでやった方が良いかとも思っています。


というのは

道徳教育だけでは、ともすれば形式主義に陥ってしまうからであります。


例えば、

倹約は美徳、借金は悪 → 国の借金は悪 → 政府支出は減らすべき

という具合に。



じゃあ、

道徳教育と戦略教育は、具体的にはどうやるねん

という話ですが、


一つの簡単な方法としては

歴史小説を多読すること

ではなかろうか、と思うのです。



一冊(というより一作)、これだけは

というものを挙げるとすれば、

宮城谷昌光さんの「三国志」が良いのではなかろうかと思います。


以前も紹介しました
「天知る、地知る、我知る、子(なんじ)知る」


の話(西洋人風に言えば「道徳とは人が見ていないところで何をするか、である」という話)が出てきますし、


孫子の研究者としても知られ、もちろん実践者としても名高い曹操も当然、主役級の扱いで登場します。



つまり、

道徳論としては儒家(じゅか)
戦略論としては兵家(へいか)の話が、

具体的事例(しかも重厚な事例)を伴ってふんだんに出てくるわけです。


それに、「三国志」であれば、

出自が低く、かつ、政治家としても武将としてもそれほど能力の高くなかったと思しき劉備が、

なぜ、三国のうち最も小さい国とは言え、皇帝にまで昇り詰めたのか?

ということを考えることも、道徳教育には有用かと思われます。


これはやはり、人徳か?としか思えない部分が多いのですが、

劉備の名にも注目しておきたいところ。


「備」は、親が名付けた実名であるところの諱(いみな)であり、

「玄徳」は、その親の付けてくれた「備」に対応して、成人した折に自分で付けた「字(あざな)」です。


すなわち、

「玄徳」を「備える」ということになります。


さて、「玄徳」とは漢和辞典によりますと

内に備わって、外に現れぬ徳(出典:書経・舜典)

とあります。


つまり、

「玄徳」を「備える」という名を名乗っいた

ということは、

巨大な徳を心のうちに積んで行こうという大望の表れだったわけです。


大望ないし大志を持つ者ほど、

ひたすら徳を積もうとする、言い換えれば、与え続けようとするものだ、

というのは、古代中国では一つの典型的な思想のあり方であったようです。


日本の歴史に目を転じてみれば

徳川家康

まさにこの型にぴったり当てはまるように思います。



同盟者・信長が苦境に陥ってもひたすら裏切らず、それどころか文句一つ言わずに
多大な犠牲を払いながら全力で支え続けました。

そんなに尽くしたのに
有らぬ疑いを掛けられて正妻と嫡男を殺せと命じられましたが、それでも我慢し続け、最後には天下を手に入れてしまったわけです。


大望を抱く者ほどひたすら徳を積み続けるということの典型であったというわけです。

晩年の豊臣家に対する仕打ちは徳を積んだとは、ちと言えないですが、それでも天下静謐という大儀のために敢えて非道を行った、と言うべきでしょうか…)



このように道徳論を突き詰めてみますと、実は超長期的には戦略論とも結びつくというのが、私が愚考致しますところの道徳教育・戦略教育ということになります。



しかし、

そんな「歴史小説」を幼稚園児や小学生がそもそも読めるかいな

となるかも知れません。


が、必要とあれば、やはり大人が分かりやすく話してあげる他はないかと…


そして、公教育でそこまで対応してくれない(多分、間違いなくしてくれないですね)のであれば、

親御さん自身が自ら対応する他は残念ながら無いように思われます。

その辺は、まさに「兵家」的な現実主義で対処しましょう、という具合でありましょうか。



それから、もう一つ。

幼いころに能力が高過ぎると慢心してしまう

という懸念についても、

ここはやはり道徳教育・戦略教育が重要かと思われます。


というのは、

儒家も兵家も慢心を厳しく戒めているからです。


これにつきましても、歴史小説を多読していれば、

圧倒的に自軍に有利な状況に安心し、慢心して警戒を怠った大将が、
圧倒的に不利なはずの敵軍に虚を突かれて
あっというまに陣を突き崩され、
あるいは討ち死に、あるいは捕獲され即日斬首という憂き目に遭うような事例は、

それこそ枚挙にいとまがないくらい出てきます。

ということで歴史小説の多読というのは、かなり強力な教育の補完ツールではなかろうか、と思うのであります。


つまりは、

ヨコミネ式のような教育様式は、素晴らしい(少なくとも素晴らしい要素を多く含んでいる)と思われますが、

あくまでも全体の中の一部であって、これが全て、というわけではないものと考えられます。






ところで…、

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