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廣宮孝信 ひろみやよしのぶ

Author:廣宮孝信 ひろみやよしのぶ
工学修士(大阪大学)、都市情報学博士(名城大学)。
2009年、著書「国債を刷れ!」で「政府のみならず民間を合わせた国全体の連結貸借対照表(国家のバランスシート)」を世に送り出した経済評論家、"国家破綻セラピスト"です。
「アイスランドは財政黒字なのに破綻!」、「日本とドイツは『破綻』後50年で世界で最も繁栄した」--財政赤字や政府債務GDP比は、国家経済の本質的問題では全くありません!
モノは有限、カネは無限。国家・国民の永続的繁栄に必要なのは、国の借金を減らすとかそんなことでは全くなく、いかにモノを確保するか。モノを確保し続けるための技術投資こそがカギ。技術立国という言葉は伊達にあるわけではなく、カネとか国の借金はそのための手段、道具、方便に過ぎません。
このように「モノを中心に考える」ことで、国の借金に対する悲観的常識を根こそぎ打ち破り、将来への希望と展望を見出すための”物流中心主義”の経済観を展開しております。”技術立国・日本”が世界を救う!
 お問い合わせは当ブログのメールフォーム(下の方にあります)やコメント欄(内緒設定もご利用ください)や、ツイッターのダイレクトメッセージをご利用ください。

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85:内需拡大で外需も拡大!

2009/10/05 (Mon) 17:57

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xJ2bE3HTL._SL160_AA115_.jpg

「国債を刷れ!」「高校生でもわかる日本経済のすごさ!」アマゾンでのご購入は こちらです→ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883926788




昨夜、国外から帰ってきたら…

色々なことが起こっておりましたが…



前回の続きの話を少しばかり…


先々週(090928)号の日経ビジネスp.37から…

お名前からして、日系アメリカ人と思いますが、

国際政治学者・米ジョンズ・ホプキンス大学教授
フランシス・フクヤマさんという方が
世界経済の不均衡に関して↓こんなことを語っています:




グローバリゼーションに伴う産業構造の変化がもたらした問題も、米国単独で解決できません

米国はグローバリゼーションの需要に適応するには、必ずしも自国の労働力に多大な投資をする必要はない、という信念を持つに至りました。

その結果、自国の生産基盤をゆがめ多くの熟練した労働力を失いました。

我々は本当の意味で、競争力を維持できるように、労働者のスキルを向上させていなかったのです。

一方で、

アジアの国々は我々と反対の問題を抱えています。製造業に依存しすぎているということです。

米国向けを中心とした輸出主導の成長モデルは、まさにそうです。


米国

債務主導型消費モデル

の対極にあるのが、アジア

輸出主導型貯蓄モデルです。


両サイドの問題は、それぞれの力だけでは解決できないのです。




↑「不均衡」に関しての非常に的確な説明だなあ、と思いましたので、ご紹介させていただきました。


米国などの
【債務主導型消費モデル】


アジア諸国などの
【輸出主導型貯蓄モデル】


両サイドの問題は、それぞれの力だけでは解決できない




今回の世界経済の不安定化を招いたのは、

アメリカのサブプライムローンなどの

債務主導型消費モデル

でした。


ただ、

これは、景気が良い状態のときは、恐らく世界史上に残る大規模な世界同時好況ももたらしたのですが。


そして、

景気の急激な拡大というのも、結果としては決してよろしくなかったわけです。

その後の反動が急激過ぎて、世界中の多くの企業や個人あるいは国家が対応しきれなくなってしまったと言う点において。


ここで、改めて注目しておきたいのは

今回の不安定をもたらしたのは、

日本の公的債務が大き過ぎる(?)こと

では全くありません。


アメリカの民間の債務が大きくなり過ぎていたこと

でした。



そして、

現下の問題は、アメリカの民間債務バブルがはじけ、アメリカの内需が急激に落ち込み、すなわち、日本その他の国々にとっての外需が急激に落ち込んだことです。


外需が落ち込んだのだから、

輸出主導型貯蓄モデル

成り立たないわけです。


とりあえずここで話を日本に絞りますが、

じゃあ、

日本は、輸出主導型貯蓄モデルからいきなり債務主導型消費モデルに転換できるか、というと、それはないでしょう。

その辺りは要するに、

「バランスシート不況」が解消されていないから

というのもありますが、

アメリカばりの債務主導型消費モデル日本人ができるかというと、国民性の問題からも考えにくいと思います。

それに、そもそも債務主導型消費モデルでは不安定化することは、今回のことでも明らかなのですから、敢えてこれを狙いに行くこともなかろうかとも思います。


ということで、当面は

外需がなくなった分は政府が国債を増発して財政出動して内需を補い、一方で国民はバランスシート調整を進めるという

【公的債務主導型貯蓄モデル】

以外に適切な選択肢はないように思われます。


さて、

この公的債務増加による内需拡大

別に他国のために、他国の輸出を増やすためにだけやるわけではありません。


まず、国内景気を持ち直させることです。


そして、

内閣府のシミュレーション

短期日本経済マクロ計量モデル(2008年版)
http://www.esri.go.jp/jp/short/dp2008_1.pdf



「(2) 実質公的固定資本形成を実質GDPの1%相当額だけ継続的に拡大(短期金利固定*)」

*金利固定ということは、公共投資+金融緩和の同時実施


を見ると、

財政出動(公共投資)による輸入の増加は、名目GDP増加分の10分の1程度です。

つまり、内需を10増やすうちの1程度を輸入でまかなうというような按配です。

内需10を増やし、他国にとっての外需を1だけおすそ分けするようなものです。


ちなみに、輸出も増えます(名目GDP増加の30分の1くらい)。

というのは、

財政出動→内需拡大→輸入増→経常黒字減→円安→輸出増
        
とか

財政出動→内需拡大→輸入増→外国の輸出増→外国の購買力増加→輸出増


と言ったメカニズムが働くものと考えられますので。



ところで、

外需依存から内需依存へ!

というと、

外需を減らしてまで内需依存に転換するとはケシカラン!

と論じられる方もいらっしゃるようなのですが、

上記のように、

財政出動+金融緩和(国債増発+財政出動による金利上昇を防ぐ金融緩和)

内需を増やし、かつ、外需も増やす

政策なのです。


別に、外需を減らす話になんてならないわけですね。
これは非常に重要だと思います。

また、
当ブログで繰り返し書いていますように、

一国経済では、

GDP = 民間消費+民間投資+政府支出+純輸出

ですが、世界全体を足し合わせれば純輸出は相殺されてゼロになります。

すなわち、

世界のGDP = 世界の民間消費+民間投資+政府支出


また、
一国経済では、

民間の金融純資産 = 政府の金融純負債 + 対外純資産

ですが、

世界全体では当然、対外純資産は相殺されてゼロですので、

世界中の民間の金融純資産 = 世界中の政府の金融純負債

ですね。

だから、世界全体で考えれば、政府の借金の限界なんてないです。あり得ません。

そもそも国の借金というのは、無から有を生じる形式でマネーを生み出す過程において出てくる副産物に過ぎません。

無から生まれるものに限界など最初からあろうはずがないのですから。


限界があるのは、その増加スピードや、債権債務の不均衡(ここでは、ある国における大き過ぎる対外外貨建て債務とか、大き過ぎる民間の債務などの意)の度合いだけです。


国の借金の増加スピードの話


【インフレとデフレの制御】
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp/16925533.html

をご参照ください。


「財政出動+金融緩和は内需のみならず、実は外需も増やす」って、「そりゃそうか。世界はつながってるんだから!」と思われた方は、↓下のリンクのクリックをお願いいたします

http://blog.with2.net/in.php?751771

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